朝倉海の得意技でRIZIN緊急参戦の19歳・秋元強真が1RKO勝利!試合を辞めた元王者を「男じゃない」と糾弾し宣戦布告!

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 12月31日、さいたまスーパーアリーナにて『Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り』が開催。ABEMA PPVにて視聴できる第7試合では秋元強真(JAPAN TOP TEAM)vs.新居すぐる(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)が行われた。

 新居は【沼コンバ共和国の超人柔道×フィジカル馬鹿一代】コンバ王子の名で戦っていたTHE OUTSIDERを経て2013年からプロとして活動しており、PANCRASEフェザー級王座などを戴冠。RIZINでは負けが目立っていたが、今回のフアン・アーチュレッタ戦で復活する予定であった。
 だがアーチュレッタが出入国トラブルにより欠場に。
 昨年18歳でRIZIN初参戦勝利し、その後も鈴木博昭、赤田功輝、萩原京平らに勝利している秋元がアーチュレッタの欠場発表からすぐにSNSで参戦表明。11月の萩原京平戦で鼻骨骨折をしているが、問題ないことが確認され緊急参戦となった。

 試合は新居がプレッシャーをかけていき、ワンツーから攻めようとするが秋元は一定の距離を維持してワンツーのヒットアンドアウェイに。タックルも下がって組ませず、新居は前に出るも秋元は的確に対応して封殺していく。秋元がワンツーや膝を入れていき、構わず前に出ようとした新居のボディに膝を突き刺す。これで新居がくの字になってリングにうずくまりKOとなった。


 勝利した秋元は「去年の大晦日このリングで恥かいて。相手は違うんですけどちゃんと自分の悔しさに向き合えて良かったです。斎藤選手、欠場が出て緊急参戦とか起きて皆10周年盛り上げるためにやってるのに、正直あそこでの欠場は男じゃないなと思ったんで。まだYA-MAN選手も間に合わないと思うんで、来年のどっかで、秋元vs斎藤お願いします。ありがとうございました」と、YA-MANの欠場により試合が中止となった斎藤裕に宣戦布告。
 バックステージでも「前回みたいにケンカ売ってるとかじゃなくて、元チャンピオンとして10周年を盛り上げたいって気持ちはないのかなと。対策したいっていうのは分かるんですけど、それは相手だって同じだし。欠場するって聞いて男じゃないなと思って。斎藤選手のことはメッチャ好きなんですけど、元ベルト持ってた人としては違うんじゃないかなと思います」と糾弾する。
 だが決め技となった朝倉海の得意技であるテンカオについて聞かれると「海さんに『ヒザで倒したいです』っていうのは言ってて『有言実行だね』って言ってもらえて嬉しかったです。海さんにも『(朝倉未来プロデュース焼肉店『天火御(テンカオ)』の)宣伝もできてすごいな』って言われたッス(笑)そういうわけじゃないんスけどね」と笑顔を見せた。

 バックステージで新居は「19歳とは思えないくらい自信満々で、ファイトスタイルから人間性も含めてスーパースターにこういう人がなるんだなっていうのを直接感じて。なおさらそんな秋元くんにアッサリやられちゃったんで、情けない気持ちが強いですね……連敗もそうなんですけど、何度もこんなステキなチャンスを頂いて『また次も上がりたいです』とは簡単に言えないですね」とRIZIN引退を示唆した。

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