【試合詳細】9・27 バリアフリープロレスHERO板橋大会 【WBCタッグ】加藤茂郎&千葉智紹vsディアブロ&瓦井寿也 【トマト選手権】梶トマトvs藤田峰雄 大仁田厚&櫻井匠&パンディータvs怨霊&ブギーマン&かぴぃ

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『HERO46』
日程:2025年9月27日(土)
開始:18:45
会場:東京都・TOKYO SQUARE in Itabashi
観衆:未発表

▼3WAYマッチ 15分1本勝負
○魔苦・怒鳴門(フリー)
7分46秒 顔面騎乗固め
●ワイルド・ベアー(HERO)
※もう1人はボニータ(フリー)

▼タッグマッチ 15分1本勝負
○戸田秀雄(ちがさきプロレス)/ジャングル・バード(フリー)
8分16秒 首固め
●リッキー・フジ(2AW)/吉田考志(フリー)

▼女子シングルマッチ 20分1本勝負
○真琴(フリー)
9分39秒 盛艶のうねり→エビ固め
●ブランキ―真帆(フリー)

▼バリアフリープロレスHERO認定トマト選手権 30分1本勝負
【挑戦者】○梶トマト(飯伏プロレス研究所)
3分20秒 レッドアイ
【王者】●藤田峰雄(藤田峰雄王国)
※初代王者・峰雄が初防衛に失敗。梶が第2代王者に

▼WBCタッグ選手権 60分1本勝負
【王者組】加藤茂郎(フリー)/〇千葉智紹(フリー)
11分46秒 スパイビースパイク on The チェア→エビ固め
【挑戦者組】ディアブロ(フリー)/●瓦井寿也(フリー)
※第8代王者組が初防衛に成功

▼特別試合 イタバシトルネードバンクハウス6人タッグデスマッチ 時間無制限1本勝負
○大仁田厚(FMWE)/櫻井匠(フリー)/パンディータ(HERO)
11分22秒 有刺鉄線ボード上へのフェイスクラッシャー→体固め
怨霊(666)/ブギーマン(フリー)/●かぴぃ(フリー)

大仁田厚が5ヵ月ぶりのHERO参戦で激勝!「若い奴らがたくさん出てきて、活躍できる場ができればいい」 加藤茂郎&千葉智紹がディアブロ&瓦井寿也を破り、WBCタッグ王座初V!「ほかの団体、地方で活躍してる人たちがいるなら、その人たちとやりたい」HEROがあらゆるバリアを取り払ったWBCシングル王座を新設し初代王座決定トーナメントが来年2・21新木場で開幕!

オープニング

 HEROがあらゆるバリアを取り払ったWBCシングル王座を新設し、初代王座決定トーナメントが来年2・21新木場で開幕!大会オープニングではWBC(ワールド・バリアフリー・チャンピオンシップ)シングル王座を新設し、初代王座決定トーナメントを行うことを発表した。WBCとは年齢、国籍、性別、障害のあるなしなど、あらゆるバリアを取り払った世界で唯一無二のタイトルで、2019年にタッグ王座が創設された。今回はバリアフリー・ナンバー1プロレスラーを決めるべくシングル王座が新設される。オープニングに登場したGPS豊島修二会長はHEROアンバサダーのMioさんとともに新たに完成したベルトを披露。トーナメントに出場するのはワイルド・ベアー、ワイルド・ZERO、加藤茂郎、千葉智紹、リッキー・フジ、大和ヒロシ、ガッツ石島、マスクドミステリー、橋之介、後藤恵介の10選手で、全員がWBCタッグ王座を戴冠した強豪揃い。トーナメントは2026年2月21日の新木場1stRINGで1回戦が始まり、同8月29日の新木場で決勝戦を行い、初代王者が誕生する。また、9月が誕生月のMioさん、リアル還暦バースデーのリッキー・フジ、前日が誕生日だった真琴に、豊島会長から花束が贈呈された。

第1試合

 前大会(7・20インイタ)でWBCタッグ王座から陥落したベアーが「第1試合から出直す」としての再起戦。ベアーがチョップを放てば、怒鳴門、ボニータがセクハラ攻撃。怒鳴門はコスチュームを脱いで、ベアーにセクハラ。ベアーは怒鳴門にバックドロップ、ボニータにドラゴンスクリュー。怒鳴門がベアーの股間をつかみ、スクリュー。怒鳴門がそのままベアーの顔面にまたがって、そのままカバーに行くと、ボニータもアシストして3カウント。ベアーにとっては散々な再起戦となってしまった。

 納得いかないベアーは「次の(11・29)新木場、俺のパートナー連れてくるから、おまえらは組め。電流爆破“風”だ!」とリベンジ宣言。

第2試合

 バードが吉田にドロップキック、リッキーが戸田をヘッドロック。吉田は戸田をヘッドロックで返す。戸田とバードが吉田に太鼓の乱れ打ち。バードが吉田に雪崩式フランケンシュタイナーも2カウント。戸田が吉田にスープレックス、ミドルキック。戸田と吉田がチョップのラリー。吉田が戸田にレッグラリアットを決める。リッキーが戸田を捕獲し9999を狙うも、バードのキックで吹っ飛んだ吉田がリッキーにぶつかってしまう。すかさず戸田がリッキーを首固めで丸め込んで勝負あり。

 バードは「おまえがいない間に、俺には色々頼もしいパートナーがいるんだよ。帰ってきたとき、居場所なくなるよ」と欠場中の海和択弥に忠告。戸田は「リッキーさん大先輩で、デビューして28年になりますけど、勝ったの初めてです。うれしいです」と歓喜。そして戸田が「加藤&千葉とやりたい」と言えば、バードは「防衛したら。一発で獲っちゃうね。それはHERO、加藤&千葉に任せます」とダークソウル同門対決でのWBCタッグ挑戦を口にした。

第3試合

 前大会でのタッグ戦で真琴のチームに敗れたブランキ―が真琴とのシングル戦を熱望して実現した一戦。ブランキ―がキックで攻め込むも、真琴はキャメルクラッチ。ブランキ―はミドル、トラースキック、ランニング・ニーと波状攻撃。真琴はカカト落としから裏腕十字もエスケープ。ブランキ―がエルボー、真琴がビッグブーツのラリー。真琴がダブルアーム・スープレックス、ダブルニーも2カウント。ブランキ―がハイキックもカウント2。真琴がカカト落とし、エッジ直々伝スピアもブランキ―は返す。ならばと真琴は盛艶のうねりでトドメを刺した。

 ブランキ―は「完敗で、真琴さんへのリスペクトが大きくなりました」、真琴は「見た目がギャルギャルしいじゃないですか。私はオタクなのでギャルっぽい人は怖いんです。試合してみて、心は真っすぐだなと分かったので、シングルできてよかったです」とコメント。

第4試合

 前大会での初代王座決定戦を峰雄が制して初代王者となったが、梶が再戦を要求してリターンマッチが実現。試合前、国家が流され、世界トマト選手権実行委員会の岡田政紀氏による認定宣言。厳粛な雰囲気の中で、峰雄が握手を求めながら、急所打ち狙いも梶が阻止。峰雄がマンハッタンドロップ、急所攻撃、変型ボム、ハイキック。梶がレフェリーを突き飛ばし、峰雄が急所蹴り。峰雄がロープに走るも、キャッチした梶がレッドアイで3カウントを奪取。梶が新王者となり、トマト王座は本来あるべき選手に渡った。試合後、アンバサダーのMioさんから梶にトロフィー、100万トマトTOKENが贈呈された。

 梶は「梶トマトがトマト王者になったからには、HEROをトマト色に染める。HEROをTOMATOにする。来たお客さん、出た選手もみんなトマト。スタッフもトマト。トマト計画始めようか」と意欲。

第5試合

 WBCタッグ王者組の加藤茂郎&千葉智紹(ダークソウル)がディアブロ&瓦井寿也の挑戦を退け、初防衛に成功した。

 前大会(7・20インイタ)でダークソウルはワイルド・ベアー&ワイルド・ZEROを下し、2年5ヵ月ぶりに王座奪還。ダークソウルは初防衛戦の相手に「急造じゃないチーム」を指定し、GPS豊島修二会長は「歯応えのある相手を用意する」と回答。そこに名乗りを挙げたのは、加藤の“怨敵”でダークソウルとは血で血を洗う抗争を繰り広げてきたディアブロだった(パートナーは瓦井)。その要求をHERO側が認めて遺恨対決が実現した。

 ディアブロ組は奇襲を掛け、ディアブロがフォーク攻撃で千葉が流血。さらにディアブロは加藤に噛みつき、看板殴打とやりたい放題。加藤が足4の字固めで反撃もカット。ディアブロ組は加藤に合体攻撃から、瓦井が急所蹴り。ディアブロはラリアットで加藤を場外に吹っ飛ばすと、リングに戻して、掟破りの足4の字固めもカット。ディアブロは加藤にチェーン絞首刑も、加藤が耐えて脱出。加藤が足4の字固めでディアブロを絞め上げている間に、千葉が瓦井にイス殴打から、イスの上へのスパイビー・スパイクを決めて3カウントを奪った。

 敗れたディアブロ組は早々に引き揚げ、千葉は「ディアブロ、おまえの腰にベルトがないのが、おまえへのリベンジだ!」、加藤は「口ほどにないな。こんな流血じゃ、元気だよ」と怪気炎。千葉は「俺に血流させただけで、ベルト獲れないなら2度とタイトルマッチはやらない。ノンタイトルで何回でもやってやる」と言い放った。

 バックステージで加藤は「ディアブロ! 凶器使ってベルト獲れない。何が残ったんだ。恥かいただけじゃないか」、千葉は「血が流れることは想定してたんで、粛々とベルト守ることだけ考えてた。ディアブロへの復讐とはそういうこと。あいつの思い通りにはしない間接的な復讐だ」と話した。対ディアブロについて、加藤は「暴れるだけのレスラーだから、ベルト獲れるなんて思ってない。暴れて反則負けなら、こっちの勝ちだから。そこまで考えて挑戦してないでしょ。ノンタイトルなら何回でもやってやるけど、タイトル挑戦するというなら、それなりの実績を見せないと俺たちも納得しない」、千葉は「タイトルマッチとしては歯応えなかった」と語った。今後の防衛ロードに関して、加藤は「昨日今日組んだようなチームはやめてくれ。挑戦してもおかしくない人たちじゃないと、タイトルマッチやる意味ない。ほかの団体、地方で活躍してる人たちがいるなら、その人たちとやりたい」とコメントした。

 次期防衛戦は11・29新木場大会で予定されており、誰が挑戦の名乗りを挙げるのか注目されるところだ。

第6試合

 『障害があってもなくても楽しめるプロレス団体』をコンセプトとするバリアフリープロレスHEROが9月27日、東京・TOKYO SQUARE in Itabashi(通称インイタ)で『HERO46』を開催した。“邪道”大仁田厚が5・5鶴見以来、5ヵ月ぶりに参戦し、激勝を果たした。

 この日、大仁田はA-TEAMからフリーとなった櫻井匠、パンディータとのトリオで、怨霊、ブギーマン、かぴぃ組と「イタバシトルネードバンクハウス6人タッグデスマッチ」で激突。試合形式はリングで置かれたイス、竹刀、ギター、有刺鉄線バットなどの公認凶器を使用して戦うもの。

 両軍ともにゴングが鳴るのを待ちきれず開戦。大仁田は怨霊にDDOもブギーマンがカット。ブギーマンとかぴぃが立てたイスの上に有刺鉄線ボードを置き、その上に大仁田をブレーンバスターでぶん投げた。怨霊組は3人がかりで、パンディータに凶器で集中砲火。蘇生した大仁田がブギーマンを有刺鉄線バットで一撃し、DDOも2カウント。かぴぃが有刺鉄線バットで大仁田を殴ろうとするも、毒霧噴射。大仁田はかぴぃをイスで殴打もカット。パンディータがかぴぃにサイドスープレックス、櫻井はスワン式のムーサルトプレス。最後は大仁田がかぴぃにギターで脳天を殴打し、有刺鉄線上にフェイスクラッシャーを叩き込んで勝負あり。

 大仁田は「今日は遠いところ、ご来場ありがとうございます。感謝します。胸いっぱい生きようぜ!」と絶叫。最後は「1、2、3、ファイアー!」で締めくくった。

 バックステージで大仁田は「こういう(小さい)会場でやるとファンの温かさを感じます。明日も(FMWEで)試合なんで頑張ってやろうと思います。若い奴らがたくさん出てきて、活躍できる場ができればいい。インディー万歳! 1、2、3、ファイアー!」とコメントした。

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