「寝技は楽勝!」皇治が引退を撤回しMMA挑戦を発表!芦澤竜誠にMMAでリベンジか

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 2日、都内某所にてRIZINが記者会見を行い、皇治が引退を撤回してMMA挑戦を表明した。

 皇治は、4月1日の『RIZIN.41』にて芦澤竜誠と対戦して敗北し、試合後には「エイプリルフールに引退するってのも俺らしいと思う。みんなに感謝してます。本日を以て皇治は引退します」と衝撃の引退宣言。

 これについて、RIZINの榊原信行CEOは同月13日の記者会見で「(引退は)しないんじゃないですかあ?(笑)僕は全力で止めますけどね。負けて引退するなんてカッコ悪くないかなあって。芦澤がMMA行くんだから、MMAでリマッチすればいいじゃないですか。せっかく青木真也ってセコンドもいるんだから、教えてもらってですね。『芦澤選手!俺ともう1回やってください!』って追いかけてきてほしいなと思います。全力で引退させません!」と慰留を宣言していた。

 それから約1ヶ月半が経ったこの日、皇治と榊原CEOが並んで登壇。
 榊原CEOは、「なんとか、全力で止めました。引退回避。引退を撤回してもらうということを今日きっとこの場で言ってくれると思って今日この会見を開いております」と挨拶。

 皇治は、「引退します!……って言いたいところですけど、自分かまってちゃんなんで、『引退します』って言いましたが、悔しくて悔しくてたまらなくて、試合が終わってすぐ1週間経たないくらいでMMAの練習してます。戦争っていうのは白旗振ったら終われると思うんですけど、俺はまだ白旗を振っていません。必ずひっくり返してやろうと思ってます。ずっと言ってたトライアスロン、MMAにチャレンジします。男とイチャイチャするのもいいかなと思い、こっちの世界に挑戦するので応援してもらえたら嬉しいなと思います」とMMA挑戦を表明。なお、MMA転向ではなくキック、ボクシングは継続していくとのこと。

 これを受けた榊原CEOは、芦澤のMMA転向の話もしつつ「本人の皇治選手の状況も確認しつつ、年内のデビューを目指して、7月、9月かなと思っています。MMAはそんな簡単なもんじゃないから、また恥をかきに来ることになるかもしれない。恥かく覚悟が出来たらいつでも良いですよ、ウチは」と皇治の年内MMAデビューを匂わせた。

 皇治は、MMAの練習について問われると、「寝技しないですよ?男とイチャイチャ気持ち悪いから(笑)」「楽勝ですね。楽勝。俺はさんざん寝技はしてきましたから(笑)まあ、やめましたけどね。そういうのは。あとはまっすぐに男とイチャイチャしようと思ってます。とにかく、やることやってええとこ見せたいですよね。俺が男に騎乗位されてる姿は見たくないと思うんで」と寝技についてはバッチリであることを強調。
 さらに、「忘れてほしくないのは、俺はマルコメ(※フロイド・メイウェザーJr.)に一途なんでね。アイツとはなんとしてもやりたいんで、遠くなっちゃいましたけどマルコメを捕まえられるように精進していこうと思ってます。だからキック引退とか、ボクシング引退とかではなく、とりあえず自分は挑戦し続ける」と立ち技でも頂点を狙い続ける意志を語った。


 会見後の囲み取材に応じた榊原CEOは、「YA-MANでもそうですけど、高校生の練習生にも〆られるわけですよ。そういう屈辱を味わいながらもう1回泥だらけになって覚悟決めてやれるかどうか。それが1ヶ月経って、2ヶ月経って、そこ(※闘えるレベル)になければ、前座試合ですよ。それこそ、『アマチュアからやり直せ』みたいな話なんで。そんな甘くないんで。MMAに挑むって言った瞬間に、彼の場合は61kgだから、頂上で言うと神龍誠、堀口恭司がいるわけですよ。そこにたどり着くのに、どうなのよって(笑)そのへんの覚悟と努力を、ここは変に変に先入観なく受け止めてあげたい」と、MMA挑戦の壁の高さを語りつつも皇治に期待を寄せた。

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