DDTで“魚食VS肉食”の抗争がぼっ発!22年1・16福岡でデビューのシシャモパワーが“焼き肉屋の息子”納谷幸男と決着戦へ

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 DDTプロレスで時ならぬ“魚食VS肉食”の抗争がぼっ発した。

 同団体が12月14日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、22年3月6日に鹿児島・志布志市「うなぎの駅」で、海産物の製造・販売を行う山田水産株式会社の主催興行「FRIED 山田祭り 揚げんのか!」を開催することを発表。それを記念して、同社のプロデュースでマスクマンのシシャモパワーが同1月16日、福岡・西鉄ホールでデビューする。

 会見に出席した高木三四郎社長は「ご縁がありまして、山田信太郎社長とお話をしているなかで、山田水産さんもプロレスとの取り組みをされてまして。プロレス界及び水産業、そして志布志市をプロレスのパワーで盛り上げていければと思いまして、コラボレーションさせていただくことになりました」と説明。

 山田社長は「今コロナで日本中がちょっと元気がないなか、昔のように魚を食べて、みんなに元気になってもらおうということで、先日も日経広告賞の優秀賞をいただきました。“日本経済よ、魚を食べろ”ということで、今度は“DDTよ、魚を食べろ”ということで。魚食の普及にDDTの皆さんの力を借りて、うなぎの駅で興行を開催させていただく運びとなりました。プロレスラーと一緒に魚食を広められたらと思っております」とあいさつ。

 同社プロデュースのシシャモパワーは来年1・16福岡でデビューした後、2月27日の東京・後楽園ホール、3月6日の志布志大会に出場することも決まった。同席したシシャモパワーは言葉を発せず、山田社長に耳打ちする形でコメントした。

 それによると、シシャモパワーは日本中にシシャモを広めるためにリングに立つことを決意。仕上がり具合も上々なため、自信たっぷりでデビュー戦に臨むもよう。得意技として、腕に詰まった卵を利用したエッグス・ボンバーと、シシャモフライのようにコーナーから飛ぶフライング・シシャモパワーを習得済みで、「デビュー戦は最初が大事なのでタイガーマスクのようなインパクトを残したい」と意気が揚がっていた。

 そのデビューについて、高木社長は「私も魚が好きですし、山田水産さんのシシャモを食べさせていただいてます。今、魚をなかなか食べなくなった世代も増えているとお聞きしてますので、シシャモパワーをプロレスラーに育成することで、子どもたちやいろんな方々に勇気を与え、魚食を推進していければと思っております」とコメント。

 その後、フォトセッションに移ると、父親(大相撲元関脇・貴闘力氏)が焼き肉店「ドラゴ」を経営する納谷幸男が彰人を帯同して現れ、「オイ! 魚? ふざけんじゃねぇ。男は肉だ。肉なんだよ、このヤロー!」と難クセをつけた。高木社長と口論になった納谷は、その腹にヒザ蹴りを入れるとダウンして悶絶。

 納谷が「オマエ、ホントは肉が好きだろ!」と吐き捨てると、彰人は「見てみろ、納谷を! ドラゴで肉ばっか食ってるから、身長2メートル超えて、体重も100キロ超えて、見るからに肉食な格好してる。これが今日本で求められてる男の姿だ。肉食って強くならないと」と挑発。

 ここで、納谷がシシャモパワーに水平チョップを浴びせると、まだデビュー前のシシャモパワーは倒れ込んでしまった。

 これを見た彰人は「チョップ一発で、そんなネを上げてたらデビュー戦ももたないだろ。納谷ちゃん、ボコボコにやってやろう」と対戦を要求し、2人は立ち去った。

 会見終了後、同団体で協議した結果、1・16福岡でシシャモパワー(パートナーは未定)VS彰人、納谷のタッグマッチを組むことを決定した。

 果たして、勝つのは魚食レスラーなのか、肉食レスラーなのか?

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