ワールド王者・鈴季すずが“出戻り”林下詩美を撃破し初V!「お帰り!」と帰還を歓迎

6月30日、東京・後楽園ホールでスターダムが『STARDOM NIGHTER in KORAKUEN 2026 June』を開催。6・20代々木でワールド・オブ・スターダム王座初戴冠を果たしたばかりの鈴季すずが“出戻り”の林下詩美を撃破し初防衛に成功した。
2024年3月いっぱいでスターダムを退団した林下はマリーゴールドを経て、5・30神戸からフリー参戦。6月22日に再入団会見が行われたが、その場で鈴季が初防衛戦の相手に指名した。林下は2020年11・5仙台でワールド王座を初戴冠すると、2021年12・29両国で朱里に敗れて王座陥落するまで9度の防衛に成功した。同王座への挑戦は2024年3・20名古屋で当時王者の舞華に挑んで以来、2年3ヵ月ぶり。
序盤、林下はキャメルクラッチ式の変型フェースロックで絞め上げた。場外戦に転じると、鈴木は観客席のイスにぶん投げ、イス殴打、鉄柱攻撃と得意分野で攻め立てた。リングに戻ると、エルボーの打ち合い。林下がスリーパーから投げて、コウモリ吊り落とし。コーナーでの攻防から鈴季が雪崩式フランケンシュタイナーを決めた。エルボーの相打ちから、ジャーマンの応酬に。ラリアット相打ちで両者ダウン。立ち上がった林下はト―チャーラックボムもカウントは2。鈴季はリバース・フランケンシュタイナーも2カウント。鈴季が蹴り連打、ヘッドバットを見舞えば、林下はラリアット、顔面蹴り。鈴季はテキーラショットを炸裂もフォールは奪えず。鈴季はロコモーション式ジャーマンもニアフォール。最後はジャーマン・スープレックス・ホールドでガッチリ固めて3カウントを奪った。

戴冠からわずか10日後に初Vを果たした鈴季は「オイ、詩美!お前ちょっと強すぎじゃない?でも、詩美がスターダムに戻ってきて、お客さんも選手も歓迎ムードで、お前は安心してんじゃねえの?って、私、言ったけど、安心してないよ。たぶん詩美が一番感じてたんじゃないかと思うよ。でも、少なからず今日ここに来たお前らは全員、林下詩美にあの言葉が言えるよな?全員が言えなくても、私がお前に言うよ。お帰り!」と歓迎のマイク。
この言葉で涙を流した林下は「ただいま!」と応じた。続けて「すず、強いね。私も強いけど、強くてカッコよかった。戦って改めてスターダムって、鈴季すずって強いな、凄いなって思ったよ。お前ホント、クレイジーだよ。ありがとう」と返した。すると鈴季は「ウチら、そう言えば同期だな。仲良くしよう」と言って、林下とガッチリ握手を交わした。
最後に鈴季は「鈴季すずがチャンピオンでいる限り、面白いことが続々と続きます。このままスターダムは『5★STAR GP』が始まるけど、この私、張り切りチャンピオン、鈴季すずはチャンピオンとして優勝しちゃいまーす!それでは皆様、これからの鈴季すずに乞うご期待!」と締めくくった。
バックステージで鈴季は「林下詩美は激アツだった。この赤いベルトのようにね。張り切りチャンピオン、防衛第1戦はスペシャルな防衛しましたので、あと何回防衛しようかな?あと100回防衛します!」と笑みを見せた。
4年半ぶりの王座奪還がならなかった林下は「帰ってきて一発で赤、獲ってこそ、いろいろ林下詩美として証明できるものがあるんじゃないかなって思ったんだけど、すず、強すぎて。同じ2018年デビューの同期すずが今、赤を持ってスターダムのトップにいるんで、同期にも、みんなにも負けたくないんで。今日改めてスターダム、めちゃくちゃ凄いと思いました。同じスターダムの一員として、私もすずにも、周りにも負けないように頑張っていこうと思いました。すずにも会場の皆さんにもたくさんの『お帰り』をいただきまして、さすがに心に来るものがありました。まだまだ今からだと思ってるんで。赤いベルトも獲るし、これから始まる『5★STAR』も獲るし、突き進んでいきます」と前を向いた。
















