ママタレを目指す“自称アナウンサーレスラー”滝川あずさ(独身)がオスカー所属の赤井沙希へコネをかけて挑戦!
8月25日、後楽園ホールにて東京女子プロレス『BRANDNEW WRESTLING 2~今、攻める時だ~』が開催。
10月に引退を発表した滝川あずさが、『オスカープロモーションのキャスター・レポーター部門に所属させてほしい』という願いのために、オスカー所属の赤井沙希とシングルマッチを行った。
あずさは赤井を得意のマイクで騙し顔面を集中砲火。さらにスリーパーで絞め上げるが、赤井はこれを抜けて首投げからサッカーボールキックを叩き込む。必死にあずさはくらいつきエルボーの打ち合いに持ち込むと、頑張って足を上げて174cmの赤井の顔面にビッグブーツ。だが赤井が強烈なビッグブーツでお返しすると、あずさは「結婚したーい!」と悲痛な叫びとともにダイビングエルボー。結婚もしていないのに「ママタレになりたい」と会見で語っていたあずさの剣幕に押された赤井をクリスティ・アガペ(変形フェイスバスター)で叩きつけてフォール。しかしこれを返した赤井が、容赦ない顔面へのハイキックから新人賞(二段蹴り式顔面蹴り)を叩き込み3カウントを奪った。
試合を終えたあずさは「赤井さんは優しい方ですけど、リングに上ったらそういう優しさはない……いい意味で、すごく厳しい方だと思っていて、覚悟はしていたんですけど、やっぱり思っていた以上に強くて、でもそれがすごく愛情というか温かい強さ、怖さっていう感じでした。赤井さんもブログに『レスラー同士にしかわからない絆』って言ってくださって、たしかにそういうのってあるんだなって改めて感じました。後楽園ホールに来てくれた皆様も声援を送ってくれて……紙テープとか飛ばないんじゃないかって不安だったんですけど、投げてくださって愛情を感じました。後楽園ホールに、もう悔いはない。楽しいラスト後楽園ホールでした。ありがとうございました」としみじみと語り、赤井は「試合するのは初めてだったので、噂には聞いていたんですけどあんなに自分の試合を実況アナウンスするとは思わなかったです。やっぱりこうやって下の子が出来てきて、それがいつもそばにいる女の子だったので、愛があるからこそボコボコにしてあげたいっていうこういう気持ち……自分がこうなったのは初めてです。今日うちのマネージャーも来てて関係者の人も来てたんで、自分があの子のこの先の将来のお手伝いもそこまでで、紹介とか相談とかは受けるんですけど、プロレスと一緒で、あの子も自分でまたこれからの道を開拓してもらいたいなって思います。あの子のハートがあればどんな道でも大丈夫だと思います」とエールを送った。
『BRANDNEW WRESTLING 2~今、攻める時だ~』
日程:2018年8月25日
会場:東京・後楽園ホール
観衆:960人(満員)
▼第4試合 シングルマッチ15分1本勝負
○赤井沙希(DDT)
11分31秒 新人賞→片エビ固め
●滝川あずさ