“筋肉アイドル”才木玲佳&“闘うクビドル”伊藤麻希vs“魔法少女”坂崎ユカ&“井上貴子二世”瑞希によるタッグ王者決定戦が開催!
8月25日、後楽園ホールにて東京女子プロレス『BRANDNEW WRESTLING 2~今、攻める時だ~』が開催。セミファイナルでは、“筋肉アイドル”才木玲佳&“闘うクビドル”伊藤麻希と“魔法少女”坂崎ユカ&“井上貴子二世”瑞希によるTOKYOプリンセスタッグ王座決定戦が行われた。
瑞希はデビューから沙紀とのタッグチーム“ブリバト”としてプロレス界に生まれており、坂崎ユカは中島翔子とのタッグ屋で東京女子プロレスをかき回していただけに、ハイスピードな連携攻撃でアイドルタッグを圧倒していく。
だが才木が持ち前のパワーで個々に撃破していき、二人がかりで丸め込みに来ればまとめてブレーンバスターで叩きつける。
弱った瑞希をコーナーに押し込んだ伊藤は「世界一可愛いのは!?」と後楽園ホールに問いかけ、「伊藤ちゃ~ん!」と大合唱を起こすと「ありがと~!」と絶叫して顔面にナックル連打。さらに瑞希の得意技であるダイビングフットスタンプで挑発すると、才木が坂崎に逆エビ固め、伊藤が瑞希をコンバインで捕らえるが二人はなんとかロープを掴みブレイク。
伊藤は“アイドル界一顔がでかいアイドル”の武器を存分に使い一本足頭突きからのこけしを投下。とどめのダイビングヘッドバッドを発射するが、これを避けた瑞希がフットスタンプから坂崎が魔法少女スプラッシュを投下し、瑞希が必殺のキューティースペシャルで3カウントを奪った。
バックステージに戻った才木は「今日の伊藤麻希すごく頼もしかったよ!こんなとこで終わる伊藤麻希じゃねぇな?」と問いかけ、伊藤は号泣しながら「絶対に伊藤は、こんなところで絶対に諦めませんから!この悔しさだって全部私は、全部!エネルギーに変えて、必ず伊藤がチャンピオンになるまでお前ら絶対追いかけとけよ!」とファンに強気なメッセージ。
見事王者組となった坂崎は「獲れると思ってたけどホントに獲れた!私はれいたんから勝ち星を獲れたっていうのがすごく嬉しい」と満面の笑みを見せ、瑞希は「ずっと組んできた伊藤さんだったのでやりづらさとかはあったんですけど、そんなこと言ってられないなと思った。でも、一年前戦ったときよりずっと伊藤さんがすごくて、押されてされてしまったのがちょっと悔しいなって思って…でも最大限、今一番組んでて楽しいです!」と新パートナーと笑い合う。
瑞希が所属している『伊藤リスペクト軍団』に関して聞かれると「伊藤さんの下にいたつもりは元々無いですけど、もう伊藤さんじゃなくても一人で戦えるなって思いました。伊藤さんパートナーじゃなくてもこうやってベルトも獲れるし。こうやって2人別々に動いたほうがお互いのためになるんじゃないかって思いました。でも全然伊藤さんキライじゃないし、最終的に握手してもらえなかったのは悲しかったし、でもそれが伊藤さんのやることなら私はそれでいいです」と、伊藤との決別を宣言した。
『BRANDNEW WRESTLING 2~今、攻める時だ~』
日程:2018年8月25日
会場:東京・後楽園ホール
観衆:960人(満員)
▼セミファイナル TOKYOプリンセスタッグ王座決定戦 30分1本勝負
[マジカルシュガーラビッツ]坂崎ユカ/○瑞希
15分59秒 キューティースペシャル
才木玲佳/●伊藤麻希
※マジカルシュガーラビッツが第4代王者組へ