「これからも史上初や快挙を狙ってプロレス界を引っ張っていく」15周年を迎える岩谷麻優が史上初のIWGP女子&GHC女子王座戴冠歴保持者に

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 3日、東京都・大田区総合体育館にてマリーゴールド『Marigold First dream 2026』が開催。岩谷麻優がGHC女子王座を戴冠し、史上初のIWGP女子王座&GHC女子王座の戴冠歴を持つ選手となった。

 GHC女子王座は、NOAHの大会ブランドの1つである『MONDAY MAGIC』で2024年10月に創設。初代王座にはマリーゴールドの天麗皇希が就くも、初防衛に成功した試合で左膝前十字靭帯断裂で長期欠場へ。
 皇希は結果的に約5ヶ月欠場していたが、王座は返上せず保持したまま。これを「ベルトが輝いていない」と批判していた彩羽匠が皇希を下して2代目王者に。彩羽はマリーゴールドに乗り込んで防衛戦を行うなどCyberFightと縁が深い女子団体の中で争われている王座となっている。

 この日は、岩谷麻優が彩羽のGHC女子王座に挑戦。
 岩谷はスターダム1期生、彩羽は4期生とスターダムの先輩後輩の間柄。岩谷はスターダムのトップに君臨し、彩羽はマーベラスへ移籍して長与千種の正統後継者として成長。
 2020年10月には岩谷の持つ赤いベルト(※ワールド・オブ・スターダム王座)に彩羽が挑戦したこともあるなど、互いに団体を背負って頂上決戦を繰り広げてきた間柄。今度は彩羽の持つ王座に岩谷が挑戦するという前回とは逆の構図となった。


 試合開始直後から互いに大技を狙うスリリングな展開に始まり、早速岩谷がトペ・スイシーダをを発射。しかし、これをかわして自爆させた彩羽が岩谷を観客席上段まで連れ込み、そのまま蹴落とすという荒々しい攻撃。階段を転げ落ちる形となった岩谷は序盤から大ダメージを負ってしまう。
 彩羽は多彩な蹴り技で岩谷を追い込んでいくが、岩谷がコーナーへの串刺し攻撃をかわしてバカタレスライディングキック。さらにトペ・スイシーダを今度は成功させて一気に流れを引き戻す。

 岩谷はエプロン上でのドラゴン・スープレックスや雪崩式フランケンシュタイナーを見舞うなど猛攻。彩羽も勝負を急いでランニングスリーを狙うが、岩谷もまた長与千種から直接ランニングスリーを伝授されている選手。タイミングを読み切ってウラカン・ラナで切り返し、ドラゴン・スープレックス・ホールドからムーンサルト・プレス2連発で3カウントを奪った。

 これにより、岩谷はマリーゴールドのスーパーフライ級王座と合わせてシングル二冠王に。そしてIWGP女子王座とGHC女子王座の両方の戴冠歴を持つ史上初の選手となった。


 試合後には林下詩美がリングに上ってきて「私、そのベルト欲しいです」と挑戦表明。昨年7月には、詩美が当時保持していたマリーゴールド最高峰の真紅のベルトと彩羽の持つGHC女子王座をかけたダブル王座戦(※結果は両者KOでベルト移動なし)を行っていることもあり、詩美のGHC女子王座へのこだわりはひとしおのものがある。
 これを受けた岩谷は「ちょっと早くない?!」とうろたえつつ、1月24日に行われる自身の15周年記念試合では詩美とのシングルを行うことを約束。その試合でGHC女子王座をかけるかどうかは必死に明言を避けた。

 バックステージに戻った岩谷は朦朧とした様子で「ベルト……IWGP……じゃない。GHC、GHCのベルト、獲りました。あぁ~。史上初の女子、IWGP、GHC、二冠王……二冠王って言うのかな?二冠王ではないのかな?まあその2つを獲った史上初の女子になることが出来ました」と岩谷節を爆発させる。
 それでも「今日も案の定ズタボロになったけど、プロレス続けてて良かった。こんな、こんな充実感を得られる……ちょ、頭回んないけど……。これからも、15周年を迎えた岩谷麻優はいろんな史上初や快挙を狙って、これからもプロレス界を引っ張っていきたいと思います!」と熱い覚悟を叫んだ。
 
 数年前には男子プロレス界でグランドスラム(※新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリングNOAHのヘビー級シングル王座戴冠)が流行したが、仮に全日本プロレスでも女子王座が創設されれば女子プロレス界でもグランドスラムという新たな概念が生まれることにもなりそうだ。

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