格闘技イベント『RIZIN』がクラウドファンディングでの資金調達でフロイド・メイウェザーJr.の参戦を示唆!「『もう一回日本で試合がしたい』と言っている」

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 9日、都内某所にて『RIZIN.22 ―STARTING OVER―』および『RIZIN.23 ―CALLING OVER―』のカード発表記者会見が行われた。

 RIZINは、今月7日のオンライン会見にてクラウドファンディングの開始と、8月9日&10日に10,000人規模の会場である横浜・ぴあアリーナMMにて、キャパシティの50%にあたる5,000人規模でRIZIN22&23を開催することを発表。
新型コロナウイルス流行のために3大会が中止され、7億円の損失が生じたというRIZINはこのクラウドファンディングにその未来をかけているという。

 この日の会見では、両日合わせて8試合の対戦カードが発表。
 外国人選手の渡航制限もあり日本人&日本在住選手のみの参戦となる今大会だが、国内の有望な若手選手が多数新規参戦することが予告され、浅倉カンナvs古瀬美月の気鋭の女子MMAマッチ、扇久保博正vs朝倉海の第3代RIZINバンタム級王者決定戦など期待のカードが並んだ。

 7日から開始されているRIZINのクラウドファンディングの目標金額は5000万円。5000円から支援を行うことができ、最大金額となる2000万円コースでは『世界に一本しかないRIZIN旗揚げの際に作成した特製のレプリカベルト』がリターン品として贈呈されるなど話題を呼んだが、榊原信行CEOはこのクラウドファンディングにRIZINの未来を賭し、「RIZINのために命を落としてもいい」とその決意を語った。
 そして「皆様から受けた支援はとても重たいお金だと思います。その支援に見合うだけのものを必ず返しますから、ともに日本の格闘技の力を見せて格闘技にそれほど興味のない人たちにも振り向かせるくらいの爆発的な空間を作り出したいと思います」と目をうるませながら胸中を語り、頭を下げた。

 そして、9日に自身のインスタグラムで近日中の来日とRIZIN関係者との会談を匂わせていたボクシング5階級制覇王者、フロイド・メイウェザーJr.について話が及ぶと、「メイウェザーも『もう一回日本に戻って日本で試合がしたい』と。RIZINのクラウドファンディングの記事やインタビューを見て、エールを贈りたいと『プライベートジェットで飛んでいって、是非日本で打ち合わせしよう』って言ってるんですけど、飛んでこれないですから(笑)日本に入れないんで(笑)」と苦笑。

 しかし、年明けからメイウェザーサイドとは継続的に打ち合わせを続けていることを明かし「秋でも可能性あるだろうし、年末でも可能性あると思います。でも全部お金にまつわるんですよ。そのためにもクラウドファンディングとかでみんなに支援してもらって、RIZINという舞台を、経済活動を続けていくことの先にはメイウェザーも必ず有ると思います。今回でいうと、『RIZINと日本にエールを贈りたい』と。いつでも準備が整えば試合に行く用意は有るし、その打ち合わせをしようっていう思いが、今日のインスタの中に出たのかなと、そう思っております」とメイウェザーの年内参戦の可能性も示唆。

 しかし、「でも、準備は出来てるのは分かるんだけど、これ(お金)が無いもんですから(笑)彼は『今回は安く出るよ』っていうのが、途方もなく高いんで(笑)そこの経済的なところが上手くできればチャンスは有るし、向こうもやる気は有る」と内情を明かし、メイウェザー参戦の原資にもなり得るRIZIN活動継続のための支援を改めて呼びかけた。

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