「顔はブスだから不採用だったかもしれねえな」DRAGON GATEを書類落ちした青柳優馬が11年越しの参戦!全日本プロレスとの交流はさらに活発化!
- 2025-8-18
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- DRAGON GATE, 全日本プロレス

17日、東京都・大田区総合体育館にてDRAGON GATE『DANGEROUS GATE 2025』が開催。DRAGON GATEと全日本プロレスの交流戦を行った。
DRAGON GATEと全日本プロレスは以前から交流が続いており、2020年には横須賀ススムが全日本の世界ジュニア王座を戴冠したこともあった。しかし、現在の両団体の距離は過去最も近いと言える。
DRAGON GATE所属の他花師(吉田隆司)が全日本の人気ユニット【北斗軍】に加入してから全日本プロレスTV認定6人タッグ王座&GAORA TV王座の二冠王となり、全日本が管理するGAORA TVの王座戦をDRAGON GATEマットで実施。6人タッグ王座にもYAMATO&B×Bハルク&横須賀ススムが挑戦している。
さらにDRAGON GATEと専属フリー契約の土井成樹も全日本の人気ユニット【斉藤ブラザーズ】に加入し世界ジュニア王座を戴冠するなど中心選手に。さらに11月7日に新宿FACEで開催する自主興行『土井成樹デビュー25周年記念オレやろプロデュース2025』ではDRAGON GATEと全日本の全面交流戦をテーマに掲げるなど、多方面での交流が活発化している。
そんな中、全日本の青柳優馬&青柳亮生&井上凌が今月5日のDRAGON GATE後楽園ホール大会に現れて本戦参戦を直訴。
これを受けたYAMATO&ドラゴン・キッドは快く受け入れたものの、YAMATOは青柳兄弟は評価しつつ井上に対しては「グリーンボーイ」と嘲笑。ブチ切れて殴りかかってきた井上を制し「グリーンボーイにはグリーンボーイ」と、この日の大会でデビューしたばかりの木村和真をチームメンバーに引き入れた。
これを受け、今大会ではYAMATO&ドラゴン・キッド&木村和真vs青柳優馬&青柳亮生&井上凌の6人タッグマッチが実施。

試合序盤は、亮生が子供の頃から大好きだったキッドへハートマークを贈って熱い愛を表現したり、優馬がYAMATOのタイツを引き下げて生尻を露出させようとしたりと“明るく楽しいプロレス”を展開。そんな中でも木村と井上は気迫みなぎる激しいグラウンドレスリングを見せていく。
子供の頃からDRAGON GATEファンだった青柳兄弟は、キッドが往年のムーブを見せるたびに「おぉ!アレだ!」と心底嬉しそうに大興奮。
優馬がキッドを肩車した状態でコーナーに上がり、亮生が「盛り上がれーッ!」と叫んでキッドの十八番を奪うスーパー・フランケンシュタイナーを狙うが、キッドが亮生をぶん殴ってツッコミを入れ、本家本元のスーパー・フランケンシュタイナー。
青柳兄弟が大ダメージを受ける中、木村が井上相手に奮闘。払腰からの腕十字を決めてギブアップを迫るが、亮生がその上からその場飛びムーンサルト・プレス。さらに優馬がロックスター・バスターで突き刺し、井上が逆エビ固めでギブアップを奪った。

その後、優馬は「何を隠そう、この全日本プロレスの青柳優馬は過去に全日本プロレスとDRAGON GATEに同時に履歴書を出した男です!しかし!返事が返ってきたのは全日本プロレスだけでした!まあ間違いなく書類落ちです!……顔?確かに顔はブスだから不採用だったかもしれねえな。まあ、書類落ちした男がこうやってDRAGON GATEさんのリングに上がることが出来てとても光栄です。次またDRAGON GATEに出る機会がありましたら、お見知り置きください」と巧みなマイクで盛り上げ、DRAGON GATEファンから大歓声を受けた。

バックステージでは、優馬がYAMATOと、亮生がキッドとのタッグを熱望。
また、井上はYAMATOへの恨みをさらに募らせてシングルマッチを要求するとともに、同程度のキャリアの選手との対戦も熱望。これを聞いて望月ジュニアがコメントブースに乗り込んできて乱闘となり、新たな因縁が生まれた。