【試合詳細】2・21 アクトレスリング新木場公演 茉莉&CHIAKIvs松井珠紗&かなみっく 青野未来vs岩井杏加 澄川菜摘&皇希&後藤智香vsキラ☆アン&ブルドーザー轟&才原茉莉乃
『ACTwrestling Step34』
日程:2023年2月21日(水)
開始:18:45
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:145人
▼Tag match
惡斗/○山中絵里奈
8分51秒 M.D.M.A改→片エビ固め
夏葵/●汐月なぎさ
▼Single match
[蛇道衆]○MARU
5分4秒 ストレッチマフラー
●なる
▼3x3Tag match
[The Royal]澄川菜摘/○皇希/後藤智香
9分54秒 アメジスト・バタフライ→片エビ固め
キラ☆アン/ブルドーザー轟/●才原茉莉乃
▼Single match
●青野未来
9分18秒 後方回転エビ固め
[蛇道衆]○岩井杏加
▼Tag match
茉莉/●CHIAKI
17分21秒 松井スペシャルボム(仮)
○松井珠紗/かなみっく
朝陽さんの永眠からアクトレスガールズが再起し盟友・松井珠紗が天に想いを叫ぶ!青野未来が髪切りマッチで敗北し場内悲鳴もまさかの結末!
オープニング
和風の衣装に身を包んだアクトレスガールズが『宵々古今』『Love Riddle』に乗ってダンスパフォーマンスを披露。
その後全選手がリング下に集まり、2月1日に不慮の事故で急逝した朝陽さんへ黙祷が捧げられた。
選手を代表して青野未来がリングにあがり挨拶。
未来「本日はご来場いただきありがとうございます。皆さんそれぞれ思いがあると思いますが、私たちは、朝陽ちゃんが愛したプロレスを、朝陽ちゃんが愛したリングで、アクトレスガールズとして一生懸命パフォーマンスをお届けしてまいります。本日も応援よろしくお願いします」
第1試合
先発は絵里奈と夏葵。夏葵が走り込むとなぎさも追撃し、絵里奈を2人でロープに振ると、なぎさがガットショットから夏葵が水面蹴りで倒し、2人でロープに飛んでダブルのエルボードロップ。
夏葵が引き起こしてロープに振ろうとするが、逆に振った絵里奈が夏葵の攻撃をスカしていき、飛びついてきた夏葵をお姫様抱っこ。これを丸め込んだ夏葵だったが、切り返した絵里奈がビッグブーツで倒す。すぐに起き上がった夏葵がなぎさにタッチ。絵里奈も惡斗にタッチ。
惡斗はガットショットからへアーホイップ連発。コーナーに叩きつけて絵里奈にタッチ。
絵里奈は髪を掴んで引き起こし、惡斗の足に顔面を叩き込む。さらにコーナーに向けて振ると、串刺しジャンピングニーから顔面をロープにこすりつけていく。絵里奈はフォールも2。
絵里奈は逆水平チョップを叩き込んでいき、チョップの打ち合いから絵里奈がチョップ連発。ロープに飛ぶが、なぎさがスカしてバッククラッカーからダブルチョップでなぎ倒す。
なぎさは夏葵にタッチ。
夏葵はPKも、避けた絵里奈の背中にサッカーボールキック。さらにコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、絵里奈が避けると惡斗が場外から足を掴んで倒し、そこへ絵里奈が串刺し腰振りブロンコバスター。
絵里奈はプラチナムロックで捕らえ、これを離すとストンピングからフォールも2。
絵里奈は惡斗にタッチ。
惡斗はケンカキック連発からエルボーを巻き込んでのエルボーからロープに飛んでドロップキック。コーナーに叩きつけていくが、夏葵が逆にコーナーに振ってジャンピングニーからロープを往復式のフットスタンプ連発。フォールも2。
夏葵は投げようとするが、惡斗が耐えるとエルボーからロープに飛ぶ。だが夏葵が追走ブーメランアームホイップからドロップキック。フォールも2。
夏葵はなぎさにタッチ。
なぎさはエルボー連打でロープに押しこむが、惡斗が髪を掴んで切り返すとチョーク攻撃。これは夏葵がエルボーでカット。
夏葵となぎさはロープに振ってダブルのガットショットからなぎさのコードブレイカーと夏葵のジャンピングニーのサンドイッチ。
なぎさはメイルストロムボムを狙うが、惡斗はマフラーホールドで切り返す。これは夏葵がカット。
絵里奈が夏葵にライダーキックから、惡斗がなぎさにACTスペシャル。フォールも2。
惡斗は絵里奈にタッチ。
絵里奈はジャンピングライダーキックからXファクター。さらにMDMAを狙うが、切り返したなぎさにガットショットからヘッドバッド。さらにロープに飛ぶが、夏葵が走り込みフラップジャックで迎撃。さらにハイキックからなぎさがメイルストロムボムで叩きつけフォールも惡斗がカット。
夏葵が惡斗を羽交い締めにしてなぎさが走り込むが、惡斗は夏葵を突き飛ばして同士討ちさせるとまとめてフェイスバスター。
絵里奈がなぎさにスタンディングシャイニングウィザードからMDMA改(※前後開脚式リバースDDT)で叩きつけてフォールし3カウント。
惡斗「テメーらご来場ありがとうございます!アクトレスは2月、新生になって2周年です!色々語りたいことはある。だがな!私達は、私達は、何があっても前を向く。このリングを!私達全員の力で高め合う。それは、これからも変わらない!そこでだな、青野未来という、一強時代が終わって、この、2周年、越えて、次!誰が、誰が飛び抜けるか!誰がこのリングで輝くか!それを、もっともっと高めてこうじゃないか!近いところで言うと、3月24日の後楽園、タイトルマッチはもちろんのこと、せっかくだ、青野未来が空いてるから、テメーら、タイトルマッチに継ぐ注目カードになるぞ!さぁ、青野未来とやりたいやつ!手を上げろ!この場で輝きたいやつは、手を上げて自分で叫べ!自分で掴み取れ!誰かいるか!?」
絵里奈「どんな資格があれば、その条件を満たすのかわかりません。でも、3月24日まで、今予定されている公演のスケジュール、私は全部、体を空けています。もちろん相手は選びません。そしてどんな厳しい試合になっても構わない。もし、3月24日のそれまでの試合、全部私が勝ち続けることができたら、その時は、立候補させていただけないでしょうか?」
未来「ありがとうございます。まあ私だけでは決められないので、すぐには返事できませんが、絵里奈様、楽しみにしてます」
惡斗「いいねいいね絵里奈、ほら、出てきたぞ。まだまだいるだろ?このリングで輝きたいやつがまだまだいるだろ?まだまだな。今、それぞれのタイミングがあるから、すぐに名乗らなくてもいい。でもな、このリングで、いつまでもね、明日見てもね、ずっとここで、ずっとリングでできるってことも限らない。後輩どもよく聞け!リングは一つしかない。アクトレスガールズのリングは一つしかない!もっともっと名乗りあげて、もっと勝ちたいって意思を、お前らもお前らもお前らも!上げていけ。じゃないとな、私がどんどん目立つだけだぞ。お前らがこのリングを輝かせてく。だからテメーら!私含めてアクトレスガールズから目離すんじゃねーぞ。以上!」
第2試合
なるが入場するなりドロップキックで奇襲し、ロープに飛ぶが場外からアレンが足を掴んで倒す。MARUは顔面へフットスタンプからロープを使って顔面をこすり、これを離すとなるの顔面を踏みつける。
ロープに飛んでラリアットも、避けたなるがロープに飛んでドロップキック。フォールも2。
なるは投げようとするが、MARUが耐えるとハンマーブローとなるのエルボーの打ち合い。MARUがサミングからチェーンブローを顔面に叩き込むも、気合を入れたなるがエルボー連打。だがMARUはスタナーで切り返す。すぐに立ち上がったなるがスピアーを突き刺し、コーナーに飛ぶがMARUが追走串刺しスピアーからコーナーに登る。だがなるがドロップキックを叩き込みデッドリードライブから逆エビ固めを狙うが、なるが足を掴んで倒しアキレス腱固め。そのままマフラーホールドを狙うがなるはロープを掴みブレイク。
MARUはチェーンを足に巻き付けてロープにかけると、その足へドロップキックからコーナーに上りダイビングフットスタンプ。避けたなるにその場飛びフットスタンプから、コーナーに登り改めてダイビングフットスタンプ。フォールも2。
MARUは投げようとするが、なるがDDTで切り返す。だがMARUが後頭部にブロンコバスターからロープに飛んでいくも、なるがドロップキックで迎撃しコーナーに登るとミサイルキック。さらにスピアーからフォールも2。
なるはDDTを狙うが、これスカしたMARUがマフラーホールド。なるはこれでギブアップ。
第3試合
先発は菜摘と茉莉乃。菜摘がヘッドロックから首投げで倒すが、すぐに立ち上がった茉莉乃がガットショット。菜摘がコーナーに振って走り込むが、飛び越えた茉莉乃がアームホイップで巻き投げようとするも、菜摘が潰してヘッドシザース。茉莉乃が抜けて轟にタッチ。菜摘も皇希にタッチ。
ロックアップから轟がロープに振ると、皇希はロープ往復からストンピング連打。ロープに飛ぶとラリアットの相打ちとなり、皇希がガットショットからコーナーに振って串刺しビッグブーツ。避けた轟が串刺しケンカキックを膝に叩き込み、さらにスネを蹴って座らせるとロープに飛んで顔面にケンカキック。轟はアンにタッチ。
アンはミドルキックからリング中央に振り、轟がショルダーアタックからアンがラリアット。フォールも2。
アンと轟はロープに振ろうとするが、皇希は同士討ちさせるとダブルラリアットを叩き込む。皇希は智香にタッチ。
智香はジャイアントスイングを狙うが、切り返したアンがボディスラム。さらにストンピングからジャイアントスイングで投げ捨てる。怒った智香が髪を掴んで引き倒し、走り込んできた菜摘をホイップしてダブルニードロップで叩きつける。
智香は「これがほんとのジャイアントスイングだ!」と叫び、ジャイアントスイングで投げ捨てるとストンピング連打。
智香は菜摘にタッチ。
菜摘はロープ際でダブルニードロップからフォールも2。
ローキックの打ち合いからアンがハイキック。アンは茉莉乃にタッチ。
茉莉乃はどんぐりクラッシュを狙うが、菜摘はボディに膝蹴り連発からPK。避けた茉莉乃がロープに飛んでドロップキック。
茉莉乃はリバースして叩きつけるとフォールも2。
茉莉乃は轟にタッチ。轟はアースクエイクを狙うが、ロープに飛ぶと皇希がエプロンから蹴りつけ、菜摘が脇固めで捕らえるも轟がロープを掴みブレイク。
菜摘は智香にタッチ。
智香がロープを使ったアームブレイカーからロープに飛んでラリアット。さらに投げようとするが、耐えた轟がモンゴリアンチョップからボディブロー。ロープ往復式のヒッププレスからフォールも2。
轟は茉莉乃にタッチ。
エルボーの打ち合いから茉莉乃が大外刈り。さらに腕ひしぎで捕らえるが智香が抜けるとアトミックドロップ。智香は皇希にタッチ。
皇希はビッグブーツ連発から170cmプレス。避けた茉莉乃が低空ドロップキックでふっ飛ばし、蛇道衆が走り込むも智香と菜摘が羽交い締めにして皇希がダブルラリアット。蛇道衆が避けてこれが誤爆し、茉莉乃が皇希にテールクラッチも2。
蛇道衆が串刺し攻撃をそれぞれに狙うが、避けたザ・ロイヤルがそれぞれに串刺し攻撃。さらにコーナー上に登ると、皇希のアメジスト・バタフライ、菜摘のダイビングダブルニードロップが同時に投下されるが、アンが場外に転がったため智香は飛ぶことができず。皇希はそのままフォールし3カウント。
第4試合
杏加が髪を掴むが、未来が振りほどいて丸め込むが2。
未来がヘアーホイップから顔面を踏みつけ、これを離すと髪を掴んで引き起こしハイキック。避けた杏加が顔面に膝蹴りからその場飛びドロップキック。
杏加はヘアーホイップからロープに押し込み、MARUがバリカンを入れていき未来の髪を刈ろうとするが、充電がされておらず刈ることができない。
朝子がアンを引っ張ってきて朝子軍最強伝説を叫ぶも、未来はげんなりした表情でこれを無視。
杏加は未来を離してロープに飛ぶが、避けた未来がロープに飛んでラリアット。
未来は杏加の髪を掴んで行くが、杏加がロープに振るとバックを取る。だが未来が抜けてローキック。杏加がエルボーを打ち込み、未来のローと杏加のエルボーの打ち合いへ。
未来が背中にサッカーボールキックから、正面からのサッカーボールキック。さらに串刺しドロップキックから串刺し低空ドロップキック。未来は背中にサッカーボールキック。居桜花がドロップキックから髪を掴んで引き倒し、髪へのストンピング連打からロープに飛んでギロチンドロップ。
髪を掴んで引き起こし、ロープに振ろうとするが未来がスネを蹴り上げてカット。
未来はニークラッシャーから39ロックで捕らえるも、杏加はロープを掴みブレイク。
未来はロープに飛んでランニングサッカーボールキック。さらにロープに飛んでいくが、杏加はガットショットで迎撃し、さらに走り込むと河津落としからフォールも2。
杏加はコーナに登るが、未来はエルボーからハイキック。さらにデッドリードライブからコーナーに上りミサイルキック。フォールも2。
未来はロープに飛ぼうとするが、アレンを見て動きを止め、杏加にケンカキックからキャプチュードを狙う。だが杏加は切り返して卍固めで捕らえるが、未来はロープを掴みブレイク。
エプロンらMARUが未来にスタナー。リングではアレンがイスをセットして未来を座らせ、そこへ杏加がロープに飛んでドロップキック。倒れた未来へ轟がロープ往復式のフットスタンプから、アレンとMARUがサンドイッチドロップキック。さらに未来をロープに振るが、未来はダブルラリアットで迎撃。
杏加と未来はエルボーの打ち合いへ。杏加がエルボー連打からロープに飛ぶが、未来がラリアットで迎撃しフォールも2。
未来はショートレンジラリアットからフォールも2。
未来はバズソーキックからスタイルズクラッシュを狙うが、切り返した杏加がラリアットを避けて後方回転エビ固めで3カウント。
MARU「青野未来、女に二言はないよな?」
未来「タイトルマッチの時から、思ってたけど、乱入すんのわかってて、毎回毎回、誰と戦ってんのか、何のために戦ってんのかわけわかんねーんだよ」
轟「乱入すんのわかってんだったらよ、後出しでもの言ってんじゃねーよテメー!」
杏加「はいはいはいはい(ハサミを持って未来の髪をおそるおそる先の方だけ切ると、ロイヤルがリングへ)
菜摘「もっとやれや。止めにくいよこっちも。もっとやれよやるんだったら。ビビるなよこんだけしか切ってねーじゃねーか。もっと切れよ。わかったわかった全然切ってないけど、どんな髪型にしたいんですか?こんだけしか切ってないよ?がたがたじゃん。なにこれ・・・ふざけてんのかお前は。何だこの写真は。もういいですよ未来さん。負けたのは負けたからしょうがないから、退場しましょう。じゃあもう、切ってくるから。またカットのあとで」
試合後、未来は失意のどん底といった様子でバックステージに戻り、菜摘が神妙な表情でハサミを入れ始めた。
第5試合
先発は茉莉と珠紗。ロックアップから茉莉がロープに押しこむが、珠紗が切り替えしてエルボーからヘアーホイップを狙う。だが茉莉がガットショットからヘアーホイップも、側転して着地した珠紗が足を踏みつけてロープに飛ぶとドロップキック。スカシた茉莉がヘッドハンターを狙うが、すぐに体制を立て直した珠紗がアームホイップで投げ捨て両者睨み合う。
珠紗はかなみっくにタッチ。茉莉もCHIAKIにタッチ。
珠紗とかなみっくはCHIAKIに串刺し攻撃。さらにポーズをコーナー上で決めようとするが、CHIAKIが後ろから尻を叩き、二人まとめて担いでアルゼンチン。
CHIAKIはかなみっくに顔面ウォッシュからコーナーに叩きつけ茉莉にタッチ。
茉莉はフェイスバスターからカンパーナで捕らえ、さらにCHIAKIがかなみっくの顔面を蹴りつけていき、ロープに飛んで顔面に低空ドロップキック。茉莉が離してフォールも2。
茉莉はCHIAKIにタッチ。
CHIAKIは逆片エビ固め。かなみっくはロープを掴みブレイク。
CHIAKIはロープにかなみっくをくくり、ロープに飛んで背中へのスピアー。さらに茉莉がエプロンから膝蹴りを叩き込みサンドイッチ。
CHIAKIはバックブリーカーから茉莉にタッチ。
茉莉はCHIAKIとともにかなみっくをロープに振ってダブルのショルダータックル。さらにダブルのフェイスバスターからダブルのダブルニードロップ。茉莉はストンピングから担ぐが、かなみっくが暴れて着地するとクロスアーム式STOからミックミックナイフも2。
かなみっくは珠紗にタッチ。
珠紗はダイビングクロスボディからロープ往復式のドロップキック。さらに投げようとするが、茉莉は耐えると正面蹴りからサッカーボールキック。さらにラニングサッカーボールキックを叩き込むが、立ち上がった珠紗の胸にミドルキックから串刺し攻撃を狙うが、避けた珠紗が丸め込みも茉莉は阿吽で迎撃レッグラリアート。フォールも2。
茉莉はストンピングから足へのストンピング連打。さらに足へのダブルにからアキレス腱固めで捉え、そのまま足4の字へ。
珠紗はロープを掴みブレイク。
茉莉は背中にサッカーボールキック連発から髪を掴んで引き倒しフォールも2。
茉莉はハイキックを叩き込み、ローウニと部が、珠紗はカサドーラフットスタンプからコーナー上に登り、ミサイルキックからフォールも2。
珠紗はグリーンキラーからフォールも2。
珠紗はロープに飛ぶが、茉莉が腕を巻き込んで担ぎ熨斗紙で叩きつける。
茉莉はCHIAKIにタッチ。
CHIAKIは低空ドロップキックからスピアーを突き刺しフォールも2。
CHIAKIはフィッシャーマンの体勢も、耐えた珠紗を強引にボディスラムからアルゼンチンで担ぐ。そのまま茉莉を加えて投げ捨て合体Go2sleepからフォールも2。
CHIAGはロープに飛ぶが、かなみっくがエプロンから足を掴んで倒し、珠紗がスライディングクロスボディ。エプロンに織りて顔面にドロップキックから、かなみっくが倒立セントーンを投下する。
場外に落下したCHIAKIへ珠紗がエプロンを走り込んでのプランチャを投下。
リングに戻ったCHIAKIへかなみっくがと倒立プレスから珠紗がフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
珠紗はロープに飛ぶが、CHIAKIはパワースラムで迎撃しフォールも2。
CHIAKIはアルゼンチンで担ぎ、アティテュード・アジャストメントからフォールしようとするが珠紗が丸め込むも茉莉がカット。
茉莉がエルボーからロープに振るが、珠紗飛び込んで茉莉がキャッチしCHIAKIに担がせる。走り込んでたかなみっくもまとめて担ぐと、そのまままとめて正面にバスターで叩きつける。
CHIAKIはロコモーションフィッシャーマンバスターからフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
CHIAKIは狼煙を狙うが、珠紗が暴れて丸め込みラ・マヒストラルも茉莉がカット。
茉莉と珠紗がエルボーの打ち合いからCHIAKIが珠紗にビッグブーツからフォールも2。
CHIAKIと茉莉が走り込むが、珠紗が避けて同士討ちさせるとかなみっくとサンドイッチドロップキック。
珠紗がロープに飛んでドロップキックからフォールも2。
珠紗がCHIAKIのエルボーを避けて裏拳から松井スペシャルボム(仮)(※ヨシタニックと同型)で3カウント。
珠紗「朝陽ー!見てるかー!勝ったぞー!朝陽と、一緒には、叶えられないけども、朝陽の思いも背負って、次、2月25日、ここ、新木場1stRINGで、私が、茉莉さんから、てっぺんを獲ります!25日、改めて、よろしくお願いします」
茉莉は握手に応じるが、後ろでかなみっくがマイクを持つ。
かなみっく「珠紗さんとの初メイン!勝ちましたー!私が、今回、メインに立てたのは、朝陽さんのことが、あったからかもしれないけど、でも、私が、私がアクトレスガールズの未来です!惡斗さん!さっきおっしゃっていた、未来さんへの挑戦、私が!2人目に立候補させていただけないでしょうか!?精一杯、精一杯がんばりますので、よろしくお願いします!」
珠紗「OKなのかな?わかんないですけども、これからのかなみっくの成長もお楽しみにしてください。そして、本日のセミファイナルの、髪を切った、未来さんが準備できたようなので、登場していただきます。お願いします!」
未来が肩までの長さで髪を巻いた状態で可愛くなり登場。
轟「ちょっと!おかしいでしょこれ!何この髪型!ちょっとアレン!本当の髪型はこうじゃないの見せてやれ!ホントの髪型これだったんだぞ!これよく見てみろ!ほら。(石原さとみの画像が出てくる)え!?岩井!どこにいんだよ?岩井これ違うよな?」
杏加「これでいいんです」
轟「え~!?」
菜摘「うるさいうるさい。これでいいって言ってんだもん。いいでしょ?あってるでしょ?でも岩井?髪切りマッチの意味知ってる?髪切りマッチ知ってる?知らない?(苦笑)ふざけてんのかお前は!」
杏加「石原さとみが好きなんです!」
菜摘「嘘を付くなお前は!聞いたことないわお前が好きなんてそんな一言も。どうせあれだろ?未来ちゃんのファンに怒られるの怖くてビビったろ!髪切りマッチっていうのはな。私もな11年前にやられてんだよ、それ見てこいよちゃんと!わかったか!(未来が指定していた刈り上げ画像を見て)これはやりすぎだと思うけど、これはやりすぎだと思うけど・・・髪切りマッチ勉強してから帰ってこい。よくわかんないから珠紗しめてください」
珠紗「ええ~!?かわいくていいんじゃないですか?かわいいですね。さぁ、今日出場した選手の皆さん上がってきてください。えー次回は2月25日ここ新木場1stRING公演になります。これからもアクトレスガールズの応援をどうぞよろしくお願い致します。それではいつものしめでしめさせていただきます。いきます!せーの、強く、優しく、あなたに一生懸命。アクトレス~ガールズ~!」
<大会後コメント>
松井珠紗&かなみっく
――前哨戦を終えて
松井「本当は9日にタイトル戦を演る予定だったので、前哨戦とかなにもなくストレートでタイトル戦の予定だったんですけど、今回はまあ、結果色々あってこうなりましたけど。前哨戦でしっかりタイトル戦に向けてのはずみが付けられたんじゃないかと思います」
――リング上では「朝陽を背負う」という言葉があった
松井「そうですね……。寂しいな、悲しいなって気持ちもたくさんあるんですけど、朝陽がプロレスを本当に愛していたので、明るく、いつも楽しく明るく、このリングで闘っている朝陽を見てきたので、絶対にこのリング上では私も明るく居続けようと思って闘いましたけど……大丈夫だったかな?」
かなみっく「大丈夫でした」
松井「かなみっくも元気出た?」
かなみっく「元気、出ました!」
(※泣きそうな顔で気丈に振る舞うかなみっくの頬を松井がほほえみながらつまむ)
かなみっく「元気……元気です!」
松井「とのことです(笑)初メインのかなみっくです」
かなみっく「ありがとうございました!今回初めてのメインを珠紗さんとやらせていただいて、珠紗さんは同い年だけどすっごい先輩で、すっごくプロレスが上手で、密かに目標でありまして。私は全然、ホントに、一緒にやらせていただけるなんて恐縮なんですけど、もっともっと目標として私も一緒に上に行きたいと思います!ありがとうございました!」
――その中で青野未来さんの名前も出していた
かなみっく「自分で言ってしまったというか、珠紗さんとメインで立たせていただいて……えっと、どう言えばいいか……」
松井「未来さんと闘って、どうなりたいか」
かなみっく「どうなりたい……。ホントに、こんなこと言うのはアレなんですけども、私もアクトレスガールズの一員として、アクトレスガールズを引っ張っていける未来(みらい)になりたいです。がんばります!」
――朝陽さんのことは、今現在どう受け止めているか
松井「私個人的な話なんですけど、今まで23年生きてきて仲いい人とか身内が亡くなったりってことがなかったんです。だから、今回初めてで……。だから、今の今まで実感が湧いてない。まだ、こう……朝陽がどっかで、また現れてくれるんじゃないかなって思ったりするんですけど。今回、今日試合をやったことで、いつもいたはずのところにいない、いつもこの辺(※自身の隣)で喋ってた朝陽がいない……っていうので、ようやく本当に『いなくなっちゃったんだなあ』って実感しましたね、ちょっと。でも、最初にも言った通り、せめて私だけは明るくいようと思ってるんで。朝陽の分まで背負って全部、明るく、元気に、なにかをお客さんに届けていけたら良いなと思います」
青野未来
――初めての髪切りマッチを終えて
「ちょっと、まさか過ぎる結果で(笑)まさか杏ちゃんがあの勢いで『髪賭けろよ!』って言って始まったこの髪切りマッチで。負けるとは思ってなかったんですけど、『ありがとう』の気持ちがあります(笑)ずっとロングヘアを大切にしてきて、プロレス始めてからずっとロングで来ていたので。自分のチャームポイントだと思っていたので絶対に失いたくないとは思っていたんですけど、中々だからこそ髪を切れなかったっていうのもあって。『切りたいな』って願望はあったので。年末にベルトを落として、そこでモヤっとした気持ちがずっとあって、なにか気持ちを晴らしたいと思っていたところに、また色んなことがあり……。そのタイミングで下がっていたところで、すごくサッパリとした気持ちに。髪とともにすごく気持ちがサッパリしました!」
――その長さになったのは何年ぶり?
「10年とかだと思います」
――石原さとみさんをイメージされた髪型になってみて自分でどう思うか
「ちょっと恐れ多いと思うんですけど(笑)でも嬉しい。私も好きなので。杏ちゃん、ホントに石原さとみさん好きなのか知らないけど、いい方持ってきてくれたなと。感謝です(笑)」
――会場は「かわいい!」の声一色だった
「大丈夫でしたか?(笑)私はもう1つのボウズのライン入ってるやつを持って行ってたので、会場の人の期待に応えられたのか分からず不安な気持ちはあったんですけど。みんなニコニコしてくれていたので、よかったです!」
――リベンジマッチを行いたいという気持ちはなく、この結果に満足している?
「リベンジは……でも、杏ちゃん、ボウズ似合いそうなんでやってやりたいなって気持ちはあるんですけど、とりあえず私は満足しているので。誰かホントに髪駆けてやりたい奴いるんだったら、それはやっていただいていいかなと」
――澄川さんのテクニックについてどう思ったか
「素晴らしかったです!菜摘さんが美容師だったのは知ってたんですけど、私、初めてそれを目の当たりにして。私の汗だくなところからササササ~ッと手際よく。新たな一面を見て。あの姿を皆さんにも見ていただきたかったなって思いました」
――髪型も変わって心機一転。これからの目標は
「ちょうど良い機会なので、気持ちを新たにして。失ったものもたくさんあるんですけど、まずはベルトを取り返しにいきたいと思う気持ちもありますし、さっきかなみっくのコメントを裏で聞いてたんですけど、かなみっくが一生懸命喋って私とやりたいって言ってくれた気持ちとか、ああいう下の子達がグイグイ来るだろうなと感じているので、そこを私は追い抜かれないようにしっかり引っ張りながらアクトレスを、今こんなときだからこそもっともっと盛り上げていきたいと思います」