【試合詳細】9・30 HERO浅草花劇場大会 【WBCタッグ】友龍&後藤恵介vs龍寿&海和択弥 長井満也&冨宅飛駈vs藤田峰雄&魔苦・怒鳴門 ワイルド・ベアー&ワイルド・ZEROvsリッキー・フジ&大和ヒロシ 加藤茂郎&千葉智紹&戸田秀雄vsディアブロ&根本薫&瓦井寿也 真琴&洞口義浩vs橋之介&こゆき パンディータvsケルショッカー

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バリアフリープロレスHERO「HERO37」
日程︰2023年9月30日(土)
開始︰18︰30
会場︰東京都・浅草花劇場
観衆︰未発表

▼太仁田ブ厚監修~無刺鉄線電流爆破“風”デスマッチ~ケルショッカーデビュー戦 10分1本勝負
○パンディータ(パンダちゃん!改め=HERO)
5分55秒 無刺鉄線電流爆破風バット攻撃→体固め
●ケルショッカー(GPS)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
○真琴(フリー)/洞口義浩(フリー)
12分10秒 エッジ直々伝スピア→片エビ固め
橋之介(フリー)/●こゆき(フリー)

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
加藤茂郎(フリー)/○千葉智紹(フリー)/戸田秀雄(ちがさきプロレス)
7分55秒 レフェリー暴行→反則
●ディアブロ(フリー)/根本薫(フリー)/瓦井寿也(フリー)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
ワイルド・ベアー/○ワイルド・ZERO(フリー)
13分51秒 ワキ固め
●リッキー・フジ(2AW)/大和ヒロシ(フリー)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
長井満也(ドラディション)/○冨宅飛駈(パンクラスMISSION)
0分6秒 ワキ固め
藤田峰雄(藤田峰雄王国)/●魔苦・怒鳴門(フリー)

<再試合>
○長井満也(ドラディション)/冨宅飛駈(パンクラスMISSION)
7分49秒 横入り式エビ固め
●藤田峰雄(藤田峰雄王国)/魔苦・怒鳴門(フリー)

▼WBCタッグ選手権 60分1本勝負
【王者組】○友龍/後藤恵介(フリー)
14分44秒 首固め
【挑戦者組】龍寿(熊吉改め=フリー)/●海和択弥
※第5代王者組が3度目の防衛に成功。

友龍&後藤恵介が龍寿&海和択弥を破りWBCタッグ王座V3!11・25新木場で“れいわ鬼神組”ガッツ石島&橋之介が挑戦へ

第1試合


 かつてパンディータと太仁田ブ厚が迷勝負を繰り広げた伝説の無刺鉄線電流爆破“風”デスマッ チが復活。パンディータ(パンダちゃん!改め)が、デビュー戦の謎のマスクマン・ケルショッカーと対戦。ケルショッカーは得意技と公称する蹴りで攻めていく。パンディータは無刺鉄線電流爆破に振ろうとするも、ケルショッカーが体勢を入れ替えパンディータが被爆。今度はパンディータがショッカーの足を取って押し込み、ケルショッカーが被爆。パンディータは無刺鉄線を外してパンチ攻撃。起動スイッチを押すと、無刺鉄線電流爆破風バット攻撃で3カウントを奪取。

第2試合


 HERO名物のミクスドマッチは男女関係なく、激しい攻防に。橋之介は洞口にセカンドロープを利してムーサルトプレス。洞口は橋之介にブレーンバスター。真琴はこゆきに側転ニー。橋之介が真琴にスワントーンボムもカウント2。こゆきは真琴にファイナルカットも、洞口がカット。真琴はビッグブーツから、エッジ直々伝スピアを決めてこゆきから3カウント。

第3試合


 終わりなき抗争を続けるダークソウルとディアブロ軍が今回は6人タッグで激突。6者入り乱れる大乱戦のなか、根本が加藤に掟破りの足4の字固め。ディアブロがチェーンを持ち出して、千葉の首を絞める。制止するレフェリーをディアブロが突き飛ばして反則負け。なおも、ディアブロはロープを利して千葉をチェーン絞首刑。さらに、ディアブロ軍はやりたい放題。
 加藤は「根本、何の権限があって4の字使ってんだ。まず根本を潰してやる」とマイクで激怒。
 バックステージでディアブロは「金髪! 千葉だか埼玉だか知らないが、オマエうっとうしいよ。オマエ、加藤よりも先に1人でやれよ」、根本は「デストロイヤー直伝の4の字で絞めてやったぜ」と大荒れ。加藤「ディアブロの前に根本をやっつける。人の技使うってどんな意味か。体で味わってもらう」、千葉は「ディアブロが加藤という日本語しか知らないようだから、千葉って言葉を教えようって、それだけ考えて試合した。してやったりだよ」、戸田は「いつでもどこでもやってやる」とコメント。

第4試合


 WBCタッグ王座獲りを視野に入れたベアーがZEROとのタッグで、元WBCタッグ王者組のリッキー&大和と対戦。一進一退の攻防が続くなか、リッキーがカミカゼをZEROに見舞うもカウントは2。リッキーはブレーンバスターを狙うも、かわしたZEROがワキ固めで絞り上げてギブアップを奪った。
 ベアーは「元チャンピオンチームに勝ったんだから、挑戦する権利あるんじゃない」、リッキーは「オマエらが獲ったら、また俺たちで挑戦させてもらう」とマイク。
 バックステージでベアーは「ZEROを選んでよかった。これからもZEROと行きますよ。本格的に獲りに行きます」とコメント。


 第4試合後には、6月16日に小脳梗塞で倒れ、救急搬送された豊島修二会長が登場。治療の結果、医師から「発症前と同等の運動しても良い」との許可を受けたことを報告。そのため、Growth7・29新木場で流れてしまった「還暦記念試合」を行うことを宣言。来年、豊島会長個人でプロレス興行を始めて10周年を迎えることで、記念企画を実施することをアナウンスした。

第5試合


 エンドレスなハレンチな抗争を繰り広げる長井と峰雄。前大会(5・27新木場)では、長井が「信頼できるパートナー」として連れて来た同じU系出身の伊藤崇文が長井を裏切り、長井の反則負け。長井は今度こそ「最も信頼できるパートナー」として、新生UWFでの同期生・冨宅を投入し、峰雄&怒鳴門と対戦。
 先発した冨宅はローキックからワキ固めで6秒で怒鳴門を秒殺。怒鳴門は「わざわざ高松から来てるんだから」と懇願して再試合へ。長井が峰雄に前蹴りを見舞うと、峰雄がその足を振り払い、冨宅の股間に当たる。これが5回も続き、冨宅は「わざとやってるでしょう」として、長井を裏切る。だが、これは三味線で、冨宅が元のさやに戻ると、長井がスクールボーイで峰雄を丸め込んで勝利。
 長井「俺と冨宅君には30年の歴史がある。藤田国王、オマエらのチ〇コやア〇ルじゃ、ひびは入らない。次もピンチのときは冨宅君が助けに来るよ。これからもビッシビシ行く!」。峰雄「まんまとやられた。今回は冨宅飛駈、さすが策士。今日勝って性器軍結成するはずだったけど、負けたんで。また出直します」

第6試合


 聴覚障害レスラーも在籍するバリアフリープロレスHEROが9月30日、東京・浅草花劇場で「HERO37」を開催した。WBC(ワールド・バリアフリー・チャンピオンシップ)タッグ王者組の“ミスター聾プロレス”友龍、後藤恵介組が挑戦者組・龍寿(熊吉改め)&海和択弥とのHERO正規軍同士の戦いを制し、3度目の防衛に成功。次回大会(11月25日、東京・新木場1stRING)で“TTTの総帥”ガッツ石島、橋之介組の挑戦を受けることが決まった。

 友龍組は今年2月に王座を奪取し、V2に成功。ところが、GPSの6・24川崎・ポスト・ディ・アミスタッド大会で友龍が龍寿に敗退。その後、龍寿が挑戦をアピールし、パートナーに海和を指名。同選手権では初の正規軍同士による王座戦となった。

 試合は序盤、友龍と龍寿がレスリングの攻防。後藤と海和はタックル相打ち。龍寿と海和が後藤にダブルタックルを決めれば、龍寿は後藤に強烈なドロップキック。後藤と海和がチョップ合戦。後藤が龍寿にラリアットをぶちかませば、龍寿はネックドロップ、クロス・フェースロックで返す。後藤が2人まとめてブレーンバスターで投げると、海和が後藤にミサイルキック。龍寿はランニング・エルボーバットを後藤に見舞うもカウントは2。

 ここから、後藤が2人まとめて串刺しラリアット、2人を重ねてセントーン。友龍は龍寿にチョップ連打、河津落としで攻撃。友龍と海和がチョップ合戦。龍寿が後藤を場外に排除すると、海和が友龍にオクラホマ・スタンピート、フロッグスプラッシュ、フルネルソンバスターと猛攻も、友龍はフォールを許さず。海和が強烈なヘッドバットを友龍に叩き込むと自身の額から流血。これで流れが変わり、海和が再度フルネルソンバスターを狙うも、回避した友龍は首固めで丸め込んで逆転の3カウントを奪った。

 ここで豊島修二会長がリングに上がり、Growth7・29新木場で橋之介をパートナーに挑戦を要求した初代王者の石島(当時のパートナーはマスクド・ミステリー)から正式に挑戦状が届いていることを明かした。橋之介が現れ、「僕はヘビー級が大好きなんです。だから1回戦いたい。倒しがいがある。だからガッツさんも僕を推薦してくれた。そのベルトに挑戦させてください」とアピール。後藤は「いつでも誰でも受けます。何でかって、このベルトはワールド・バリアフリーだ。男でも女でも。障害持ってようが、ヘビー、ジュニア関係ないよ」と快諾。橋之介は「一発で獲ってやる」と豪語。これを受けて、豊島会長は11・25新木場で友龍組vs石島組のタイトル戦を組むことを即決した。

 バックステージで後藤は「自分が捕まる形になったけど、最後は友龍さんが決めてくれた。またタッグの新しい形を見せられたかなと思います。次の挑戦者、正直、ワクワクしてます。ガッツさん、橋之介、どっちから獲るか分からないけど。逆にアイツらから一本取って、ベルトの価値をさらに高めたい」、友龍は手話通訳を介し「今までいつも後藤選手に頼ってばかりだったけど、今日は自力でピンフォールを取れてよかった。次も防衛できるよう頑張ります」と語った。

 一方、王座奪取ならなかった龍寿は「リング下で後藤選手を押さえてて、3カウントを入って。勝ったと思ったら、負けてるし、リングは血まみれになってるし。友龍さんもキャリアある選手なんで、うまいこと丸め込まれた。ベルト獲って、正規軍の底上げするって言ったけど、友龍さん防衛して、またいい経験になったし、正規軍が力付けて、ワイルド軍、外敵に立ち向かっていけるんじゃないか。正規軍で切磋琢磨していきたい」、海和は「フルネルソンバスター決まったら、勝てると思ったけど狂ってしまった。龍寿さんが考えた作戦通り進めたんだけど、申し訳ないです。今回は龍寿さんからお呼びがかかっただけなんで。次、このまま友龍組がチャンピオンかもしれないし、別の人が獲ってるかもしれません。その人から俺が獲って、今度は龍寿さんを指名して、次こそベルトを獲ります」と巻き返しを期した。

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