【試合詳細】8・14 アクトレスリング後楽園ホール公演 【AWGシングル王座】青野未来vs惡斗 【ユニットT決勝戦】澄川菜摘&皇希&夏葵vs朝陽&松井珠紗&山田奈保 未依&水嶋さくら&かなみっくvs入江彩乃&CHIAKI&福永莉子
『ACTwrestling 後楽園ホール公演』
日程:2023年8月14日(月)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1020人(満員)
▼Tag match 研菜々美&山下真奈デビュー戦
○石川はるか/山下真奈
8分10秒 リバーススプラッシュ→片エビ固め
●青葉ちい/研菜々美
▼3x3Tag match
●荒幡寧々/才原茉莉乃/藤本こあら
8分26秒 チョークスラム→片エビ固め
汐月なぎさ/○後藤智香/ゆふぁ
▼3×3 Tag match 天職ゆいデビュー戦
茉莉/なる/○天職ゆい
9分30秒 天鵞絨・ドライバー→片エビ固め
●アレン/蓮燦/みあ朝子
▼Tag match
[蛇道衆]○MARU/ブルドーザー轟
13分10秒 ストレッチマフラー
[蛇道衆]●岩井杏加/キラ☆アン
▼3×3 Tag match 福永莉子復帰戦
[update+]未依/水嶋さくら/●かなみっく
10分5秒 北海ドーン→片エビ固め
[BE∀STZ REBELLION]○入江彩乃/CHIAKI/福永莉子
▼Unit Tournament Final Point match 3×3 Tag
[The Royal]○澄川菜摘/皇希/夏葵
15分13秒 ダイビングダブルニードロップ→片エビ固め
[てっぺん☆]●朝陽/松井珠紗/山田奈保
※The Royalがユニットトーナメント優勝
▼AWG Single Championship Point match
【王者】○青野未来
16分52秒 スタイルズクラッシュ
【挑戦者/BE∀STZ REBELLION】●惡斗
※初代王者が3度目の防衛に成功
青野がシングル王座V3!敗れた惡斗はビーリベ頭領の座を彩乃に禅譲!The Royalがてっぺん☆を下し最強ユニットの座を獲得!山下真奈、研菜々美、天職ゆいの3人がデビュー
第0試合
菜々美と真奈はデビュー戦。
先発はちいとはるか。ロックアップからリストの取り合い。はるかがヘッドロックで捕らえ、ラリアットを狙うがちいがスクールボーイも2。再度スクールボーイも2。
はるかがガットショットからコーナーに叩き込み真奈にタッチ。
真奈は首投げ連発からボディシザース。ちいが後ろに反ってフォールも、切り返した真奈が回転してフォールも2。
真奈はロープに飛んでドロップキック。受けきったちいがストンピング連発から髪を掴んで引き起こし、強烈なエルボーを叩き込む。エルボーの打ち合いからちいがガットショットを叩き込み、膝をついた真奈に胴締めスリーパー。これははるかがカット。
ちいは菜々美にタッチ。
菜々美はストンピング連打から髪を掴んで引き起こすが、真奈は足を刈って倒すと逆エビ固め。カットしようとしたちいもはるかが逆エビ固め。これはレフェリーが注意しブレイク。真奈ははるかにタッチ。
はるかはロープに飛んでセントーンを投下。さらに投げようとするが菜々美は丸め込むも2。
菜々美はエルボーを打ち込むが、はるかは強烈なエルボーで返し菜々美が吹っ飛ぶ。エルボーの打ち合いになり、菜々美がエルボー連打もはるかは強烈なエルボーでふっ飛ばしていく。
はるかはロープに振るが、菜々美はドロップキック。受けきったはるかに菜々美がドロップキックも、はるかは髪を掴んで引きおこし、コーナーに振って走り込むが、菜々美は足を伸ばすもはるかがこれをキャッチしてエルボー。セカンドロープに寝かせると、はるかが走り込み串刺しボディスプラッシュで潰していく。
はるかはリバーススプラッシュを投下するが、菜々美が避けて自爆させるとロープに飛んでドロップキック。フォールも2。
菜々美はちいにタッチ。
ちいはロープに飛んでドロップキック。さらにボディスラムからフォールも2。ちいは変形ストレッチプラムも真奈がカット。
ちいは真奈をコーナーに振ろうとするが、真奈が逆に振って串刺しドロップキック。はるかがそこを丸め込むが2。そのまま回転してフォールも菜々美がカット。
はるかはボディスラムからロープに飛んでヒップドロップ。フォールも2。
はるかは巻き投げてフォールも2。
はるかはコーナーに振ろうとするが、ちいが逆に振って追走するとスクールボーイも2。
ちいはロープにくくりつけ、ロープに飛ぶがはるかが追走してスピアー。さらにボディスラムからリバーススプラッシュを投下しフォール。これで3カウント。
<試合後コメント>
山下真奈&研菜々美
――デビュー戦を終えての感想は
山下「最初はこんなんでデビュー出来るかすごい不安だったんですけど、でもメッチャメチャ楽しかったです!ホントにただひたすら楽しかったです」
研「思ってたよりは冷静にやれたなっていう現実的な感想が1個あって。結構焦るとボロが出るタイプなので落ち着いてやれてよかったなって気持ちと。第0試合、オープニングの前から始まる試合だったからお客さんがどれだけいるのか怖かったんですけど、すごいいっぱいいてくれて、名前とか呼んでくれて嬉しかったです」
――自分の中で上手く出来たと思うところは
山下「上手く出来たところ……あまり覚えてないんですけど、でも練習よりも、周りを見られるようになったり。相手の顔だったり、はるかさんの顔だったり、歓声もちゃんと聞こえたり。『焦らずに焦らずに』って意識してやってたんですけど、思ったよりは落ち着いて出来たかなと思います」
研「私はドロップキックが全部上手くいってよかったなって。先輩に比べたら見劣りすると思うんですけど、でも初めて風香さんに通しで練習を見ていただいたときにすごく褒めていただいたんですけど、次の練習のときに『前のほうが良かったよ!』って言われたのですごくドキドキしてました(笑)まあ落ち着いてやれてよかったなって思います」
――山下さんのコスチュームは野球がモチーフ?
山下「そうなんです。野球が好きで。私自身はソフトボールを経験してたんですけど、プロ野球は……ここ(東京ドームの真横)で言うのもアレなんですけど、ヤクルトが好きで(笑)巨人は……ちょっと、ね?(笑)まあまあ(笑)」
――アクトレスガールズ加入のきっかけは
山下「2人ともMARUさんですね」
研「そうだね。私は劇団水色革命に入って、そこからアクトレスリングとかアクトリングを見に行くようになって、『すごーい!カッコいいですね!』って言ってたら、『じゃあやったらいいじゃん』って言われて(笑)最初は運動できないからって断ってたんですけど、コスチューム着てる先輩たちがカッコ良かったので、『やるかぁ~』って始めて。入ったのは去年の夏くらいなので大体1年くらい前ですね」
山下「私は3月にMARUさん主催の舞台のオーディションに呼んでいただいて、アクションシーンを道場を借りて練習してたら、坂口さんから『練習来ぃーや』って言われて(笑)その練習のときに『8月、デビューするから』って。本格的に練習を始めたのは4月とかそれくらいなんですけど、そこからもう猛練習して詰め込んでデビューって感じですね。MARUさんがすべて導いてくれた感じですね」
研「そうだね」
――過去のスポーツ歴などは
山下「スポーツは色々やってました。バスケとバレーと、サッカーもちょっとだけやってました」
研「すげぇ」
――運動神経には自信がある?
山下「そうですね。ただ、パワーがあんまり」
研「私はスポーツはホントにやってなくて。小学校から中高大まで全部文化部で。球技をやると必ず顔にボールが飛んでくるって感じなので(笑)やっぱり1年かかったのもそうだし、天ちゃんとかまなてぃとか後から入ってきた子と一緒にデビューっていうのも、動きが身体に染み込むのに時間かかるなっていう体感はあります」
――ちなみに、文化部歴は
研「金管部っていう、金管楽器しか無い吹奏楽部みたいなのに小学生のときに入って、中学が吹奏楽部で、高校が合唱部とちょっと軽音楽部に入って、大学は軽音楽部一本っていう。音楽ばっかりですね」
――研さんは練習生歴が長かったが、デビューと同時に印象が大きく変わった印象がある。デビューまで溜めていた部分はあるか
研「そうですね。髪の毛の色を派手にしたりとかはよくやってたんですけど、真面目そうに見られるのがちょっとコンプレックスでもあり。なんかどっか一生反抗期みたいな感じでド派手に行こうと思ってこの髪の毛と衣装とって感じで思い切りました!(笑)」
オープニング
この日から新たなダンスになり、衣装も黒一色から浴衣や花魁など和風に一新。
何故かコーナーぎわに座って観客にアピールしているキラ☆アン以外で、『Love Riddle』に乗ってダンスパフォーマンスを披露した。
第1試合
先発はこあらとなぎさ。ロックアップからなぎさがロープに振るが、こあらがなぎさをスカすもなぎさはバックエルボーで動きを止める。再度走り込んできたこあらになぎさはミドルキック。よろけたこあらにエプロンからゆふぁが髪を掴んで動きを止め、なぎさがチョップ連発から智香にタッチ。
智香はストンピングから投げようとするが、暴れて着地したこあらがドロップキック。受けきった智香に二度三度とこあらがドロップキックも、智香は全て受けきりストンピングからボディスラム。
智香はジャイアントスイング。智香はゆふぁにタッチ。こあらもふらふらしながら寧々にタッチ。
寧々が客席にアピールするゆふぁを後ろから蹴りつけ、コーナーに振ると串刺しバックエルボー。さらにアルゼンチンで担ぐが、なぎさが急いでカット。
寧々はロープに飛んでセントーンも、ゆふぁが避けて丸め込むも2。
ゆふぁはロープに飛んでドロップキック。さらにフットスタンプからストンピング。ロープに飛ぶが、寧々はチョークで動きを止めると大外刈りから茉莉乃にタッチ。
茉莉乃は髪を掴んでコーナーに叩きつけると、エプロンに降りて髪を掴んでロープに顔面をこすりつける。さらに走り込んできたゆふぁの腕を掴んでロープを使ったアームブリーカー。
茉莉乃がリングに戻るも、ゆふぁは低空ドロップキックからロープに飛びのってのフットスタンプ。ゆふぁは智香にタッチ。
智香は串刺しビッグブーツを狙うが、避けた茉莉乃がどんぐりクラッシュを狙う。だがキャッチした智香が投げ捨て、キャメルクラッチで捕らえるがこあらがカット。
智香は引き起こすが、茉莉乃は大外刈りで倒し寧々にタッチ。智香もなぎさにタッチ。
なぎさはドロップキックからチョップ連発。受けきった寧々がコブラツイストで捕らえるが智香がカット。
なぎさはロープに飛んでコードブレイカー。さらに変形ケツァルコアトルも2。なぎさは智香にタッチ。
智香はストンピングも、立ち上がった寧々はエルボー。エルボーの打ち合いから智香がエルボーを避けてマンハッタンドロップから巻き投げる。フォールも2。
智香はロープに飛んでラリアットを狙うが、寧々が避けるとこあらがカニバサミで倒しシーラカンスロック。寧々がそこへセントーンを投下し、アルゼンチンで担ぐもゆふぁがカット。
寧々はブレーンバスターからフォールも2。
寧々はチョークスラムを狙うがなぎさとゆふぁがカットし、ダブルでの極楽ドン。
なぎさ&ゆふぁのドロップキック+後藤のビッグブートを叩き込み、智香がチョークスラムで叩きつけ3カウント。
<試合後コメント>
汐月なぎさ&後藤智香&ゆふぁ
汐月「やっぱりね、後楽園ホールの第1試合目から勝利を飾らせていただいたということで!智香!」
後藤「ありがとうございます!(笑)今回もまた2人にピンチのところを助けてもらって、最後の3人のドロップキック&ブーツで寧々ちゃんにダメージを与えて押さえ込んでもらって、新しい喉輪(落とし)に挑戦させていただいて。まだまだ磨いていかなきゃいけないところがあるんですけど、2年目のゴチカもパワーアップしてこれからもアクトレスガールズを盛り上げていけたらと思ってます!ゆふぁ!いい挨拶だった!(笑)」
汐月「最高だった!(笑)」
ゆふぁ「後楽園ホールであんだけ大きく自己紹介させてもらって(笑)こうやってなぎさちゃんと智香ちゃんと同じチームで……私はユニットに入って無くて、2人はユニットに入っているので、こうしてやらせてもらえるっていうのが今後あるかないかって感じなので、めちゃくちゃ嬉しいですね。それプラス勝利も出来たので。これ、1回限りで終わるの悲しいなって思っちゃうくらい!」
後藤「あるかもよ!」
汐月「あってほしい!」
ゆふぁ「あるかなあ?ほんとにめちゃくちゃ楽しかったです!ありがとうございました!」
汐月「デビュー日で言ったら私が一番先輩なんですけど、それ以上に2人本当に頼もしくて。そして楽しくって!2人の盛り上げ上手なところが第1試合にピッタリだったなって思うのと、この試合は新生アクトレスガールズの生え抜きだけっていう。新しい世代を私達で盛り上げていこうっていう第1試合だったので、バッチリ盛り上げられてたら嬉しいと思います!ホントにまたこのチームでやりたいって思うくらいパワーアップしていきたいですね。ありがとうございました!」
荒幡寧々&才原茉莉乃&藤本こあら
才原「こあらさんの手品でいなくなっちゃったこの子が見つかったので元気が出ました。負けちゃったけど(笑)」
荒幡「ごめん」
藤本「いえいえとんでもないです!寧々さんは全力でした!」
才原「こあらちゃん、アレここで言っていいんだっけ」
藤本「私事なんですけど、今日の後楽園ホールを以てアクトレスガールズという団体を離れることになりまして、最後の公演だったんですけど、先輩のおかげでほんとに楽しいくて自由な試合を最後までさせていただきました。優しく声をかけてくださって、全力を出し切れたかなと思います。ホントにありがとうございました!」
才原「ラストマッチ」
藤本「ラストマッチ、だったのかな」
才原「最後ということで楽しめたら良いなと思ってて。ユニットに入ってる人(荒幡)と、違う毛色の人(才原)と、違う毛色の人(藤本)という異色のトリオだったんですけど、意外とうまいこと連携取れてたなと思ってて。熱くもなれたし、第1試合だからなにも考えずに全力で楽しめたかなと勝手に思ってます」
藤本「楽しかったです、ホントに!」
才原「寧々ちゃんは?」
荒幡「私はビーリベのときはなるべくクールにとやってるんですけど、こあらちゃんが最後っていうのもあったし、そういうの関係なく全力でやるのが今日はいい第1試合になるだろうなと思って、ちょっと最初からふざけてました(笑)それは申し訳ない。それはもうただの荒幡寧々でしかなかったんだけど。ただ、第1試合、全体でみんないいメンバーで出来て、会場も盛り上がってくれて。第0試合はありましたけど、全体の試合の一番最初っていうことで良かったんじゃないかなと思います」
藤本「汐月なぎさのチョップを私は絶対くらいたくないってずーっと最後の最後まで絶対食らわない絶対食らわないって思ってたんですけど」
荒幡「汐月なぎさのチョップを絶対くらいたくないって。(※コメントを見守っていた汐月へ)投げキッスすんな!(笑)」
藤本「痛い、痛いんですよもう」
才原「受けたこと無いんです、まだ」
荒幡「乞うご期待で」
才原「やだ~!」
3人「ありがとうございました!」
第2試合
みあ朝子が急遽欠場となり、グレート朝子が緊急参戦。ゆいはデビュー戦だが、先発からゆいと朝子になりハードな立ち上がりに。
リングを回る両者。一度手を握るが、これを離して間合いを見合うと、ゆいが突っ込んでリストをとる。そのまま絞っていくが、背後からアレンが傘で殴りつけ、蓮燦が串刺しジャンピングニー。朝子がスペースローリングエルボーを叩き込み、連発がリングに転がすと朝子がボディプレス。さらに蓮燦もその上にボディプレス、カットにきた茉莉となるをアレンが傘で足を刈ってその上に叩き込みアレンが踏みつけフォール。
これを離すと、アレンがゆいをボディスラムで叩きつけ、朝子がリバースドラゴンリングイン式安全式ムーンサルトからフォールも2。
朝子はストップ・シャイニング・ウィザードも、受けきったゆいがフォールも2。
ゆいはなるにタッチ。
なるがドロップキックで吹っ飛ばすと、朝子の背中に蓮燦がタッチ。
蓮燦はコーナーで客席にアピールするが、なるがドロップキックからコーナーに振って串刺しスピアー。さらにコーナーに振って走り込むが、蓮燦は足を伸ばしてキャッチするとそのまま尻に叩き込む。
これを離すと手を握ってコーナーに駆け上がり、ロープ渡りから投げ捨てる。
蓮燦はフェイスバスター。さらにロープに飛ぶが、なるがドロップキックで迎撃。蓮燦はアレンにタッチ。なるも茉莉にタッチ。
アレンが傘で殴りかかるが、茉莉がスカして水面蹴りで倒すと、背中にサッカーボールキック連発。さらにPKも、傘でアレンがガードする。
アレンはスネを傘で殴りつけ、バックを取るが茉莉が丸め込んでカンパーナ。
カットに来た朝子をゆいがリバースゴリースペシャル、蓮燦になるがアンクルホールド。
レフェリーが注意してブレイクになるも、茉莉がストンピング連打からコーナーに振ろうとするが、アレンが逆に振って走り込むも、茉莉が阿吽で迎撃しレッグラリアート。フォールも2。
アピールするゆいに応じ、茉莉がゆいにタッチ。
ゆいはボディスラム連発。アレンはガットショットからコーナーに叩きつけ、さらにフェイスバスターから変形サーフボードストレッチ。これを離すと地獄突きからフロントネックで捕らえるがなるがカット。
アレンはコンプリートショットも、茉莉が背中を蹴りつける。そこへ蓮燦がダイビングクロスボディ。蓮燦になるがミサイルキック、朝子がコーナーでアピールしているが、ゆいがロープに飛んで蓮燦にドロップキック。朝子はそのロープの反動で場外に落下。
ゆいはアレンにエルボー連打から投げようとするが、アレンがミドルキックもゆいがキャッチ。アレンはそのまま延髄斬りを叩き込み、ロープに飛ぶがなるがドロップキックで迎撃。茉莉となるがアレンをロープに振ろうとするが、スカしたアレンをなるが突き飛ばし、茉莉がバックフリップから、なるが茉莉を踏み台にしてのムーンサルトを投下。ゆいが俵投げからフォールも2。
アレンは傘を持ち出すが、なるが手を引っ張り救出すると、茉莉がハイキックで傘をふっ飛ばしブラジリアンキック。ゆいが天鵞絨ドライバー(※びろーど・どらいばー=変形みちのくドライバーII)で突き刺し3カウント。
<試合後コメント>
茉莉&なる&天職ゆい
なる「デビュー戦、どうでした?」
天職「練習の時からずっと先輩たちに支えられ続けて、試合本番まで凄い助けていただいて。先輩たちのおかげで勝てた試合でした。本当にありがとうございました!」
なる「普段の練習も見てて、後楽園が近くなるとみんなワーッて練習し始める中、ゆいだけはどんどん急成長していって。茉莉さんが教えてるっていうのもあるけど、すっごいなあ!と思って。言ったことをすぐ飲み込もうともするし、私はドロップキック、ビックリしました!高いなあ!って。本当におめでとうの一言です!」
茉莉「私は欲張りなので、このカードが決まってから2週間くらい一緒に練習させてもらって。その2週間だけでもグッと成長したんですけど、ってことはもっと早く準備してたらもっと上に行けたなって欲張りを持ってしまいます。でもそれもこれからの楽しみ、どれだけ伸びるかを楽しみにしてほしいです」
――最後の技について
天職「あれは茉莉さんに教えていただいた技です!」
茉莉「みちのくドライバーIIにインスピレーションを受けた技で、入りのクラッチの形が違うんですけど、そこからシットダウンで。名前があるんだよね?」
天職「天鵞絨ドライバー(びろーど・どらいばー)と言います。漢字が難しいんですけど、天職の“天”が入っていて、緑っていう意味もあって。そうやって茉莉さんに提案いただいたときに、LINE見て『もぉ、茉莉さぁん……(感激)』って(笑)」
茉莉「私が提案したんですよ、勝手に考えて(笑)」
天職「一生大事にしたいと思います!」
茉莉「もっともっと磨いて、『天職ちゃんのあの技が見たいな』って思ってもらえるくらい磨いていってほしいなと思います」
(※天職のみ残ってコメント再開)
――アクトレスガールズに入ったきっかけは
天職「きっかけは、2022年12月に練習生の月代彩佳さんという方と舞台共演しまして、そのときに『こういうのがあるんだけど、どう?』みたいに声をかけてもらったのがアクトレスガールズで。練習を見学させていただいたりとか後楽園の試合を見学させていただいて、『同じ性別の女子がこんなこと出来るんだ!』って。そこから興味が湧いて練習に参加させていただいた感じです」
――主に舞台を活躍の場としている?
天職「そうですね。主に舞台だったりナレーションだったりとかをさせていただいています」
――スポーツ歴などは
天職「中学の時にソフトテニスを3年間やっていたくらいなんですよ。高校は吹奏楽部だったので、一応体育会系的な(笑)」
――デビュー戦で先輩から3カウントを取って勝利して、必殺技を授けられるなど大きな期待をかけられている
天職「本当にありがたいことにたくさんの方に期待をしていただいて。実際先輩から……ということだったんですけど、練習の中で出したかったところは……うん、3/4くらいは出せたんじゃないかなと、悔しい部分はあります。まだまだだなと思うところはあります」
――このアクトレスガールズという舞台でどういうものを見せていきたいか
天職「私の名前の頭につけていただいているのが、“歩く奈良のパワースポット”なんですけど、私の活動だったりとか姿を見て、結構最近になって元気をもらえるというお声をいただけるようになってので、私を見てパワーを感じていたければと、そういう存在になっていきたいと思います」
――ご自身のアピールポイントはどういうところだと思うか
天職「無限に湧き出る体力・精神力は生まれつき強いかなと、恵まれているかなと思うので、そこがアピールポイントですかね(照)」
――アクトレスガールズとしての目標は
天職「先輩にたくさんのことを教えていただいて、まだ半年とかなんですけど先輩たちの存在がすごく偉大で。私も先輩たちのような、後輩の見本になれるような選手になっていきたいと思います」
アレン&蓮燦
蓮燦「はい♪おつかれさまでございましたぁ~♪」
――試合を終えて
アレン「どうもなにも……」
蓮燦「ウチのチーム、なんか知らない人がいたわぁ?」
アレン「アイツはどうでもいいだろ」
蓮燦「みあ朝子が……」
アレン「アイツ楽屋にもいなかったじゃん」
蓮燦「今もいないんですよ。まっ、アイツのことは置いといて!今回ね、蛇道衆のアレン様が大活躍でございましたけど」
アレン「お前らが使えないのは正直わかってたことだから」
蓮燦「使うって言って使ってくれなかった。1回しか使ってくれなかったわ?」
アレン「まあ向こうは茉莉となるがいたから勝てたようなもんだし。ゆい自身に負けたつもりはないから、私は」
蓮燦「さすがでございます!(※煽りにしか見えない拍手)」
アレン「次やるときは覚悟しとけよって話」
蓮燦「さすがでございます!(※煽りにしか見えない拍手)」
アレン「(※蓮燦を睨みながら)……で?」
蓮燦「現場からは以上です♪」
アレン「お前は?」
蓮燦「ワタクシは、ね?天職が今回がデビュー戦ということでございますけど、ちょっと(コスチュームの色が)被ってるんですよ。被ってるので、これからもこの存在感とぉ?キャラの強さでぇ?負けないようにぃ?思いっ、まぁ~す♪しゃぁ~♪(※蛇道衆のポーズ)」
アレン「こういうこと言ってくるんすよ」
蓮燦「しゃぁ~♪」
アレン「…………」
蓮燦「しゃぁ~♪一緒にやりましょうよせっかくだから」
アレン「(コメントは)終わり。終わりで」
蓮燦「(※アレンの手を無理矢理握って)せ~のっ!しゃぁ~っ♪」
アレン「終わり。終わりで」
第3試合
アンと杏加が奇襲し試合開始。
杏加がMARUにイスを連打し、ボディスラムで叩きつけるとコーナーに登る。アンが杏加をデッドリードライブでMARUに投げつけるが、MARUが避けると杏加の顔面に低空ドロップキックからスパインバスター。馬乗りになってマウントナックル連打も、杏加が切り返すとマウントで掌底連打。MARUが切り返すと、お互い首相撲から膝を叩き込んでいくが、轟とアンが引き剥がしてコーナーに下げさせると睨み合う。
アンがローキックも轟が受けきってエルボー。アンが再度ローも、逆に足を痛めてしまう。
轟のエルボーにアンがハイキック。再度ハイキックも、避けた轟がボディアタックから170kgプレス。アンが避けて自爆させるとカカト落としを腰に叩き込みフォールも2。
アンは杏加にタッチ。
杏加は投げようとするが、重すぎて上がらずに轟が逆にボディスラム。さらにクロスボディアタックからフォールも2。
杏加はガットショットからロープに振ろうとするが、轟はボディアタックで吹っ飛ばす。
轟が走り込むが、杏加はスタナーで迎撃しイスをもつが、轟もMARUから竹刀を受け取り殴ろうとする。イスと竹刀が相打ちして両者タッチ。
MARUがスピアーからダイビングフットスタンプ。さらにラダーを持ち出すが杏加がラダーを掴んで押し合いに。だが轟がMARUの後ろから押してアンと杏加をコーナーに突っ込む。
MARUがラダーを立てて登るが、アンも正面に登りエルボーの打ち合いへ。打ち勝ったアンがラダーを降りて普通に畳むと、イスをラダーの上にのせてMARUをコーナーに振る。アンはランニングエルボーから担ぐと、ラダー上のイスへパワーボムで叩き込む。さらに杏加がギロチンドロップからアンがフォールも、轟がレフェリーを竹刀で殴りつけてカット。
アンは杏加にタッチ。
杏加はエルボー連打から肩車するが、MARUはMARUスピンクラッシュからロープに飛ぶ。だがアンがエプロンから蹴りつけていき、杏加が河津落としからフォールも轟がカット。
杏加が投げようとするが、MARUが丸め込むも、杏加が切り返しチョップからナックル連打。さらにストンピング連打も、立ち上がったMARUがエルボーからスタナー。MARUはロープに飛んでスピアーからフォールも2。
MARUはイスを杏加の脳天に叩き込み、コーナに登るがアンがハイキックでエプロンに落とす。さらにエプロンで担ぐが、轟が竹刀連打でカット。轟はアンをボディアタックで場外に落とし、ラダーを立てると登っていく。
だがMARUが降りるように指示し、ラダーを登ると場外へのダイビングフットスタンプ。
リングに戻り、MARUが杏加にフェイスバスターからダイビングフットスタンプ。杏加が避けるとアンがハイキック。轟がアンをボディアタックで倒し、杏加がアンに竹刀攻撃。
さらに杏加がMARUにチェーンナックルを叩き込み、デスバレーボムからフォールも2。
杏加はMARUに膝蹴り連発からフォールも2。
杏加は串刺しバックエルボーからコーナーに登り、ダイビングニードロップからフォールも轟がカット。
轟は杏加の髪を掴んだままコーナーに登り、MARUのスタナーと轟のダイビングモンゴリアンチョップの同時攻撃。さらに轟がサードロープからのダイビングボディプレスを投下し、MARUがマフラーホールド。これで杏加がギブアップ。
杏加「MARUさん、私、もう、あんたの背中を追っていくのは、嫌なんです」
これを聞いたMARUが走り込んで杏加の髪を掴み乱闘になりそうになるが、アンとアレンが引きはがすと、MARUが「覚えてろよ!」と叫び、杏加はリングを後にする。
アンはしれっとMARUとともにリングを後にした。
<試合後コメント>
岩井杏加
「……このまま同じチームにいても、私はあの人を超せないんですよ。あの人より私はもっともっと強くなりたいし、アクトレスガールズで上を目指したい。変わりたいです。だから、もうあの人の背中ばっかり追いたくない。だからあのときマイクで言わせてもらいました。蛇道衆を抜けるかどうかはわからないですけど、今は蛇道衆と一緒じゃなくて、別々で『私1人でも強くなれるんだ!』ってのを出せるような、人に頼ってばっかりじゃなくて、自分1人でも強くなれるって姿を見せていきたいと思います」
MARU&ブルドーザー轟&キラ☆アン
――最後に岩井さんから「もうMARUさんの背中を追いたくない」という言葉があった
MARU「なんだろうなあ。ショック。ショックっていうか……ショックだね。腹立つけど、岩井が多分あたしの背中を、あたしと一緒にやりたくないってことはあたしを超えたいっていう意志の現れだと思うので。どうなるか、なにをするのか見てみようと思ってます」
――試合を振り返って
アン「全然時間が足りないと思いました」
MARU「アクトレスガールズ初のデスマッチみたいな全部反則OKみたいな。もっとやりたかったね」
轟「もっとやりたかった」
アン「自分もやりたいしやられたかったし、もっと暴れたかったね」
MARU「ラダーの上にパワーボムしたでしょ!メッチャ痛かった!」
アン「他では絶対できないと思ったのでやりました(笑)」
轟「いやあ、ラダーの景色は良かったっすね」
MARU「登ったねえ!高かった?(笑)」
轟「高いし景色いいし」
MARU「メチャクチャお客さん沸いてた!(笑)」
轟「沸いてたねえ。でも降ろされたねえ……。次飛ぼう次飛ぼう」
アン「すごいですねぇ~」
MARU「頑張りましょう」
アン「まだまだかき回していくんで。蛇道衆で」
MARU「アクトレスガールズをメチャクチャにするっていうのが目標っていうか、メチャクチャにしたほうが良いと思う」
轟「新しい風をね」
MARU「そうそう。新しいものをやらないと。私達は私達に出来ることをやっていこう」
轟「必要悪。私達はね」
MARU「そう。必要悪」
3人「「「シャーーーッ!!」」」
第4試合
先発はCHIAKIとさくら。ロックアップからCHIAKIがロープに押し込み顔面を押さえていくが、これが注意されるとハイスピードなロープワークの攻防に。CHIAKIがショルダータックルで倒せば、さくらがドロップキックからエルボーをブリッジして避ける。さくらは未依にタッチ。
CHIAKIはスピアーから顔面をリングに叩きつけ、CHIAKIは莉子にタッチ。
莉子がケンカキックも、未依はロープに飛ぶと、エプロンから彩乃が蹴りつけカサドーラ。
莉子が腕ひしぎを狙うが未依がロープに足を伸ばしブレイク。
未依は投げようとするが、莉子が抜けると走り込む。だが未依が再度投げようとするも、莉子はミノルスペシャル。これはさくらがカット。
莉子が走り込むも、未依はフェイスバスターで迎撃しかなみっくにタッチ。
かなみっくとさくらが莉子をロープに振ってダブルのフライングクロスチョップ。
莉子はサミングからコーナーの彩乃の足にかなみっくを叩き込みCHIAKIにタッチ。
CHIAKIは低空ドロップキックからロープに飛ぶが、未依はスリングブレイドで迎撃するとかなみっくがでんでんむしも2。
かなみっくは投げようとするが、CHIAKIが担ぐもかなみっくが丸め込むも2。
かなみっくは未依にタッチ。
未依はCHIAKIの腕にカカト落としからロープに駆け上がりブーメランフットスタンプ。フォールも2。
未依は投げようとするも、CHIAKIが逆にカナディアンバスター。フォールも2。
CHIAKIは彩乃にタッチ。
彩乃はビッグブーツから走り込むが、未依はクマちゃんで迎撃し、往復クマちゃんビンタ。さらに振りかぶるが彩乃が避けるとクマちゃんをもたせ、未依がロープに飛んでクマちゃんごとドロップキックで吹っ飛ばす。
かなみっくが出てきて未依とともに彩乃をロープに振ると、さくらがカニバサミからロープに飛び、未依を踏み台にしてのフットスタンプ。さらに未依がクマちゃんフォールも2。
未依はさくらにタッチ。
さくらはスライディングクロスボディからフォールも2。
さくらはエルボー連打。彩乃は髪を掴んで投げ捨てるとケンカキック。
彩乃は極楽固めも未依がカット。
未依は彩乃にスピンキックからかなみっくが倒立プレス。さらにさくらがキルスイッチからフォールも2。
さくらはロープに飛ぶが、彩乃はビッグブーツで迎撃し、ロープに持たれかかるさくらの顔面にビッグブーツ。フォールも2。
さくらはドロップキックからコーナーに登るが、莉子がハイキックで落とすと、CHIAKIがアルゼンチンからアティテュード・アジャストメント。彩乃が髪を掴んで引き起こし、投げようとするがさくらが着地して笑顔120%スクールボーイもCHIAKIがカット。
未依がCHIAKIにサイドバスター。かなみっくが彩乃に大外刈り。未依がコーナーに登り、CHIAKIと彩乃にダイビングクロスボディアタックも、CHIAKIが未依を蹴りつけると、彩乃とともにダブルのバックドロップ。
彩乃がさくらに走り込むが、さくらは逆打ちからのジャックナイフで丸め込むが2。
さくらは走り込むが、彩乃はカウンターの河津落としからお主の耳にドロップキック。フォールも2。
彩乃は北海ドーンで叩きつけフォール。これで3カウント。
<試合後コメント>
入江彩乃&CHIAKI&福永莉子
――試合を振り返って
福永「ちょうど去年の8月12日違った形で後楽園ホールに出て悔しい結果になってですね。ちょっと、靭帯の治療に時間がかかって1年ぶりになってしまったんですけど、こうやって欠場中にビーリベに入ることになって一緒に闘える仲間ができてすごく心強くリング復帰できました」
入江「復帰戦ということで、まだまだ荒削りだったり難しい部分があって、本人的にも分かっているでしょうけど、まあこれが今出来るすべてかなと思うので。もっと莉子は上に上がっていけると思うので。それはユニットの仲間として、メンバーとして支えて一緒に上に行けたらなと思っています」
CHIAKI「莉子おかえり~」
福永「ありがとう!ただいま♪」
CHIAKI「まあ今日は空いてがupdate+だったんですけど、あっちもメンバー増えたりとか色々勢力増やしてる中で、今日は自分的にも悔しいものがたくさんあるので。莉子も帰ってきたことだし、全然このままビーリベは歩みを止めずにもっともっと上を目指してやっていくユニットなので。これからも期待しててください」
未依&水嶋さくら&かなみっく
(※未依のくまちゃんが行方不明となり未依が非常に不安定な精神状況の中でコメント開始)
――試合を振り返って
未依「かなみっくから」
かなみっく「そうですね……」
(※くまちゃんが発見されて手元に戻り未依のメンタルが回復する)
かなみっく「かなみっく、初めてのupdate+としての試合ということで、いつもよりさらに、緊張して迎えました。でもやっぱり未依さんをはじめとしてさくらさんも、先輩たちがすごく引っ張ってくれて、私には何が出来るんだろうって考えてたんですけど、それが今日の試合がぶつけられたらと思ってたんですけど……やっぱりテンパってしまって、まだまだだなと。不完全燃焼な試合でした、第1戦は。でも、これからさらにさらにもっとアップデートして、先輩たちみたいにキラキラして楽しいプロレスを見せられるように頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」
未依「うん♪楽しかった?」
かなみっく「はい!」
未依「よかった♪でも気付けてるのがすごいよね、不完全燃焼とか。私は試合始まる前から自分自身不安なところがあって。それにちょっと引っ張られちゃって、それを拭いきれなかったのが悔しかったです。引っ張りきれなかったなぁ~……。不安なところが出てしまった試合でしたね。ちょっと久々にやりきれない気持ち。でもかなみっくが増えて、出来ることも増えたし、やっぱりupdate+の魅力ってキラキラハッピーを届けるのももちろんなんだけど、やっぱり連携をすごい武器にしたくて。楽しいながらも1人じゃ絶対勝てない相手でもみんなで力を合わせたら立ち向かえるんだよっていう連携をupdate+は武器にしていきたいので、かなみっくが増えて出来ることも増えたので、これからもアップデートしていってもっと強くなっていけたらと思います。ありがとうございました」
水嶋「かなみっくが入って初めての試合で、いつもホントに未依さんに引っ張ってもらってて、なぎさとか朝子さんとか同期と一緒にやっていく中で後輩が入るっていうのは初めてのことで。少しでも私が引っ張ってあげられたらと思ってたけど、まだまだ自分の未熟なところがあって。私も未依さんに引っ張ってもらうだけじゃなくて、私が引っ張っていくぞっていう気持ちでupdate+としてもっと頑張っていきたいなって気持ちに今日の試合を経て改めて思いました。今日は未依さんと私とかなみっくというチームだったけど、他のメンバーの誰と組んでも『update+はいつも元気で明るくて楽しいね』って、『それがupdate+だね』って言ってもらえるように頑張ります」
未依「(※くまちゃんから産まれた小さいくまちゃんを突き出しながら)今日はくまちゃんが産まれるのが1つの見どころでした。子熊がいっぱい産まれました。気づいてくれた人はスゴいですね。こういうとこでもお客さんを驚かせてお客さんをハッピーにして笑顔にしていきたいと思います」
第5試合
てっぺんが奇襲し試合開始。それぞれ串刺しドロップキックから珠紗が夏葵を、奈保が菜摘を投げ捨て、朝陽がまとめて低空ドロップキック。さらに皇希にトリプルドロップキックから奈保がヘッドハンター。フォールも2。
奈保は投げようとするが、皇希がビッグブーツを叩き込み、さらにロープにもたれかかる奈保の顔面にビッグブーツで場外に叩き出すと、菜摘がエプロンを走り込んで場外へのダイビングニー。さらに夏葵がコーナーに登り場外へプランチャを投下。
リングに戻ると皇希は奈保をカナディアンで担ぎ、そのままフェイスバスター。フォールも2。
皇希はコーナーに叩き込みラリアット。さらにショートレンジラリアットからフォールも2。
皇希は担ぐが、暴れて着地した奈保を再度カナディアンで担ぐ。だが奈保は丸め込むも、2で返されると光の輪。これも2。
奈保はロープに飛ぶが、皇希はホイップ式のスパインバスターから夏葵にタッチ。
夏葵は串刺しジャンピングニーからロープに飛んでフットスタンプ。フォールも2。
夏葵は投げようとするが、着地した奈保がエルボー連打。夏葵はローキックで返すが、奈保は低空ドロップキックからフィギュアエイト。これは菜摘がカット。
菜摘と夏葵がロープに振ってダブルのジャンピングニー。さらに夏葵が奈保にブロックバスターホールドも珠紗がカット。
朝陽が夏葵の髪を掴んで動きを止め、奈保がダイビングクロスボディアタックからフォールも2。
奈保は珠紗にタッチ。
珠紗はドロップキックで吹っ飛ばすと、夏葵の背中に菜摘がタッチ。
エルボーの打ち合いから珠紗がボディに膝蹴り連発。ロープに飛ぶが、菜摘はキチンシンクで迎撃し、ロープの反動を使ったリバーススプラッシュ式ダブルニー。フォールも2。
菜摘はロープにもたれかかる珠紗の顔面にエプロンからのケンカキック。さらに卍固めで捕らえるがレフェリーがブレイクさせる。
リングに戻り、菜摘がランニングニーからフォールも2。
珠紗が低空ドロップキックからロープに飛び、スライディングクロスボディからグリーンキラー。珠紗はクリップラークロスフェイスで捕らえるが、暴れる菜摘を離すとコーナーから走り込む。菜摘はハイキックからソバットも、キャッチした珠紗が投げようとするが、菜摘はそのまま卍固め。これを強引に投げ捨てた珠紗がロープに飛んで低空ドロップキック。珠紗は朝陽にタッチ。
朝陽はミサイルキックから奈保がダブルアームフェイスバスター。さらに朝陽がジャーマンスープレックスホールドも夏葵がカット。
朝陽と奈保がロープに飛ぶが、皇希が2人に体当りして蹴散らし、菜摘が朝陽の首を掴んでボディに膝蹴り連発。さらにロープに飛んでランニングニーも、避けた朝陽が丸め込もうとするが、切り返した菜摘がランニングニーからフォールも2。
菜摘はフィッシャーマンの体勢も、朝陽が回転して切り返すとノーザンライトスープレックスホールドも2。
返した菜摘はフィッシャーマンスープレックスホールドも1。
朝陽がノーザンライトスープレックスも両者ダウン。
朝陽はロープに飛ぶが、夏葵がエプロンから蹴りつけて羽交い締めに。菜摘が走り込むが、朝陽が避けて膝蹴りが夏葵に誤爆。珠紗と奈保が菜摘にダブルのドロップキックも皇希が2人まとめてバックドロップ。朝陽が皇希にドロップキックも、夏葵が朝陽にミドルから菜摘とともにロープに飛ぶが、朝陽がまとめてコードブレイカーで迎撃し、菜摘に619からフォールも2。
朝陽はコーナーに登るが、夏葵がハイキックでエプロンに落とす。珠紗は夏葵にMKDから、朝陽と珠紗で菜摘にダブルのミサイルキック。
朝陽は菜摘にリストクラッチ式ノーザンライトスープレックスホールドも2。
朝陽はコーナーに登るが、菜摘がエルボーから担ぐとパワーボム。
菜摘は蒼魔刀を叩き込みフォールも2。
菜摘はハイキックを叩き込み、皇希がパワースラムから菜摘がコーナーに登りダイビングダブルニードロップ。これでフォールし3カウント。
菜摘「ロイヤル勝ったぞー!アクトレスガールズといえば、ザ・ロイヤルって言われるように、この数ヶ月ほんとに頑張ってきました。センターと言われるには、まだまだ実力が足りないところはあるかもしれないけれど、でも、みんな、いろんなプレシャーがある中ほんとにここまでよく頑張ってくれました、ありがとうございます。そして、てっぺん!ロイヤルのことスカしてる奴らとか、しょっぱいとか、今まで散々言いたい放題言ってくれましたね。ほんとに生意気で、ほんとにめちゃくちゃ腹が立ちました。でも、今日、この試合で、とっても熱く、楽しい試合をさせてくれたのもてっぺんです。本当に、決勝で戦ってくれてありがとうございます。またいつでも頂上目指しに来てください。お待ちしています。そして、個人的なことにはなるんですけど、去年、年末後楽園で、タッグトーナメント優勝して、今日ここの、ユニットトーナメントでも優勝しました!ひとつひとつ、実績を積んで、必ず、シングルチャンピオンになりたいと思ってるので、よろしくお願いします。ということで、これからのロイヤルの成長、そしてこの4人の成長、これからもっともっと応援してくださいよろしくお願いしまーす!」
<試合後コメント>
澄川菜摘&皇希&夏葵
――ユニットトーナメントを制覇しました
澄川「叙々苑は嬉しいんですけど、運営側がなにもユニットトーナメントの決勝(※優勝者賞)が特に明記して無くて、特にベルトもないし。寂しいなって感じがあったのでせめてなにか副賞だけでもって話をして。今回誰が取るかわからない状態で一応勝利者賞で叙々苑って感じになったんですけど、結果それが明るいネタにもなったし。普段、私達ロイヤルはスカしてるとかクールだねって言われることが多くて、中々感情を前面に出すチームではないんですけど、それでもなにかこういうので明るい私達を見せられたらなと思ったし。運営側はビーリベが決勝に来てほしかったみたいですけど、私は今回てっぺん☆とになってよかったと思います。楽しかったです、普通に」
夏葵「やっぱり今回優勝できたってことで、これを自信にして、『しょっぱいね』って言われないような、優勝に相応しいチームに自分たちでロイヤルのことを大きくやっていけたらなと思います。お肉食べてより一層パワー付けてパフォーマンス上げられるように今後も精進していきたいと思います(笑)ありがとうございました!」
皇希「自分たちセンターユニットとしての1歩目だと思うので、この優勝が。またここからどんどん個人でもユニットでも力をつけて、ロイヤルももちろんですけどアクトレスガールズがもっと上に行けたら良いなと思います。お肉いっぱい食べます!(笑)」
――勝利者賞は肉でいいのか。タッグベルト、6人タッグのベルト創設といった要求はしないのか
澄川「もうこれの前に渡しはベルトは直訴してまして。ユニットとしてもそうですし、タッグトーナメントとしてももらってないので。私はどっちも優勝したのになにももらってないというのは言っていて。やっぱりベルトがあるのが一番わかり易いですし、自分たちもチャンピオンだという意識があるので、やっぱりベルトはほしいってことは常々言ってて。ちょっと代表も考えてはくれてるので、ちょっと見切り発車なところはあるので、私たちが言うことによってその案も考えてくれてるのかなと思うので。次に狙う時があったらあってほしいですし、そのときは私達が初代をちゃんといただくので、そこに向けて叙々苑食べて力つけましょ!」
朝陽&松井珠紗&山田奈保
松井「まあ、悔しいですね。とにかく。ね!悔しいよね!でもここで、てっぺん取っちゃったら面白くないって、そう言い聞かせて切り替えて。(※涙ぐみながら)そうやってまた……次に……てっぺん取りに行けるように、頑張らないとなと思いました」
山田「(※涙をこらえながら)……言葉に、ならないんですけど、でもユニット組んでまだ4ヶ月あまりなんですけど、3人で試合をここまでトーナメントで出来たのは、私はこれは間違いなくてっぺん☆の力になると思っています。まだまだ登る山は高いのだと、一歩一歩、紙1枚を重ねるように。で、必ずてっぺん☆が優勝する姿をお客さんに見せたいと思います。応援ありがとうございました」
朝陽「自分が、負けた。直接澄川さんから3を獲られた人なので、負けた人間なので本来なにも言えるアレではないんですけど、ロイヤルはアクトレスのセンターユニットって謳っていて。『それでなにがしたいの?』っていうのが試合をしても通じないところにすごくもどかしさを感じるし、『優勝して叙々苑とか言ってる奴らに負けたんだな』と思うと対戦相手への失望と自分に対しての怒りがごちゃ混ぜになります。でも1番はてっぺん☆のことを応援してくださったお客さんに申し訳ないという気持ちが大きいです」
――改めて、闘ってみてロイヤルの印象は変わったか
山田「私は後楽園でというか、メインの闘いの中で未来さんと皇希さんと闘うことが何度かあったんですけど、1度も手が届くところまで行かないのが……。もっともっと自分も、何杯も練習して頑張りたいなって改めて思わされました。初対戦だったのは夏葵さんで、彼女の軽やかさとかは
、なんでしょうね。もっと敵となり味方となりで相手のことも知っていけたらなと思いました」
朝陽「私はロイヤルへの『しょっぱい』っていう印象は変わりません。ただそれをずっと続けていくんだったら、いつかアクトレスから無くなるんだろうなと思います」
松井「私、菜摘さんと闘うことは去年は多かったんですけど、すごくThe Royalを結成するまでの菜摘さんはすごく楽しかったなあとおぼえていて。結成後の菜摘さんは、やっぱ抱えるものが多くなったから、なんて言うんでしょう?言葉を選ばないと、頭打ち?なんか、ね?今回負けた身で言うのもアレなんですけど、もっと、The Royalじゃなくて、もっと弾ける菜摘さんを見たいなと思いました」
第6試合
握手から試合開始。未来がローで牽制し、惡斗がエルボー。未来のローを惡斗がキャッチするが、未来がロープに振ってラリアット。避けた惡斗がドロップキックで吹っ飛ばすが、未来はハンドスプリングで立ち上がる。
未来がヘッドロックで捕らえるが、惡斗が足を絡めて切り返すと、髪を掴んで強引に首投げ連発。
惡斗はコーナーに叩きつけるが、未来は逆に振ると串刺しドロップキック。さらに串刺し低空ドロップキックから背中へサッカーボールキック3連発。フォールも2。
未来はロープに飛ぶが、惡斗はドロップキックで迎撃し足へのニードロップ連発。惡斗はロープに逆さ吊りにすると、足へのドロップキックから足をロープに乗せて踏みつけていく。レフェリーに注意されると足へのサッカーボールキックから、髪を掴んで引き起こすも未来はエルボー。
惡斗のエルボーを避けた未来がニークラッシャーから39ロック。惡斗はロープを掴みブレイク。
未来はロープに振ろうとするが、ロープを掴んで耐えた惡斗の足へローキックを叩き込んで倒す。ロープにもたれさせると、未来はロープに飛んで走り込むが、惡斗はロープをたるませてエプロンに落とすと、ケンカキックで場外に叩き出し、エプロンを走り込んでウルトラタイガーアタック。そのまま場外乱闘へ。
リングに戻り、惡斗が足へのストンピング連打からロープに飛ぶも、未来はボディスラムで迎撃。
未来はロープに飛んで惡斗へラリアット。さらにエクスプロイダーからフォールも2。
未来はミサイルキックも、惡斗がスカすとコーナーに登り、セカンドロープからのミサイルキック。さらにコーナーに登りトップロープからのミサイルキック。フォールも2。
未来は逆さ押さえ込みからのショートレンジラリアット。スカした惡斗がバックエルボーからスタンディングのスタナー。さらに走り込んできた未来にコンプリートショットからフォールも2。
惡斗はコーナーに振って串刺しラリアットを狙うが、未来が39ゲリータで迎撃しフォールも2。
未来は腕極めスリーパーも惡斗はロープに足を伸ばしブレイク。
未来は投げようとするが、惡斗はロープを掴み耐える。未来は背中にハイキックからダブルアームの体勢も、切り返した惡斗が惡朱螺で投げ捨てる。フォールも2。
膝立ちでエルボーの打ち合いを惡斗が制するが、未来がローキック連打からバズソーキック。キャッチした惡斗がマフラーホールドで捕らえ、これを離すとロープに飛ぶが、未来は水面蹴りで倒しボディへのパントキック。
未来はダブルアームスープレックスからフォールも2。
未来はロープに飛んでラリアットでなぎ倒し、パワースラムからフォールも2。
未来はロープに飛んでスライディングラリアットも、惡斗がキャッチして丸め込むが2。
未来がミドルキックも、キャッチした惡斗がドラゴンスクリュー。
惡斗はACTスペシャルからフォールも2。
惡斗はコーナーに登り、惡トーンを投下しフォールも2。
惡斗は担ぐが未来が丸め込むも2。
未来はスライディングラリアットからフォールも2。
未来はバックドロップも、すぐに立ち上がった惡斗がコンプリートショット。未来もすぐに立ち上がるとハイキックも、惡斗がキャッチしてマフラーホールドのまま丸め込むが2。
未来がバズソーキックからスタイルズクラッシュで叩きつけ3カウント。
未来「3度目の防衛に成功しましたー!惡斗さん、私は、あなたが、このベルトに挑戦してくれたことが、本当に嬉しかった。初めてシングルして、やっぱり、あなたとの試合は、最高に!熱くて!楽しかった!あなたのおかげで、このベルトも、私自身も、また、さらに輝いて強くなりました。ありがとうございます。いままで、挑戦してくれた、CHIAKI、珠紗、そして惡斗さん、あなた達に恥じないように!私はアクトレスガールズのチャンピオンとしてこれからもっともっとアクトレスガールズ盛り上げていきます!また是非!いつかやりましょう!」
惡斗「後楽園の皆さん楽しんでくれましたかー!?私と青野未来は最高ですかー?え?バッチバチの試合で楽しいなぁ!でも、私から、チャンピオンベルト挑戦するのは、もういいや。だから、青野未来、そして、若いお前ら、どんどんどんどんそのチャンピオンベルトの価値、お前らで高めてけよ!もう、そのベルトに挑戦することはないけれど、青野未来、お前とできてめっちゃ楽しかった。ありがとう。だがしかし、楽しい楽しいだけじゃだめってことだ。これはプライドかけた真剣勝負。というわけで、私はビーリベのリーダー降りる。次のリーダーは、入江彩乃、上がってこい。彩乃、お前は十分エースとしてビーリベのエースで最高だ、だがお前に足りないのは、自信と責任感。これから、ビーリベのリーダーとして、お前がこれからギアガンガン上げてけよ、私からは以上だ!後楽園ホールありがとう!」
彩乃「未来さん、この1年、未来さんからも、茉莉さんからも、勝ったのは、この私だけです。私も、ギアを上げて、そのベルト、挑戦させてみませんか?」
未来「私も、彩乃の覚悟が見たい。一人で、私に全部ぶつけてきてください。よろしくお願いします。それでは!今日上がった、全メンバーリングにあがってきてください!今日は、本当にたくさんのお客さんご来場いただきほんとにほんとに嬉しいです。私達アクトレスガールズ、これからも、今月は奈良大阪があり、そして新木場に帰ってまいります。そしてこの後楽園ホールは、次は10月15日にありますので、ぜひ希望しかない私たちを、これからも応援よろしくお願いします。それでは、(カメラに主張する朝子を見て)気にしないでください。いつものしめをしたいと思います。最後にアクトレスガールズと言ったら、小指を一緒にあげていただいたら嬉しいです。いきます!強く!優しく!あなたに一生懸命!アクトレス~ガールズ~~!」
<試合後コメント>
――見事防衛おめでとうございます
「ありがとうございます。きつかったですね。でも、本当に、惡斗さんとバチバチできて、もう、アドレナリンガンガン出て、最高に楽しかったです。足攻めがかなり効いて、『惡斗さんの足攻めやばいよ』っていうのを聞いてたんで、ちょっと覚悟してたんですけど。結構やばかったですね足が、本当にやばいなと思って。で、私的には割とこの新生になって惡斗さんが出てきてから惡斗さんの試合見てきてたんですけど、ここ何試合かでギア上げていくっていうの言ってて、それを見ててすごい感じてて、確かにギア上げてきてるなっていうのも、感じててさらに楽しみになって、今日、私はギアの上がりきった惡斗さんと対戦できたんじゃないかなと思って。ベルトに対して私は正直最初、惡斗さんがベルトが欲しいっていうより、自分がリーダーとしてビーリベのリーダーとしてのリーダーらしさとか、そういうものを証明したいみたいなことしか感じられなかったので、それだけじゃなく、このベルトにギアを上げ切ってきてくれたことが、すごく嬉しかったです」
――フィニッシュのスタイルズクラッシュは初披露か
「初ですね。初めて出しました」
――これは以前から使いたかった技、あるいは今日のための技か
「今日のためです」
――新しい技を出さないと勝てない試合だったのか
「そうですね。もう私の手の内は出してなかったものはなかったので、1個何か新しい武器が必要だなと思って」
――惡斗はチャンピオンベルトへはもう挑戦しない、とのことだが
「いや、どうですかね。でも私は、もちろんまたギアの上がりきった惡斗さん、バチバチにやる惡斗さんを見たいし、それはファンの人も今日の盛り上がりで、絶対見たいの私は感じたんで。自分が、本人はやりたくなくてもきっと求められたら、惡斗さんはそれに応える人だと私は思っているし、私もこのベルトをもっともっと磨いてまたやりたいなと思うし、うん。きっとまたがあると私は願ってるし、いつかまた引っ張ってきます。まあ『自分からはやらない』って言ったんで、私から挑戦受けて。ん?違う。逆指名してでも、また一緒にやりたいなと思います」
――次のベルト挑戦者も名乗り上がったが
「そうですね。彩乃は、ビーリベでのリーダーになるということで、惡斗さんが言ったように、彩乃に足りないのは自信と覚悟。私もそう思うんですよね。すごくこの新生になってビーリベに入ってめちゃくちゃ良くなってるいうのは私も感じているんですけど、きっと今のビーリベでいる彩乃がすごいだけじゃきっとすごいというかそこがいいだけじゃもったいないと思うので、1人、1個人としての入江彩乃が覚悟を持って私に挑戦してきてくれるのはすごく楽しみです」
――新体制以後最大の後楽園での集客であったと思うがどのように感じているか
「いやー、本当に嬉しいです。新生になったときの後楽園が一番不安に感じてて、そっからそれでもすごいお客さん来てくれて、ちょっと自分の中でよかったっていうか、もっと頑張ろう頑張ろうって思ってたのがここに来て、しかもこの天候もちょっと危なかった、この今日に一番入ったっていうのは本当に嬉しくて、これは多分、みんなが頑張ってきたし、風香さんもこう作り上げてきてくれた、1年かけて作り上げてきてくれたものでもあると思うし、ファンの人も、すごく盛り上げてくれてきてて今。すごいSNSだったりとか、YouTubeとか、すごくもうなんか応援してくれる人も含めて全員でアクトレスを盛り上げてくれてるっていうのをすごく感じれたので、きっともっともっと私達はちゃんと大きくなれるっていうのを、確信しました」
――これからチャンピオンとして、アクトレスガールズとしての目標は
「やっぱりまだ試行錯誤っていうところはあるのでどうしても。でもいろんな選手が今いろんなことを試してるのってすごく私はいいなと思うし、だからこそ私も今日、何か新しいことをしたいって思えたんだと思うし、周りと同じ比べる団体がないからこそ、私達はもっともっと新しいものを生み出していけたらいいのかなと思って、今日蛇道衆がアクトレスガールズっぽくないことをやったけど、きっとそれもまた、アクトレスガールズが伸びていく上では必要だと思うし、何かみんながそういう何か一緒に盛り上げたいとか、応援してもらえるように楽しまれるようにはどうしたらいいんだろうっていうのを考えながらやっていけたら盛り上がっていくのかなと思います」
惡斗
「はい、どうも後楽園ホール。満員御礼900人超え、台風の日に素敵だね。そんなことは置いといて、あー、しんどかった。そしてめちゃくちゃ楽しかった。いいね。青野未来。ずっと戦いたかったんだけど、本当、いやあ楽しかった。それしか出てこない。私途中で笑ってたんじゃないかなと思うんだけど。まあまあまあ。なかなかなかなか、そんなシングルマッチやって行きてえ、って気持ちと、何だろうな。あれなんですよね。さっき青野未来のインタビュー聞いてたけど、正直、私は1人でも輝ける。だからこそ、今いる特に中堅クラス。下のやつらはスポンジみたいにガンガン吸収率いいけど、中堅クラスのやつがこれから引っ張っていかないといけないと思う。私は前線は、置いといて、アクトレスガールズが上に行くためには、中堅クラスがもっと責任持って、自分が盛り上げていくんだっていくべきだと私は思う。だから私以外にも、菜摘はまあ、ほら、長年やってなかったから、今が一番輝くべきだと思うけど。上はどんどんどんどん下の壁になっていくべきだと思うんだよね。ビーリベは良いチームだと思う。CHIAKIも伸びてきて、彩乃も上がってきて、他、莉子もこれから。私がいると絶対頭打ちになるって思うんだよね。まあ、私はこれからサポートしてって、彩乃がどんなビーリベ作っていくのか。楽しみにしてるよ」
――試合中など歓声は聞こえていたか
「すごいね、やっぱ。あったかいねえお客さん。楽しくなっちゃった。タイトルマッチだって久々だけど。タイトルマッチはいいよね、やってて、ギアがガンガン上がってくし、何より疲れない。いや、体は疲れてるよ、血もブーって出てるし、でもね、面白いんだよねタイトルマッチっていう、いるだけで、パワーも勝手に出てくるしお客さんの声ガンガン聞こえるし、そりゃ何度でもやりたいよ。好きだもん。シングルマッチ」
――ファンも、惡斗さんが後楽園のメインでタイトルマッチをやってるっていう光景に感慨深いものあるといういう人もいると思うが、自身では何か意識していたか
「メインでタイトルマッチって、アクトレスガールズでは初だし。そんなシングル自体やってないこともあるけど、なんだろうな。タイトルマッチのシングルって今回で2回目かな。感慨深さしか無いんだけどやっぱ、青野未来とはタッグマッチとかで何回か当たってその度に自分で『おもしれえな、楽しいな』ってわかってたから、シングルは、まあ団体のためとか、そういうのを全部抜いてやったら、何度でもやりたいよな。楽しいもん。信頼しかない。打てばちゃんと返ってくるし、何だろう。やっぱ信頼あってこその、ものだって思うのでね、信頼を持ってやれる。シングルマッチほど、最高だってことはないっていうことを改めて認識して『もっとやりてえな!駄目駄目』って自分に言い聞かせて。以上」