「要介護5の両親の介護をしながら命懸けで作った脚本です」元プロレスラーが脚本演出の舞台が新宿で公演!
元JDスター女子プロレスで現アクトレスガールズのMARUが主催する劇団『水色革命』が、4月10日(水)~14日(日)に新宿スターフィールドで第26回本公演『生きる為には 君が邪魔だった』を行う。
本作品は、知的障害の兄妹を持った主人公が山賊に襲われ命の尊さを知る泥臭いヒューマンストーリーとなっており、歌あり、ダンスあり、アクションありのジェットコースターのような演出がなされている。
脚本演出を務めるMARUは「今回の作品は13歳から入団した西内琢馬の初主演と言う事もあり、特別な思いで作った作品でもあります。現在私はプライべートでは要介護5の両親の介護があったり、別現場の演出の仕事があったり、アクトレスガールズでの試合や練習もあった中で作った脚本でしたので、気持ち&体力面としては命懸けで作った脚本でした。それでもどうしてもこの作品を沢山の方にお見せしたかったのです。私の思いが沢山はいった今回の作品、今の時代とリンクするような…そして複雑に絡み合った泥臭い人間物語です。是非劇場で、「生」でみていただきたいです。どうしても来られない方の為に、DVDも出しますので、そしらも是非チェックしてみてください。アクトレスガールズが4人でますが、普段リング上では見られない四人と主演のパワーと素晴らしい技術がみられます。どうぞよろしくお願い致します」と本公演への思いを語る。
アクトレスガールズからは他にも岩井杏加、轟もよ子、とぎななみ、研菜々美(トギナナミ)が出演。
岩井は「沢山の人の色々な気持ちが交差していくお話しです。愛も、恨みも、妬みも、悲しみも乗り越えた先に見えるものは何なのか…。是非劇場でご覧下さい!!」と、轟は「今回私の役柄は令和の山賊!水色革命4回目の出演ですが毎回斬新な役を頂いてます!なぜ?山賊なのか?仲間の大切さを通じて色んな愛の形を役者達が演じてます!MARUさんの世界観を目撃しに是非劇場へお待ちしております!!」と、トギは「この舞台は、登場するすべてのキャラクターが、自分ではない誰かのために行動できる強さを持っている、愛と優しさに溢れたお話だと思っています。この素敵な世界で生きられることがとても嬉しいです!!今の私にできる全てをぶつけます。私たちが全力で作り上げるこの舞台を、ぜひ劇場で体感して頂きたいです。よろしくお願いします!」とコメント
初主演となる20歳の西内琢馬さんは「主役、割田剣佑(ワリタケンユウ)を演じさせていただきます、水色革命劇団員、西内琢馬です。なんとも物騒なタイトルでしょう。きっと皆様にも、邪魔だと思う人がいるのでは無いでしょうか。別に邪魔な人がいるのが悪いこととは私は思いませんし、多分探せば私もそういう人がいるでしょう。もしかしたら私を邪魔だと思ってる人もいるかもしれません。ですがきっと今回のお話を観れば、その"邪魔"だと思う人への考え方が変わると思います。劇団水色革命11年目最初に贈るのは、泥臭い人間物語。歌ありダンスありアクションあり山賊あり!?!?この記事を観てくれた"誰か"じゃない。この記事をみつけてくれた"貴方"に届いて欲しい作品です。是非この作品をその目に焼き付けにきて下さい。後悔は絶対に、させませんよ」とメッセージを贈った。
普段リング上で試合をしている姿とはまた違った魅力を見せるアクトレスガールズたち。MARU演出の作品はプロレスのアクションが毎回どこかに組み込まれており、プロレスファンも楽しめるものとなっている。様々な思いの詰まったこの劇を是非会場で体験してほしい。
劇団水色革命 第26回本公演『生きる為には 君が邪魔だった』
日程:4月10日~14日(※全10公演)
会場:新宿スターフィールド
脚本・演出:MARU
【出演者】西内琢馬/岩井杏加/マツダヒロエ/トギナナミ/あべかつのり/えなえ/大河内一樹/菅野真紀/黑田剛/ジャスティスMIKIO/轟もよ子/なおたむ/濱田晃輔/桃香/山口ひろみ