【試合詳細】9・14 マリーゴールド後楽園ホール大会 【DREAM✴STAR GP優勝決定戦】青野未来vsビクトリア弓月 林下詩美vs天麗皇希 Maria vs CHIAKI 野崎渚vs松井珠紗

『DREAM✴︎STAR GP 2025』
日程:2025年9月14日(土)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1260人(満員)
▼8人タッグマッチ 15分1本勝負
○山岡聖怜/ハミングバード/南小桃/山﨑裕花
9分2秒 ジャーマン・スープレックス→エビ固め
石川奈青/勇気みなみ/●橘渚/メガトン
▼DREAM✴STAR GP 2025 STARリーグ 15分1本勝負
○後藤智香【3勝3敗1分=7点】
7分12秒 GCS→片エビ固め
●田中きずな【1勝6敗=2点】
▼DREAM✴STAR GP 2025 STARリーグ 15分1本勝負
▲MIRAI【3勝2敗2分=8点】
5分11秒 両者リングアウト
▲ちゃんよた(PPPTOKYO)【2勝4敗1分=5点】
▼DREAM✴STAR GP 2025 STARリーグ 15分1本勝負
[Darkness Revolution]●野崎渚(フリー)【3勝3敗1分=7点】
5分51秒 ヨーロピアン・クラッチ
[Darkness Revolution]○松井珠紗【4勝3敗=8点】
▼DREAM✴STAR GP 2025 STARリーグ 15分1本勝負
△桜井麻衣【4勝2敗1分=9点】
15分0秒 時間切れ引き分け
△青野未来【4勝1敗2分=10点】
※青野がSTARリーグを制覇し決勝戦進出。
▼DREAM✴STAR GP 2025 DREAMリーグ 15分1本勝負
○Maria【3勝4敗=6点】
4分46秒 エクスカリバー→片エビ固め
[Darkness Revolution]●CHIAKI【1勝5敗2分=4点】
▼DREAM✴STAR GP 2025 DREAMリーグ 15分1本勝負
△岩谷麻優【3勝1敗3分=9点】
15分0秒 時間切れ引き分け
△ビクトリア弓月【4勝1敗2分=10点】
▼DREAM✴STAR GP 2025 DREAMリーグ 15分1本勝負
●林下詩美【4勝5敗1分=9点】
9分51秒 リングアウト
○天麗皇希【4勝3敗=8点】
※弓月のDREAMリーグを制覇が決定し決勝戦進出。
▼DREAM✴STAR GP 2025 優勝決定戦 時間無制限1本勝負
【DREAMリーグ1位】●ビクトリア弓月
14分48秒 ワンセコンドEX→片エビ固め
【STARリーグ1位】○青野未来
※青野がDREAM✴STAR GP 2025優勝。
青野が悲願のDREAM✴STAR GP初優勝を果たし詩美の真紅のベルトへ挑戦!準優勝の弓月は桜井の純白のベルトへ挑戦!10・26両国大会に向けて王座戦線が過熱!
第0試合
山﨑とメガトンの対面でゴング。メガトンがロックアップをスカして「ガオーッ!」と観衆にアピールし続け、なにもしないまま勇気にタッチ。
山﨑と勇気の対面。ロックアップからリストロック&ヘッドロックの取り合いを経てクリーンブレイク。山﨑がロープに飛んでショルダータックルも、勇気がすぐにドロップキックで反撃。勇気&石川が2人でロープに飛んでクロスラインからサンドイッチ式ドロップキック。さらに2人でコーナーに振り、橘&メガトンも加わってトレイン攻撃。勇気がクロスアーム式巻き投げからドロップキックで追撃するも、山﨑も延髄斬りでやり返してバードにタッチ。
バードは勇気にドロップキック、小桃とともにダブルのドロップキック。さらにバッファロー・スリーパーに捕らえ、聖怜が橘にサーフボード・ストレッチ、小桃が石川にパロ・スペシャル。山﨑にスリーパーホールドをかけられたメガトンが高速タップも試合権利がないため続行。勇気がバードにスイング式首極め腕卍から河津掛け。橘にタッチ。
橘がバードにドロップキックから串刺し攻撃を狙うが、ひらりとかわしたバードが後頭部へのドロップキックを見舞って聖怜にタッチ。
聖怜が橘にドロップキックから串刺しタックルを見舞うが、橘もクロスボディで反撃。聖怜がロープに飛ぶが、石川が飛び込んできてラリアットからダブルアーム・スープレックス。橘がドロップキックで追撃し、三角飛びクロスボディからラ・マヒストラル。バードが救出すると、聖怜&山﨑がダブルの619からダブルのドロップキック。石川が救援に入って2人まとめてランニングネックブリーカードロップ。小桃が石川をドロップキックで排除。
聖怜は橘にスパインバスターからサイド・スープレックスを見舞い、ぶっこ抜きジャーマン・スープレックス・ホールドで叩きつけて3カウントを奪った。
第0試合試合終了後にはDREAM✴STAR GP入場式が行われ、選手を代表して後藤智香が挨拶。
後藤「後楽園ホールにお越しの皆さん!そしてWRESTLE UNIVERSEをご覧のあなた、こんにちは!せーの!あっちか!こっちか!ごちか~♪DREAM✴STAR GP2025、いよいよ本日が最終戦となりました。惜しくも……惜しくも!私は決勝に行くことは出来ませんが、熱く最後の1戦まで闘いたいと思います。いけんのかゴチカ!オーッ!いけんのかマリーゴールド!いけんのかマリーゴールド!そしていけんのか近藤修司コーチ!いけんのか後楽園ホール!皆さんの声援が選手、私たち一同パワーになります。ギラギラと熱く激しく美しい闘い、皆さんしっかりとお見逃しの無いように、今日も盛り上がっていくぞ~!以上!今日もぶちかましていきます!よろしくゥ!……終わりです」
<試合後コメント>
石川奈青&勇気みなみ&橘渚&メガトン
石川「助けに行けなくてウチらもごめん」
勇気「今日でDREAM✴STARが最後なので、こうやって後楽園で第0というのもこのメンバーで何回も経験してきたので、これをまたDREAM✴STARじゃないシリーズが始まって、みんなそれぞれ組むか分からないですけど、また頑張りたいなと思いました」
石川「今日DREAM✴STAR決勝戦ですけど、ウチら第0もそうだし、裏でセコンドとか、見えない頑張りとかもDREAM✴STARをウチらが支えた面もあると思う。だからね、そういうのをDREAM✴STARを終わったら出場した選手たちに直接試合でウチらも伝えていかなきゃなって思いますね」
メガトン「ガオ」
橘「悔しいです!第0試合もっと盛り上げたかったですけど……やっぱり、聖怜と改めてこの顔ぶれで闘うと、強さをほんとに感じて、自分がホントに及ばないのをひしひしと実感してしまうので、もっと練習して強くなりたいです!」
石川「やろう!やろう!今からトレーニングだ!」
メガトン「復帰!ガオ!」
山岡聖怜
「ありがとうございました。自分は最後に闘うことは出来なかったけど、第0で自分はやりきったかなと思います。またDREAM✴STARのチャンスがあったら最後まで全力で戦い抜きたいと思います」
第1試合
ゴングが鳴るとロックアップでの力比べを展開も、これは後藤が圧勝。そのままヘッドロックで捕らえてグラウンドに組み伏せるが、なんとか抜け出したきずながドロップキックから脇固め。後藤がロープに逃れると、コーナーに振って串刺しエルボーから串刺しヒップアタック。さらに「回すぞ!」と宣言してジャイアント・スイングを狙うが、きずなが下からサムソンクラッチ。さらに後藤のエルボーをキャッチして再び脇固め。後藤の前転に合わせて腕十字へと変形させ、さらにアンドレへと切り替える。
後藤は長時間捕まったものの、なんとかロープへ。きずながロープに飛ぶも、後藤がカウンターのラリアットから逆エビ固め。ロープに逃れたきずなへ串刺しヒップアタック、エプロンからのビッグブーツを見舞い、ジャイアント・スイングで13回転。後藤が引き起こそうとしたところできずなが下からスモールパッケージ。さらにスクールボーイ、バックスライドと畳み掛けてバズソーキックからフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド。
きずながロープに飛ぶも、後藤がカウンターのラリアットからロープに飛んでラリアット。続けてGCSで叩きつけて3カウントを奪った。
<試合後コメント>
後藤智香
「よいしょ!はい!後楽園ホール、DREAM✴STAR最終戦!惜しくも!惜しくも決勝に行けなかったゴチカはガッツリと第1試合で勝点2点ゲット!7点!喜ぶ気持ちと、ここまで来たら上まで行きたかった気持ちと、すごくすごく悔しい気持ちと。でも!去年は2点!今年は7点!確実にちょっとずつ、いや!大幅にパワーアップしてると思います!ゴチカは今日開会宣言任せられたのでね。このままマリーゴールドの、マリーゴールドの……なんだろな、う~~ん……大黒柱?いや!ポジティブパワースポット?いや!ゴチカはゴチカらしく歩んでいくので見ててください。以上!」
田中きずな
「今日でDREAM✴STAR GPが終わりました。私は去年のリーグ戦でものすごい悔しい思いをして、あの日、去年のリーグ戦最終日に、1年かけて変わって、来年は笑顔で終われるようにっていう目標を掲げて1年間やってきたつもりだったんですけど、腰での長期欠場があったり、上手くいかないことばっかりで。今回のリーグ戦も全然結果を残せなくて、また悔しい気持ちで終わってしまったんですけど、でもリーグ戦終わったら全てが終わるわけではないし、この悔しさを自分なりに、この悔しさを活かすのも自分にしか出来ないと思ってるので、この自分の悔しさを自分で晴らせるように、ここからももっともっと折れずに頑張っていきたいと思います。リーグ戦の期間たくさん応援してくださってありがとうございました」
第2試合
激しいショルダータックル合戦が展開されるも、これは全くの互角。MIRAIは逆水平チョップ、ちゃんよたはエルボーで打ち合っていき、互いにアルゼンチン・バックブリーカーを狙う攻防。続けてラリアットでの正面衝突で意地を張り合っていき、両者倒されること無くダブルダウン。よろよろと起き上がった2人はラリアットのラリーを展開していき、再び力尽きて両者同時に倒れ込む。
先に起きたMIRAIがロープに飛ぶも、ちゃんよたが追走してロープへの串刺しラリアットで場外に叩き出す。ちゃんよたは場外でアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げながらリング周囲を行進していき、場外ボディスラム。リングに戻ろうとするちゃんよたをMIRAIが引きずり下ろして逆水平チョップの猛連打。MIRAIがリングに戻ろうとすると、今度はちゃんよたが引きずり下ろしてラリアット。そのまま2人で場外でのラリアット合戦を展開する中で場外カウント20が叩かれ両者リングアウト裁定となった。
<試合後コメント>
ちゃんよた
「アァ~ッ!リーグ戦、最終戦勝って終わるはずだったんですよ。MIRAIとの当たり合い、楽しすぎて楽しすぎて、場外コールが全く聞こえなかった。最後に聞こえたときには時間がなくて戻ることが出来ませんでした。メチャクチャ悔しいです。でも、あんなに楽しい当たり合いが出来るの、すごいすごい、すーごい良い経験でした。MIRAIとはもっともっとやりたいと思います。そしてリーグ戦、応援してくださってありがとうございました!」
MIRAI
「あぁ、いてーなぁ。身体も痛いし、なんか身体以外も……痛く感じてしまいます。今日勝っても負けても決勝にはもう進めなかかった。けど、もうなにもかも全部食い尽くしてやる。そんな試合をしてやろうと思って臨みました。結果は2人共場外リングアウトで引き分け。やってて思った。まだまだ行けたよ。すごい悔しさが残る、いや、悔しさしか無い今回のリーグ戦だったなと思います。けど、今日ちゃんよたと闘って、マリーゴールドには無いような闘いが出来た気がするし、この前のストロング、他の選手達と闘ってすごい楽しかった。なんだろうなぁ、この気持ちは!もう1回自分自身とよく向き合って、早いうちにこの思いを決めて、皆さんに答えを出したいと思います。……あぁ、クソッ!」
第3試合
ゴングが鳴ると、松井が足を踏みつけてからのアームドラッグ、低空ドロップキックで先制。野崎が右ストレートのフェイントから足を踏みつけてお返しし、コーナーでのブレイジング・チョップ連打からエプロンでのおしゃれキック。野崎がエプロン上で右ストレートからノアール・ランサーを狙うが、松井がトラースキックでカウンター。
松井が「行くぞ場外~!」と叫んで叩き出し、リングの下から大量のイスを取り出して山のように重ねていく。松井が野崎を観客席に叩き込んでからイスの上へのボディスラムを決め、イスの山の上に倒れる野崎へエプロンからのダイビング・フットスタンプ。2人が場外でイスでの殴り合いを展開し、打ち勝った野崎が場外カウント19で松井をリング内へ戻す。
野崎がミサイルキック2連撃から投げようとするが、松井がカサドーラ。野崎はこれをひっくり返して引き起こし、レインメーカー式ビッグブーツからノアール・ランサーを発射。これを松井がブサイク・ニーで撃ち落とす離れ業を見せると、さらにブサイク・ニーで追撃。
互いにロープに飛びながらニーリフトを放っていくが、野崎がノアール・ランサーをヒット。カバーに入るが、松井が下から丸め込んでヨーロピアン・クラッチで捕らえて3カウントを奪った。
試合後、野崎が笑顔で握手を求めると松井も両手で握り返して笑顔。野崎は肩を組みながら松井を称えた。
<試合後コメント>
野崎渚&松井珠紗
野崎「あぁ疲れた……。こんな10分も行ってない短い試合でこんなに疲れるの、なんか初めてかもしれない。5年7ヶ月……何日だったっけな?何日だったっけ?」
(※松井が飛び込んできて)
松井「5年7ヶ月26日ぶり!」
野崎「おぉ、いたいたいた(笑)おいでおいで」
松井「5年7ヶ月26日ぶりの、サシです!」
野崎「いやあ、楽しかったよ。容赦ないね(笑)」
松井「ノザキ様に言われたくないですよ(笑)」
野崎「楽しかったね」
松井「もっと、もっとやりたかったです。15分1本勝負だったんで気持ち的に焦っちゃった部分があって。いつかまたシングル、サシでやるときは、それこそタイトル戦?」
野崎「いいねえ、やろうよ」
松井「やりましょう!まず獲るとこから」
野崎「そうだね、獲ればいいんじゃない?(笑)じゃあ次闘うときはタイトルマッチで!ありがとうございました!」
松井「ありがとうございました!(※胸を押さえながら)強烈です……」
第4試合
ゴングが鳴ると、じりじりと距離を詰めてロックアップからリストの取り合い。ヘッドロックの攻防からクリーンブレイク。
桜井が距離を詰めていくが、青野がカウンターのドロップキック。さらに桜井の串刺しビッグブーツをかわしてヒザ裏を蹴り上げ、串刺しドロップキックから桜井のヒザ裏を蹴り上げ、ニーロックからのローキック。39ロックと足への一点集中攻撃。
青野は桜井が立ち上がろうとするたびにローキックで潰してロープに飛ぶが、桜井があえて痛めた足でのビッグブーツでカウンター。桜井もお返しとばかりに青野のヒザ裏のストンピング連打からエルボードロップ。そのままニーロックで捕らえるも青野はロープへ。
桜井は青野をコーナーに上に腹ばいに寝かせて腹への地対空ビッグブーツ。さらに顔面ウォッシュからロープ貫通ビッグブーツを放つが、青野がかわしてヒザへの串刺しドロップキック。場外に転がり出た桜井へ、エプロンからの空対地サッカーボールキックを見舞う。続けて場外ブレーンバスターを狙うが青野だったが、桜井が逆にブレーンバスター。桜井は観客席の中心まで青野を連行して痛めつけていく。
先にリングに戻った桜井がゆうゆうと待ち受ける中、青野は場外カウント18でなんとかエプロンへ上がる。桜井はリングインを許さず、再びコーナーに上げて雪崩式ブレーンバスター。さらにコーナーに上ってミサイルキックを見舞い、レッグラリアートから顔面へのシャイニング・ケンカキック。続けてSTOからダイビング・エルボー・ドロップを放つが、青野が下から足を突き上げて剣山のように迎撃。桜井は思わぬ大ダメージを負ってのたうち回る。
青野はダブルアーム・スープレックスからテキサスクローバー・ホールド。コーナーに上った青野だったが、桜井が追いすがってエルボー合戦を展開。ビンタ連打からのヘッドバッドで怯ませた桜井が雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、ガッチリ受け止めた青野が雪崩式スタイルズ・クラッシュという荒業で切り返す。
青野はエルボーの猛連打からバズソーキックを叩き込み、タイガー・ドライバーを狙う。桜井がこれをバックスライドからのMPRで切り返し、ビッグブーツを発射。これをかわした青野がジャーマン・スープレックスも、桜井が即座に起きてバックドロップ。両者大の字となりダブルダウン。
先に起きた桜井がSTKからグロリアス・ドライバーを狙うが、青野がバックを取ってレインメーカーからバズソーキック。立て続けにスタイルズ・クラッシュを狙うが、足を絡め取った桜井がSTF。青野が首を抜いて掟破りのSTFで切り返すと、クロスレッグ式の変形STFに切り替えてさらに掟破り。意地がある桜井もギブアップせず耐え抜き、15分フルタイムドローの決着に。
これにより、桜井が9点、青野が10点で終了したため青野の決勝戦進出が決定。
<試合後コメント>
青野未来
「おっしゃー!決勝進出決まりました。桜井麻衣から勝って決勝に行きたかった。桜井麻衣を超えるっていうのも、今日リベンジを果たすことも今日の大きな目標だったから悔しさもあるんですけど、またそれはこの先のお楽しみということで。絶対に桜井麻衣を超える日、もう1度リベンジを果たす日は絶対に来ると、私はそのためにもこのあと決勝で必ず優勝します。絶対に優勝して、夢の一歩となるように、今日をそういう日にするんで。このあと見てください」
桜井麻衣
「2025年のDREAM✴STAR GPが終わってしまいました。すごく、優勝しか見てなかったので……すっごい、悔しすぎて涙も枯れてしまいました。でも青野未来が決勝戦に行ってくれました。私は青野未来に絶対に優勝してほしいと思います。そして、いずれ林下詩美の持つ赤いベルトに挑戦するのかな?もしその赤いベルトを獲ったら真っ先に挑戦させろよ?」
第5試合
入場後、CHIAKIがリング中央に座り込んで挑発。Mariaにも向かい合って座るよう要求するも、Mariaは応じずドロップキックで奇襲。
慌ててゴングが鳴らされる中、Mariaは「気持ちわりいんだよ!」とドロップキックから顔面ウォッシュ。CHIAKIも顔面ウォッシュでやり返し、コーナーへのフェイスクラッシャーからロープに顔面をこすりつけるラフ攻撃。CHIAKIはアイアンクロー・スラムを狙うが、Mariaがサミングで切り返そうとする。CHIAKIもこれをキャッチしてサミングからのスモールパッケージでやり返すが、返したMariaが髪を掴んで引き回しつつスイング式フェイスバスター。
MariaはCHIAKIの顔面をグリグリと踏みつけてからロープに飛ぶが、場外から松井がイスを投げつけて妨害。CHIAKIがフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドからキャノンボールを見舞い、旋回式アイアンクロー・スラム。CHIAKIがロープに飛ぶが、Mariaがキャッチしてハーフネルソン・スープレックス。CHIAKIもすぐに起きてパワースラムで叩きつけて突っ込んでいくが、Mariaがカウンターの片足ドロップキックを顔面に突き刺す。カバーに入るも、自ら2で肩を上げてからCHIAKIにキッスを交わし、エクスカリバーで頭から垂直に突き刺して3カウントを奪った。
<試合後コメント>
CHIAKI
「今日は最終戦。この1ヶ月半ずっと楽しみにしていたMariaとの対戦。まあね、Mariaはいつか俺の女にしてやろうと思ってんだけど、最初からは上手くいかねえかなって。ただ、見た?最後、あっちの方からキスしてきたよ。これはどういう意味なんだろうか?これから楽しみだなあ~」
Maria
「最終日ぃ、ウチ本当はさ、マーベラスの試合があるわけぇ。なのにまた欠場になってムカつくし。い・ろ・ん・な・モ・ノ、奪っちゃった♡じゃあねぇ~♪」
第6試合
試合前に弓月が握手を求めると、岩谷が警戒しながらも応じる。弓月が背を向けた瞬間に岩谷がドロップキックで奇襲。
慌ててゴングが鳴らされる中でいきなり岩谷がドラゴン・スープレックス・ホールドを狙うが、弓月が投げっぱなしジャーマン・スープレックスで切り返し、ローリング・アローから場外に叩き出す。弓月は場外飛びは狙わず場外に降りるが、岩谷が即座にトラースキックから観客席へと叩き込む。
岩谷が弓月をリングに上げ、ロープにくくって串刺しドロップキック。岩谷が両手を広げて「来いよッ!」と挑発する中、弓月はよろよろとエルボー。岩谷は突き放すかのようなサッカーボールキックを連打し、背中へのフットスタンプ。ロープに飛ぶが、弓月がカウンターの払い腰を決めて反撃の狼煙を上げる。
弓月は岩谷のソバットをかわしてカウンターのエルボーを叩き込み、岩谷のバカタレスライディングキックもかわして上から押さえ込む。さらに掟破りのバカタレスライディングキックを叩き込むという研究成果を見せ、ダブルリスト・アームサルトからクロスフェイス。さらにロープ貫通ドロップキックで場外に蹴り出してトペ・スイシーダを狙うが、岩谷が「させるかボケェ!」と下からビンタで撃ち落とし、お返しのロープ串刺しドロップキックで場外へ蹴落としてトペ・スイシーダ。
岩谷は弓月をリングに上げてミサイルキック。「まだまだぁ!」とフロッグ・スプラッシュで追撃し、ドラゴン・スープレックス・ホールドを狙っていく。なんとか脱出した弓月だったが、岩谷がトラースキック。弓月もトラースキックを見舞うが、岩谷が倒れず投げっぱなしジャーマン。弓月も即座に起きて投げっぱなしジャーマン。両者大の字となりダブルダウン。
両者フラフラと起き上がってエルボー合戦を展開。弓月が強烈なトラースキックからブルーサンダー・ボムを決め、クロスアーム式ジャーマン・スープレックス・ホールド。これを返されると即座にクロスフェイス。もう片方の腕のも足で挟む羽折り固めのような変形式へと切り替えて絞り上げるが、岩谷がロープに足をかける。
弓月が突っ込んでいくが、岩谷が素早くバックを取ってジャーマン・スープレックス・ホールド。そのままロコモーション式でドラゴン・スープレックス・ホールドも、弓月が下から体を捻る形で上下を入れ替えてクロスフェイス。さらに羽折式クロスフェイスも岩谷がロープへ。
弓月は旋回式ブルーサンダー・ボムからビクトリー・シューティングを放つが、かわした岩谷がハイキック。さらにトラースキックを発射も弓月がかわしてスクールボーイからのトラースキック。さらに弓月がトップロープからムーンサルト・プレスを発射も、かわした岩谷がバズソーキックからトラースキック、さらにバズソーキックと猛連打。
岩谷もコーナートップに上がってムーンサルト・プレス。顔面にヒザがぶっ刺さる強烈な一撃も、弓月が被弾しながらも下からひっくり返してクロスフェイス。ラスト10秒となると自ら解除してブルーサンダー・ボムからビクトリー・シューティングを決めるが、カバーに入った瞬間に15分フルタイムドローを告げるゴングが鳴った。
<試合後コメント>
ビクトリア弓月
「DREAM✴STAR最終戦、麻優さんに勝つことは出来なかったけど、憧れ超えを果たすことは出来なかったけど、でも、それでも15分ドローっていう結果。今私はここまで来て、DREAMリーグ単独首位。ここまで上り詰めて、あと1勝して優勝。ここが今見えてきてる。だからしっかり優勝決定戦で私がこのキャリアで優勝を果たして、私のユナイテッドに挑戦する目標、これを必ず叶えたいと思います。皆さん楽しみにしててください」
岩谷麻優
「予選敗退。うん……初出場で初優勝、そんなことを夢に見て今日という日を迎えたけどダメでしたね。しかも、なんだ。結構やられまくった。自分が押しててあともうちょっとだったとかだったらメッチャ悔しいってなるけど、今日は弓月の気持ちと技術が勝ってましたね。あぁ、悔しいな。ヤバい。高い壁であるつもりが、ちょっと崩壊しかけている。もっかい、やり直したいと思います」
第7試合
ゴングと同時に詩美がドロップキックを見舞い、コウモリ吊り落としからラリアット。速攻をかけた詩美だったが、皇希はなんとか返して場外にエスケープ。
詩美はすぐに追っていってリングに放り込み、ミサイルキックからスリーパーホールド。さらにラリアットを狙うが、皇希がバックエルボーでカウンター。詩美はなおもロープに飛ぶが、皇希がクロスボディで迎撃。
皇希がボディスラムから逆エビ固めを狙うが、決まり切る前に詩美が慌ててロープへ。皇希はロープ貫通ビッグブーツからカナディアン・フェイスバスターを狙うが、詩美がショルダースルーで切り返す。
詩美はアルゼンチン・バックブリーカーからのバックフリップを見舞い、ジャーマンを狙う。皇希はこれをRKOで切り返し、打点の高いドロップキック。詩美も即座に起きて投げっぱなしジャーマンで反撃。両者倒れ込んでダブルダウン。
先に起きた詩美がラリアットを放つが、これをかわした皇希がビッグブーツ。詩美がキャッチしてエルボーを見舞い、ロープに飛ぶも皇希がカウンターのスパインバスターから逆エビ固め。皇希は「終わりだ!」と宣言してバックドロップで叩きつけ、コーナートップからアメジスト・バタフライを発射。詩美はこれをかわして自爆させ、スライディング・ラリアット。
詩美が引き起こしてジャーマン・スープレックス・ホールドもカウントは2。ならばと詩美はハイジャック・ボムを狙って旋回するが、皇希が着地してスクールボーイからのジャックナイフ。キックアウトした詩美がラリアットで皇希を場外に叩き出し、エプロンから場外へのミサイルキック。皇希がこれをかわすと、詩美が自爆して大ダメージを負う。
皇希がリングに戻ろうとするも、詩美が引きずり下ろしてドロップキックから場外ブレーンバスターを狙う。これをかわした皇希が先にリングへ戻り、慌ててエプロンに上がってきた詩美をビッグブーツで場外へ。ここで場外カウント20が数えられ、皇希がリングアウト勝ちを収めた。
これにより、10点を獲得した弓月の決勝戦進出が決定。9点の詩美の敗退が決まった。
<試合後コメント>
林下詩美
「あぁ……あぁ~!(※しばらくうなだれたあと何も語ること無く退席)」
天麗皇希
「長かったぁ、リーグ戦……。最後、勝った?私勝ったんですよね?でも正直嬉しい気持ちと、こんな方法でしか勝てなかったという悔しさが両極端にあって。次詩美さんとシングルするときは、私が3を獲って勝ちたいって、そう思いました。でも今日の勝ちでも勝ちは勝ちなんで、私は悔しいですけど、去年と同じ8点を無事獲って終わることが出来てとりあえず良かったかなと。またこっから両国に向けてやりたいことが出てきたんで、そこに向けて頑張ろうと思います」
第8試合
ゴングが鳴ると、ロックアップでの力比べ。押し勝った青野が離れ際にローキック。2度目のロックアップの攻防では弓月が押し込んで離れ際にエルボーを見舞い、ティヘラから低空ドロップキック。弓月がロープに飛ぶが、青野がヒップトスからサッカーボールキックを連打しバッファロー・スリーパー。
弓月がなんとかロープに足をかけると、青野はロープへの串刺しミドルキックを連打。続けてラリアットを狙うが、弓月がカウンターの払い腰。弓月がロープ貫通ドロップキックで顔面をぶち抜き、エプロン上でのダブルリスト・アームサルトを狙うが、青野が踏みとどまって逆にエプロンでのスタイルズ・クラッシュ。さらに場外でスタイルズ・クラッシュを狙うが、弓月がショルダースルーで切り返して逃れ、コーナートップからプランチャを決める。
弓月が青野をリングに放り込み、コーナートップからミサイルキック。ソバットを見舞ってからロープに飛ぶが、青野がツアー・オブ・ジ・アイランドで迎撃。青野がサッカーボールキック連打で追撃し、ラリアットを狙うも弓月がカウンターのローリング・エルボー。青野も倒れず耐えてハイキックを叩き込む。
両者ふらふらと起き上がってエルボー合戦を展開。青野が強烈なローキックを連打していくが、弓月もミスティカ式クロスフェイス。さらに羽折り固め式の変形クロスフェイスで絞り上げていき、バックドロップからローリング・アロー。青野はこれを抜け出してバズソーキックからラリアット、スライディング・ラリアットと猛攻。オリンピックスラムを狙う青野だったが、弓月は変形ブルーサンダー・ボムからローリング・アローで切り返す。弓月はクロスアーム式ジャーマン・スープレックス・ホールドを狙うが、青野がクラッチを切ってレインメーカー式ハイキックからオリンピックスラム。ダメージが深い青野も追撃に行けず、両者大の字となりダブルダウン。
先に起きた弓月がトラースキックを発射も、かわした青野がショートレンジ式レインメーカー。これをカウント1で返した弓月がトラースキックからクロスアーム式ジャーマン・スープレックス・ホールドを決めるが、青野も2で返す。弓月はリストクラッチ式ブルーサンダー・ボムからビクトリー・シューティングを発射も、かわした青野がバズソーキック。
青野は四つん這いになる弓月の腹部を下から思い切り蹴り上げ、タイガー・ドライバー。足を離さぬまま持ち上げてスタイルズ・クラッシュで叩きつけるも、弓月が下から丸め込んで切り返す。青野もすぐにキックアウトしてバズソーキックを叩き込み、最後は奈七永から受け継いだワンセコンドEXを決めて3カウントを奪った。
DREAM✴STAR GP 2025 表彰式
まずは優勝した青野に優勝トロフィー&花冠が贈られ、弓月には準優勝トロフィー&花冠が贈呈。
続いて各賞が発表され、受賞した選手へトロフィーが贈呈された。
<DREAMリーグベストマッチ>ビクトリア弓月vs岩谷麻優(9月14日 後楽園ホール)
<STARリーグベストマッチ>桜井麻衣vsMIRAI(8月30日 後楽園ホール)
<殊勲賞>天麗皇希
<技能賞>松井珠紗
<敢闘賞>後藤智香
リーグ戦に参戦した選手たちがリング上に集まって記念撮影を行い、青野がマイクを取る。
青野「DREAM✴STAR GP、青野未来が優勝したぞ~ッ!決勝で闘ってくれた弓月、ありがとう。このキャリアで本当にすごいと思う。本当に私は心からあなたを尊敬してます。これからのマリーゴールドを輝かせるあなたは、すごくすごくキーになる、未来になる選手ですので、これからもよろしくお願いします」
弓月「まずは決勝で闘ってくださった未来さん、本当にありがとうございました。そして自分をここまで応援してくださったファンの皆さん、本当にありがとうございました。今回優勝をすることは出来ず、準優勝になってしまいましたが、私、1つ言いたいことがあります。ずっとこのDREAM✴STARが始まる前から言ってきた、ユナイテッドのベルトに私は挑戦したいです。10月26日、両国国技館で、私桜井さんの持つユナイテッドのベルトに挑戦したいんですけど、皆さんどう思いますか?(※観衆が大歓声で応え、リングサイドに桜井が現れる)桜井さん、今の言葉聞いてましたよね?まだどうなるか分からないですけど、私は必ず10月26日、両国国技館で桜井さんの持つユナイテッドのベルトに挑戦したいです。挑戦を引き受けてくださるかどうかは、別に今ここでなくてもいいんですけど、挑戦受けてくれるように、これからもどんどんどんどんアプローチ?アピール?していくんで皆さん楽しみにしててください。桜井さん、よろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました!」
青野「この1ヶ月半、DREAM✴STAR GP、各選手熱く熱く闘ってきました。それは皆さんの応援があったから、画面の向こうでも沢山の方が応援してくれたからです。本当にありがとうございました。私も今年優勝したんで、この先の夢があります。林下詩美の持つ真紅のベルト、ワールド王座に挑戦表明します!マリーゴールドをもっともっと!もっともっと大きくしていくために、私死に物狂いで頑張りますので、皆さんどうか応援お願いします!ありがとうございます!では優勝したので私が締めたいと思います。ご起立お願いします!皆さん準備できてますか?!行くぞ~!もっともっと!行くぞ~!行くぞ~!シャイン・フォーエバー!マリーゴールド!」
<試合後コメント>
ビクトリア弓月
「DREAM✴STAR、DREAMリーグの代表として優勝決定戦まで行ったけど、優勝することは出来ませんでした。でも、このキャリアでここまで来て、分からないですけど、少なからずプロレス界にも、ビクトリア弓月っていうプロレスラーの名を刻むことが出来たんじゃないかなって私は思ってます。マリーゴールドだけじゃなくて、もっともっと女子プロレス界を盛り上げていく1人に私はなっていきたいと私は思ってます。そして今日優勝決定戦で争った未来さん、本当にありがとうございました。未来さんの強さ、本当に身にしみて感じたし、まだまだ私は未来さんを超えるチャンスがあるって、今日確信しました。未来さんだけじゃなく、マリーゴールドの選手1人1人、私がどんどんぶっ潰していくで、皆さんそこもお楽しみにしていてください。そしてマイクで言った通り、私は10月26日両国国技館で桜井さんの持つユナイテッドのベルトに挑戦したいと思ってます。今後桜井さんがそれを受け入れてくれるかどうかわからないですが、私は必ずそれを実現させて、10月26日、私が両国国技館でユナイテッドの新チャンピオンになりたいと思ってます。なので、皆さんそこの闘いもお見逃し無く。桜井さん、考えといてください」
青野未来
「優勝しました!ありがとうございます!今年の夏の目標、叶えました。私は最初負けからスタートして、そして引き分け。ホントに波乱のスタートだったんですけど、でも追い上げていくうちに夢がどんどん強くなっていって。そしてお客さんからの応援も今年はすごい感じることが出来て、今日につながったと思ってます。去年以上にマリーゴールド所属の選手がそれぞれ本当に強くなっているのを感じて、マリーゴールドが熱く熱くなっているのを感じて、私はその中で優勝するにはどうすればいいのかってすごくたくさんたくさん考えました。でも、やっぱりこのマリーゴールドを愛する気持ちが一番だと思ってます。旗揚げから皆勤で出場し続けて、誰よりもこのリングに上っている。だから私はこのマリーゴールドに対する愛は誰よりも強いと自負しています。この思いを持って今日挑戦表明しましたが、次は真紅のベルト、ワールド王座に挑戦します。今のこのマリーゴールドに対する愛をもっともっとでっかくして、10月26日の両国国技館で輝きたいと私は思っているので、まずはそこに向かってまたさらにマリーゴールド愛を強く強く、そして自分自身をもっと強くしていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました」
――優勝が決まったときの未来コールを受けてどう思ったか
「本当に、やっぱり応援が一番嬉しくて。1月3日の大田区大会で桜井にベルトを獲られたときの、大・桜井コール。あれにすごく心が折れそうになったときの自分が今日で救われたような。自分がこんなに応援してもらえるんだなっていうのは本当に嬉しかったです」
――決勝の相手がキャリアの浅い弓月選手だったことについて思うことは
「キャリアが浅いとはいえ、弓月は今回のリーグ戦でも格上と言われてる選手にもどんどん勝って、弓月の波が来てるなというのを、私は逆側(のブロック)でしたけど感じてました。ホントにちょっと恐ろしい相手だなと。油断できないし、ちょっと怖かったですね。最近シングルとかもしてなかったので、あの勢いに飲まれたくないっていうのはすごく強く思ってました」
――その中で優勝を勝ち取れたのは、やはり“愛”の力?
「そうだと私は信じてます。みんなに愛がないわけじゃないんですけど、私が愛は勝ったと思ってます」
――優勝トロフィーを手にしてみての感想は
「重いです♪久しぶりに大きいトロフィーを持てて嬉しいです。去年は敢闘賞で小さいやつだったので、今回はこんなに大きいトロフィーを持てて本当に嬉しいです。この重みが、すごく私の愛がもっと強まると思います」
――デビューから8年3ヶ月でのトーナメント制覇。改めてどう振り返るか
「なんか、ユナイテッド・ナショナルのベルトを巻いたときも嬉しくて最高だったんですけど、またリーグ戦っていうのはみんなでいくつかあるベルトの中の1つのベルトとは違って、このシングルの祭典で勝てたっていうのは違う喜びで。なんでしょう。なんか、マリーゴールドの、やっとちゃんと中心に立ててるって感じがしてます」
<大会総括>
ロッシー小川
「今回は1ヶ月半に渡ってやりまして、ようやく最後にして満員になったのかなと。来年はもうちょっとコンパクトに。今日ちょうど後楽園ホールから来年の日程をいただきまして。9月19日(土)、20日(日)の2日間を押さえたんですよ。これは決定ではないですけど、それを最後に持ってきて、1ヶ月くらいでリーグ戦は終わらせようかなと思ってます」
――青野選手が詩美選手の真紅のベルトに、弓月選手が桜井選手の持つ純白のベルトに挑戦表明を行った
「このあとの大会って、後楽園もあるんですけど、ビッグマッチは両国なんで。そこで2人、2つのタイトルは、これはもう決定みたいな形になるんですけど。今度は両国に向かって進んでいかなきゃいけないんで。少しずつ他のカードも出していきたいと思います」
――優勝した青野選手には期待をかけている?
「そうですね。奈七永の引退試合もそうですし、今回もそうですし。さっき自分で言ってたようにね、ずっと旗揚げから皆勤賞でやってるんで。まあそういうものも含めて、彼女はそういう物を持ってるんだなと。実力も備えてきたし、両国でもう一皮むけてもらったらいいなって感じですね」
――青野選手と詩美選手の真紅のベルト戦が両国のメインになる?
「う~ん、カードがまだ全然揃ってないんで。まあメイン候補であることは確か」
――逆に言うと、それ以外の候補も頭の中にはある?
「そうですね。まあ団体の一番のベルトなんで、通常はメインになると思うって感じですね」