【試合詳細】8・2 アクトレスリング新木場公演 才原茉莉乃&福永莉子vsMARU&グレート朝子 夏葵&植原ゆきなvs岩井杏加&研菜々美 with 惡斗 水嶋さくらvs梨央

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ACTwrestling Step61『ACTWRES SENGOKU SERIES『TEKI WA KOURAKUEN NI ARI』』
日程:2025年8月2日(土)
開始:12:00
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:未発表

▼Singles match
[超人朝子軍]○青葉ちい
6分20秒 〆のデザートはアイス〜トッピングはちいでよろしいですか?〜→エビ固め
[Actwreskiller'Z]●千夜ヒナタ

▼Tag team match
[Actwreskiller'Z]茉莉/○入江彩乃
14分24秒 極楽固め
[Polaris☆]●アンリ/永井絵梨沙

▼Singles match
[GENKI戦隊アクトレス5]○水嶋さくら
7分21秒 フライングボディアタック→片エビ固め
●梨央

▼Tag team match
夏葵/○植原ゆきな
11分23秒 かかと落とし→エビ固め
[Actwreskiller'Z]岩井杏加/●研菜々美 with惡斗

▼ACT GAME Point match Tag(B Block Final)
[MRC/GENKI戦隊アクトレス5]○才原茉莉乃/福永莉子
15分15秒 トリプルMRNスマッシュ!
[血眼/Actwreskiller'Z]●MARU/グレート朝子
※MRCがBブロック優勝。

茉莉乃&莉子がACT GAME決勝進出で惡斗&茉莉と頂上対決!安納&なつぽい戦に臨む夏葵が「伝説の2人?私たちには関係ない。今は今なので!」

オープニング


 白いドレス風衣装に身を包んだアクトレスガールズが『ELECT』から『Love Riddle』に乗ってダンスパフォーマンス。センターダンスはメインでBブロックファイナルを争うMRCと血眼。激しい視殺戦の末に乱闘寸前の血気盛んな様子を見せた。

第1試合


 入場後にかわいくポーズを決めるちいに向け、ヒナタが背後からドロップキックを見舞って奇襲。
 ヒナタはちいの顔面をコーナーに叩きつけ、髪を引っ張り上げつつ首4の字固め。さらにスカルファックで痛めつけ、ロープにくくりつけたちいの顔面を妖艶に撫でてから串刺しドロップキック。



 ヒナタはボディスラムを狙うが、ちいが逆にボディスラムで叩きつけてネックチャンスリー連発。首のロックを外さずブリッジして絞り上げ、ディッシャースクリューを見舞うもカウント2。真っ向からのエルボー合戦となり、打ち勝ったヒナタがドロップキック。さらにコーナーに振って串刺しドロップキックからブロンコ式串刺しダブルニー。さらにリバース・スプラッシュ式ダブルニードロップから蒼魔刀を発射も、かわしたちいがドロップキック。

 これを返したヒナタがロープに飛ぶが、ちいはカウンターのパワースラム。さらにコーナーに上がろうとするが、ヒナタが背後からスクールボーイ。さらにバックスライドを狙うが、ちいが切り返してフルネルソン。そのままブリッジ式のフルネルソン・ホールドで絞り上げ、〆のデザートはアイス〜トッピングはちいでよろしいですか?〜(フロッグ・スプラッシュ)を見舞って3カウントを奪った。

第2試合


 やる気満々のPolaris☆が試合前に握手を求めるが、茉莉&彩乃はこれに応じず、先発を押し付け合ってジャンケンで決めるなど余裕を見せつけていく。

 茉莉とアンリの対面でゴングが鳴るも、彩乃が背後から掴みかかってヘアホイップ。茉莉&彩乃がロープに振ってダブルチョップから後頭部へのダブルビッグブーツ。彩乃がコーナーでアンリの首を絞め上げ、足をロックしながらのキャメルクラッチで顔面を歪めて恥辱を与えていく。

 代わる茉莉はアンリの顔面をコーナーに叩きつけていき、フェイスクラッシャーからカンパーナ。彩乃にタッチ。

 彩乃がいたぶるようにアンリの後頭部を小刻みに蹴りつけていくと、アンリも怒りのエルボー連打。彩乃もエルボーで応戦して打ち勝ち、茉莉にタッチ。

 茉莉はアンリにサッカーボールキック連打も、アンリが「もっと来いよ!」と雄たけびを上げて意地を見せる。これに応えた茉莉はさらに激しいサッカーボールキック連打からフロントフリップを狙うが、アンリが着地してローキックからでんきショックを狙う。これをキャッチした茉莉がパワーボムを狙うが、アンリが回転エビ固めで切り返して絵梨沙にタッチ。

 絵梨沙は茉莉にドロップキック3連打。4発目をかわした茉莉がバズソーキックを放つも、絵梨沙がかわしてスクールボーイで転がしてからのドロップキック。さらにボディスラムを狙うも、茉莉がぶっこ抜いて逆にボディスラム。茉莉は低空レッグラリアートから膝裏へのストンピングを連打し、ニーロックからの変形足4の字固め。

 絵梨沙は必死のロープブレイクを見せ、茉莉の足にすがりついて追撃を阻止しつつエルボーを猛連打。ロープに飛ぶも、茉莉がキャッチしてカウンターのサイドバスターを狙う。ここにアンリがカットに来るも、茉莉は絵梨沙の足をアンリにぶつけて阻止し、2人をコーナーに重ねて串刺し攻撃を狙う。

 Polaris☆の2人は同時にするりとエプロンに出て攻撃を逃れ、絵梨沙がぶち上げでコーナーにふっとばし、待ち受けていたアンリがダブルビッグブーツ、吹っ飛んできた茉莉をキャッチした絵梨沙がチリペッパー・ホールドと目まぐるしい連携。さらに絵梨沙がスイングDDTからダイビング・プリッキーヌ・レッグ・ドロップを狙うが、下から担ぎ上げた茉莉がバックフリップ。彩乃にタッチ。


 彩乃はビッグブーツ連打から急角度逆エビ固め。絵梨沙はなんとかロープに逃れ、追撃してきた彩乃をカニバサミでロープに倒して串刺しドロップキック。さらにロープに飛ぶも、キャッチした彩乃が河津掛けからお主の耳にドロップキック。さらにロープに飛ぶが、絵梨沙が追走バックエルボーからドロップキック、プリッキーヌ・レッグ・ドロップと連撃。アンリにタッチ。

 アンリは彩乃にでんきショックからドロップキック。さらに投げようとしたところを彩乃がスタナーで切り返し、コンバインで急角度に反り上げる。なんとかロープを掴んだアンリだったが、彩乃が貫通ビッグブーツからエプロンに出て顔面を蹴りぬくビッグブーツ、ロープを使ったスタナー、ランニング・ビッグブーツと猛攻。さらにロープに飛ぶが、場外から絵梨沙が足払いをかけるアシストを見せ、アンリもドロップキックで追撃。


 Polaris☆の2人が変幻自在のロープワークで翻弄しつつのダブルドロップキックを決め、アンリがカサドーラ・フェイスクラッシャーからクリスト。さらに10まんボルトを狙うが、彩乃が追っていって雪崩式スタナーからランニング・ビッグブーツ3連打と逆転を許さない。

 彩乃が4発目を狙ってロープに飛ぶが、絵梨沙が割って入ってバックを取る。茉莉もカットに来ると絵梨沙が彩乃をシュート。茉莉&彩乃は正面衝突をギリギリで回避して「セーフ♪」と笑顔も、アンリが突っ込んできて茉莉を彩乃にぶつけ、茉莉には絵梨沙がRKO。

 Polaris☆はコーナーに上がり、アンリは10まんボルトを、絵梨沙はダイビング・プリッキーヌ・レッグ・ドロップを狙う競演を見せるが、茉莉&彩乃はギリギリで回避し、茉莉が絵梨沙にトラースキック、彩乃がアンリにビッグブーツ。

 茉莉の熨斗紙+彩乃のビッグブーツの合体攻撃がアンリに炸裂し、彩乃がTeardrop Angel。これで試合は決まったかと思われたが、彩乃はカバーに行かず「オラ!カメラの前でやってやるよ!」と公式ムービーカメラの眼の前でアンリに極楽固めでギブアップを奪った。

第3試合


 クリーンに握手を交わしてからゴングが鳴ると、ロックアップでの力比べを展開。これは梨央が優勢も、梨央はロープに押し込むと見せかけてスクールボーイ連発。さらにロープに振ろうとするが、さくらがガットショットで止めてコーナーシュート。さくらが串刺しドロップキック連打からのクロスボディで逆転。

 さくらは急角度鎌固めからロープへの串刺しドロップキック。さらに619を発射も、これをかわした梨央が場外に逃れて一休み。焦れたさくらが追っていこうとしたところへ素早くリングインした梨央がコーナーに押し込み、えげつない威力のチョップを胸板へ猛連打。さくらが絹を裂くような悲鳴を上げる中、梨央が串刺しボディスプラッシュで追撃。


 梨央がファイヤーマンズキャリーで担ごうとするも、着地したさくらがボディスラム連発からドロップキック。さらにロープへの串刺しスライディング・クロスボディから619。さらにさくらがコーナーに上るも、梨央が下から担ぎ上げてエアプレーンスピンからのハリケーン・ドライバー。さらにショルダータックルで2回ふっとばしてからフルネルソンで絞り上げていき、脱出しようともがくさくらを強引にリフトアップしてからフェイスバスターで叩きつける豪力を見せる。

 梨央がロープに飛ぶも、さくらはスクールボーイからドロップキック。さらにキルスイッチで叩きつけ、コーナートップからのダイビング・クロスボディを決めて3カウントを奪った。


さくら「皆さん、本日は暑い中新木場に来ていただいてありがとうございます!(※真っ赤に腫れた胸を押さえて)……痛い!メッチャ痛い!ヤバいもうホントに!(笑)梨央、もう1個1個の技が重たくて最高でした!……最高でした?(笑)もっともっと強くなってほしい。その持ってるものをメチャクチャ活かした闘い、活かしたスタイルを育てていって、梨央だけの闘い方を掴んでいってほしいなって、闘って改めて思いました。今日は8月2日!次は8月13日、アクトレスリング後楽園ホール公演となります。私は、今日はちょっといないんですけど、同期である汐月なぎさとのKINGベルト戦が決まりました。なぎさとのシングルマッチ、ここまであまり闘うことがなかったなぎさとの後楽園でのシングルマッチなんで、もうこういう運命だったのかなって。4年越しくらいのシングルマッチです。皆さんぜひぜひ後楽園ホールに足を運んで応援に来てください!よろしくお願いします!」

第4試合


 スパルタな惡斗が設けた特別ルールにより北側は惡斗の領域となり、ナワバリを主張するかのように惡斗がロープに赤いテープを巻き付け始める。キラーズの2人も詳細は聞いていないのか、「え、なに……?」「惡斗さんを信じるしか無いよ」とヒソヒソと不安な会話を交わす。


 夏葵&ゆきなの握手をキラーズが無視する中、夏葵と杏加の対面でゴング。
 いきなり杏加がビッグブーツを放つも、夏葵がかわしてハイキック。杏加はこれをかわしてスクールボーイから北側ロープにシュート。待ち受けていた惡斗が花道から酒のボトルで夏葵をぶん殴り、杏加&菜々美がダブルのドロップキック。さらに杏加がアレンの傘で夏葵をぶん殴って北側ロープに飛ぶが、なんと惡斗は杏加も平等にぶん殴り「ここ、私のゾーン。誰が来ようとぶっ潰す!」とスパルタな姿勢を見せる。

 代わる菜々美は夏葵をベーシストロックで捕らえながら腕を弦に見立ててかき鳴らす。カットに来たゆきなを杏加が北側ロープにシュートし、惡斗がボトルでお仕置き。直後に菜々美もうっかり北側ロープに飛んでしまい、惡斗からお仕置きを受ける。

 この隙を見て夏葵がロープに飛ぶが、杏加がエプロンからキャッチ。すかさず菜々美が串刺しドロップキックを見舞い、代わる杏加が串刺しバックエルボーから顔面への低空ドロップキック。夏葵もローキック、水面蹴り、サッカーボールキック、スライディング・ニーと連撃し、杏加のボディスラムを側転で着地してゼロ距離ジャンピング・ニー。杏加も即座に立ち上がり、額を突き合わせてガンを飛ばしてからエルボー合戦を仕掛ける。

 足を止めての打ち合いから杏加がヘッドロックに捕らえるも、夏葵が北側ロープに押し込むと惡斗が杏加にお仕置き。杏加がリバースすると惡斗が夏葵にお仕置き。カットに来たゆきなにもお仕置きをしていくが、夏葵がハイキックで惡斗を排除にかかる。

 その隙を見逃さず杏加が夏葵を花道に放り出すと、惡斗は場外を引き回して暴行を加え、茉莉&彩乃も加わって袋叩きに。さらに惡斗が壁への串刺しラリアット。惡斗が夏葵をリングに放り込むと、杏加がニーアッパー連打から鬼薊を狙うが、夏葵が回転エビ固めで切り返してハイキックからのジャックナイフ。これを返されるとゆきなにタッチ。

 ゆきなは杏加に串刺しヒップアタックからロープを踏み台にしたアームドラッグ。さらにヒップアタックから北側ロープに振っていくが、杏加はギリギリで踏みとどまって「セーフ♪」と安堵。その背後からゆきながミドルキックを見舞って北側ロープに吹っ飛ばすと、惡斗が杏加にお仕置き。ゆきながボディスラムで投げるも、杏加が河津掛けからギロチンドロップ。菜々美にタッチ。


 菜々美はゆきなにホップアップ式ドロップキックを見舞い、低空ドロップキックからのオクラホマ・ロール。さらに回転体な動きを見せつつフロントネックロックに捕らえ、じっくり絞った後にDDT。ロープに飛ぶも、ゆきながカウンターのミドルキックを叩き込み、スリーパーホールドで振り回しつつ逆落とし。さらにグラウンドでのスリーパーホールドからアトミック・ドロップを見舞い、菜々美をロープにくくってミドルキック連打。続けてロープに飛ぶが、杏加が飛び込んできてスタナー。北側ロープまで吹っ飛んだゆきなへ、惡斗がロープを使ったスタナー。さらに菜々美がDDT、杏加がギロチンドロップ、菜々美がボディプレスと猛攻を加える。

 これを夏葵がカットし、杏加にニーアッパー。夏葵がゆきなを鼓舞し、夏葵が杏加へ、ゆきなが菜々美へ同時にハイキックを見舞う競演。菜々美はスクールボーイ連発で驚異の粘りを見せるが、振り切ったゆきながカウンターのミドルキック。カバーに入るが、惡斗が酒のボトルを思い切りレフェリーに投げつけてカット。スパルタな惡斗もついに身内を甘やかす。

 乱戦となる中、杏加が夏葵にスタナー、夏葵も怯まず杏加にハイキック。ゆきなが菜々美にスピンキックを見舞い、ふらついたところへ夏葵がダイビング・ニーアタックを放つ連携攻撃。最後はゆきなが菜々美の頭頂部にかかと落としを叩き込んで3カウントを奪った。


ゆきな「勝ちましたぁ~♪勝ったんですけど、なんか惡斗さんに頭、お酒で殴られてメッチャ痛かったです!なんなんですかね?!まあそれは置いておいて、今日は夏葵さんと2人で勝利を掴めたので、8月13日、後楽園に向けて結束力を高めて最後まで頑張っていきたいと思います!絶対応援に来てほしいです!よろしくお願いします!」
夏葵「ちょっと!私にだけスパルタ強すぎません?!なんか……なんかッ!まあ、今日はスパルタ、今日はしごくぞと言われて、今日はゆきなと勝利して乗り越えることができたので、絶対に後楽園も大丈夫だと信じてます!」
ゆきな「はい♪」
夏葵「そして8月13日後楽園、アクトレスガールズ旗揚げメンバーの安納サオリさんとなつぽいさんが来てくださいます。伝説のお2人と言われておりますが、そんなの私たちには関係ないです。今は今なので!新生アクトレスガールズは、技1つ、打撃1つ、絞り1つ、投げ1つ、すべてで練習量、そして美しさの高さを見せていきたいと思います。アクトレスガールズ10周年、そこに歴史を刻む、皆さんの記憶に残る試合にしたいと思っています。皆さん8月13日、時代の証人になってください。よろしくお願いします!ありがとうございました!」

第5試合


 MRCの2人が握手を求めるも、血眼の2人は無視。
 茉莉乃とMARUの対面でゴングが鳴ると、茉莉乃は小刻みにステップを踏みながらローキックで牽制。低空タックルで組み付いてグラウンドに引き込むが、MARUは冷静に対処して腕十字を狙う。茉莉乃もレッグロックで切り替えしつつバックマウントからのスリーパーホールドと捕らえていくが、UWFファイトに付き合う必要も無いMARUが腕に噛みついて脱出。

 MARUはヘアホイップからコーナーでの顔面踏みつけ、さらにフェイスクラッシャーから髪を掴んで引き倒す非情な攻撃。MARUがロープに飛ぶが、茉莉乃が追走ドロップキック。さらにロープに飛んでドロップキックを見舞い、莉子にタッチ。

 莉子はドロップキックを見舞い、背後から組み付いてスタンド式の胴絞めスリーパーホールド。これをコーナーに叩きつけて外したMARUは莉子を場外に蹴落とし、チェーンを使って暴行。さらに観客から奪ったイスを花道にセットし、莉子を顔面から叩き込んでいく。

 莉子をリングに戻したMARUがチェーンナックルで殴りかかるが、莉子はハイキックでこれを撃ち落とし、バイシクル・キックからバズソーキックを発射。これをかわしたMARUが髪を掴んで引き倒し、フットスタンプから顔面への低空ドロップキック。さらに顔面を蹴りつけていくが、足をキャッチした莉子がドラゴンスクリューからのアキレス腱固め。MARUが上体を起こして外そうとするが、莉子は回転してヒザ十字へと移行。なんとかロープを掴んだMARUの背中へミドルキック連打の猛攻を加えてからロープに飛ぶが、MARUがカウンターのスピアー。朝子にタッチ。

 朝子はガットショットを連打し、莉子の足を取ってドラゴンスクリュー……に行くかと見せかけてヒザへの噛みつき攻撃。さらに限りなくシャイニング・ウィザードに近いなにかを叩き込むが、莉子はノーダメージ。莉子はノーダメージであることに戸惑いつつも足4の字固めで捕らえるが、そこへMARUがダイビング・フットスタンプを突き刺す豪快なカット。

 朝子はマウントナックル連打から首絞め攻撃。怒った莉子がローキックからボディスラムを見舞い、サッカーボールキック連打。朝子は体の柔らかさを活かして数発はかわすことに成功するも、結局捕まってしまいボコボコに。莉子がドラゴン・スリーパーで捕らえるも、背後からMARUがチェーンで首を絞めることでカット。MARUがボディスラムでセットし、朝子が世界一安全なムーンサルト・プレスのようななにかを決める。朝子は再びシャイニング・ウィザードのようでシャイニング・ウィザードでなくシャイニング・ウィザードに見えるものを狙うが、莉子がローキックで迎撃しドロップキック。茉莉乃にタッチ。


 茉莉乃は朝子にエルボー連打からロープに振るが、朝子は茉莉乃にガバリと抱きついて攻撃を阻止。そのまま後頭部に噛みつきながらドラゴン・スリーパーに捕らえるが、茉莉乃がリバースしてファイナルカット。茉莉乃がロープに飛ぶが、MARUがエプロンから捕獲。朝子がボディへ朝子百裂拳を見舞い、どことなくピープルズ・エルボーのような気がするなにかを決める。


 朝子がコーナーに振ろうとするが、茉莉乃が振り返して串刺しドロップキック。さらにチキンウィング・フェイスロックで捕らえるが、朝子が腕に噛みついて脱出。茉莉乃はスーパーマンパンチからのヒーローキックと畳み掛けるが、ぬるりと起き上がった朝子がスリーパーホールド。意識が朦朧とする茉莉乃をロープ際に放り捨てると、MARUがロープ越しのフットスタンプで後頭部を踏み潰し、さらに後頭部への低空ドロップキック。


 試合権を得たMARUはスタナーからMARUスピンクラッシュ。さらにバックドロップからダイビング・フットスタンプを突き刺してカバーに入るが、莉子がカットしてMARUにハイキック。よろけたMARUを莉子がタイガー・スープレックス・ホールドで叩きつけ、茉莉乃が変形ジャックナイフを合わせる連携技を見せるが、MARUは意地のキックアウト。

 茉莉乃はMRNスマッシュ!を決めるが、これを返したMARUが気迫のヘッドバッドからMARU×2スープレックス・ホールド。茉莉乃のキックアウトに合わせてMARUロックマフラーに捕らえ、奥の手を次々と解禁して仕留めにかかるが、莉子のカットが間に合う。


 ここに飛び込んできた朝子が毒霧を噴射も、これがMARUに誤爆。MARUへ莉子がハイキック、茉莉乃がジャンピング・ニー、トリプルMRNスマッシュ!(※ロコモーション式ジャーマン・スープレックス・ホールド)を決めて3カウントを奪った。

茉莉乃「あぁッ!勝ちましたァ゛~!MARUさん!グレート!ありがとうございました!MARUさんと1年前シングルをやらせていただいてから、アレが私の変わるキッカケとなったんで、本当に感謝しておりますし、今回闘えて光栄でした!ありがとうございました!近々このベルトかけた勝負、逆指名しますから待っといてください!グレート!私らもお前の抗体を待ってるから、グレート化はしません!だからこそ、今度もバチバチに闘いましょう!ありがとうございました!そして次、8月13日、後楽園公演。いよいよタッグトーナメント決勝戦です。Aブロックから勝ち上がってきてるのは、キラーズのトップ2であるアマテラス。一筋縄では……いや、十筋縄ではいかないくらい強いお2人です。だけど、私たちMRCが必ず勝って、1年前色々あって新しくスタートしたリングで頑張ってきた者として、新しいアクトレス、新生アクトレスをキラキラな最高のアクトレスにするために!ファイブが……いや、ファイブの莉子と協力してアマテラスを倒して!タッグトーナメント優勝しますッ!私は莉子と、ファイブとして、そしてヒーローとして!必ずアクトレスを最高のものにしてみせます!だから後楽園!皆さん来て、その目に焼き付けてください!応援これからもよろしくお願いします!じゃあ次、8月13日!アマテラスに絶対勝ァつ!よろしくお願いします!じゃあ最後、皆さん今日出た皆さん上がってきてください。お願いします。それでは皆さん行きましょう!せーの!強く!優しく!あなたに一生懸命!アクトレスガールズ~ッ!」


<試合後コメント>

才原茉莉乃&福永莉子
――Bブロック優勝を果たし、後楽園でアマテラスとの決勝戦が決まった
茉莉乃「私が次血眼に勝って決勝戦に行けるようになったら、後楽園で決勝戦させろって豪語したので、必ず決勝戦やりたいなと思ったので今日勝てて良かったなと思います」
莉子「Aブロックはアマテラスが上がってくるなって予想はしてたから、予想通りかな」
茉莉乃「強いですね。すべてに於いて。なんですけども、新しいアクトレスを創っていかなきゃいけないので、私たちがいつもの定番を覆してファイブの年にしていきたいと思います」
莉子「ACT GAMEを惡斗さんが獲ったんじゃ、ホントに惡斗さんのゲームになっちゃうんで」
茉莉乃「ただの遊びになってしまうんで、ウチらが獲らんと。覆していかんとダメなんで」
莉子「私たち、準優勝予想1位で。なぜか優勝予想が3位?4位?次負けたらその通りになっちゃうんで、覆していきましょう」
茉莉乃「これでファイブにベルト4本になるから。これは実行したいですね。私は(ベルトを)2本巻くのが夢なんで」
莉子「私はベルト獲ったこと無いんで、今回初のベルトだし、今回初代のタッグベルトということで」
茉莉乃「そう!初代は大事や!」
莉子「初代がほしいです。初代で初のベルトを全力でゲットしたいと思います」
茉莉乃「ホントに全部をぶつけて、必ずアマテラスを倒しましょう!ヒーローはかならず勝つ!」

――アマテラス相手に作戦は
茉莉乃「作戦というかね?」
莉子「多分、まっとうには絶対来ないんで」
茉莉乃「瞬発力だよね。発想の瞬発力というか」
莉子「新しい連携とか、こう来るだろうなってときにどう切り返すかっていうのを考えていかないと、また卑怯な手で勝ちに来ても面白くないんでね。練らないと」
茉莉乃「うん。あと2週間ちょっとか」
莉子「UWFもあるしね」
茉莉乃「そこで培ったものも出していきたいと思います」

――今日UWFのテーマで入場したことの意図は
茉莉乃「初回からUWFのテーマを使わせていただいておりまして。やっぱウチら来週新木場でやらせていただくので。それに向けてもだし、タッグの中では私たちしかUWFをやってないので、そこもやってますよというアピールも兼ねて。『そういうことも出来るんだぞ!』ということも見せていけたらと思っています」
莉子「ファイトスタイルを変えていきたいなと思います」

――アマテラスはかつてプロレスラーとして活動していたり、旧体制アクトレスから中心人物であった2人。新体制アクトレスになってからデビューしたお2人が対峙することで真の世代交代を問う試合になると思うが、意気込みは
茉莉乃「もちろん世代交代というか……ホントに新生アクトレスからやり始めた2人なので、そこが獲っていかんとダメでしょっていうのは去年から、色々あってからのアクトレスでは言い続けて。それで私がアクトレス5を創らせていただいて、自分もベルト獲って、タッグトーナメント決勝戦まで駒を進められたので、そこはもう絶ッ対獲らないといけないと思います。なので、意気込みと言うか、絶ッ対獲ります!」
莉子「上がそのまま上にいるだけじゃ面白くないので。つまらない団体になっちゃうんで。多分私たちには獲れないだろうと思っている方のほうが多いと思うので、そこを覆してもっともっと面白いアクトレスガールズにしていきたいと思います」

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