DRAGON GATEに黒潮TOKYOジャパンが降臨！近藤修司とのWRESTLE-1師弟タッグで王座挑戦決定！

　1日、東京都・後楽園ホールにてDRAGON GATE『THE GATE OF ADVENTURE 2024』が開催。黒潮TOKYOジャパンが近藤修司とタッグ王座へ挑戦することが決まった。

　この日の第4試合では、【PARADOX】ドラゴン・キッド＆土井成樹＆Kagetora vs 望月成晃＆近藤修司＆大鷲透の6人タッグマッチが実施。
　ベテラン揃いのこの試合は好勝負となるも、小柄なPARADOXの3人はパワーファイター揃いの相手に苦戦。さらにツインゲート王座（※タッグ王座）を持つ【NOT HUG】土井＆キッドの連携もいつも通りチグハグで上手く行かず口論に発展し、手痛い反撃を食らってしまう。
　最後はキッドが奮戦し、近藤をクリストに捕らえる。そこへ土井がバカタレスライディングキックを見舞う連携攻撃のドイブルを狙うが、足払いをかけられ転倒して失敗。近藤が後ろへ倒れて強引に押さえ込む形でキッドから3カウントを奪った。

　試合後、マイクを取った近藤が「今日はこの会場に、どうしても、どぉ～してもDRAGON GATEのリングに上がりたい奴が来てるんだよ」と呼び込むと、会場に『HELLO』が鳴り響き場内は大歓声に包まれる。
　長い長い長～い入場を終えた黒潮TOKYOジャパンがイケメンコールに応えてコーナー上で三点倒立を行うと、近藤が逆水平チョップを見舞ってリング内に叩き落とす。
　近藤が「DRAGON GATEのリングで何がしたいの？」と問いかけると黒潮は「ドリーム……」と言いかけるが近藤がケツを蹴り上げて黙らせる。すると、ふてくされた黒潮が「じゃあツインでいいよ」とあんまりな言い方でツインゲート王座へ挑戦表明を行う。

　当然これにカチンと来た土井は「聞き捨てならんなぁオイ！？『じゃあツインで』って！『じゃあ』ってなんやねん？！おかしいやろ！滑り止めみたいに言うなオイ！近ちゃん、とんでもないアホンダラ連れてきたな！」と激怒。
　しかし、土井はドラゲーファンが黒潮を大歓迎していたことを真摯に受け止め「じゃあツインでええな？」と近藤＆黒潮の挑戦を認める。斎藤了GMも登場し、8月12日の横浜武道館大会でのツインゲート王座戦を正式決定した。

　バックステージに戻った近藤は「DRAGON GATE、コイツは劇薬だぞ。コイツは全部持ってくからな」とニヤリ。
　これを受けた黒潮が得意気に「近藤修司とベルト獲ってDRAGON GATEでひと暴れして、黒潮TOKYOジャパンがこのリングに新しい風を吹かせてやるよ。なあ近藤？」とタメ口をきくと、近藤は黙って腹パン。黒潮は悶絶しながら「フィニッシュ……」と言い残して会場を後にした。

　かつてWRESTLE-1の副社長であった近藤と、WRESTLE-1のアイコン的存在であった黒潮が師弟タッグを結成。この2人がツインゲートを戴冠すればDRAGON GATEで新たな景色が見られることは間違いない。さぁ始めよう、俺たちのプロレスを。