ザックが最後の前哨戦でオカダに勝利し初の英国人IWGP王者となることを宣言!
30日、東京・後楽園ホールにて『Road to SAKURA GENESIS 2018』が開催された。
この日のメインイベントでは、4月1日の両国国技館大会でIWGPヘビー級王座を賭けて闘うオカダ・カズチカとザック・セイバーJrの最後の前哨戦が行われた。
オカダ・カズチカ&YOSHI-HASHIvsタイチ&ザック・セイバーJr.のタッグマッチで行われたこの試合は、外道とTAKAみちのくがそれぞれオカダとザックを称え合うマイク合戦の後にスタート。
オカダとザックがバチバチとやり合う中、タイチはYOSHI-HASHIを場外に落として殴打しロープを使っって腕を極めるなどラフファイトでYOSHI-HASHIを痛めつける。
打撃やパワーではオカダが勝るものの、ザックはロープを使った卍固めや、オカダのコブラクラッチを切り替えしてのコブラツイスト、突撃してくるオカダに飛びついて胴締めフロントネックロックからジャベで捕らえるなどの技術でこれに対抗し互角の戦いを繰り広げる。
最後は、YOSHI-HASHIがラリアットからパワーボムを狙ったところをザックが逃れて卍固め。カットしようとやってきたオカダをタイチがバックドロップで迎撃し、ザックはそのまま絞め上げてグランド卍固めに移行し、これでレフェリーが試合をストップした。
試合後、リングに上がったTAKAは、「あなたはとても強いチャンピオンでした。約2年10回の防衛?長い間お疲れ様でした。両国では、ザックのサブミッションホールドで、ユージャスト、タップ、アウト!外道さん、なんか喋りますか?レベルがなんとか言いますか?もう喋れなくなりますよアンタ」とオカダ&外道を挑発し、リングに上ってきた外道の腕をザックが極めて外道の口からギブアップの言葉を吐かせる。
バックステージに戻ったザックは、「今日の試合はウォーミングアップみたいなもんさ。僕は汗もかいてない。YOSHI-HASHIを見てみろよ。奴は汗だくだよ(笑)オカダサンは両国でタップアウトするんじゃないか。僕がチャンピオンになって史上初のイギリス人IWGPチャンピオンになるよ。そこでイギリスで初防衛戦をやるんだ。鈴木軍が新日本を乗っ取るだけじゃなくて、日本もアメリカも乗っ取るんだ。ただしメキシコはやめとこうかな(笑)」とコメントの中でジョークを飛ばす余裕を見せ、TAKA&タイチとともに談笑しながら控室へと消えていった。