加藤茂郎&千葉智紹が伊織&鈴木心を撃破しWBCタッグ王座V4!10・31新木場で真琴&ブランキー真帆が女子チーム初の挑戦へ

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 『障害があってもなくても楽しめるプロレス団体』をコンセプトとするバリアフリープロレスHEROが8月29日、東京・新木場1stRINGで『HERO50』を開催。WBCタッグ王者組のダークソウル(加藤茂郎&千葉智紹)が伊織&鈴木心を撃破し4度目の防衛に成功。10・31新木場で真琴&ブランキー真帆が女子チームとして初挑戦することが決まった。

 約20年前、デビューしたばかりの千葉は伊織に何度も叩き潰され、後にタッグを組んだ経緯がある。千葉が悪のユニット・ダークソウルに加入する前の話だ。伊織はダークソウルの初期メンバーで加藤とも過去のいきさつがある。その伊織が鈴木をパートナーにして、HERO初参戦でWBCタッグ王座挑戦となった。

 試合が始まると、伊織は強烈なローキックを千葉に叩き込んだ。千葉は伊織のマウントを取ってエルボー連打。千葉がチョップを繰り出せば、伊織はミドルキック連打。場外戦でも伊織が千葉にサッカーボールキック。千葉は伊織の足を鉄柱にぶつけていった。鈴木が加藤にランニング・エルボーを見舞えば、伊織はミドルキック連打、ダブルアーム・スープレックス、ラリアットもカット。鈴木が加藤にダイビング・クロスボディを決めれば、加藤は足4の字もカット。鈴木は加藤に丸め込み連発も、千葉が阻止。加藤がレフェリーのブラインドを突き、急所打ちから変型首固めで鈴木から3カウントを奪取した。

 試合後、千葉は「伊織さん、自分がデビューして2、3戦目。あなたにここで何度もボコボコにされました。それでもあなたは俺に向き合ってくれた。最初のパートナーだよ。リングでの再会にだいぶ時間がかかったけど、20年経って、タイトル懸けて同じ場所でやれたのがすごくうれしい。伊織さん、またやりましょう。もう20年待てないですよ」と言うと、伊織と握手を交わした。

 伊織は「50回目の大会に初参戦させてもらって感謝してます。ヤミキ選手とも10年以上前、もういっちょという約束して。その約束が一つ守れたような気がして、少し肩の荷が下りました。千葉選手、加藤選手とも腐れ縁が長いから、これからも続くでしょう」とコメント。


 また、第2試合では同王座への挑戦権をかけて、真琴&ブランキーがワイルド・ZERO&しらすキッドと激突。ワイルド軍のZEROとしらすは試合前から雲行きが怪しい様子。開始当初、しらすはゴムパッチンなど、得意のコミカルな攻撃。だが、試合が進んでいくにつれ、しらすもシリアスな攻撃へ。ZEROがブランキーに腕十字もエスケープ。真琴組がZEROにサンドイッチ式のキックを浴びせた。しらすがブランキーにラリアットもカウント2。ZEROの有刺鉄線バット攻撃がしらすに誤爆。真琴がZEROにエッジ直々伝スピアで排除。ブランキーがトルネードクラッチでしらすを丸め込んで電撃の3カウントを奪った。真琴組が男子チームを破ったことで、豊島修二会長が10・31新木場でのWBCタッグ王座挑戦を認めた。

 ブランキーは「真琴さんとしっかりスリー獲ったんで、堂々と挑戦します」、真琴は「真帆さんは(あごの)ケガを乗り越えて、有言実行してかっこいい女だと思います。おじ様たちが持つより、私たちが巻いた方がベルトも最高のアクセサリーになると思うんで。私はまだ全然本領発揮してないんで」と語った。

 千葉は「伊織さんにあの頃、叩き潰されてなければ、今頃リングに立ってないと思うんで。20年経って、ここで再会できたのはうれしいですね。この痛みも懐かしくて思い出しました」、加藤は「出てた団体がなくなったり、(伊織とは)お互いに別々の人生を歩んできましたけど、プロレスは人生だなって思います」としみじみ。
 ダークソウルは第4代王者時代の最多防衛記録「4回」に並び、次大会では女子チームの挑戦を受けるが、千葉は「このベルトの意義として、性別を超えてというのを望んでたんで」、加藤は「関門くぐってきたんでしょうからいいでしょう」と受けて立つ姿勢を見せた。

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