【インタビュー】少林寺黒帯のアクション女優がリングデビュー決定!「定年退職がない職業なので死ぬまでやりたい」

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 少林寺拳法初段で黒帯を持っている逸材・山根百合(やまねゆり)がアクトレスガールズに入団した。
 アクション女優としても活動する160cm60kgの体格と運動神経を活かし、強さを見せられる独特のオーラを身にまとい練習を続けている。
 4月5日にリングデビュー戦も決まり、どのような姿を見せたいか話を聞いた。

――まずは自己紹介をお願いします
「山根百合で本名でやらせていただいてます。年齢は29で出身は山口県出身、身長160cm体重60kgです」

――山口から東京に出てこられたのは女優を目指してですか?
「そうです。事務所(碗プロダクション)が東京にあるので、それを機に出てきたって感じです」

――いつ頃に?
「専門学校出てって感じですね。もともと声優を目指していたんですけど、すごい声がコンプレックスで低いのが本当に嫌いだったんですけど、女性が男性のキャラの声を当てるのを見ていいなと思って、それで声優の専門学校行ったんですけどカリキュラムの中に舞台もあって。その舞台をやったら舞台の方が楽しくて、別に声優を諦めたわけじゃないんですけど舞台を中心に演技やっていきたいなって思って。そこから舞台目指してで20歳で東京に出て」

――そこから初舞台を
「そうです。事務所で若手公演っていうのがあって、所属してから4年目までの俳優たちで若手公演をやるんですけど、そこが多分初めてだと思います」

――女優として目指している先っていうのはどこへ
「単純にもともと目立ちたがり屋というか、承認欲求が強めな人間だったもので(笑)とりあえず人前に立てればいいっていう感覚なのでこれを目指したいっていうわけでもなく、単純に人前で目立てればいいって思ってるので、悪目立ちじゃない方に目立てればいいかなと思ってます。それが舞台の方がダイレクトに反応いただけるので舞台をやってるっていう形ですね」

――バックボーンが少林寺拳法とお聞きしました
「少林寺拳法自体は高校の部活でありまして、私の家族が結構武道をやる一家なんです。家族はほぼ全員柔道部だったんですけど、柔道部やろうって思った時に高校に柔道部がなくて・・・逆に少林寺拳法と剣道があって、見学した時に少林寺がかっこよくて。やっぱかっこいいことが好きなので少林寺入ったっていう形ですね。全国大会に出て、初段の黒帯持っています」

――それでしたら格闘家の道もあったと思うんですけど
「う~ん、そっち方面は考えてなかったですね。なんでだろう?演技はやりたかったのかもしれないです。声優をやりたいという中に。なんか変身願望じゃないですけど、なんか別人になりたいみたいな考えはすごいあってすごかったので、格闘家っていうよりは役者で動ける方がいいと思って、それで役者をやってます」

――ミュージカルよりどちらかというとアクション舞台の方がやりたい
「そうですね。歌は本当に趣味程度のものなので、どっちかっていうと体を動かす方が好きなので、大いに体を動かせればなと思ってます」

――東京出てきて9年ですが、この9年間自分的にはどういう人生でした?
「本当に想像できなかったことの経験をすごいさせてもらってるなって思ってます。20代前半の時に舞台には頑張って出てたんですけど、別にファンがいっぱいつくわけでもなくみたいな感じだったので。親にも『帰ってこないの?』みたいな感じに言われて、もともと反対されてた身なので『いつ帰ってくるの?』と言われてたんですけど、ちょうど『もうちょっと頑張りたい』っていうことを伝えてからお仕事がちょっとずつ増えてきてっていう感じだったので、本当に何があるかわからないなと思って。まあでも諦めないでよかったなって、まだまだ何があるかわからないので」

――いい仕事があって順調になったけど、そこで止まって今ももがいている
「そうなんですよね(苦笑)いろんなご縁があって嬉しいことに。純粋に負けず嫌いもあって、何も得てないのに実家に帰るのが嫌で。親にせめて一つの話ぐらい持って帰りたい、大丈夫だよっていうぐらい言いたいなと思って続けて。負けん気でやってきたんで、そこら辺のプライドですね」

――今の生活自体は女優としての収入でまかなえてる
「そうですね。主な収入源は役者業で食べていけてて、どうしても舞台に出てると稽古期間はお金が出ないので、その間の生活費だけはバイトしてみたいなぐらいの感じです」


――アクトレスガールズはリング上で闘う場所ではあり怪我のリスクもある中で、ここでやろうと決心した理由は
「お世話になった方に紹介していただいたっていうのも強いんですけど、別に怪我自体はそんなに怖くはなくて(笑)小さい頃からやんちゃだったんで、田舎だったもので海や川に囲まれてた分、そこで木登りや川で遊んだり山で遊んだりは当たり前だったので、怪我が当たり前だったんです。そういう分では別に怪我がどうこう、まあ痛いだろうけど怪我はするもんだろうっていう感覚ではあるので。そもそもアクションを習った時点で怪我はつきもんだなって思ってる身なので、そんなに心配もなく。何もまだ自分の中でこれっていうものを見出してないのに、やらないっていう選択肢がないなって。狭める理由はない。20代後半にしてもまだできることがあるっていうのに断る理由がなくて」

――確かに女優としてのオーディションだと20代までっていう足切りに引っかかりはじめますね
「30代で何ができるのかとか、ここに来て私は年齢で動けないなんて言っちゃダメだなって思ってはいるんです。本当に前に前に走ってくれる方がいらっしゃるので、それについていく環境がとてもありがたいなとすごく思ってはいます」

――人生の中でプロレスっていうものに触れてきた瞬間とか、見た瞬間ってあったんですか?
「知人がプロレス好きでっていうだけで、私自身が興味あったわけではなくて。その友達にプロレスの映像を見せてもらった時に『うわぁ!痛そう!』って感想でした(苦笑)でもやっぱかっこいいなって思いつつ違う世界の話だったので、プロレスに関してはそれぐらいでしたね」

――アクトレスガールズの試合を生でご覧になられていかがでした?
「これを私は今からやるのかっていう(苦笑)できるかな~って思いながら、今のうちに動けることを見とこうみたいな感じだったんで、すごい能天気にずっと考えてましたいろいろと」

――その時にこの人すごいなとか、目についた選手って誰かいましたか?
「すごかったのがMARUさんですかね。MARUさんと岩井杏加さんが武器使ってて、ハードコアというものを初めて見たので、なんかうわってなって。脚立の上から飛び降りて、机に寝てる人にゴって乗ってバキって!あれ見た瞬間に大丈夫かな?って思いながらも、でも全然平気そうに立ってるからすごいなって。あれは迫力がありすぎて。あと観客側に来たからわあわあわあってみんなで逃げ惑ったのは印象が強いですね。私の中ではあの2人はすげえなと思いながら見てたら、MARUさんの結構お茶目なマイクパフォーマンスでなんかちょっとクスッとしちゃって、ギャップが素晴らしい方だと思ってMARUさんを見てました」

――自分の中ではリングに立ってる姿っていうのは想像ができますか?
「いいや~他の人は想像できると言ってくださるんですけどね。私自身がまだ未知数なもので、まず動けんのかっていうところから始まっているもので(苦笑)まだまだ想像はできないですね。まあでも練習していくうちにどんどん実感していくんだろうなと思ってるんですけど、実感しなきゃいけないものなので今はまだ全然夢見心地のところにいます」

――4月5日にデビューが決まりました
「やるしかないよなっていう感覚ではあります。期待されてる以上はできるだけ応えたいとは思っているので。やる所存ではございます」

――将来はベルトも
「巻けますかね?(苦笑)明確に勝ち負けがあるのはやっぱり体育会系としては嬉しいし楽しいです」

――練習に参加されてみて、アクトレスガールズの雰囲気はどうですか?
「皆さんすごい仲いいんだなって思いました。なんかもっとこう雄々しいのかなと思ったんだけど、ちゃんと女子女子されててキャピキャピしてて、本当にこれは蹴ったり飛んだりしてるグループなのかな?っていうキャピキャピ感なので面白いですね」

――笑顔で蹴り飛ばしてますからね
「やることはすごい、やっぱバンバンバンバン音なってますけどすごいなと思います。本当に動きを覚えたいなって、これからに繋げられたらいいなって思ってます」

――プロレスを始めると芸能界含めいろんな業界と接点が生まれますが
「ワクワクはあるんですけど、アクトレスガールズさんの公式Xで練習生として紹介していただいた瞬間に、フォロワーが100人以上増えたことにちょっとすごい嬉しいんですけど、プレッシャーを感じてしまって(苦笑)なんか責任感が一気にドーンと来てる感じですね。やらなきゃ、答えなきゃっていうすごい強い思いがありますね。プレッシャーに負けないように頑張りますけども」

――ここ数年はくすぶってた感じですか?
「ずっとくすぶってて、大きいお仕事いただいて、そこからずっとまた平行線だったのでそんな感じですね。舞台の出演自体がそんなに今さほどないので、年に1、2回ぐらいの感じなので。それだったら今後は試合に出て、皆さんに覚えてもらってっていうことはすごいしたいな。できるだけ試合には出させていただけたらなとは思ってます」

――自分の中でも何歳ぐらいまで続けたいという思いがありますか?
「動けるうちはずっと動いてたいですね。役者に関しては本当にできるなら死ぬまでやってたいので。せっかく身を投げて役者やろうってなってるんで、親に啖呵切って出てきちゃってるんで。せっかく定年退職がないっていう職業なので役者が。だったら全力でその定年退職がない状態を甘えてしまおうと思ってはいるので、死ぬまで役者はやっていたいなと思ってます。本当に怪我が多くなったらそろそろ限界を感じなきゃいけないと思うので、それまでは動いてたいですねずっと」

――ちなみに女性としての幸せの部分はご自身は
「結婚ですか?(苦笑)そもそも結婚願望自体も、もう本当にマイペースで、まあできたらできたで、できなかったらできなかったでっていう感覚なので。いいご縁は別にタイミング、お仕事もしかりですけど、結婚とかもいいご縁は別にいつ来るかわかんないんで、のんびり構えてるんで。まあ遠のいたら遠のいたで」

――好みの男性像は
「私は筋肉がある男性、筋肉フェチなところがあるので強い男性が好きですね」

――ボクサーも格闘家もボディビルも筋肉の付き方が違うと思うんですが、どのような筋肉を
「細い人より分厚い筋肉のほうが好きなんで、やっぱプロレスラーさんはすごいですよね。どっちかというとそっち系の方が好きかもしれないですね。ゴリゴリの方が細マッチョよりは。ただ付き合うと食事制限云々めんどくさいので、強要されたり自由を奪われたりするのは好きじゃないです」

――では最後に自分のこういうところを見てほしいであったり、そういうお客さんに向けてのメッセージ的なもの。
「アクトレスガールズさんに入る前からアクションをずっと続けてはきているので、少林寺と長年やってきたアクションが垣間見れたら注目してほしいです。あとはもう楽しんでる私を見ていただければと思っております」

『ACTwrestling Step73』
日程:4月5日(日)
会場:東京・新木場1stRING
開始:12:00

▼山根百合デビュー戦
山根百合
vs

▼確変むぎデビュー戦
確変むぎ
vs

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