6000円で試合をしていたと語るRIZINのYAVAYおじさんがMMAデビュー戦を普通に勝利。「皇治には勝てるだろ」「佐藤大輔ありがとう」

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

 31日、さいたまスーパーアリーナでRIZIN DECADE『Yogibo presents RIZIN.49』が開催。第1試合では大雅vs梅野源治の両者MMAデビュー戦が行われた。

 “魔裟斗二世”HIROYAの弟である大雅は16歳でキックボクサーとしてプロデビューし、KrushやK-1のトーナメントで優勝。K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者やRISEスーパー・フェザー級王者に輝き、2018年からRIZINに参戦を続けたがMMAではなく常にキックルールだった。

 梅野はムエタイファイターとして18歳から活動し、日本人史上6人目のラジャダムナンスタジアム認定王者へ。しかしKNOCK OUT参戦時にメインイベンターであるにも関わらず判定勝利を繰り返すと「KO=正義じゃない」と団体を根底から覆す発言をし、2021年からRIZINへ参戦すると皇治戦の判定負けに「ヤバイだろ」と発言したことで“YAVAYおじさん”として一躍有名になった。

 2021年RISEでは大雅が梅野に判定勝利を上げているが、試合は一進一退の打撃戦に。1R後半で大雅がタックルを仕掛けるが梅野は綺麗にこれを切っていきがギロチンチョークで捕らえる場面も見せる。2Rでは梅野がグラウンドで制していき、最後は頭頂部にヒザも連打。判定3-0で梅野がMMAデビュー戦を勝利した。


 バックステージで梅野は「僕がMMAに挑戦していくのはムエタイの認知度を少しでも上げたい。僕がムエタイの試合をいくらしたところで、どんな強敵とやったところで、今のムエタイの認知度って上がらないと思う。僕がムエタイの技術を使って活躍することで、少しでも自分のやってきた競技に還元できるんじゃないか。僕世界チャンピオンだったときに6000円とかで試合してましたからね?中々恵まれた環境にないファイターたちに少しでもチャンス、光を与えられるような土台を僕らが作っていけるような位置に来たと思うんで。キックボクシング、ムエタイ、MMA、ボクシング、空手とか、いろんな競技がありますけど、みんなが協力してムラ社会じゃなくて格闘技っていう大国に出来たらいいんじゃないかなと思ってます」と夢を語る。

 そして今回YAVAY部分がなかったが「今回一番良かったのは、ホントに佐藤大輔ありがとう。お前出てこなかったからだぞ。それは感謝を伝えたいです」と笑顔。今後に関しては「(皇治は)勝てるだろって。全然大丈夫です、いつでも組まれれば。彼がやりたいんだったらやってやろうかなと。因縁があるのも皇治選手だろうし、芦澤竜誠とか同じバンタム級で結構名前も上がってきてるだろうし、色んな面白いマッチメイクが増えてくると思うんで、そういうところにしっかり絡んでいけるように毎日しっかり積み上げていきたいと思います」と来年の展望を語った。

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2025年1月
« 12月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

月別

ページ上部へ戻る