BreakingDownで活躍の元プロレスラーを拳の嵐でKO!日本人ヘビー級を背負う貴賢神が復活ののろし

3日、プロバスケットボールBリーグの神戸ストークスの本拠地であり今年4月にオープンしたGLION ARENA KOBEにて『RIZIN LANDMARK 12 in KOBE』が開催。第7試合で再起を賭けた貴賢神と元プロレスラーのMAX吉田が激突した。
MAX吉田はかつてアントニオ猪木が立ち上げたIGFに所属していた元プロレスラーであり、第9代インターナショナルマーシャルアーツ王者の肩書を持つ。2021年6月のシュートボクシングでプロデビューを果たし、22年7月よりRISEに参戦。2024年10月に行われたYA-MANプロデュースの格闘技大会『FIGHT CLUB2』で総合格闘家でもあるプロレスラー佐藤光留から2ダウン奪うKOでプロ初勝利。今年3月2日にプリズムホールにて開催された『BreakingDown15』で【自称・歌舞伎町の最恐ホスト】舞杞維沙耶と激闘を展開し延長戦でKO勝利を掴み勢いに乗っている。
スダリオ剛の双子の弟である貴賢神は22年4月デビュー戦にしてRIZIN初参戦で関根“シュレック”秀樹にTKO負け。連敗に苦しむも昨年3月コーディー・ジェラベックにTKO勝利。大晦日にエドポロキングに1R TKO負けを喫するも、7月の稲田将戦では2RTKO勝利し再起の兆しを見せている。
 前日の公開計量の場でも両者はあわやの一触即発状態だったため、ふたりの入場に超満員札止めの10420人の大観衆は沸きに沸いた。だが試合は貴賢神が出合い頭の左を吉田の顎にヒットさせ、その後も右を振って鉄槌の嵐から肘連打。レフェリーが止めて貴賢神の圧勝に終わった。

試合後のインタビュールームでも貴賢神は意気盛んに「これじゃ満足いかないんで年末もお願いします」と大晦日のRIZIN参戦を猛アピール。

一方、吉田もさほどダメージはなかった様子であり、傲岸不遜な記者から飛んだ「佐藤光留をKOした格闘家が良いところなしであっけなく秒殺されて、このまま終わったら佐藤の立場もないのでは?リベンジをする機会が与えられたらまたRIZINにも挑戦したいか?」という無礼かつ不快極まりない質問にも「闘いたいです。街のリングで・・・」と返すなど闘志は満々であったが、RIZINへの継続参戦には消極姿勢だった。
















