イッテンヨンで“初代タイガーマスクの秘蔵っ子”とアジャコングが再戦!アジャは「32年経ってもやってないことがどんどん増えてくれる。なかなか辞められない」と笑顔
4日、後楽園ホールにて『東京女子プロレス'21』が開催。第4試合にアジャコングが参戦し、初代タイガーマスクの秘蔵っ子である舞海魅星と6人タッグで一年ぶりに肌を合わせた。
魅星は2011年の岩手の復興プロレスや巌流島に被災者として招待され、当時10歳ながらそのプロレスを見てプロレスラーを目指す。初めてプロレスを見てから現在に至るまで佐山サトルや新間寿とは交流を続け、柔道をバックボーンにプロレスの練習に励んでいた。
その後2019年に佐山サトルの推薦で東京女子プロレスでデビュー。デビュー戦を見た佐山サトルは「デビュー戦にしてはビックリするぐらい堂々した目をしていた。魅星ちゃんの強い信念、ほんのひと時通過点にしか過ぎない。非常に楽しみです」と太鼓判を押していた。
この日の試合はアジャコング&瑞希&らくvs渡辺未詩&角田奈穂&舞海魅星のタッグ対決となり、アジャは容赦なく魅星のボディを踏み潰していきエルボードロップを投下。
魅星は瑞希をドロップキックで吹っ飛ばし未詩に繋ぐが、アジャコングはビンタで迎撃しらくがダイビング空手チョップからスリーパー。さらにアジャコングが次々一斗缶攻撃も、魅星はラリアットで一斗缶をふっ飛ばしアジャもラリアットでなぎ倒す。
さらに瑞希に走り込むが、瑞希は魅星を場外に投げ捨てコーナーからのプランチャで迎撃。最後は未詩がらくをティアドロップで叩きつけ勝利した。
魅星は「2年連続1月4日に戦わせていただいたんですけど、アジャコングさんは女子プロレスの教科書みたいな人だなと思って。2年連続で戦わせていただいたというのは自分の中でも自信に繋がりますし、吸収したものをこれからどんどん大きくしてアジャコングさんみたいなホットな闘い、熱い熱い闘いをしていきたいなと思います」とコメント。
アジャは「今日魅星選手は1年ぶりで久しぶりだからどうかなって思ってたら、最後のラリアットの1発に集約されましたね。すっげぇ~勢いで来たから。あのラリアットはやばかったね。重てえ重てえ。ドスンと来た。正直言うね。こんなに重たい技を東京女子で食らうとはそうそう思わなかったけど、いや~今日は重たい連発来たよね。みんなすごいよ。元気のある若い選手がいっぱいいるってありがたいことですね。まだまだ32年経ってもやってないことがどんどん増えてくれるから、全部やってから辞めようと思っても毎年誰か出てくるからなかなか辞められない。それが私が続けられる秘訣でもあるので、是非是非皆さんもこれからも頑張っていただきたいと思うし、また是非お邪魔させてもらいたいと思います」と、有望な若手たちの成長を感じ笑顔を見せた。