「また明日帰ったら仕事なんで」工場勤務の苦労人が4万人のRIZINで勝利!
7月28日、さいたまスーパーアリーナにて『Yogibo presents 超RIZIN.3』が開催。第1試合では新居すぐるvs摩嶋一整が行われた。
THE OUTSIDERやPANCRASE時代は【沼コンバ共和国の超人柔道×フィジカル馬鹿一代】コンバ王子の名で活躍していた新居。2021年からRIZINに参戦し、昨年PANCRASEフェザー級王者に。
対する摩嶋は2020年にRIZIN参戦後、斎藤裕、クレベル・コイケ、金原正徳、今成正和にグラウンドで敗北しており、崖っぷちの戦いとなる。
試合は1Rから摩嶋がテイクダウンを奪いコツコツとパウンドを落としてバックやマウントを取り優勢に。2Rには新居のアッパーをみきった摩嶋がタックルで組み付いて振り回すとテイクダウンを奪い、そのままバックを取り胴締めスリーパーでタップアウトを奪った。
工場勤務の摩嶋は「4万人もいる大舞台、僕一人では到底来れなかった場所に来れたこと感謝してます。また明日帰ったら仕事なんで、現場なんで、今日この辺で。また勝ちます」と言葉少なにリングを後に。
奥さんも会場で観戦し勝利を捧げたという摩嶋は、明日の月曜日には家族を支えるために仕事に戻る。