香川県・UDONプロレスの魔苦・怒鳴門が後楽園ホール初上陸!
19日、東京・後楽園ホールにてDDTプロレス『BLACK OUT presents KING OF DDT 2019 the FINAL!!』が開催。香川県のご当地プロレス団体『UDONプロレス』の“徳島の黄色い悪魔”魔苦・怒鳴門が後楽園ホールに初登場した。
2018年10月にデビュー以降、どこからどう見ても怪奇派な名前と見た目で表のアンドレ・ザ・ジャイアントパンダ、裏の魔苦・怒鳴門と言われるほどインディープロレス界の注目を集めた。
怒鳴門は平田一喜とタッグを組み、佐々木大輔とハンディキャップマッチで対戦。得意のバイ殺法で怒鳴門は佐々木を翻弄し、平田ともまるでかつて一緒に過ごしていたかのような息の合った連携を見せる。
しかし怒鳴門のマックフライをかわした佐々木はペディグリーで叩きつけ、平田をミスティカ式クロスフェイスで捕らえギブアップを奪った。
6月2日の愛媛大会でKO-Dタッグ王座に挑戦が決まっている平田と怒鳴門だが、平田は「いやぁ、やばいなあ。魔苦、全然ダメだった。ベルト獲る姿想像できたか?」と意気消沈。だが怒鳴門は「先輩、すみません…全然想像できます!」とハイテンションに。
これを聞いた平田も「この状況で全然想像できる!?お前狂ってんなあ!さすが元俺と一緒に住んでた後輩だなあ。残念ながらこんなぼろぼろになって2人で1人に負けたけど、俺も想像できちゃったんだよねぇ!お前という今の人間のすべて、魔苦・怒鳴門のMのお前のすべてを今日なんかわかった気がするよ。お前と一緒の寮で2人でふざけておもちゃのベルト巻いて記念写真撮ったよな?『いつかタッグチャンピオンになろうぜ!ハハハ!』みたいの言ったなあ。そのときの夢、叶えたらこれ最高に熱いぞ。こんなドラマ無いぞ!人生のドラマ!いいか、絶対に6月2日、こんなボロボロだけど想像できちゃった本物のタッグ王者のベルト姿2人で撮って、またあのときのように記念写真しようじゃないか!やるぞ!」とガッチリと握手を行い、タイトルマッチへと精神的な弾みをつけた。