荒井優希が“難敵”上福ゆきに豪快勝利で『東京プリンセスカップ』1回戦突破!「また瑞希さんのベルトに挑戦できるところまでたどり着きたい」

東京女子プロレスが8月2日、静岡・アクトシティ浜松展示イベントホールで夏のシングルトーナメント『東京プリンセスカップ』1回戦を開催した。初優勝を目指す荒井優希は“難敵”上福ゆきから豪快勝利を挙げ、1回戦を突破。荒井は9日、東京・品川ザ・グランド・ホールでの準々決勝で上原わかなと対戦する。

両者、足を攻め合った後、エルボーの打ち合いに。荒井はミサイルキックを発射するもカウントは2。激しいビッグブーツの応酬から、上福が卍固めもエスケープ。顔面を蹴り合うと、荒井が強引にフルネルソン・バスター、サソリ固めも決められず。上福は逆フェイマサー、ブレーンバスター、ダイビング・フェイマサー狙いもかわされる。荒井は背後からFinally(カカト落とし)、上福の丸め込みを抜け出すと、カウンターで新人賞、そしてFinallyでトドメを刺した。
荒井は「上福さんとはシングルで3回目。戦う度に、勝っても負けても、悔しさが残るというか。同じ技(ビッグブーツ)使う選手でもあるし、キャリアもかなり上なので。自分が食らいつく部分が多くなったりするんで。Finally決められたから勝てたけど、悔しさが残ってて。まだまだだなって思ったので、これからもっと戦って、ブーツとかいいところを盗んでいけたらなって思います」と振り返った。次戦は上原戦となるが「試合後、わかなちゃんがすごい目をしてたんで。去年も戦ってるんですけど、めちゃくちゃ気を引き締めて。上に上にと突き進んでいって、また瑞希さんのベルトに挑戦できるところまで、荒井がたどり着きたいと思います!」とキッパリ言い切った。
1回戦敗退となった上福は「本当に嫌いなの、トーナメントという労働が。この年になって、心臓に負担かけたくないし。これ以上、もう少しおばさんにいたわってほしいって気持ちになっちゃいますね。夏はトーナメントだけじゃなくて、やることいっぱいありますし。江の島も大変盛り上がってるので皆さん、藤沢に来てください」とコメントした。