山下実優の希望により7・8大田区でのソーヤー・レック戦がEVE王座戦に!山下「得意な部分もしっかり受けて立って、Skull kickで蹴り倒したい」

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 東京女子プロレスが7月5日、東京・渋谷区のAbemaTowersで夏の祭典「SUMMER SUN PRINCESS '23」(7月8日、東京・大田区総合体育館)に向け記者会見を行った。山下実優vsソーヤー・レックのシングル戦は、山下が保持するEVE王座がかけられることが急きょ決まった。

 約3ヵ月の米国遠征を経て、山下は6月下旬に帰国。6・24神戸、6・25福岡大会に参戦し、その後、渡英。7月3日(日本時間)にはロンドンでリオを破り、EVE王座のV6に成功。会見の日の朝に日本に戻ったばかりだが、ソーヤー戦でタイトルをかけることを希望し、協議の結果、EVE選手権試合として行われることになった。そのため、規定により「スピリット・オブ・EVEルール」となり、30分1本勝負で、場外カウントはなし。ただし、レフェリーの忠告後に闘う意思を見せなければ戦意喪失とみなし失格となる。

 強行スケジュールにも「体感的に感じてないので大丈夫です。元気です。問題ありません」と発言した山下は「自分の要求をソーヤーもOKしてくれたということで。去年の11月にベルトを獲って、もう8ヵ月で6度の防衛をしているんですけど、今年に入って日本であまり防衛戦ができてなかったっていうのもあって。相手がソーヤーというところもあって、大田区でEVEを懸けて試合をしたいなと思ったのが自分の気持ちです」と心中を明かした。

 挑戦者のソーヤーはハードコアも得意とする選手で、場外カウントがなければ、ソーヤーに有利にはたらく可能性もあるが、「不利とは思ってません。ソーヤーの日本での試合を見た上で、EVEのルールに合ってるなって思って。それも踏まえて、ソーヤー相手にこのベルトをかけようと思ったので。そういうソーヤーの得意な部分もしっかり受けて立って、最後はSkull kickで蹴り倒したいなと思います」と言い切った。

 東京での試合は3月22日、新宿FACE以来、3ヵ月半ぶりとなるが、「米国からWRESTLE UNIVERSEで東京女子のことももちろん見てて。そのなかで自分のいる団体は、すごいなって思う気持ちもありましたし。それとともに、またここで試合ができるのがワクワクしてたので。その一発目が東京では大田区ってことで、すごくワクワクしております」と武者震い。

 対戦相手のソーヤーは身長188センチで、165センチの山下とは23センチの身長差があるが、「私も3ヵ月間、米国で大きい人を相手にしてきているので。ただリーチが長いので、打撃戦になってくると防げるものも防げなくなってくると思うので。そこは心配なところではありますけど、最後蹴り倒せば問題はないかなと思います」と気にも留めず。

「場外カウントなしで、広い会場をどう使うか?」と問われると、「自分が場外を使うっていうのはないですね。私は基本的にはリングのなかで闘いたい人間なので。大田区、確かにに広いですね。それをソーヤーにうまく使われると、自分もちょっと危なくなるのかなとは思いますけど、それはそれでワクワクするので。楽しみになりました。外に出てしまえばあっちの方が上回ってくる部分もあると思うので。外に出さないことも考えたいと思います」と気を引き締めた。

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