27年ぶりの会場で世界ジュニアヘビー級戦が決定!
12日、後楽園ホールで開催された全日本プロレス『夢力!2017ドリームパワーシリーズ』。セミファイナルでは、石井慧介の持つ世界ジュニアヘビー級王座に岩本煌史が挑戦した。
岩本はスポルティーバエンターテイメントから2017年1月1日付で全日本プロレスに移籍。初出場となった2月のJr. BATTLE OF GLORYを優勝し、世界ジュニアヘビー級王座への挑戦権を手に入れた。
試合はじっくりとした攻防から始まり、お互い激しい打撃戦になると岩本は孤高の芸術(=払腰)で叩きつけてフォールも、返した石井がオーバーヘッドキックを叩き込み両者ダウン。力を振り絞り立ち上がった両者だったが、最後は石井がニールキックを叩き込んで王座防衛に成功した。
その石井の元に佐藤光留が現れると「世界ジュニアチャンピオン石井選手!紛れもなく今の全日本ジュニアの象徴はあなたです。ですがずっとこの場所にいる我々も負けるつもりは一切ありません。ただの挑戦表明じゃないですよ、27年ぶりに行われる場所でタイトルマッチを要求します!1990年、4月9日以来となる僕の地元岡山でそのベルトに挑戦させてください!」と対戦要求。
石井は「自分はあの人に勝ったことがないんで、昔仲間だったりDDTではすごい縁があったのでその縁がある同士、全日本で戦いたいと思っていました」とこの挑戦を受けた。