命の危険も!慢性硬膜下血腫を患ったパンディータ が12.7FMWE横浜鶴見に向け意気込み

『パンディータ』というキャラクターレスラーは、FMWから連綿と続くパンダの覆面レスラー。現在はバリアフリープロレスHEROに所属し、FMWEに常時参戦する大仁田の現付け人レスラーだ。
11月24日に山梨県甲斐市で開催された、『Get The Glory プロジェクト〜イジメヲ爆破セヨ〜電流爆破⭐︎ぶちI GOT IT』に、大仁田厚、パンディータが参戦した。実はパンディータにとっては、復帰戦戦だった。
3週間ほど前からひどい頭痛と、時折もの忘れが出ていたというパンディータだったが、11月8日の試合後、大仁田の判断により医療機関を受診し、慢性硬膜下血腫と診断され、手術を受けた。「ずっと風邪を引いているんだと思っていました。11月8日の記憶は曖昧です」とパンディータ。
FMWE関係者によると、「パンディータは、8日、とにかく様子がいつもと違いました。フラフラで声をかけても『大丈夫です』と繰り返すだけで目がトロンとしていました。大仁田さんが、半ば強制的に自分の車に乗せて、病院に連れて行きました。」MRIの画像で、1/4に血が溜まり、脳を圧迫している状態だった。麻痺が出ており、予断を許さない命の危険もあった。「早急な手術が必要とのことで、大仁田さんがまた車にパンディータを乗せ、総合病院に連れて行き、その日の夜、手術を受けることになりました」
術後順調に回復したパンディータは、抜糸を終え、この大会が復帰戦となった。試合を終えたパンディータは、「動けてホッとしました。とにかく楽しくて。また試合ができて嬉しかったです。12月7日のFMWE年内最終戦は、本調子で試合ができそうです」と喜びをあらわにした。
大仁田は「周りに明らかにいつもと違う人がいたら、検査を勧めてください。パンディータも、麻痺が出始めていて危なかった。俺がかかった腹部大動脈瘤も、腹部エコー検査で見つかった。検査で命が助かることだってある。自分は大丈夫と過信せずに、予防医学ってやつだよ」と、いつになく神妙な面持ちで話した。
















