怪獣殺しの必殺技が悪の女幹部に炸裂!イエローが裏切るもピュアホワイトな新人が現れ戦隊ヒーローに志願!?

2025年9月7日、アクトレスガールズの正義と悪の闘いに新たな展開が生まれた。
ここ1年、東京・新木場1stRINGでは毎週のように正義の『GENKI戦隊アクトレス5(以下ファイブ)』と悪の『アクトレスキラーズ(以下キラーズ)』が抗争を繰り広げている。
かつて存在したキラキラした華やかなアクトレスガールズを取り戻すため日夜戦うファイブだが、ストロング暴力スタイルで凶器・乱入なんでもありのキラーズに苦戦を強いられていた。団体の象徴であるAWG王座とKING王座も悪の幹部である惡斗(あくと)と茉莉(まり)に奪われ、「正義は悪に屈しない。最後に正義は必ず勝つ」と言い続けて約1年…今年3月にファイブのレッドである才原茉莉乃(さいはらまりの)がAWG王座を、グリーンの水嶋さくら(みずしまさくら)がKING王座を戴冠し、アクトレスガールズに平和を取り戻したかに思えた。
だが現実は、ラーメン好きなのにカレー好きキャラを押し付けられたイエローの天翔ゆい(てんしょうゆい)が舞台出演を理由になかなか現れない事で5人が揃わず、初代タッグ王者を決めるトーナメントでファイブが惨敗し惡斗&茉莉がベルトを戴冠。
さらにキラキラした華やかな時代を作り上げて来た先輩OGたちである安納サオリ(あのうさおり)やなつぽい(旧:万喜なつみ)、清水ひかり(しみずひかり)、本間多恵(ほんまたえ)、尾崎妹加(おざきまいか)らがアクトレスガールズ10周年のお祝いに続々参戦し、ファイブの影が日に日に薄くなっていくとともに負ける姿も目立つ事態に。

この日も才原茉莉乃&水嶋さくら&なる(ピンク)のファイブが、惡斗&茉莉&MARU(キラーズのボス)と何度目かの直接対決へ。しかし黒に身を包み裏切ったイエローが試合に乱入すると、場外乱闘で暴れまわりお客さんの眼の前でファイブは痛めつけられる。一つの山になり足蹴にされるファイブたち。『また今日も負けるのか…』と思われたが、福永莉子(ブルー)もリングに上がりキラーズを翻弄。さらに、かつて古代怪獣トイズキングを倒した合体技であるファイブバスター(=合体ブレーンバスター)を茉莉に叩き込み、レッドが必殺のMRNスマッシュ!(=ジャーマン・スープレックス・ホールド)で勝利した。
だがふてぶてしくマイクを持ったイエローが「私は、自由で、楽しい試合がしたいし見たいんです。ファイブの人たちって、ベルト2本取ってからなんかつまんなくないですか!?」と挑発し会場から大きな拍手と歓声を浴びる。これを聞いて満足そうにイエローは「ここでアクトレス5のイエローを辞めます。アクトレス4として頑張ってください」とファイブの魂である腕章を投げ捨ててしまう。
勝利したのに敗北したような空気になってしまったファイブ。そこに響き渡ったのは「ちょっと待ったー!」の明るい声。

まだ練習生であり純真無垢なホワイトである21歳の弥福かな(やふくかな)がファイブに駆け寄り「アクトレス5に入りたいです!カレー食べます!カレー好きです!カレー食べます!!」とイエローに志願すると、その元気さと真っ直ぐさに会場が温かい空気に包まれる。
ファイブのメンバーも笑顔になるが、10月1日東京ドームシティ・プリズムホール公演でのデビュー戦を終えてから判断がくだされる事となった。
「アクトレス5はどんな悪にも屈さないし、ファイブはどんなことがあってもファイブです!」と宣言し大団円で幕を閉じたレッド。だが次週9月13日(土)新木場1stRINGで、グリーンの持つKING王座にキラーズの爆弾系女子・石川はるかが挑むことに。4人になったファイブは至宝を守り切ることができるのか?
アクトレスガールズに今、伝説の一ページが刻まれる。