「アクトレスガールズ及び女優業を引退することになりました」次世代エースの夏葵が突然の引退宣言も「最後まで中心で輝きたい」とシングル王座挑戦決定!

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

 25日、新木場1stRingにてアクトレスガールズ『ACTwrestling STEP68~GARDEN OF ACTWRES SERIES FUBUKE FUYU NO HANA~』が開催。メインイベント終了後に夏葵(なつき)が引退を発表した。

 夏葵は4歳の頃からバレエを習っており、中学生時代にユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)のアンサンブル部門でグランプリに。バレエ留学の話も度々出たが、芸術系の大学に進学し舞台女優の道へ。2021年にアクトレスガールズとしてプロレスのリングデビューを行い、現在も毎週のように試合に出場している。
 今でもバレエの名残はあり、しっかりとした体幹に裏打ちされた美しい立ち振る舞いや、指先まで意識した身のこなしは観るものの目線を引き付け団体のエース候補として活躍中。2024年10月の後楽園ホール公演で元スターダムの惡斗を倒し、AWGシングル王者となり世代交代を行った。
 テレビ朝日系列で放送された『ロンドンハーツ 1時間SP』内で、お笑い芸人の“FUJIWARA”藤本敏史さん扮するフジモン太夫が様々なものに挑戦する『太夫フェス』が開催され、Netflixドラマとして再生数1位となったダンプ松本の半自伝的ドラマ『極悪女王』をパロディした『極白女王』が披露されたが、夏葵は唐田えりか扮する長与千種役を演じたことで一躍話題の人に。西野亮廣原作のバレエ『えんとつ町のプペル』にもオーディションを経て2年連続出演。
 昨年8月にはアクトレスガールズ1期生の安納サオリ&なつぽい(万喜なつみ)とも闘い、なつぽいは「今のアクトレスのすごさを身に沁みて感じました。もっと上のステージで、また絶対戦いましょう」と夏葵を評価していた。


 この日夏葵は、KING王者の汐月なぎさとタッグチーム”真夏の汐風”としてメインイベントに出場し、AWG暫定タッグ王者の植原ゆきな&AWGシングル王者の福永莉子と対戦。
 真夏の汐風が息のあった連携を見せるも、昨年からLIDET UWFに参戦している莉子とゆきなの打撃に押される場面が目立つ。夏葵と莉子は一進一退の攻防を見せ、なぎさとゆきなが最後を任されると、ゆきながなぎさの得意技を受け切り三角絞めで捕らえてギブアップを奪った。

 試合を終えたゆきなは「後楽園では夏葵さんからスリーカウント取って、今日はなぎささんから勝ちました。絶好調です!てことは、次はシングルベルトですよね!私は二冠を目指します。なぎささん、それ奪っていいっすか?」と上から目線で挑戦表明。なぎさも「奪っていいですかですって?なるほど。私からなら取れると思ってるわけだ。真夏の汐風、2人ともシングルでも強いんだってことをここで見せてやるしかないと思うんで。私はこのKINGベルト、何が何でも守んなきゃいけないんで。ゆきな、いつでも好きな時にかかってきなよ」と王座戦を決定した。


 そして夏葵が深刻そうな顔でマイクを持つと「今日、皆さんに伝えたいことがあります・・・私、夏葵は5月2日、新木場公演をもちまして、アクトレスガールズ及び女優業を引退することになりました。これは私自身、ずっと前から考えていたことでした。本当は一年前・・・節目の自分が30歳になった時に、芸能は引退しようってずっと昔からそう決めてました・・・だけど、私、アクトレスガールズ大好きなんですよ。すごい楽しいし、みんなのこと好きだし、試合めっちゃ楽しいし、そうやってズルズル引っ張って、もうちょっともう少し、あとちょっとだけって思いながら、今日ここまで来ちゃいました。だけど、自分でそうやって決めたことだから、やっぱりちゃんとケジメつけないとなって、坂口代表と話し合って家族とか、周りの方々とたくさん相談を重ねた結果、5月2日に引退させていただくという決断になりました。でも、最後の最後まで、夏葵、5月2日カウントダウンファイナルがもう決定してますので、皆様、それまで変わらず応援よろしくお願いします!だけどね!だけど!私、このままじゃ終われないんですよ。最後の最後まで、アクトレスガールズの中心で輝いて、団体のトップになって、最後まで、アクトレスガールズ引っ張っていきたいんです。だから、莉子、引退する奴が何言ってるんだって思うかもしれないけど、私とAWGチャンピオンベルトかけて試合してください。お願いします」と引退発表とともにAWGシングル王座に挑戦表明。
 莉子は「夏葵の引退は寂しいけど、夏葵は5代目のAWGシングルチャンピオンだよね?だから夏葵とはやりたいと思ってた。バチバチ戦おうね夏葵。よろしく」と挑戦を受けた。

 AWG王座は、技術・演技力などリング上でのパフォーマンス力を測る【実力】、パフォーマンス力を高めるための練習・習得技術などへの【努力】、集客力と物販の売上などファンへのアピール力を測る【人気】、サイコロの出目で加算ポイントが決まる【運】といったポイントを数値化して大会前に集計し、ポイントで上回った選手が試合で勝利することが決まる『ポイントマッチ』となっている。
 王者である莉子は「引退で盛り上げるのにこれ(ベルト)あんま使ってほしくないんですよね私としては。私はまだ残るので、このベルトと一緒にアクトレスガールズを盛り上げていきたいし、ベルトの価値も夏葵に勝ってもっともっと上げていきたいなって思いました」と不利な状況に不満を漏らす。
 夏葵もそれは理解しており「引退するやつにベルト持たせたくないって思う人はそれでいいと思います。私はそれが本当だと思うので。でも私は最後の最後までアクトレスガールズの中心でトップで輝いて、そのまま終わりたい。後輩たちにかっこいい背中見せて終わりたいなと、ただ本当にそれだけを思っています」とまっすぐに思いを語った。

 夏葵はデビュー直後にアクトレスガールズの体勢変更が起き、分裂や大量離脱後の団体を次世代エースとして牽引し続ける立場を背負い続けてきた。マリーゴールド騒動の大量離脱後は後輩たちの壁になり、現在のアクトレスガールズは練習生含め30人以上が所属する大所帯まで復活。残り3ヶ月の引退ロードで、夏葵は王者として後輩たちに背中を見せ続けることができるのか?
 引退ロードを左右する2月8日の新木場大会は見逃せない闘いとなった。

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2026年1月
« 12月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

月別

ページ上部へ戻る