完敗の皇治が「本日を以て引退します」勝利の芦澤竜誠も「今回でキックラストマッチ」
RIZIN2023年度開幕戦・メインイベントで大番狂わせが起こった。
試合前から目立ってなんぼ、賑々しくトラッシュトークを炸裂させてきた皇治と芦澤竜誠が4月1日(土)RIZIN今季開幕戦インテックスアリーナ大阪でメインを張った。
打たれ強さ世界最高峰の皇浩をアグレッシブファイター芦澤が終始変則殺法で翻弄、時には両手だらりノーガードで挑発の余裕見せ、膝にモノ言わせ距離を詰め攻め続け判定2-1で勝利、試合後リング上で歓喜の生歌を披露した。
試合後、ほとんどダメージ感じられない様子の芦澤がインタビュールームに現れた。
生歌について聞かれると「アドレナリン出過ぎて歌えなかったっす」。皇治選手については「思ったよりパンチはなかったっす。じわじわ攻めて来る殺気、それももう読んでたんで。膝があるから俺の距離だった。今回でキックラストマッチ。MMAでも頂点目指したいっすね」
心は早くもMMAに移ったようだ。
一方の皇治は潔く完敗を認めるも、衝撃的な言葉を遺してインタビュールームをあとにした。
「エイプリルフールに引退するってのも俺らしいと思う。みんなに感謝してます。本日を以て皇治は引退します」