【試合結果】2・23 HERO新木場1stRING大会 友龍&田中稔vsザ・グレート・サスケ&TAJIRI 井上京子&Sareeevsコマンド・ボリショイ&マリ卍 ワイルド・ベアー&ワイルド・シューター with ワイルド・バニーvs雷電&空手マミー

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『HERO20~友龍デビュー10周年記念興行』
日程:2019年2月23日(土)
開始:19:00
会場:東京・新木場1stRING
観衆:未発表

▼タッグマッチ 20分1本勝負
○有田ひめか(Beginning)/未依(Beginning)
6分9秒 ランニングニーパット→片エビ固め
茉莉(Beginning)/●五十嵐乃愛(Beginning)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
○大和ヒロシ(フリー)/力(フリー)
11分7秒 フィッシャーマン・スープレックスホールド
●趙雲子龍(新北京)/UTAMARO(フリー)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
○ワイルド・ベアー/ワイルド・シューター with ワイルド・バニー
9分29秒 横入り式エビ固め
雷電/●空手マミー

▼タッグマッチ 45分1本勝負
○井上京子(ディアナ)/Sareee(ディアナ)
12分6秒 ラリアット→片エビ固め
コマンド・ボリショイ(PURE-J)/●マリ卍

▼友龍デビュー10周年記念試合 60分1本勝負
○友龍/田中稔(フリー)
17分14秒 首固め
●ザ・グレート・サスケ(みちのく)/TAJIRI(フリー)

聾レスラーの友龍が10周年記念試合でザ・グレート・サスケから金星!安川惡斗が謎のセクシーマネージャーに転身?!GM就任のワイルド・セブンががん再発を告白

試合開始前


 試合開始前には、障害のあるファンの方がリングに上がり、出場選手も参加して、リング体験が行われた。

第1試合


 アクトレスガールズ提供試合は、キャリアの浅い未依が捕まる場面もあったが、大型の有田がランニングニーパットを五十嵐に決めて3カウントを奪った。

第2試合


 超異色対決は、4者とも、持ち味を発揮し、白熱の戦いとなったが、大和が趙雲子龍をフィッシャーマン・スープレックスホールドで仕留めた。

第3試合


 元スターダムで、昨年12月までGPSの「Growth」シリーズで、リングアナとして活躍していた悪斗がセクシーマネジャーに変身か?
 2・23新木場の第3試合では、ワイルド・ベアー、ワイルド・シューターのワイルド軍が、雷電、空手マミー組と激突。ワイルド軍はセクシーなボンデージ風の衣装を身にまとったマネジャー、ワイルド・バニーを帯同。
 バニーは試合中、客席をウロウロし、雷電組を幻惑。最後はエプロンでセクシーポーズを見せて、マミーの動きを止めると、ベアーがスクールボーイで丸め込んで勝利。
 ワイルド軍の指令塔、ワイルド・セブンにスカウトされたというバニーは「ワイルド軍を次からてこ入れしていく」と宣言。
 バニーは、豊島修二会長から、「あなた悪斗でしょ?」と突っ込まれるも、真相はナゾのまま。今後、厄介な存在になりそうな気配だ。

インフォメーション


 豊島会長が2月1日付で、ワイルド・セブンがHEROのGMに就任したことを発表。
 セブンは「プロ野球でもアメフトでも、GMは経営者みたいなもの。ワイルド・バニー様を送り込んだのは、その第1弾。“様”をつけないとムチみたいなので引っぱたかれるから。ワイルド軍がだらしないからって、次回からてこ入れするらしいから。今までみたいな、ワイルド・コモンとかじゃなくて、セクシーなお嬢様の方がみんな気合入るでしょう」と話した。
 そして、セブンは「ベアー、セブンが所属になったけど、オレは今日のカードから外してもらった。楽しみにしてた方には申し訳ない。実は去年の10月にがんが再発してしまった。11月の『WILD HERO FINAL』には、何が何でも出たいと思って無理して出ました。引退しようかと思ったけど、応援してくれる方もいるから、絶対負けない。うまくいかないことが多いけど、みんな戦ってる。復帰時期は分からないけど、復帰を目指してがんばっていきます。長い目で見守ってください」と衝撃の告白。
 セブンは十二指腸がんのため、17年11月に手術を受け、昨年7月に奇跡の復帰を果たしていたが、再び病に打ち勝っての復帰を目指すことになった。

 旗揚げ9周年を記念して、WBC(ワールド・バリアフリー・チャンピオンシップ)タッグ王座の新設が発表された。
 同王座は国籍、性別、年齢、障害のあるなしを問わず、争われるベルト。8チーム参加によるトーナメントが、4月13日、川崎25Dスタジオ大会で開幕。7月の東京大会で準決勝、9月の新木場大会で決勝戦が行われる。
 4・13川崎での1回戦の組み合わせは、趙雲子龍&藤原ライオンVS高杉祐希&清水来人、ガッツ石島&マスクド・ミステリーVS空手マミー&UTAMARO、ワイルド・ベアー&ワイルド・シューターVS瀧澤晃頼&ブラック・アバロン、友龍&維新力VS仲川翔大&大野“ワイルド”翔士。

第4試合


 ディアナVSPURE-Jの師弟コンビ対決は、一進一退の攻防となったが、最後は京子が渾身のラリアットを新人のマリ卍にたたき込んで対抗戦を制した。

第5試合


 聾レスラーの友龍が“東北の英雄”ザ・グレート・サスケから金星をゲットし、自身の10周年を勝利で飾った。
 08年に闘聾門JAPANでデビューした友龍は、10年2月に元新日本プロレス練習生で聾あ者のヤミキさん(故人)が設立したHEROの旗揚げに参加。耳にハンディを抱えながらも、健常者レスラーと10年余にわたって戦い続けてきた。
 そして、2・23新木場での記念試合では、コーチ役の田中稔と組み、サスケ、TAJIRI組と対戦。友龍は、TAJIRIのグラウンドでの関節技やキック、サスケの執ような足4の芓固めで攻め立てられるも、死力を振り絞って立ち上がった。
 15分過ぎ、友龍は強烈なチョップ連発でサスケ、TAJIRIに反撃。それでも、サスケは3度目の足4の芓固めを狙うも、稔がカット。ならばと、サスケが4度目の足4の字に入ろうとしたところ、友龍が首固めで丸め込んで電撃の3カウントを奪取。日本のジュニア・ヘビー界のレジェンドでもあるサスケから、大金星を挙げた。

 興奮冷めやらない友龍は「相手は一流レスラーですから、信じられない気持ちです。ファンのときから、よくみちのくプロレスの試合を見に行ってて、あこがれの選手でしたから、とてもうれしいです」とコメント。
 そして、4月13日、神奈川・川崎25Dスタジオ(ディアナ道場)大会で開幕するWBC(ワールド・バリアフリー・チャンピオンシップ)タッグ王座争奪トーナメントに、大ベテランの維新力とのタッグでエントリーすることが決まった友龍は「絶対優勝したいと思います」とエースの自覚を見せていた。
 一方、敗れたサスケは「昼の試合(ソウルモード・横浜大会)で左足首がかなりやばくなってしまいました。足が悪いんで、ごまかそうとして足4の字を狙ったんですけど、墓穴を掘ってしまった。友龍選手のチョップは強烈でした。10年の重みがぎっしり詰まってて、受け止めました。ハンディがあるのに尊敬します、逆に我々健常者もがんばらなきゃいけないと、勉強させられました」と友龍を称えていた。

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