【試合詳細】8・1 アクトレスリング新木場公演 惡斗&石川はるかvs夏葵&かなみっく 茉莉&入江彩乃vs汐月なぎさ&青葉ちい

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『ACTwrestling Step46~バイオレンス・シリーズ 壁を壊した向こう側~』
日程:2024年8月1日(水)
開始:18:45
会場:東京都・新木場1stRING
観衆非公開

▼1st Singles Match
[Actwreskiller'Z]●千夜ヒナタ
10分40秒 くまちゃんボム→エビ固め
○未依

▼2nd Singles Match
○KYANREN
8分1秒 KO
●みあ朝子

▼3rd Tag Match
[Actwreskiller'Z]●ゆふぁ/キラ☆アン
11分10秒 笑顔120%スクールボーイ
才原茉莉乃/○水嶋さくら

▼4th Tag Match
[Actwreskiller'Z]○茉莉/入江彩乃
13分34秒 オモプラッパ
●汐月なぎさ/青葉ちい

▼5th Tag Match
[Actwreskiller'Z]●惡斗/石川はるか
8分36秒 シャイニング・ウィザード→片エビ固め
○夏葵/かなみっく

かなみっくとキラ☆アンが8・14後楽園ホールを最後に卒業を発表!谷ももがピンチに駆けつけアクトレスガールズ1日限定復帰宣言!元気戦隊アクトレスファイブが後楽園ホールで集結!?

オープニング

 キラーズの新井みずかリングアナによるセクシーなこれまでのあらすじからオープニングダンスへ。

 和風の衣装に身を包んだアクトレスガールズが『宵々古今』『Love Riddle』に乗ってダンスパフォーマンスを披露。途中キラーズとベビーの睨み合いがおき、ベルト戦を要求している夏葵が惡斗の前に立ちはだかった。

第1試合

 ヒナタが握手を要求するも、未依がその手をはたき落とし、さらにボディに平手打ちから試合開始。

 ロックアップから未依がロープに押し込み胸を叩いてブレイク。
 再度ロックアップから未依がリストを取ってヘッドロックへ。ヒナタが髪を掴んで逃れ、ロープに振っていくが未依はフェイスバスターで叩きつける。
 未依は「緊張してんじゃない?大丈夫?」と髪を掴んで引き起こし、コーナーに顔面を叩き込みコーナーふみふみ。レフェリーに注意されるも再度ふみふみ。これも注意されると一度離してから顔面に膝を押し付ける。
 未依は髪を掴んで引き起こし、リング中央に投げつけてからフォールも2。
 未依はくまちゃんロック。これを離すと背中を踏みつけ、くまちゃんを持ち出して往復くまちゃんビンタ。さらにロープに飛ぶが、ヒナタがカニバサミから首4の字で捕らえるが未依がロープに足を伸ばしブレイク。
 ヒナタはコーナーに振るが、未依はコーナーに登って足を伸ばしてカットし、そのままエプロンに降りて挑発。ヒナタが走り込むが未依がエルボーを避けてハイキックからロープを使ったスタナー。
 未依はロープに飛ぶが、場外から彩乃が足を掴んで倒し、これに怒った未依の背後からヒナタがスクールボーイも2。
 ヒナタは再度丸め込むが2。
 ヒナタはロープに振ろうとするが、逆に未依が振るとヒナタはロープを掴んでとまり、走り込んできた未依を蹴りつけてエプロンに降りると走り込んできた未依を避ける。そこへ彩乃がエプロンを走り込んで未依の顔面にビッグブーツを叩き込み、ヒナタはコーナーに上りダイビングフェイスバスター。フォールも2。
 ヒナタと未依はエルボーの打ち合いとなり、吹っ飛んだヒナタに「そんなもんか」と未依が挑発。必死にエルボーを打ち込んでいくヒナタだったが、未依もエルボーで吹っ飛ばすと髪を掴んで引き起こし、ロープに飛ぶがエプロンから彩乃が蹴りつける。ヒナタがそこへ走り込んでドロップキックからフォールも2。

 未依はスピンキックも、ヒナタが避けてサムソンクラッチからグラウンドリバースゴリー。これを未依が力任せに反って返すと、ボディスラムを狙うがヒナタは首固めも2。再度首固めも2。

 未依はリストをひねって動きを止めるとかかと落としからコーナーに走りブーメランフットスタンプ。フォールも2。

 未依はくまちゃんボムで叩きつけて3カウント。

 試合後、突然谷ももがリングへ。

谷「みなさ~ん!こんばんは~!元アクトレスガールズ、そして現在はPURE-J女子プロレス所属の谷ももです!坂口さんから、この団体が危機的状況にあるとお聞きして、今日ここまでやってきました。8・14後楽園公演?私はその日、プロレスラーではなく、1日限定でアクトレスガールズとして復帰します!対戦カードはまだなんにも決まってないんですけど、まあ私は同期が宝物なので、未依さんとか~彩乃とか~と?バッチバチに、なんかできたらいいなって思ってます。めちゃくちゃエモい対戦カードになると思うので、皆さん後楽園ホール絶対見に来てください!よろしくお願いします!」

第2試合

 KYANRENがレフェリーのバニーを「今日も素敵ですね」と口説いてから試合開始。

 似たような選手は出場していたが、気がつくと約4ヶ月ぶりの新木場での試合となるみあ朝子が「お久しぶりです!」と四方にアピールし、ロックアップからリストの取り合いへ。
 KYANRENはカニバサミで倒し、背中へのボディプレスからリストを絞っていく。バックエルボーで逃れた朝子がヘッドロックで捕らえると、KYANRENはヘッドシザースで切り返しスリーパー。力任せに振りほどいた朝子だったが、KYANRENがスクールボーイからゆりかもめ。朝子はなんとかロープに足を伸ばしブレイク。

 普通の攻防に会場が困惑する中、KYANRENがストンピングから引き起こすも朝子はチンクラッシャー。さらにロープに飛んでフライングクロスチョップからフォールも2。

 朝子はロープに飛ぶも、KYANRENがカウンターの河津落としからインディアンデスロック。朝子はエルボーを打ち込んで逃れようとするも、KYANRENはその腕も掴んで絞り上げる。
 これを離すと引き起こしてロープに振るが、朝子はドロップキックを突き刺し、クロスボディアタックから変形パロ・スペシャル。これを離すとロープに飛んでドロップキックを放つが、避けたKYANRENがロープに飛ぶ。朝子はカニバサミで倒すと逆エビ固めで捕らえるが、KYANRENはロープを掴みブレイク。

 朝子はストンピングからロープに飛んでヒッププレス。
 ぎこちない普通の試合を続ける2人を見て拍手がまばらから皆無になりつつある状況に朝子は涙目になりながらボディスラムを狙うが崩れてしまう。焦りながらも必死に投げようとし、4度目でなんとかボディスラムに成功すると、コーナーに上りドラゴンリングイン式インセインエルボー。フォールも2。

 KYANRENは先に立ち上がるとストンピングからクラッシュ・サンダー・バスターで叩きつけフォールも2。

 KYANRENはボディスラムからコーナーに登りダイビングボディプレスを投下するが、朝子が避けて盛大に自爆。
 ダブルダウンから膝立ちでエルボーの打ち合いとなり、両者ロープに飛んでラリアットの相打ち。両者ダウン。

 カウント9でKYANRENが立ち上がると突然思い出したかのようにパラパラを踊り始め、レフェリーが唖然としてカウントを数えるのをとめてしまう。KYANRENが踊り切るとレフェリーも我に返り、10カウントを数えてKYANRENの勝利となった。

朝子「(泣きながら)新木場、新木場におこしの皆さん!本日はありがとうございました。えっと、
全部、全部蓮燦には私の持ってる技を、全部出し切ったのに!全部受けられて、しまいました。私って、ダメな女です!みあ朝子、最大のピンチ!でも、こんなあたしでも、後楽園ホールに出たいんです。でも、このままじゃ、立たせてくれないと思います。きっと、赤いやつに、赤いやつが出ないと、私では負けてしまうかもしれません。いや、出る前から、そんな、出る前からそんな負ける事言うやつなんていなーい!私のバカ!私に必要なのは、新技です!打って!掴んで!一発で極める技!そして、私も正義超人として、仲間を集めたい!朝子軍が懐かしいな~もういない。もういないんです!朝子軍もリセットして、リニューアルするしかない。だから人を集めます。わたくしみあ朝子、8月14日、後楽園ホールに出たいんです!皆さんの声が届けば、アクトレスガールズは変わります。みあ朝子も変わります。みなさんも変わります。なので、清き一票を、みあ朝子に清き一票をよろしくお願いします!ありがとうございます。みあ朝子、みあ朝子をよろしくお願いします」

第3試合

 握手を無視してゆふぁが背後から奇襲し、髪を掴んで振り回してからさくらをアンに振る。アンはビッグブーツを叩きこみ、ゆふぁが髪を掴んで正面ロープにくくり痛めつけていく。
 ゆふぁがロープに振ってドロップキック。フォールも2。
 さくらがゆふぁのエルボーを避けてスクールボーイからロープに振ってドロップキック。フォールも2。
 さくらは茉莉乃にタッチ。

 茉莉乃はストンピングからロープに振って払い腰。フォールも2。
 ゆふぁはヘッドシザースで捕らえて四方にアピールしていくが、さくらが「長いわ!」とストンピングでカット。
 茉莉乃がエルボー連打からリバースして投げ捨てフォールも2。
 ゆふぁはねこだましからアンにタッチ。

 アンはハイキックも、茉莉乃がキャッチして足へのエルボーから逆エビ固めで捕らえ、そこにさくらも鎌固めで合体。ゆふぁがピコピコハンマーでカット。
 アンは2人まとめてチョークでロープに押し込み、ゆふぁがさくらにランニングエルボー、アンが茉莉乃にビッグブーツ。
 ロープにもたれさせて背中に乗るとキラーズをアピールし、改めてアンが茉莉乃の顔面にビッグブーツから背中に正座して乗って仏像ポーズ。
 これを離すとアンはロープに振るが、茉莉乃はドロップキックからテールクラッチも2。
 茉莉乃はさくらにタッチ。

 さくらはドロップキック連発から鎌固め。髪を掴んで逃れたアンがガットショットから髪を掴んで乱暴に振り回す。
 さらに背中にサッカーボールキック連発からロープに飛ぶが、避けたさくらが低空ドロップキックからスライディングクロスボディ。さらにコーナーに登るが、アンがハイキックで動きを止め、そのまま担ぐが茉莉乃が走り込みさくらごとドロップキックで倒す。そのままさくらがフォールも2。
 茉莉乃はさくらを担いで投げると、さくらがそのままアンのボディへフットスタンプ。2人でロープに飛ぶも、エプロンからゆふぁが髪を掴んで動きをとめ、アンがダブルラリアットを叩き込む。ふらつくさくらをアンはネックハンギングボムからフォールも、ブリッジして抜けたさくらがロープに飛んでドロップキック。これをアンがビッグブーツで迎撃し、変形エメラルドフロウジョンからフォールも2。アンはゆふぁにタッチ。

 ゆふぁはわんだ~らんDON♪からフォールも2。
 ゆふぁがロープに飛ぶも、さくらが避けるとスクールボーイも2。
 さくらは前方回転エビ固めも2。
 さくらは横入り式エビ固めも2。
 さくらはキルスイッチを狙うが、耐えたゆふぁがコーナーに振るもさくらはブーメランクロスボディ。改めてキルスイッチで叩きつけてフォールも2。
 さくらはロープに振ろうとするが、ゆふぁがロープを掴んで耐えるとさくらの髪を掴んで引き倒し、そこへアンが低空ドロップキック。さらにアンはゆふぁをボディスラムでさくらに叩きつけ、ゆふぁはそのままフォールも茉莉乃がカット。
 アンが茉莉乃にハイキックから、さくらに茉莉乃を叩き込むとコーナーに登る。
 だが起き上がった茉莉乃がエルボーから逆さ吊りにし、さくらがゆふぁにドロップキックからキルスイッチを狙う。これをゆふぁがわんだ~らんDON♪で切り返してフォールも茉莉乃がヒーローキックでカット。
 そこへさくらが笑顔120%スクールボーイで3カウント。

さくら「勝ったぞ~!でかいし痛いし強いし何なんだって思ったけど、今日も茉莉乃さんと一緒に勝ちましたありがとうございます!」
茉莉乃「さくらありがとう~!2連勝です。ありがとうございます。あの、知ってる方もいらっしゃると思うんですけども、ヒーロー軍が5人揃って、あと後楽園でやっぱり全員揃うしかないでしょう!だから、是非、皆様後楽園来てくださいよろしくお願いします」
ゆふぁ「おいおいおい、今日は、試合には負けたけど、勝負では勝ってるから」
茉莉乃「は?」
さくら「スリーだろ?」
ゆふぁ「お前らのスリーカウントなんて、痛くもかゆくもありませ~ん。次、次こそはお前らに10カウント入れてやるからな!覚悟しとけよ!と、言いたい所だけど、ちょっと今日はキラ☆アンから一言あります」

アン「今日は、これぐらいにしといてやる。とりあえず今日は、私から、大事な話があります。私キラ☆アン、8月14日の後楽園ホールをもって、アクトレスガールズを卒業します。ほんとに、アクトレスガールズが大好きで、メンバーのことも本当に大好きで、めちゃめちゃ名残惜しい。さみしい気持ちもあるんですけど、自分はまだまだ、これから、フリーのプロレスラーとして、色んな所で試合をしていきたいと思っているので、これからもアクトレスガールズ、そしてキラ☆アン、両方応援してくれたら嬉しいと思います。よろしくお願いします」
ゆふぁ「私も驚いてる。そこで、私から後楽園の提案がある。ゆふぁプロデュース!キラーズvsヒーローベビーズ、5対5イリミネーションマッチでどうだ~!まあ私がもちろん監督なので、メガホン持ってね、監督しますんで。そして、スーパージャンボキラ☆アンと、スーパージャンボキラ☆アンとゆふぁマシーンズが、お前らの事めったうちにしてやるからな!5対5楽しみにしてろよバーカ!」
(キラ☆アンとゆふぁはリングを後に)
茉莉乃「花道から帰るな!まあまあまあ、5対5のイリミネーションマッチ、おもしろそうじゃないですか。でも私達はヒーローベビーズじゃありません。わたしたちは、元気があれば、悪にも勝てる!元気戦隊アクトレスファイブだ!」
さくら「いいじゃないですかアクトレスファイブ、茉莉乃さんと私と、ゆいちゃんとなるちゃんと、莉子さん、この5人でアクトレスファイブやりましょう!」
茉莉乃「よろしくお願いします。後楽園8月14日、イリミネーションマッチ?アクトレスファイブがキラーズぶっ叩きます。是非応援よろしくお願いします」

<試合後コメント>

キラ☆アン
「このたび、8月14日の後楽園ホールでアクトレスガールズを卒業することを発表させていただきました。これに関してめちゃめちゃ声を大にして言いたいのは、めちゃくちゃ円満退団だということです。はい。あの誰とは言わないですけど、いつの間にかいなくなったりとかしてないんで。ちゃんと期日を決めて、ちゃんとこの日に退団しますということで話し合わせていただいて、今回後楽園でということで、ちょっと発表遅いなとは思ってたんですけど(苦笑)ちょっとギリギリかなとは思ったんですけど、そこはちょっと会社のあれもあったのかなと思うんですけど今回退団となります。理由としては、もっともっと、どんどんプロレスとしての可能性を広げていきたいなというのが1番で、色んな団体に上がっていけたらと思っています。でも、そんなところで、もしまたアクトレスガールズがまた必要としてくれるんだったら、全然私は呼ばれたらいつでもアクトレスガールズとして助けにでも協力でもいつでもやりますんで、今後とも忘れないでください。ほんとに今まで沢山勉強になりました。ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。バイバーイ」

ーープロレスラーとしてやりたいことややりたい相手は頭にすでにありますか?
「具体的な?メインというかはなくって、ほんとにできたら色んな海外で試合ができたらいいなっていうのが1番やりたいことです。色んな地方とか、地方にもプロレス団体いっぱいあると思うんで、そういうところとかフットワーク軽く色んなところに行けたらいいなと思ってます」

ーーかつてのプロレスラー時代のキラ☆アンのように地方にもと
「はい。そうですね」

ーー格闘技の方は?
「プロレスだけです。格闘技はない。格闘技ニュアンスの試合スタイルでいきたいとは思いますけど、やっぱアクトレスではそんなバチバチやれるような方多分あんま今はいらっしゃらないかなと思うので、そういう方とも試合できたらいいなと思ってます」

ーーそういう気持ちになったのは大量離脱があったあとなのか前からだとどちらでしょう?
「実は、もう年始ぐらいからだったので、別にその事件があるナシに関わらず、なんかふんわり周りの方には相談して話してはいたので、全く関係ございません(笑)」

ーーもうアクトレスガールズに心残りはないですか?
「いや全然ありますよ!なんかほんとに、アクトレスガールズのメンバーはみんな大好きで、ほんとはもっともっとみんなとも試合して、できれば他の団体とかでも試合できたらそれが1番の私にとっては最高だったんですけど、アクトレスガールズではそれは許されないという事なので、泣く泣く外で試合をしてきますというところです」

ーー最後に後楽園ホールでゆふぁプロデュースの5対5イリミネーションマッチが決まりましたが
「さっき発表されたんですけど、まだ全然意味がわかってないです(苦笑)どんな内容になるのか、どんな対戦カードになるのか、何も聞いてないので、とりあえず誰が来てもどんな内容でもいつも以上に、最後というのもあるので、ガッツリ!ちょっと今まで遠慮してた方にも思いっきりいかしていただけたらと思ってます。ありがとうございました」

第4試合

 先発は彩乃となぎさ。なぎさが走り込んでドロップキックを連発もスカした彩乃がケンカキックからストンピング。そのまま背中を踏みつけて挑発し、髪を掴んで引き起こすと茉莉の足になぎさの顔面を叩き込む。茉莉と彩乃は交互にお互いの足になぎさの顔面を叩き込んでいき、茉莉が彩乃の足になぎさの顔面を連打してからリングに引き倒し、足へのストンピング連打から足へのニードロップ。そのまま絞り上げるがなぎさはロープを掴みブレイク。
 茉莉は顔面を蹴り上げ、ストンピングから背中にサッカーボールキック。フォールも2。
 茉莉は彩乃にタッチ。

 彩乃はインディアンデスロックで捕らえ、ロープに手を伸ばそうとするなぎさの髪を掴んで動きを止める。レフェリーが注意してこれを離すとなぎさがロープを掴みブレイク。
 彩乃はロープを使ってなぎさの足を極めていき、茉莉も一緒に痛めつけるがレフェリーがブレイク。
 彩乃はストンピングから髪を掴んで引き起こし、ロープに振るがなぎさは足を抑えて倒れてしまう。彩乃はそこへ走り込んで顔面にビッグブーツからフォールも2。
 彩乃はロープに飛ぶが、なぎさはダブルチョップで迎撃してちいにタッチ。

 ちいは低空ドロップキック連発からロープに振ろうとする。耐えた彩乃にエルボー連打からロープに振ろうとするが、彩乃が切り返してビッグブーツからケンカキック。避けたちいがスクールボーイも2。
 彩乃はケンカキックでふっ飛ばし、逆エビ固めで捕らえる。これを離すと極楽固めで捕らえるがなぎさがカット。
 なぎさはチョップを叩き込み、ちいがディッシャースクリューも2。
 ちいはブレイクダウンからキャトルミューティレーションで捕らえるが彩乃はロープに足を伸ばしブレイク。
 ちいがロープに飛ぶも彩乃はスタナーで迎撃し、ロープに飛んでネックブリーカードロップ。彩乃は茉莉にタッチ。

 茉莉はスライディングレッグラリアート。ちいが起きるのを待ち、ちいはエルボー連打から尻を突き出して「バッチこーい!」と茉莉を挑発する。
 茉莉は苦笑しながら尻にミドルキックを叩き込んでいき、3発目を避けたちいがスクールボーイも茉莉が切り返してフォールも2。
 茉莉はガットショットからコーナーに振るが、ちいは走り込んできた茉莉を避けるとスクールボーイから低空ドロップキック。ちいはなぎさにタッチ。

 なぎさはドロップキックからエルボー連打。さらに腕を掴んでの逆水平チョップ連発から振りかぶっての逆水平チョップ。これを茉莉がビッグブーツで迎撃し、そのまま腕をロープに押し付けて手を踏み潰していく。
 レフェリーが注意するとこれを離して担ぐが、着地したなぎさがダブルチョップから走り込むが、トラースキックで迎撃した茉莉がジャベで捕らえていく。なぎさはなんとかロープに足を伸ばすも、茉莉はチョーク攻撃でなぎさの上半身をエプロンに出して観客にアピールする。
 レフェリーが注意すると、茉莉がなぎさをゴリースペシャルで捕らえ、彩乃がなぎさの足を引っ張り絞り上げていく。レフェリーが反則カウントを数えると、彩乃はロープに飛んでビッグブーツと茉莉の熨斗紙の合体攻撃。フォールも2で茉莉が髪を掴んで引き起こし、腕を掴んだままサッカーボールキック連発。フォールも2。
 なぎさは膝立ちでエルボーを放っていくが、茉莉はトラースキックからロープに飛ぶも、なぎさはダブルチョップで迎撃しコードブレイカー。さらにメイルストロムボムを狙うも、茉莉が耐えるとそのまま担いでシュバインで突き刺す。フォールもちいがカット。
 茉莉はレッグラリアートからフォールもちいがカット。
 茉莉のトラースキックと彩乃のお主の耳にドロップキックのサンドイッチからフォールもちいがカット。
 茉莉はブラジリアンキックからオモプラッパで捕らえてギブアップを奪った。

茉莉「いつもと同じ結果~彩乃ちん!どうだった~?」
彩乃「別に。退屈だったな~ぐらいですかね~」
茉莉「だってよ!お前さ、キラーズと戦うとか、それ一生やってんの?しかして、その実態は~這いつくばってるだけじゃ~ん!なにそれ?楽しい?楽しい?ねぇ今どんな気持ち?1人じゃ何もできない真夏のおまけの汐風ちゃん。みじめすぎるね。あっ、よかったら入れてあげてもいいけど」
なぎさ「アクトレスガールズは、ずっと、キラキラした、夢と戦いがある場所なんです。悪だとか、ヒールだとか、アクトレスにはいらない。私だって、茉莉さん、茉莉!8月14日、次の後楽園、私のキラキラが勝つか、キラーズ最強のあなたのストロング暴力が勝つか、一対一、勝負しろ!」
茉莉「うるせぇばか!(蹴りつけて)はい?!あやの~?なんかきこえた~?」
彩乃「な~んにも。私たちあの人たちに興味ないんで。私、後楽園ホール大会で興味の出るカード組んでほしいですAWGさん。じゃ私はお先に失礼します」
茉莉「彩乃はスタイルあっから難しいな。でも、汐風ちゃん。シングルか。でけー口叩くようになったなオイ。でも、そのビッグマウス、嫌いじゃない。8・14!後楽園ホール、お前の持てる全力のキラキラもってこい!正々堂々、ストロング暴力スタイルで受けてやるよ」

 茉莉はなぎさの髪を掴んで挑発し、投げ捨ててリングを後にした。

第5試合

ゆふぁ「大変です!かなみっくが逃げました!」

 夏葵とかなみっくが花道を走り込み、惡斗にドロップキックを交互に連発からかなみっくがフォールも2。
 かなみっくが羽交い締めにして夏葵がハイキック。さらにかなみっくがジャーマン連発からフォールもはるかがカット。かなみっくは夏葵にタッチ。

 夏葵がダイビングフットスタンプからフォールもはるかがカット。
 夏葵はハイキックも、かわした惡斗がラリアット。避けた夏葵がハイキックからロープに飛ぶが、惡斗はコンプリートショットで迎撃しはるかにタッチ。

 はるかは夏葵にストンピングからコーナーのセカンドロープに寝かせ、串刺しボディスプラッシュからボディスラム。ロープに飛んでヒッププレスからフォールもかなみっくがカット。
 はるかはかなみっくを夏葵に叩き込み、2人まとめてセントーンで潰す。
 はるかはバタフライロックで捕らえ、これを離すとロープに飛ぶが、夏葵がジャンピングニーで迎撃しかなみっくにタッチ。

 かなみっくはドロップキック。さらに夏葵とともにロープに振ろうとするが、はるかが夏葵をロープに振る。夏葵はブーメランアームホイップからかなみっくが倒立プレスを投下しフォールも2。
 エルボーの打ち合いからはるかがエルボー連打。はるかはコーナーに振るが、かなみっくが飛び越えるもはるかは走り込み双手刈りで倒す。
 はるかはボディスラムで叩きつけ、踏みつけてからコーナーに登りリバーススプラッシュ。フォールも夏葵がカット。
 夏葵がはるかを逆エビ固めで捕らえ、カットに来た惡斗をかなみっくが腕ひしぎで捕らえる。惡斗はロープに足を伸ばしブレイク。
 夏葵ははるかをコーナーに振って串刺しジャンピングニー。さらに夏葵がかなみっくに振ると、かなみっくがコーナーから足を伸ばして倒し、夏葵がフットスタンプからかなみっくがmic mic knifeも2。
 かなみっくはコーナーに上りスワントーンボムからフォールも惡斗がカット。
 かなみっくははるかを投げようとするが、切り返したはるかがバックドロップで叩きつける。両者タッチ。

 エルボーの打ち合いを惡斗が制してマウントエルボー連打。ロープに飛ぶが夏葵はフラップジャックで迎撃し、顔面に膝蹴り連発からキューティースペシャルも2。
 夏葵は投げようとするが、耐えた惡斗が惡朱螺もかなみっくがカット。
 かなみっくは低空ドロップキックを惡斗に叩き込み、カットに来たはるかも大外刈りで叩きつける。
 夏葵が惡斗にジャンピングニーからかなみっくがmic mic knife。そこへ夏葵がドロップキックを突き刺し、シャイニング・ウィザードと連撃しフォール。これで3カウント。

夏葵「よっしゃぁ!勝った!勝った戦った!勝ったぞー!よっしゃー!惡斗からスリー!スリー!とったよね!とったよね!やったぁ!ありがとう!これで後楽園文句ねーだろ!キラーズ、文句ないよなぁ!惡斗!後楽園、私と正々堂々シングルで勝負しろ!」
 惡斗は無言で夏葵と睨み合い、うなずいてからリングを後に。

夏葵「よっしゃよっしゃ!みんな!私達アクトレスガールズはまだまだやれるぞ!だから!後楽園!一発逆転して!盛り上げていこうな!よろしくね!かなみっく!救い出せてよかった。改造されなくてよかった。かなみっく、本当にありがとう。かなみっくがいなかったら今日勝てなかったし、始めてのタッグだったけど、すごい一緒にやれて本当に良かった。ありがとう」

かなみっく「夏葵さん、今日来てくださった皆さん、今日はありがとうございました。私から一つ、発表させてください。わたくしかなみっくは、8月14日の後楽園ホールをもって、アクトレスガールズを卒業させていただきます。アクトレスガールズに入って、約2年間。いちからプロレスを、お芝居をご指導してくださった先輩方、そして坂口代表、そして支えてくださったスタッフのみなさな、そして何より(涙をこらえて)私のことを、アクトレスガールズのことを、いつも応援してくださる皆様のおかげで、今ここに立てています。本当に皆様には2年間、感謝しかありません。ありがとうございました。でも、後楽園ホールまで、残り約2週間となりましたが、後楽園ホールまではアクトレスガールズの一員として精一杯最後まで盛り上げて行きますので応援よろしくお願いいたします」
夏葵「はい、ちょっと急な発表になって驚いてる方もいると思いますけど、かなみっくは8月14日まで一緒にアクトレスガールズとして頑張ってくれると言ってるので、皆さん是非後楽園ホールまで足を運んで最後まで応援してくれると嬉しいです。よろしくお願いします。ということで!しめまーす!皆んなあがってきて!ほんと今日は平日の遅い時間に新木場公演まで足を運んでくださってありがとうございます。次は8月14日の後楽園ホールになります!私達アクトレスキラーズに負けないように、どんどん上目指して頑張っていきますので応援よろしくお願いします!じゃあ、では皆さん最後に一緒に小指立ててお願いします!せーの!強く!優しく!あなたに一生懸命!アクトレス~ガールズ~後楽園も、頑張るぞ~オー!」

<試合後コメント>
かなみっく
「今日はありがとうございました。先程試合後に発表させていただいたのですが、8月14日のアクトレスガールズ後楽園ホール公演をもちまして、アクトレスガールズを卒業させていただくことになりました。突然の発表にはなりましたが、坂口代表とも以前から話し合い、後楽園ホールを最後に卒業することは受け入れてくださっての本日の発表になります。卒業を考えていた経緯につきましては、前々からアクトレス入ってからになるんですけど、プロレス、本物のプロレス、強いプロレスに興味を持つようになって、プロレスを通して自分が変わっていける、強くなれる、心も体も精神も強くなっていけるのを実感しており、これからももっともっとさらに心も体も強くなっていけるような人間になりたいと思ったのがまずはじめのキッカケというか、そういう考えがあったから、退団、卒業するということを決めさせていただきました。ほんとにアクトレスガールズに入ってから2年と少し経つんですけども、ほんとに何もプロレスを全然見たこともなかったし、ほんとにできるのかなっていう感じで最初は入ったんですけども、ほんとにいちから教えてくださった先輩方、プロレスだけじゃなくて人間性とか、お芝居のこととかも、ほんとにいちから教えてくださった先輩たちのおかげで、ここまで来れましたし、ほんとにアクトレスに入ってから出会った、沢山応援してくださったお客様のおかげで、ここに来れたと思っているのでほんとに皆さんには感謝をしています。感謝しています。それを8月14日まで、アクトレスガールズ最後まで、私がアクトレスガールズっていう責任じゃないですけど、なんていうか応援してくださったお客様に最後後楽園ホールで精一杯返せるように、後楽園ホールまで精一杯頑張っていくつもりです。今後の事は、8月14日以降にまた詳しく発表させていただきますので、今はアクトレスガールズとして後楽園ホールまで頑張っていくつもりです。よろしくお願いします」

ーーアクトレスガールズでやり残した事はありませんか?
「やり残したことは、一つ、一つあって、決まってたカードが、発表されてたカードができなくなってしまった・・・それがアクトレスガールズでできなかったけど、今後もしかしたらできるかもしれない、そういう未来が私が勝手に見たいって思ってる、その夢っていうか、すごい楽しみにしてたので自分自身もそのカードをやるのが。できなくなってしまったから、その夢を実現させるためにもこれから頑張っていきたいなと思っています」

ーー後楽園ホールでの最後の試合に関しての意気込みは
「意気込み・・・そうですよね。まだカード決まってない、私のカードわかんないんですけど自分で。わかんないんですけど、どんなカードでも後楽園ホールに来てくださった皆様、今まで私のことをアクトレスガールズとして応援してくださった皆様に、感謝の気持ちと、ここまで成長できたのは皆さんのおかげなので、それを試合で精一杯伝えたいですし、対戦してくださる先輩方にも今までありがとうの気持ちと、それはこれから自分のこれからが先輩方、アクトレスガールズのメンバーの先輩たちや、お客様に自分のこれからが不安だなって思うよりも楽しみだなっていう風な思いを持って送り出していただけたら嬉しいので、それを試合を通して伝えていきたいなと思ってます」

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