大山峻護がたまアリでPRIDE.21の高山善廣vsドン・フライを彷彿とさせる殴り合い!
20日、さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催された『Judgement2017~DDT旗揚げ20周年記念大会~』。第5試合では元PRIDEファイターの大山峻護がKUDOと組み、高山善廣&ディック東郷組と対戦した。
2002年にさいたまスーパーアリーナで行われた『PRIDE.21』の第5試合でヘンゾ・グレイシーと大山峻護が戦った時、メインイベントではドン・フライvs高山善廣のカードが組まれていた。あれから15年が経ち、大山峻護がプロレスにチャレンジ。
グラウンドテクニックでは総合をやっていただけありディック東郷を押し込んでいくが、MMAにはないイス攻撃をくらい花道で踏みつけられる。大山は垣原賢人のカッキーカッターで流れをつかむが、東郷は大山に垂直落下式ブレーンバスターから高山が肩車しダブルインパクト。フォールを返した大山と高山がエルボー合戦からお互いドン・フライ戦のようにゼロ距離で殴り合い。これを制した高山がニーリフトからエベレストジャーマンスープレックスホールドで大山をリングに沈めた。
プロレスへのチャレンジを終えた大山は「想像以上に苦しかったですね。自分の想像を超えてました。今日はもうホント色んな思いを胸にリングに上ったので、一つ一ついろんなものを味わってみようかなと思ってたんですけど正直そんな余裕はなかったです。対戦相手にも恵まれましたし、苦しかったですけどすごい幸せな時間でした」とプロレス継続よりは完全燃焼した様子。
高山は興味を見せず、東郷は「多分これで大山選手もプロレスの怖さ、奥深さってのはわかったと思う。こうやって1対1の対決じゃない、タッグもある6人タッグもある。今まで一人で関節が極ったものがこうやってタッグマッチだと極まらないんですよ。あれだけ身体に力入ってずっと動いてたら無制限や60分1本勝負もたないよ。いい勉強になったと思うよ」と総合との違いをアドバイスした。