「NOAHには高橋ヒロムを呼んだ黒幕がいるかもしれない」AMAKUSAが高橋ヒロムからGHCジュニア王座を奪取し小田嶋大樹と初防衛戦へ
- 2026-1-2
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1日、東京都・日本武道館にてプロレスリングNOAH『LINEヤフー PRESENTS NOAH “THE NEW YEAR” 2026』が開催。AMAKUSAが高橋ヒロムからGHCジュニア王座奪取を果たした。
新日本プロレスでジュニアヘビー級の最前線を走りながらも、プロレス界をメジャー・インディーを問わず縦横無尽に駆け回ってジュニア全体を盛り上げ続けている高橋ヒロム。
昨年7月にはNOAHに単身乗り込み「この体1つで正々堂々と真正面からNOAHジュニアを味わいに来ました」と当時GHCジュニア王座を保持していたYO-HEYに挑戦表明。YO-HEYの怪我により王座戦の実現には時間がかかったが、同年9月にヒロムが王座を奪取。外敵王者の誕生にNOAHファンは熱いブーイングを贈っているが、ジュニアの至宝奪還に燃えるNOAH戦士たちが熱を創り出していったことでジュニア戦線が非常に盛り上がっているという状況だ。
今回ヒロムに挑戦したのはAMAKUSA。この2人の関係性は複雑なものがあり、ハッキリと断言できないバックストーリーが存在する。
かつて高橋ヒロムがイギリス遠征に繰り出していた時代、AMAKUSAの前世と噂されるみちのくプロレスの剣舞とタッグチーム『トーキョートルネード』を結成していた。ヒロムは必死にその頃の記憶を取り戻させようとするも、AMAKUSAは「我に過去など無い」と剣舞との関係を全否定。
2023年2月に東京ドームで行われた武藤敬司引退興行では『TOKYO TORNADO』と題された2人のシングルマッチが実施。このときはAMAKUSAがGHCジュニア王座を、ヒロムがIWGPジュニア王座を持っていたことからチャンピオン同士の禁断対決という見どころがあったが、ファンが注目していたのは2人の人間関係の部分。
AMAKUSAが剣舞との関係性を全否定する中、ヒロムが試合中も剣舞のマスクを突きつけながら「立て!剣舞!」と思いをぶつけると、AMAKUSAも剣舞が使っていた必殺技・厳鬼とまったく同じ形の技を繰り出す。
試合自体はヒロムが勝利したものの、ヒロムは剣舞のマスクをリングに置いて退場し「10年前の約束の相手じゃありませんでした。AMAKUSA選手、申し訳ないです。人違いでした」と切ない言葉を残した。
ヒロムはこの試合で思いに区切りをつけたのか、2024年10月に剣舞がみちのくプロレスに復帰してもこれまで目立ったアクションは起こさなかった。
今回は、ヒロムが持つGHCジュニア王座にAMAKUSAが挑むという構図。
ゴングとともに2人が歩み寄って強烈なチョップ合戦を展開。ヒロムがいきなりTIME BOMBを狙うも、AMAKUSAが着地しスワンダイブ式ミサイルキックからブエロ・デ・アギラを見舞うという立ち上がり。
AMAKUSAが場外に追っていくも、ヒロムがカウンターのフロント・スープレックスで場外鉄柵に叩きつけて反撃。リングに戻して逆水平チョップの猛連打からヒロムちゃんボンバー。さらに「NOAHファンのみなさ~ん、コイツの名前教えてくださ~い!なんて名前か教えろ!」と叫びながら逆水平チョップの猛連打からファルコンアロー。
カウンターのドロップキックで流れを変えたAMAKUSAは雪崩式フランケンシュタイナーから開国(※スパイラルタップと同型)を狙うが、ヒロムがロープを揺さぶって転落させることで阻止。さらにトラースキックを放つが、AMAKUSAがキャッチして4の字式ジャーマン・スープレックス。ヒロムもヒロムちゃんボンバー2連発からTIME BOMBを食らわせるが、AMAKUSAは必死のキックアウト。
ヒロムはエプロン上でのTIME BOMBを狙うが、AMAKUSAがコーナートップから場外への変形ヘッドシザース・ホイップ。さらに顔面へのトラースキックから変形逆打ち、開国と畳み掛けるもカウントは2。ならばともう1回コーナーに上るが、ヒロムが雪崩式デスバレーボム。ヒロムがヒロムちゃんボンバーでの追撃を狙うが、AMAKUSAは引き込んでトルネード・クラッチ。ヒロムがTIME BOMB IIを見舞うもカウントは2。
ヒロムは雪崩式のTIME BOMB IIを狙うが、AMAKUSAが雪崩式不知火で切り返す。ヒロムが「AMAKUSAァーッ!」と叫びながら立ち上がると、AMAKUSAは厳鬼と同型の技から奥の手の解放(※変形スターダスト・プレス)で3カウントを奪った。

見事NOAHジュニアの至宝奪還を果たしたAMAKUSAは、退場していくヒロムの背に向けて「ヒロム、ありがとう!」と叫ぶ。
その後、GHCジュニアタッグ王者の小田嶋大樹がリングに上がって挑戦表明。ファンも大声援でこれを支持し、AMAKUSAも小田嶋を対角に立つにふさわしい相手として認めた。
バックステージに戻ったAMAKUSAは「まずは何より、応援してくれた皆とヒロムに感謝申し上げたい。ヤツがいなければ我はここまで登ってくることはなかったかもしれん。ヒロムだからこそ、これだけ火がついた。いや、つけられたと言った方が正しいか。NOAHジュニアはこの先、我がもっと、もっと!もっと!もっと!!おいしくしていく。ヒロム、またいつでも味わいに来い。我の名はAMAKUSAだ。他の何者でもない。以後お見知りおきを」とヒロムに感謝の言葉を述べつつ、改めて過去を否定。
対するヒロムは「あの時と同じ答えになっちゃうかもしれないけど、俺の勘違いでした。彼はAMAKUSAでした。認めるよ。今日だけは認める。強かった。ただな、お前はGHCジュニアヘビー級チャンピオンになったんだ。高橋ヒロムよりか強いチャンピオンなんだ。普段から今日みたいなNOAHジュニアとしての意地みせてくれよ」とエール。
そして「負けたまんまで済むか。俺は上がるぜ、NOAHのリングに。俺とNOAHの誰かが繋がってるのかもしれないね。NOAHには高橋ヒロムを呼んだ黒幕がいるかもしれないよ」と不穏なワードを混ぜながらもNOAHへの継続参戦を匂わせた。
















