【試合詳細】11・29 バリアフリープロレスHERO新木場大会 【WBCタッグ】加藤茂郎&千葉智紹vsガッツ石島&マスクドミステリー 【HERO認定トマト選手権】藤田峰雄vs梶トマト ワイルド・ベアー&ワイルド・ZEROvs梶トマト&ボニータ

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『HERO47』
会場:東京・新木場1stRING
開始:18:45
観衆:未発表

▼第1試合 3WAYマッチ 15分1本勝負
○工事現場の親父(HERO)
10分14秒 体固め
●パンディータ(HERO)
※ヘルメットで殴る。もう1人はしらすキッド

▼第2試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○大谷譲二(PPPTOKYO)
6分28秒 フロッグスプラッシュ→片エビ固め
●服部健太(アライブ&メジャーズ)

▼第3試合 女子タッグマッチ 20分1本勝負
○神姫楽ミサ(フリー)/柳川澄樺(フリー)
13分10秒 ミサトンクラブ
真琴(フリー)/●ブランキー真帆(フリー)

▼第4試合 バリアフリープロレスHERO認定トマト選手権 30分1本勝負
【挑戦者】○藤田峰雄(藤田峰雄王国)
5分10秒 スワントーンボム→片エビ固め
【王者】●梶トマト(飯伏プロレス研究所)
※第2代王者が初防衛に失敗、峰雄が第3代王者に

▼第5試合 無刺鉄線電流爆破“風”タッグデスマッチ 30分1本勝負
ワイルド・ベアー(HERO)/○ワイルド・ZERO(フリー)
7分40秒 無刺鉄線バット攻撃→体固め
X=梶トマト(飯伏プロレス研究所)/●ボニータ(フリー)

▼第6試合 WBCタッグ選手権 60分1本勝負
【王者組】○加藤茂郎(フリー)/千葉智紹(フリー)
11分11秒 金具むき出しのコーナーマットにぶち当てる→エビ固め
【挑戦者組】ガッツ石島(TTT)/●マスクドミステリー(TTT)
※第8代王者組が2度目の防衛に成功

加藤茂郎&千葉智紹がガッツ石島&マスクドミステリーに薄氷の勝利でWBCタッグ王座V2!怒りのミステリーはシングルT1回戦で加藤との対戦を要求。藤田峰雄がHERO認定トマト選手権第3代王者に!

第1試合


 11月8日、慢性硬膜下血種のため緊急手術を受け、無事回復したパンディータがホームのHEROに帰還。工事現場の親父は5・5鶴見での電流爆破戦以来の実戦復帰。コミカルファイターのしらすは久々の参戦となった。序盤は親父としらすが合体してパンディータを攻撃。場外でしらすが親父、パンディータにゴムパッチン。パンディータがしらす相手にロープ拝み渡りも失敗して股間を痛打。パンディータが親父にサイドスープレックス。親父はヘルメットでパンディータを殴り3カウントを奪取。

第2試合


 大谷がDDT、ミサイルキック。服部はクロスボディ、クロスチョップ、丸め込み連発もカウントは2。大谷はスイングDDTからフロッグスプラッシュでトドメを刺した。

第3試合


 前大会(9・27インイタ)での一騎打ちで真琴が真帆の健闘を認め、初タッグ結成。対するは11111としては初参戦となったミサ&柳川。真琴組は連係で攻めていく。真帆がミサにサッカボールキック。1111はダブルで真帆の足を攻める。柳川が真帆にフィッシャーマンズ・バスターもカウント2。真琴がミサにDDT、ビッグブーツ。真帆がミサにキック連打。真帆とミサがエルボー合戦。真琴組がミサにダブルの蹴りもカウントは2。ミサが真帆にはれときどきミサも2カウントでクリア。ミサはミサトンクラブで締め上げて真帆からギブアップを奪った。

第4試合


 トマト選手権は今回も国家斉唱で厳粛な雰囲気の中、トマト選手権の国際コミッショナー代理のミシェル・ケインさんが認定宣言。王者の梶は峰雄の急所攻撃をことごとく阻止し、サミング攻撃。レフェリーがダウンした隙に、峰雄がマンハッタンドロップ、低空ドロップキック、スワントーンボムで3カウントを奪い、王座返り咲き。試合後、HEROアンバサダーのMioさんからトロフィー、ファンから届いたトマト2パック、100万トマトTOKENが贈呈された。

 峰雄は「トマト王座、帰るべきところに帰ってきた。このトマトを1日1個食べてリコピンを摂取して健康になりたい。この100万トマトTOKENで23個くらい買えるんで。また次回、すべてのトマトを総ナメにしてやる」とコメント。梶は「おまえのチ〇コへの攻撃を食らわずに勝って、初防衛しようと思ったけど、油断して1回食らってしまった。おまえとリマッチだ!」と雪辱を期した。

第5試合


 当初はベアー&ZEROvs魔苦・怒鳴門&ボニータの予定だったが、怒鳴門が大会開始後に諸事情で欠場が決定。緊急事態にボニータが助っ人Xを用意することになった。試合形式は太仁田ブ厚さんの十八番だった「無刺鉄線電流爆破“風”デスマッチ」。ボニータの誘いで登場したのは梶トマト。どうやら、控え室で交渉した模様。

 ZEROがキックで攻めれば、梶はドロップキックで反撃。ZEROとボニータが蹴り合い。ZEROが腕十字でボニータを締めあげた。ボニータがベアーをロープに投げて被爆。ボニータはZERO、ベアーの顔に尻を押し付けるお下劣攻撃。梶が2人まとめてドロップキックを叩き込む。藤田峰雄が乱入し、梶にマンハッタンドロップ。梶はレッグラリアットを叩き込むと、プランチャで3人まとめて吹っ飛ばす。ベアーがボニータをロープに投げて被爆。峰雄がジャンピング・ハイで梶を排除。ZEROが無刺鉄線バットでボニータの脳天をぶっ叩き3カウントを奪取。峰雄のアシストを得たワイルド軍がボニータにリベンジを果たした。

第6試合


 「障害があってもなくても楽しめるプロレス団体」をコンセプトとするバリアフリープロレスHEROが11月29日、東京・新木場1stRINGで年内最終大会『HERO47』を開催。ダークソウル(加藤茂郎&千葉智紹)がTTTが誇るヘビー級コンビのガッツ石島&マスクドミステリーに薄氷の勝利を挙げ、WBC(ワールド・バリアフリー・チャンピオンシップ)タッグ王座の2度目の防衛に成功した。

 WBCとは年齢、国籍、性別、障害のあるなしなど、あらゆるバリアを取り払った世界で唯一無二のタイトル。第8代王座を戴冠するダークソウルは当初、ミステリー&神崎ユウキの挑戦を受ける予定だったが、神崎が目の負傷のため、大会前日に欠場が決定。急きょTTT認定インディー統一無差別級王者のガッツが緊急出陣。初代WBCタッグ王者組が現王者組に挑むことになった。

 圧倒的な体重差があるなかで、ダークソウルは巧妙なラフプレーで攻めていくが、TTT軍はパワーで対抗。加藤がミステリーにチョップ連打、トップロープに上がると、ミステリーがデッドリードライブ。千葉がミステリーにランニング・エルボーを見舞えば、ミステリーはドロップキック。千葉はスピア、河津落としもカウントは2。ガッツが加藤に串刺し式ラリアット、ミステリーがパワースラムもカット。ガッツが千葉にゴーストバスターもカット。千葉の急所打ちでガッツが悶絶。加藤がメリケンサック攻撃を狙うも、ミステリーは阻止。ミステリーは加藤にエルボースマッシュを叩き込む。コーナーを背にしていた加藤めがけて、ミステリーがボディアタックを狙って、走り込むも加藤がかわす。すると、コーナーのマットが剥がされており、ミステリーはむき出しの金具に痛打。加藤は強引にエビ固めに丸め込んで3カウントを奪取した。

 防衛に成功した千葉は「このベルトでやりたいこといっぱいあるんで、こんな早い段階で獲られるわけにはいかない。まだ10%もできてないから。ベルトに対する執着が違うんだよ。この2回に関しては、ちゃんとホネのある奴が来てるから、そこに関しては豊島(修二会長)を認める。障害、年齢、性別、1個もやってないから全部やるから」、加藤は「昨日、急に変更になって、認めるのもどうかと思うけど。最初からあのチームだったならいいけど…」とコメント。来年2・21新木場で開幕する「初代WBCシングル王座決定トーナメント」に2人ともエントリーされているが、ともに決勝でのパートナー対決を口にした。

 かたや、ベルト奪還ならなかったミステリーは「最後何だ? 負けたのか? 負けた気になってないんだよ。来年、HEROでシングルトーナメントあるだろ。俺もエントリーされてるし、加藤もエントリーされてる。1回戦で加藤と当てろよ! やり返してやる」と怒り心頭だった。

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