鈴季すずが5度目の挑戦で悲願のワールド王座初戴冠!「これからのプロレス界は面白くなること確定しましたー!」

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 6月20日、東京・国立代々木競技場第二体育館にてスターダムが『STARDOM THE CONVERSION 2026』を開催。鈴季すずが王者の玖麗さやかを破り、ワールド・オブ・スターダム王座初戴冠を果たした。

 4・26横浜で王座を奪取した玖麗は5・23稲沢で伊藤麻希を下し初防衛に成功しており、これがV2戦。鈴季はアイスリボン、プロミネンスを経て、2023年4月にスターダムに入団。これまで当時王者のジュリア、舞華(王座決定戦)、中野たむ、上谷沙弥と4度挑むも王座獲りに失敗しており、5度目のチャレンジとなった。

 鈴季は開始間もなく、エプロンで強烈なパイルドライバー一閃。観客席にぶん投げるとイスを投げ、観客の傘でぶっ叩くなど手荒い攻め。玖麗はミサイルキックから飛び付きスリーパーに入ると、執ように絞め上げるもエスケープ。鈴季がジャーマンからスピアーを見舞うと、玖麗もスピアーで反撃。玖麗はファルコンアロー、バイオレット・シューティング、ときめきスピアーもカウントは2。鈴季は雪崩式ジャーマン、バズソーキックを叩き込むも、玖麗はジャックナイフで丸め込み、ときめきスピアーもフォールは奪えず。鈴季は起死回生のテキーラショットも2カウント。ヘッドバットの打ち合いになり、鈴季がロコモーション式でジャーマン連発、最後はジャーマン・スープレックス・ホールドでトドメを刺した。


 鈴季は「やっと巻きました!お前たち、今日は大雨の中、来てよかったよな!?」と観衆に呼び掛けた。そして「今、お前が流してる涙はきれいな涙だね。玖麗がベルト獲って、スターダム、いや、このベルト、プロレス界を引っ張っていくべき選手が持つベルトだって、お前が一番分かってたと思う。お前が一番このベルトの重さ感じてたと思うよ。今日の玖麗、めちゃくちゃ強かったぜ。マジで。キャリア2年半?すげえよ。2年半でここまでやれて」と称賛。さらに「でも一つだけ、等身大でいいんだよ。無理しなくていいんだよ。自分のやりたいプロレスを自分で追い求めろ。そしたらまた、これ懸けてやりましょう!」と投げ掛けた。
 最後に鈴季は「勝ったらこんなに楽しいんだね。マジで今日はプロレス人生で一番思い出に残る日になったと思う!これからは鈴季すずの時代。お前ら、乞うご期待!」と“鈴季すず時代”の到来を宣言し、大会を締めくくった。

 バックステージで鈴季は「ついにワールド・オブ・スターダムチャンピオンになったぜー!玖麗、強かった。1個さ、今日試合して思ったんだけど、玖麗は記者会見の時に私が昔(2020年11月)、(ICE×∞王座の)チャンピオンベルトをなくしたことを言ってきたけど、アレを言われて、いろいろ当時の私がフタをしていた記憶が蘇ってきて。あの時しんどかったんだよなって。キャリアが短くてチャンピオンベルトを持った時のあのプレッシャーとか思いとか、どうしていいか分かんない感じとか、後の自分になんかちょっと重なる部分があって。今日の試合はめちゃくちゃ玖麗の熱い気持ちが伝わってきたんじゃないかなと思います」と振り返った。続けて「私がワールド・オブ・スターダムのチャンピオンになったってことで、これからのプロレス界は面白くなること確定しましたー!」と意気上がった。

 戴冠から、わずか2ヵ月弱で王座陥落となった玖麗は「赤いベルトなくなっちゃいました…。でも、すずさんが言ってたみたいに、これからは等身大の自分で…。今思えば『どうやったらみんなに認めてもらえるかな?』とか、『どうやったらみんなもっと私の赤いベルトを獲った、このスターダムを面白いと思ってくれるかな、楽しんでくれるかな、好きになってくれるかな?』って、凄いいっぱい考えて。みんなが『こういう人がチャンピオンだったらいいって思うのかな?』って無意識に譲っていってしまったのかなって。前のチャンピオンみたいに凄いことをしなきゃって思ってしまってたのかなって。私、6月20日、今日が誕生日なんです。だから、今日からまたちゃんと等身大の玖麗さやかとして生まれ変わって、また積み重ねていきます。今日ベルトはなくなっても、私がやってきたことや積み重ねてきたことは消えないし、みんなの気持ちもちゃんと消えないって分かってるから。絶対また私が赤いベルトを獲って、また上谷沙弥と私がチャンピオンで防衛戦がしたいです。だから、絶対に今日で折れないし、玖麗さやか26歳。新たな自分としてまた頑張ります」と涙ならも前を向いた。

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