“最強Youtuber”朝倉海が衝撃KO負けでRIZIN王座を逃す!兄の未来は「予想してた最悪の展開」と評価
31日、さいたまスーパーアリーナにて『RIZIN.20』が開催。メインイベントではRIZINバンタム級タイトルマッチとして朝倉海vs.マネル・ケイプが行われた。
本来は堀口恭司の持つバンタム級王座に、8月に堀口に勝利した海が挑戦するはずだったが堀口が負傷欠場。返上された王座をかけて、海とケイプが戦う事となった。
1Rは激しい打ち合いになり、ケイプが海の動きにあわせてラッシュを仕掛けていく。2Rに海のワンツーにケイプがストレートを合わせ、後ろに倒れた海にラッシュを仕掛けるとレフェリーが試合を止めた。
海は「今回の試合で自分の弱い部分や課題も見つかったので、落ち込んでても仕方ないので、しっかり映像を見返して反省する部分を反省して、もっと強くなれるように頑張りたいと思います。ここ2戦ああいう勝ち方をして過信していた部分があるのかなと思います。負けたままで終われないんで、必ずもっと強くなってリベンジしたいと思いますし、必ずベルトも巻きたいと思います」とコメントし、兄の未来は「予想してた最悪の展開になっちゃったなって。ここ2戦はうまく行き過ぎてたというか、堀口戦はカウンターの合わせる手法というか、こっちから倒したわけじゃないと言うか、憂流迦選手とくらべてもマネル・ケイプって目がいいので、向かい合ったときに反応の良さで力んじゃうと思ったんで、『力まないように』って言ったんですけど、すごい力が入ってて、相手の攻撃が見えてなかったですね。自分の攻撃にほとんど意識が持って行かれていてセコンドの声もあまり聞こえてなかったので、今日は動きが悪かったですね」と評価。
新王者となったケイプは「印象が違ったと言うか、リングで実際に彼の目を見たときに少し怯えているように感じました。試合が始まっても、同じような攻撃しかせず動き回ったりしてきたので、戦ってみて彼は今日勝つことが出来ないなと自信を深めました。RIZINで、そして日本で一番圧倒的なファイターになりたいです。日本でビジネスも始めたいと思いますし、映画スターになることもあり得るのかなと思います。私は負けから多くを学んできた。自分が伝えたいことは『皆さん自分を信じて頑張ってください』ということ。自分は学校にはあまり行かなかったが、学校の先生が自分を信じてくれなかったり、自分が金持ちになって皆を雇うと言っても、世界チャンピオンになると言っても信じない人が多かったが、彼らを見返すことが出来て、チャンピオンになることが出来て非常に嬉しく思う」と、ポルトガルのアウトサイダーらしいコメントを残した。