RIZIN.17で扇久保博正が元谷友貴を撃破し石渡伸太郎との対戦を熱望!

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 28日、埼玉県・さいたまスーパーアリーナにて『RIZIN.17』が開催され、第10試合で元谷友貴vs扇久保博正が対戦。

 試合が始まると、スタンド状態で打撃戦を狙っていく扇久保が突っ込んでいくが、扇久保が低空タックルを狙ったところをキャッチしジャンピングDDTのような形で頭からマットに突き刺してグラウンドに引き込む。元谷が終始下になりながらも腕を取り、下から打撃を放つなど拮抗したまま1Rを終える。
 2R、突っ込んでくる扇久保を元谷ががぶってグラウンドに引き込み、扇久保は上をとっていくが元谷が下から盤石のガードを見せ、スタンド状態になってからも再びグラウンド線へ。膠着状態のまま終了。
 3Rに入ると元谷が距離を詰めて扇久保に打撃戦を挑むと扇久保も真っ向から応じてバチバチと打ち合っていき、扇久保が隙を突いてテイクダウン。元谷はクロスガードで対抗しながらスタンド状態まで戻し、再び足を止めての乱打戦。元谷の前蹴りがアゴにクリーンヒットすると扇久保がふらつくシーンもあったがすぐに立て直し、両者足を止めて真っ向から顔面の打ち合いとなり会場全体が大きく沸く。扇久保がふらつきながらも低空タックルで足を刈ってテイクダウンを奪い、上からパウンドを狙う扇久保と、下からその右腕をアームロックで捉えようとする元谷がグラウンドで両者がもみ合う中、フルタイムのゴングが鳴らされる。
 判定は2-1で扇久保が勝利。その後リング上でマイクを取った扇久保は、「榊原さん、憂流迦選手と石渡選手と勝った方とやらせて下さい」と、この日の第11試合で対戦する石渡伸太郎と佐々木憂流迦の勝者との対戦を直訴した。

 接戦をものにした扇久保は、試合を振り返り「強かったですね。最後疲れちゃって雑になっちゃったんで、どっちが勝ってもおかしくない試合でした。3Rで逃げのタックル行っちゃうとやられるなと思ったんで、打撃で最後行きました」と語る。
 そして、第11試合で石渡が勝利したことについて話が及ぶと「強いですね。あと顔も似てるんで(笑)素晴らしい選手なので戦ってみたいです。仕留める能力が高くて気持ちも強い選手なのですごく強い選手だと思います」と語り、自身のテイクダウン技術が通用すると思うかを聞かれると「行けると思います」とニヤリ。次の戦いに向け闘志をみなぎらせた。

▼RIZIN MMAルール(肘あり):5分3R【61.0kg】
●元谷友貴
3R 2-1
○扇久保博正

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