アクトレスガールズの“強さの象徴”を懸けて同期2人が初シングル!「嬉しく思うし誇りに思う」「これからもより高め合っていきたい」

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 6月1日、新木場1stRINGにてアクトレスリング新木場特別公演ACTWRES SENGOKU SERIES『TEPPEN HERO SAMURAI』が開催。メインイベントでは水嶋さくらの持つKING of Ring Entertainment Championship(以下KING王座)に福永莉子が挑戦した。

 KING王座ことキング・オブ・リングエンターテイメント王座は、プリンセス天功さんのペットであるホワイトライオンのKINGくん(1歳)がコミッショナーに就任し創設された王座。
 現在のアクトレスガールズは、WWEのように台本があることを公表してプロレスを展開。【実力】【努力】【人気】【運】といった項目で得たポイントを数値化して大会前に集計し、ポイントで上回った選手が試合で勝利することが決まる『ポイントマッチ』が主流となっている。
 そんなアクトレスに於いて“強さの象徴”とされるベルトがKING王座。過去にはラダーやイスが乱れ飛ぶハードコアマッチで王座戦が行われたこともあり、しっかりとした“プロレス”が出来る選手のみが挑むことを許されていると言っても過言でないベルトだ。

 今年3月に初代王者・茉莉を倒してKING王者になったさくらは、初防衛戦からグレーと朝子の仇討ちという理由で血だらけの果たし状を送ってきた謎の忍者URANと闘いなんとか防衛。普通の防衛ロードは望めないのかと思ったが、5月24日新木場公演で莉子が挑戦を表明し、同日デビューの同期の挑戦に感慨深い思いを持ちながらさくらはこれを受け入れた。
 しかしこの日は昼夜13:00と18:40から演劇の『アクトリング』が開催されており、その間の時間で16:00からプロレスの『アクトレスリング』が行われる普通でない状況に。


 試合は莉子が得意の蹴りで攻め立てていくが、右膝を負傷している事を知っているさくらが足攻めで莉子の動きを奪っていく。得意のフィギュアエイトや足へのキルスイッチなどを見せるが、莉子も中嶋勝彦に指導を受けたタイガースープレックスホールドでカウント2.9まで追い込む。ならばと蒼天カサドーラ(=2回転式カサドーラ)で丸め込んだ莉子だったが、これを返したさくらが笑顔120%スクールボーイからfull bloom archhold(=ロコモーションノーザンライトスープレックスホールド)で3カウントを奪った。

 練習生時代からほぼ同期である2人はお互いの健闘を称え合い、さくらは「莉子と防衛戦して、こうやって防衛できたこと、ほんとに嬉しく思うし、誇りに思います」と、莉子も「初めてのシングルがこうしてタイトルマッチで闘えて、本当に本当に今日は楽しかった。こうして今日さくらと闘う事ができて本当に良かったです。これからもアクトレス5としてより高め合っていきたい」と同じユニットの仲間として切磋琢磨することを誓った。

 しかし現在開催中の初代タッグ王者決定トーナメント戦(ACT GAME)では、6・22大阪大会で[MRC]才原茉莉乃&福永莉子vs[さくらもち]水嶋さくら&なるが決定済み。ベルトをめぐるライバルストーリーはまた新たな展開を見せそうだ。

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