“裸締め職人”中村K太郎が3年4ヶ月ぶりのRIZIN復帰!世界を相手に生きて来たブチギレファイターをパンチで粉砕!
4月1日インデックスアリーナ大阪で開催のRIZIN.41第8試合、3年4ヶ月ぶりのRIZIN参戦で中村K太郎が得意の寝技でなくパンチでストラッサ―起一を粉砕。試合後のマイクも奇人ぶりで大阪の大観衆を煙にまいて飄々とリングを降りた。
プロスケーターだった異色の経歴を持つストラッサーはパンクラスを主戦場に実績を重ねたのちUFCデビューを果たす。近年ではSNSでのブチギレまくりが話題に。
一方“裸締め職人”の異名を取る中村も国内外で実績を積んできた。
1Rはスタンドの勝負が続く。50戦目のK太郎3年4ヶ月ぶりの試合復帰、ストラッサ―の殺気をいなすかの距離を保つ攻防が続く。互いにグラウンドに行かず。K太郎鼻から出血しながらタックル。コーナーへ押し込むが膠着状態。
2Rが始まると蹴り上げるストラッサ―にK太郎タックル。ストラッサーこれを切るが、K太郎が瞬間パンチラッシュでストラッサーを粉砕。レフリーが止めてK太郎の勝利となった。
K太郎、マイクを手にするが感極まって言葉が出ない・・・しばらくあって、ようやく一言。
「ありがとうございました!」
試合終えてインタビュールームで衝撃の告白にプレスがどよめいた。
「(リング上のマイクについて)自分、普通ではないと思うんで、人格が。奇人のキャラを出そうと思って、ふざけてました」
感極まったわけではなく、なんと「演技」でした。
首の消耗が怖かったので、自分からテイクダウンはいかないで打撃で行った、需要があればコンスタントに出来ればと次戦に意欲覗かせた。
一方のストラッサ―は「紙一重のなかで見えない状態でもらってしまった」と悔しさを噛みしめながらも、「まだまだ諦めない」と不退転の覚悟のほどをのぞかせた。