オカダ・カズチカが外道と遺恨マッチ!ジェイ・ホワイトの乱入でオカダが激怒?!
14日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『JRA Presents Road to TOKYO DOME』が行われ、オカダ・カズチカと外道が初のシングルマッチを行った。
外道は、オカダが“レインメーカー”となった凱旋帰国後から前人未到のIWGPヘビー級王座V12の躍進までマネージャーとしてを支えてきたが、今年8月の両国国技館大会でオカダは外道から独り立ちし対等な立場の戦友として戦っていくことを宣言。しかし、両者の関係には不和が生じ、10月の両国国技館大会で外道はCHAOSを裏切り邪道、ジェイ・ホワイトとともにBULLET CLUB OGへ加入。
その後も両者はリング内外で小競り合いを繰り返してきたが、この日は両者の初シングルマッチが行われることとなっていた。
しかし、試合に現れた外道は右腕を三角巾で吊り、松葉杖をついた痛ましい姿で登場。交通事故に遭って負傷したため試合ができないと主張する。
そこへオカダが入場し「外道さん、さっさと試合やりますよ。別にケニーと同じような試合をするわけじゃなく、すぐ終わるんで」と言い放つ。
外道が渋ると、オカダは「立てないですか?立てないですか?(松葉杖を蹴飛ばすも外道は倒れず)立てます。肩上がらないですか?(蹴りのフェイントを入れると外道が右腕を上げて防御)……ってことは試合できるよなぁ!始めようぜ!」と襲いかかるが、外道はオカダとレフリーの顔面にスプレーで目潰し攻撃。
外道は場外戦で圧倒し、リングに戻ってからもオカダを金具剥き出しのコーナーに叩きつけていくが、オカダは逆に外道を金具に叩きつけ、串刺しバックエルボーからのDDTであっさり逆転すると外道は命乞い。ここに邪道が竹刀を持ってアシストに駆けつけ、オカダが気を取られている隙に外道は金的蹴りからの外道クラッチなどで勝機を作るが、竹刀攻撃を回避したオカダがリバースネックブリーカー。フォールに入るが、誤爆からレフリーが昏倒しておりカウントを叩けずリング上は無法地帯に。
そこへ、突如ジェイ・ホワイトが乱入しオカダを滅多打ち。ロッキー・ロメロがオカダを救出に来るもジェイのブレードランナーで蹴散らされ、オカダにもブレードランナーを狙うが、オカダが回避しドロップキック2連発でジェイを撃退。外道にツームストンパイルドライバーからのレインメーカーでカウント3を奪った。
試合後もオカダとジェイはリング上で衝突し、オカダがエルボー連打で優位に立つも、ジェイがオカダに新技と思われるスリーパースープレックス。オカダは大ダメージを負いながらリングを後にした。
バックステージに戻ったオカダは「あー……効くねぇ、スープレックス。あんなのに勝って喜んでる場合じゃないって、みんなが思ってると思うけど、俺は喜ばせてもらうよ。今の勢いあるBULLET CLUBから一本取った。ジェイも介入したけど一本取った。最終的にジェイのスープレックス食らったかも知れないけど俺はこのホントに小さな小さな勢いかも知れない。ほんの少し風が吹いただけかも知れない。でもさ、俺ってそういうのに乗っていく男じゃん?そういうのに乗ってプロレス界ここまで盛り上げてきたじゃん?行くよ、これから。ジェイ、行くんだったら最初から前哨戦来いコノヤロー!」と吐き捨て去っていった。