【試合詳細】8・14 アクトレスリング後楽園ホール公演 【AWGシングル】惡斗vs夏葵 未依&入江彩乃vs谷もも&日菜といろ MARU&永井絵梨沙vsかなみっく&蒼乃ありす 岩井杏加&石川はるか&荒幡寧々&キラ☆アン&グレート朝子vs才原茉莉乃&福永莉子&天職ゆい&水嶋さくら&なる

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ACTwrestling後楽園ホール公演『ALL LIGHTS ON ME』
日程:2024年8月14日(水)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:750人

▼1st 3way Tag match
[Actwreskiller’Z]○ゆふぁ/千夜ヒナタ
9分21秒 Bottle ”Drink You”
●みあ朝子/青葉ちい
※もう1組はKYANREN/研菜々美

▼2nd Tag Match 絵梨沙&アリスデビュー戦!
○MARU/永井絵梨沙
14分45秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
●かなみっく/蒼乃ありす

▼3rd Tag Match STOMPING presents
[Twin☆Stars]●未依/入江彩乃
14分45秒 蒼魔刀→エビ固め
○谷もも(PURE-J)/日菜といろ

▼4th Singles Match
[Actwreskiller’Z]○茉莉
11分33秒 オモプラッパ
[真夏の汐風]●汐月なぎさ

▼5th 5×5 Elimination Match
[アクトレス5]○才原茉莉乃/福永莉子/天職ゆい/水嶋さくら/なる
20分51秒 ヒーローキック→エビ固め
[Actwreskiller’Z]岩井杏加/●石川はるか/荒幡寧々/キラ☆アン/グレート朝子

<1人目>
○岩井杏加
6分28秒 鬼薊→エビ固め
●福永莉子

<2人目>
○なる
8分4秒 おくるみプレス→片エビ固め
●グレート朝子

<3人目>
○石川はるか
9分29秒 OTR
●なる

<4人目>
○天職ゆい
12分23秒 OTR
●キラ☆アン

<5人目>
○岩井杏加
12分34秒 エビ固め
●天職ゆい

<6人目>
○水嶋さくら
14分53秒 OTR
●岩井杏加

<7人目>
●水嶋さくら
15分12秒 OTR

<8人目>
○才原茉莉乃
17分25秒 テールクラッチ
●荒幡寧々

▼Main Event AWG Championship Point Match
[Actwreskiller’Z]○惡斗
14分7秒 ACT Ω→片エビ固め
[真夏の汐風]●夏葵
※惡斗が第4代AWGシングル王者となる。

惡斗がAWGシングル王座を戴冠しアクトレスを“世界”へ届ける!日菜といろ、永井絵梨沙、蒼乃ありすが待望のデビュー!プリンセス天功が後楽園ホールに降臨!

オープニング


 新井みずかリングアナがダンス講師を務めている『Ally sister'Z』によるダンスショーから公演がスタート。


 改めて前回までのあらすじがリングアナにより語られ、白いドレス風衣装に身を包んだアクトレスガールズたちによる新ダンスパフォーマンスへ。
 センターダンスは本日デビューする日菜といろ、蒼乃ありす、永井絵梨沙が務めた。

第1試合


 メンズグループの『遊童子』によるダンスからスタート。

 握手をゆふぁがスルーして挑発し試合開始。
 先発は菜々美とちいとゆふぁ。ゆふぁが手を上げて3人で手4つになるが、ちいと菜々美がゆふぁをロープに振ってダブルのドロップキック。菜々美がすぐにちいにスクールボーイも、ゆふぁが菜々美に、ちいがゆふぁにスクールボーイも2。全員タッチ。

 朝子の背後からKYANRENが蹴りつけて場外に投げ捨て、客席にアピールしようとするがヒナタがKYANRENの背後からドロップキック。さらに四方に飛んでドロップキックの連発からフォールも2。


 KYANRENはヒナタの手をとって華麗にダンスから、コーナーに登って「レン様」コールを起こしながら華麗なステップでロープ渡り。そのまま「レン様の言う事はゼッターイ!」のコールからオールドスクール。そこへ朝子とちいが走り込み、ダブルのガットショットからロープに振ると、ちいがカニバサミから朝子がオーロラヒップドロップ。ポーズを決めるが菜々美が背後から蹴りつけてカット。

 KYANRENが朝子に首投げから河津落とし。朝子がすぐにチンクラッシャーでやり返し、ソバットから卍固めで捕らえる。これはゆふぁがピコピコハンマーで朝子の頭を殴りつけてカット。

 ゆふぁとKYANRENで朝子を担ぎ、そのまま前に落としてフェイスバスター。ダブルでフォールも、KYANRENがゆふぁを外してフォール。ゆふぁもKYANRENの足を掴んで引きずって阻止し、朝子をフォール。KYANRENがゆふぁの髪を掴んで引き起こしてわからせにかかるが、そこへちいが走り込みドロップキック。ゆふぁにもドロップキック連発からエルボーを連打するが、ゆふぁが切り返して首を取ると、コーナーのヒナタのもとへ押し込み、ヒナタはコーナーからのフェイスバスター。さらにサムソンクラッチからグラウンドゴリースペシャル。ゆふぁも菜々美を首4の字で捕らえて絞り上げるが、これはちいがロープを掴みブレイク。

 菜々美がヒナタの背中にエルボーからロープに振ってカニバサミ。さらにフロントネックで捕らえ、そのままDDT。フォールも2。
 菜々美はヒナタをロープに振っていくが、ヒナタはロープを掴んで耐えると、走り込んできた菜々美にフラッシュキックからストンピング。菜々美はKYANRENにタッチ。ヒナタもゆふぁにタッチ。

 ゆふぁがドロップキックも、KYANRENが避けてナイト・オブ・クロスファイヤチョップ。ロープに飛ぶがヒナタがエプロンから髪を掴み、そこへゆふぁがドロップキックから光の輪も2。
 ゆふぁが髪を掴むが菜々美がドロップキックでカットし、串刺しドロップキック。朝子も串刺しドロップキックからKYANRENがゆふぁの髪を掴んで動きを止め、ちいがゆふぁにドロップキック。
 さらにちいがディッシャースクリューからフォールも、KYANRENが2でちいを抱き上げてカットし、ゆふぁを蹴りつけて場外に捨てると、DVホストかのような笑顔で腕を広げてちいと抱き合おうとする。これをちいがパワースラムで迎撃し、さらにキャトルミューティレーションで捕らえる。これは菜々美がカット。
 ちいがロープに飛ぶが、ゆふぁが走り込んでドロップキック。朝子がゆふぁにドロップキックから、ロープに飛んでエプロンのKYANRENにもドロップキック。
 ゆふぁが朝子の背後から頭にピコピコハンマーを叩き込んでフォールも2。

 ゆふぁがストンピング連打からロープに飛んでニードロップ。フォールし3カウント。

ゆふぁ「ゆふぁ&ヒナタが獲りました!いやぁ、やっぱりキラーズには若い力が必要。だから私はキラーズの特攻隊として先頭に立って、介入していくからな!でも、この後私はまだ監督として第5しあ……」
朝子「ちょっと待ったァ~ッ!」
ゆふぁ「今私にやられたじゃん。多分、今じゃないと思う」
朝子「時は来た!このみあ朝子、皆さんの清き一票を得て無事当選することが出来ました!またこうして後楽園の舞台に立つことが出来ました!ありがとうございます!正義超人として朝子軍をまた……いや、“超人朝子軍”として創っていきたいと思います!どーですかお客さん?!」
ゆふぁ「えっ、えっ、負けを理解してない感じ?!」
朝子「まけ……?ちいちゃん!ずっと見てました!ずっと決めてました!お願いします!」
(※ちいがドン引きした様子で遠巻きに朝子を眺めた後にマイクを取る)
ちい「いや、あの、センパイ、あの、今バッチコイ決められたばっかっすよ」
朝子「そんなもの、朝子軍には関係ない!入場でダンスして、踊って、ステップ踏んで!」
ちい「それ全部同じことですよ」
朝子「……おぉん。そうかもしれない!しかぁし!キャンプファイヤーとかして、キャッチフレーズとか作って、必殺技のコンビネーションとか考えて、必殺技を叫びながら歌うのォ!よーし!悪者退治、するぞ~!」
ちい「……まあ、私も一応所属としてはアクトレス正規軍?ベビーズなので、まあ、いい……ですよ?」
朝子「ありがとォォーーーッ!!」
ゆふぁ「もう朝子はいいです、それで。もういいんです、貴女は。そのままでいてください。ね?ヒナタ、帰ろ。打ち上げしよ。アイツ頭イかれてっからさ。駄目だこりゃ」
朝子「というわけで!超人朝子軍、ますます驀進します!あと5試合!皆さん楽しんでいってください!えっと、今後とも宜しくお願いしまぁす!」

<試合後コメント>

みあ朝子&青葉ちい
朝子「去年の3月ぶりにみあ朝子として、また後楽園のリングに立つ事ができました。新コスになってデビューも2周年。ちいちゃんっていうとっても頼もしいパートナーと一緒にやったんですが、最後負けてしまいました。ただ、正義超人として、正義超人朝子軍として!これからも頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いします」
ちい「はいえっと、今回朝子さんと一緒にタッグやらせていただいて、ちょっと下で死んでる間に試合が終わってしまってビックリもあるんですけども(苦笑)朝子軍?超人朝子軍ですか?」
朝子「はい、超人朝子軍です」
ちい「超人朝子軍にこのたび、入ることになりましたので、私も超人になれるように頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします」

ゆふぁ&千夜ヒナタ
ゆふぁ「第1試合終わりました。無事ひなたと朝子からね、勝つことができて。キラーズほんとに、今リングでも言ったんですけど、若い力が 必要だと思ってるので、ひなたも含め、それこそ今日デビューした人が3人いるので、狙っていきたいと思います。はい。あとは、勧誘は私がするので、頑張っていきましょう。アハハハ」
ヒナタ「はい、頑張りましょう」
ゆふぁ「頑張っていきましょう」
ヒナタ「で、本日はなんかよくわかんない感じで終わりましたけど」
ゆふぁ「ね、勝ったのにね」
ヒナタ「私はもう、ゆふぁさんではありますけれども、初の勝利だったので今回が。もうね、キラーズに負けはないということを見せしめていけるために」
ゆふぁ「そうですね」
ヒナタ「奮闘してまいりますので、よろしくお願いいたします」
ゆふぁ「頑張ろう。お願いします」
ヒナタ「ありがとうございました」
ゆふぁ「ありがとうございました。」

KYANREN&砥菜々美
KYANREN「本日ですね、わたくし蓮燦からアイズの蓮に、そっからさらにこの姿、KYANRENにちょっと変身させていただいて、始めての後楽園ホールだったんですけども、まあ試合の結果は?悲しいことにはなってしまいましたが、ロックで可愛いエンジェルの、研ちゃんとタッグを組むことができまして、大変嬉しく思います~」
菜々美「レン様はずっと戦う事が多かったので」
KYANREN「そうなんです」
菜々美「タッグを組むっていうのがすごい新鮮で、ちょっとプリンセスになった気分でした(笑)」
KYANREN「うんキュート。そうなんですよバトルロイヤルとかね、それこそ4vs4vs4vs4の敵になることが多かったんですけども、こうやってね、今ベイビーズとキラーズの2軍に分かれて、2軍ていいかたあれだな、2つに分かれて対立してる中で、こうやってベイビーズとしてね、闘えた事が嬉しく思いますので、これからもきっといろんな機会があると思うので」
菜々美「そうですね」
KYANREN「何卒よろしくお願い致します。ありがとうございます」

第2試合


 先発は絵梨沙とありす。
 ロックアップからリストの取り合い。グラウンドの攻防からストンピングの打ち合いへ。ありすが首投げからボディシザース。後ろから頭を叩くと、怒った絵梨沙がのけぞって連続フォールも2。


 絵梨沙が切り返してアンクルホールド。これを逃れあありすの髪を掴んでいくが、エルボーの打ち合いになる。MARUが背後からありすを奇襲し、コーナーに振ってドロップキック。動揺しながら絵梨沙はキャメルクラッチで捕らえ、MARUが往復ケンカキックを顔面に叩き込む。
 MARUと絵梨沙はロープに振っていくが、ありすが避けるとかなみっくがMARUにドロップキック、ありすも絵梨沙にビッグブーツを叩き込む。

 かなみっくとありすは絵梨沙を正面ロープに巻き込みポーズを決め、これを離すとありすがボディスラムを狙うが絵梨沙は首固めも2。
 絵梨沙はロープに飛ぶが、ありすはガットショットで迎撃し、ボディスラムからフォールも2。

 ありすはマウントエルボー連打も、絵梨沙が切り返してマウントエルボー連打。ありすも切り返してマウントエルボーからフォールも2。
 ありすはかなみっくにタッチ。

 かなみっくはヘアーホイップ連発からストンピング。ロープに振っていくが、絵梨沙はドロップキックで迎撃し、四方に飛んでのドロップキックからフォールも2。
 絵梨沙はコーナーに振るが、かなみっくが飛び越えてガットショットから串刺しドロップキック。フォールも2。
 かなみっくはありすにタッチ。

 ありすはロープに飛ぶが、MARUがエプロンからチェーンでチョーク攻撃。そこへ絵梨沙がエルボー連打からMARUにタッチ。

 MARUはダイビングフットスタンプも、避けたありすに串刺しショルダー。フォールも2。
 MARUは髪を掴んで引き起こし、エルボーを打ち込もうとしたありすを避けるとスタナーからマフラーホールド。ありすはロープを掴みブレイク。

 MARUはロープに飛ぶが、ありすがカニバサミからかなみっくが倒立プレス。ありすが首固めも2。
 ありすはランニングエルボーで倒しフォールも2。
 MARUはチェーンを受け取りチェーン攻撃から髪を踏みつけていく。さらに顔面へのフットスタンプ連発から観客を煽るが、背後からありすがスクールボーイも2。

 ありすは走り込んでビッグブーツ。MARUは「打ってこい」と挑発し、ありすはビッグブーツを連続で打ち込んでいく。なんとか倒すとフォールも2。
 ありすはかなみっくにタッチ。

 かなみっくはMARUのバックを取るが、切り返したMARUにガットショットからロープに飛んでくるくるりぼん。切り返したMARUに低空ドロップキックからフォールも2。
 かなみっくは腕ひしぎも、MARUはマフラーホールドで切り返す。かなみっくはロープを掴みブレイク。
 MARUはコーナーに振ろうとするがかなみっくが逆にコーナーに振って走り込むも、MARUは低空ドロップキックで迎撃するとチェーンを足に巻き付けて髪を掴んで正面ロープに引きずる。
 MARUはロープにチェーンで足をくくり、そのまま場外で絵梨沙と一緒に引っ張り痛めつける。
 悶絶するかなみっくがリングに倒れるが、MARUはコーナーに上りダイビングフットスタンプを投下。フォールも2。

 MARUはマフラーホールドもありすがカット。
 絵梨沙がエルボーでありすを場外に蹴落とし、MARUがコーナーに振って串刺し攻撃を狙う。足を伸ばしてカットしたかなみっくがmic mic knifeも2。

 かなみっくはコーナーに上り、ダイビングサマーソルトドロップからフォールも2。
 かなみっくは再度コーナーに登るが、MARUがエルボーから一本背負いでリングに投げ捨て、コーナーに登るもかなみっくがエルボー連打からヘッドバッド。デッドリードライブで叩きつけ、コーナーに登るとスワントーンボム。フォールも絵梨沙がカット。
 かなみっくはジャーマンを狙うが、耐えたMARUにガットショットからロープに飛ぶが、場外から岩井杏加が足を掴んで引き倒し、キラ☆アンとともにコーナーに振って杏加が串刺しバックエルボー。アンが串刺しラリアットから、絵梨沙が串刺しエルボー。杏加がボディスラムで叩きつけ、MARUがダイビングフットスタンプを投下。フォールも2。


 MARUが引き起こすが、かなみっくはバックを取ってジャーマンスープレックスホールドも2。
 MARUは髪を掴んで引き起こし、かなみっくは必死にエルボー連打。MARUもエルボーで返す。かなみっくが走り込むがMARUはビンタで迎撃し、ジャーマンスープレックスホールドで3カウント。

MARU「今日は、ハッピーな気持ちと、切ない気持ちが、入り混じった試合だった。まず、絵梨沙、ありす、デビューおめでとう。でもな、お前ら、まだまだだぞ。だけどな、これからは、うちら、キラーズが、ちゃんと面倒みてやるから安心しろよ。なんで首振ってんだよ!そして、かなみっく、さようならは言わない。卒業おめでとうも、言わない。そもそも、アクトレスガールズに、卒業なんてない。みんながアクトレスガールズ。生涯アクトレスガールズ。また、なんかあったら、キラーズの一員として、戻っておいで。な?ここが、かなみっくのホームだから。みんな、かなみっくの声聞きたいと思うけど、喋らせねー。お前には喋らせねー」

かなみっく「(マイクを奪って)MARUさん、めっちゃ悔しいです。皆さん、今日は、かなみっくのアクトレスガールズラストマッチ、ご来場いただきありがとうございました!こんなに沢山の方に卒業を見届けていただいて、本当に嬉しいです。アクトレスに入ってから2年間、沢山の人と出会ってきました。本当に本当にその皆さんが大好きです。今まで、アクトレスガールズとしてかなみっくを応援してくださりありがとうございました。これから私は別の所に行きますが、もっともっとMARUさんに負けないぐらい強いプロレスラーになって、頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします!」

<試合後コメント>

MARU&永井絵梨沙
MARU「今日は、絵梨沙、ありすのデビュー戦プラス、結構仲良かったかなみっくのラスト、アクトレスガールズのラストマッチということで、めちゃくちゃ終わってから言うのもあれなんですけど、私としては、プレッシャーを感じておりましたが、会場の空気、会場がそこまで、想像以上に湧いたんで、 成功したなっていう感じ。おめでとうデビュー」
絵梨沙「ありがとうございます」
MARU「はい、以上」
絵梨沙「はい、デビュー戦ありがとうございました。すごいたくさん練習、大変なこととかもいっぱいあって、なんか1週間ぐらい前に試合の練習始まって、MARUさんと練習し始めた時に、私本当にできるのかなってちょっと思ったりしたんですけど(涙目になって)ほんとに支えてくださる先輩たちがほんとにみんな一生懸命優しくたくさんのこと教えてくれて、 MARUさんやかなみっくさんにもいっぱいいっぱい最後、たくさんいろんなこと教えてもらって、なんとかデビューして、もう記憶ないんですけど、なんとか自分なりに頑張ることができてよかったです。応援してくださった皆さんありがとうございました。これからもよろしくお願いします」

――MARUさんが最後ジャーマンでかなみっくを仕留めたっていうのは、あれは普段出さないと思うんですが
MARU「そうなんですよ。実は18年ぶりに出した技で、プロレス現役中は必殺技だったんですけど、ちょっと首を痛めて引退してからはずっと封印してたんですが、相手がかなみっく、得意技ジャーマンを使ってるので、やっぱかなみっくだからラストはちょっと、ジャーマンを出してみようかなと思って、自分への挑戦で3カウント取りました」

――ある意味これからプロレスラーとして頑張っていくって言っているかなみっくへの、プロレスラーとしての餞別
MARU「そうです。あとビンタもそうです。アクトレスガールズではやらないんですけど、外でプロレスラーとしてやるってことは、まあめっちゃ顔攻撃も食らうと思うし、ビンタもバンバン食らうと思うので、最後にグローブ外して、ビンタパンからのジャーマンで、頑張れよという意味で最後やりました」

――絵梨沙さんは改めてアクトレスガールズデビューしてみて思っていたものとは違いましたか
絵梨沙「いや、初めてやっぱリングに立って、なんかプレッシャーとか、練習の時とは全然違う疲れとかリングの上で襲ってきたり、なんかもうほんとに覚えてないんですけど(苦笑)でも、なんかこんなにお客さんがわーって盛り上がった瞬間とか、こんなに気持ちいいんだなと思って、デビューできてほんとによかったなって思いました」

――目指す選手であったり、どのような先輩のようになっていきたいっていうのはありますか?
絵梨沙「そうですね。今はまだ得意技とかがないんですけど」
MARU「MARUでしょ(笑)うそうそ。コルバタとかね」
絵梨沙「コルバタとか回転技とかできるようになりたい技がいっぱいあったり、プロレス見ていっぱい見て、もっと勉強して、アクトレスガールズのエースになれるようになりたいです」
MARU「おお!すごい発言!」

――普段は女優さんをやられている?
絵梨沙「はい。女優したり、歌うたったり、ダンスを踊ったりしてます」

――そちらの活動も今後は継続的に
絵梨沙「はい。そうですね。女優活動、歌もやりながら、アクトレスガールズとして、プロレスのパフォーマンスをしていきたいです」

――スポーツなどのバックボーンとかは
絵梨沙「スポーツが今まで経歴がなくて(苦笑)ダンスとかはサンバやったり、ジャズやったりはしてきたんですけど、体育の成績とかもずっと2だったし、球技が全然できなかったので、運動神経悪いから大丈夫かなって思ってたんですけど、なんとか(苦笑)スポーツはほんとやったことないです」

――最後MARUさんの方から、今後はキラーズで面倒見てくっていう言葉もありましたけれどそれに関しては
絵梨沙「あの、一応キラーズに入る予定は今のところないです」
MARU「なんだよ~(笑)なんだよ皆んなで守ってたのに」
絵梨沙「ないんです~あはははは(笑)キラーズの人にいっぱい助けてもらいましたけど、ちょっとベビーで頑張ろうかなと」
MARU「わからんよ。拉致するかもしれない」
絵梨沙「拉致されるかもしれない(笑)はい」


かなみっく&蒼乃ありす
ありす「始まるまですごい緊張してたんですけど、入って、四方にお客様がいて、なんか普通の舞台だとか、全然違うよっていうのをアクトレス入る時に聞いてたのが、『これか!』っていうのすごい思って。先輩たちもあのセコンドについて助けてくださったり、一緒に闘ったかなみっくさんとかすごいいろんな人、いろんな仲間たちもだし、お客様もすごいあったかいなって思いました。緊張はすごいしました(苦笑)」

――対戦相手から凶器攻撃も受けて、普段生きていてチェーンで殴られる事はなかったと思います
ありす「始めてで痛かったです(苦笑)」
かなみっく「デビュー戦でチェーンはかわいそうでしたね」
ありす「練習ではやらなかったので、本当にぶっつけ本番で殴られて、痛っと思いました。本当に痛かったです」

――今後も続けられる自信っていうのは得られましたか?
ありす「はい!頑張って、ここに上がっていくまでが1番不安だったんですけど、頑張っていけると、頑張っていきたいと思います」

――普段は女優さんをやられている
ありす「はい。最初にモデルを始めて、その後女優業で、今は映画とかコマーシャルとかが多いです」

――スポーツだとかの経歴っていうものは
ありす「ほぼないです(苦笑)なので、でんぐり返りからスタートとか、運動経験があんまりない状態でスタートしたので、すごくいろんなことを今教えていただいて、育てていただいてると思います」

――先輩たちを見てどのような選手になりたいっていう思いはありますか?
ありす「蹴ったりとか、そうですね、今日もっとなんか、今日エルボー弱々だったので、かなみっくさんにもさっき『もっともっと力強くだよ』って言っていただいたんですけど、わりと手足が長いって言っていただけることが多いので、そういうのを生かしたことができるといいのかなって思っています」

――かみみっくさんは横で見てていかがでしたか
かなみっく「私が言えることじゃないけど、でもほんとに私の、なんかデビュー戦でこうやって、デビュー戦の子と一緒に戦うっていうのが多分今回初めてだったので、私も後楽園ホールで2年前ぐらいにデビューした時をすごい思い出して、その時もほんとに弱々なへなちょこエルボーってずっと言われてきてて、それよりも多分へなちょこだったので(苦笑)もっと気持ちを、負けたくない勝ちたいっていう気持ちをもっと前面に、こちら(ヒジ)に」
ありす「こちらにのせて」
かなみっく「のせてもらって、はい、その気持ちを出してもらったら、はい、もっといい選手になるのかなって思いました」
ありす「頑張ります」
かなみっく「頑張ってください」

――かなみっくさんは最後の試合ということで全てやりきれましたか
かなみっく「全て、やりきれたか、いや、最後まで勝てなかったのが、マジで悔しかったです。はい。結構デビューしてから、勝った試合ってほんとに全然少なかったので、このまま 負けっぱなしじゃほんとにめっちゃ悔しいし、もっともっと強くなりたいので、アクトレスではなんか可愛いかなみっく、みんなに可愛いって言われて育ってきた面もあるけど、これからはもっと強い強いレスラーになって、見た目からは想像つかないような強いものを心に持って頑張っていきたいなと思いました」

――MARUさんからは最後のビンタからのジャーマンはレスラーとしての餞別だっていう言葉もあったんですけど受けてみていかがでしょう
かなみっく「ほんとになんか、最後MARUさんと闘えて本当によかったなって思うんですけど、こうやって送り出してくれて、MARUさんはほんとにプロレスラーやられてたので、その厳しい世界を見たからの、MARUさん初のアクトレスでのジャーマンスープレックスをいただいて、さらにさらになんか闘志が燃えましたね。これからやってやるぞっていうか、負けっぱなしじゃなくて、MARUさんを、MARUさんをいつか超えられるような選手になりたいなって思います」

――いつかまた帰ってきてもいいよという言葉もありました
かなみっく「そうですね、はい(涙目になり)まだそうですね。今回谷ももさんがアクトレスに戻ってきて1日限定復帰されてましたけど、すぐに戻ってくるつもりはなくて、もっともっとトップの上の世界を目指して頑張って、ほんとにいろんな人に、プロレスラーとして認めてもらえるようになったら、また恩返しとしてアクトレスに出ることもあるのかなと思ったりしてます。はい」

――では最後に卒業のメッセージをお願いします
かなみっく「はい。ほんとに皆さん約2年間というね、ほんとにあっという間でしたね。はい。そんな中で皆さんと出会って、ほんとにいつもいつも温かい言葉、応援をしてくださって、本当にそれが励みになってて、私もまた頑張ろうってなって、ここに今いて、ここからまたさらに高い高い高い高みを目指せるようになったので、ほんとにそれはここで出会ったアクトレスの皆さんのおかげだし、アクトレスがあったからこそだと思ってるので、ほんとにほんとにこれからアクトレス卒業しますけど、外の世界でもアクトレス、アクトレスがあったからかなみっくがここにいるんだって、強くなれたんだっていうのを、これからも伝えていくので、これからも是非応援よろしくお願いします」

第3試合



 日菜といろのデビュー戦ということで、プロレスファンのためのSNSアプリ『STOMPING』から花束が贈呈。

 久々のアクトレスガールズ登場となるももが同期の未依に握手を求めるが、未依は満面の笑みでその手をはたき落とし、互いに笑顔で見つめ合う。

 彩乃とといろの対面でゴング。ロックアップで組み合うも彩乃がゆうゆうと押し込んで髪の毛を捻り上げる。さらに彩乃がヘッドロックからボディスラム2連発。といろをロープにくくりつけながら未依とともに「デビューおめでとう~!」と頭をポンポン撫でる。

 代わる未依はといろをコーナーに叩きつけて顔面踏みつけ。さらに首投げからかかと落としを見舞い、彩乃にタッチ。

 彩乃はヘアホイップを連発し、コーナーに押し付けながら首絞め攻撃。彩乃がといろをロープにくくってビッグブートを発射するがといろが回避。すかさずももがエプロンから彩乃にヒザへキックを見舞う。といろがコーナーに上がり、ダイビング・フォアアームを叩き込んで一矢報いてからももにタッチ。

 ももは彩乃にジャンピングニーを見舞うが、未依が救援に入って2人でももをロープに振る。ももは2人まとめてコードブレイカーで迎撃し、ダブルニードロップからといろとともに「皆さんお手を拝借!よ~っ!ももざんまい♪」とアクトレスのリングで久々に叫ぶ。
 ももはロープに飛ぶが、彩乃がカウンターのビッグブートから河津掛け、お主の耳にドロップキックと連撃し、急角度逆エビ固め。これはといろが必死のカット。

 彩乃はももにデスバレーボムを見舞ってロープに飛ぶが、ももがバッククラッカーで切り返してといろにタッチ。

 といろは必死のエルボー連打も、彩乃が余裕で受け切って髪の毛を掴んで倒してからのビッグブート。さらに急角度逆エビ固めで厳しく絞り上げるも、といろは必死のロープブレイク。彩乃がロープにもたれかかるといろの顔面にビッグブーツ連発からフォールも2。
 彩乃は極楽固めで捕らえるがももがカット。

 といろのエルボーと彩乃のビッグブーツの打ち合いへ。彩乃が打ち勝ち北海ドーンを狙うが、といろが切り返して胴締めスリーパーへ。これは彩乃がコーナーに下がって潰し逃れる。
 彩乃は投げようとするがといろが首固めも2。
 といろは逆さ押さえ込みも2。
 といろはスクールボーイも2。
 といろはドロップキックでふっ飛ばしももにタッチ。彩乃も未依にタッチ。

 未依はくまちゃん往復ビンタから殴りかかるが、避けたももにくまちゃんをもたせると、ロープに飛んでくまちゃんごとドロップキック。
 未依はくまの生首を客席に投げ捨て、エルボー合戦からエルボー連打。ロープに飛ぶが、ももが追走ニーからランニングダブルニー。
 ももは引き起こすとフィッシャーマンを狙うが、耐えた未依のボディに膝蹴りから卍固め。そのままグラウンド卍になるが彩乃がカット。
 彩乃がエルボー連打から未依とともに左右の腕を絞り上げ、未依がかかと落としから彩乃がビッグブーツ。さらにロープに振って彩乃がネックブリーカードロップから未依がジャックナイフも2。
 未依がくまちゃんボムを狙うが、ももが切り返してコードブレイカーから串刺しダブルニー。
 ももはリバーススプラッシュ式ダブルニードロップからフォールも彩乃がカット。
 ももはコーナーに登るとダイビングダブルニードロップを投下するが、未依が避けると走り込んできたももを避けてスピンキック。
 未依はシーソーホイップで投げ捨て、ブーメランフットスタンプからフォールも2。
 未依はコーナーに登り、ダイビングクロスボディからフォールも2。
 未依は走り込むが、ももが飛びついて丸め込むも切り返し合戦に。2でお互い距離を取ると、走り込んで来たももに未依がくまちゃんボム。さらにかかと落としからフォールも2。
 未依はロープに飛ぶが、ももがカウンターのブロックバスターホールドも2。

 ももは蒼魔刀を突き刺し3カウント


もも「みなさん、ただいまー!自分が、デビューしたホームで、勝てて嬉しいです!私はアクトレスガールズが大好きで、離れていてもずっと応援しているので、皆さんもアクトレスガールズの応援もっともっとよろしくお願いします。といろちゃん、デビューおめでとうございます。これからは、といろちゃんがアクトレスガールズ引っ張っていってください」
といろ「ももさん、今日は組んでくださり本当にありがとうございました。ほんとに、すごい楽しくって、またすぐ試合に出たいなって気持ちでいっぱいです。沢山試合して、シングルでもアクトレスの人たちと向き合えるように頑張ります。アクトレス最高~!」
未依「あー!悔しい~!!!!ムカつく~あ~でも、この、アクトレスガールズのピンチの時に、アクトレスガールズのためだからってリングに立ってくれて本当にありがとうございました。やっぱ、同期って、2018年組って最高だね。また、いつかどこかで、会いましょう」
もも「はい」
未依「何て言うか!バーカ!べー!」
彩乃「ももさん、今日はあがってくれて、本当にありがとうございます。そして、といろちゃん、まずは、デビューおめでとう。でも、ここからがすべてで、ここから見せていくのが全てになるから、覚悟を持って上に食らいついてきてください。キラーズに入りたかったらいつでもお待ちしてるんでよろしくお願いしまーす」

<試合後コメント>

谷もも&日菜といろ
――まず谷選手、久々のアクトレスガールズいかがでしたか?
もも「そうですね。やっぱり自分も今、俳優、プロレスラーとして活動しているんですけど、アクトレスガールズがなかったら自分っていうのはプロレスラーになってないと思いますので。そういうエンターテイナーが集まって、すごく華やかな人たちが集まる団体で。で、また久しぶりにリングに立ったら全然顔ぶれが変わっていたんですけど、やっぱりでも自分のホームだなって思うところもあって、今日は出られてすごく嬉しかったです」

――同期と久々の戦いでしたけど、当時と比べてみて何か変化があったような感じはありました?
もも「そうですね。すごく成長していましたし、あの技もすごく増えていましたし、やっぱり未依さん、彩乃が今アクトレスガールズの生え抜きの中では1番キャリアが上になっているので、あの後輩たちを引っ張っている姿を見て、すごく感動しました」

――そんな中でデビュー戦のパートナーを務めたという形なんですけど、日菜といろさんを見てみていかがですか。
もも「もう私、今までデビュー戦の相手を務めたことがなかったので」
といろ「ええ!?」
もも「すごい、そういう新しい緊張感がありましたし、やっぱりといろさんも女優さんとかタレントさんをやりながらこのプロレス界に来てくれたので、アクトレスガールズをもっと好きになって、私みたいにプロレスも好きになってほしいなと思いました」

――その言葉を聞いてといろさんいかがですか?
といろ「でも、まさかその、2018年デビュー組の3人の試合の中に入れていただくって思ってなかったんで、すごい緊張もありましたし、その同期とかも見てても、すごいなんかやっぱり、練習の仕方とかも全然違ったじゃないですか?ただもう3人、御三方がいるだけで一気に安心感もあって、その試合前はすっごい緊張してたんですけど、すごい『大丈夫だよ、大丈夫だよ』って、もう『緊張したらこっちの目を見て』っていうのを伝えてくださってて、すごい背中を押されました。本当にありがとうございました」

――実際のリング上っていうのは、思っていたものとはだいぶ違いましたか?
といろ「違いましたね。体温がもう40度超えてました。なんて言うんだろう?もうずっと、手の震えも止まらないですし、声も震えるし。ただもうほんとに楽しくって!もうこう、目を見てクラってなる瞬間というか、なんて言ったらいいんですかね?なんか今まで体験したことのない胸の中の熱さというかがすごい今日あって、今日デビュー戦でこうやって、谷ももさんしかり、彩乃さん未依さんと一緒に立てたことを本当に嬉しく思います」

――自分の思っていたことは全てやり切れた
といろ「うわー!いや~!?そう言いたいですけど、いや~もう結構真っ白になってたんで、もっとクリアに、次はやり切りたいです」

――ちなみに今日お姉さん(飯窪春菜)は見に来られた?
といろ「来てますね」

――何か声は試合前にかけられましたか?
といろ「いや、なんか爆笑しちゃうかもみたいなこと言ってました(笑)。『一生懸命頑張って闘ってる姿見たら笑っちゃうかもしれない』って言われてたんですけど、父の笑い声がすごい聞こえました(苦笑)アッハッハッッハってすごい、笑うなよ~って思って」

――次はその笑いを見返すような試合を
といろ「そうですね。笑われない試合にしたいです」

――改めてデビューしてみて、先輩たちを見てどんな選手になっていきたいですか?
といろ「ふわっ!?どんな選手!?えーなんだ。どんな選手…そこにいるだけで迫力のある選手。何をしてるのでもなく」
谷「存在感がある選手?」
といろ「存在感がある、覇気がある選手になりたいです」

――改めて、デビューしてこれからファンになってくれる人やアクトレスガールズのファンの方へのメッセージをお願いします
といろ「日菜といろです。8月14日にデビューさせていただきました~一生懸命頑張るので応援していただけたら、もうほんとに自分1人じゃないってよりそう思えるのでよろしくお願いいたします」


未依&入江彩乃
彩乃「なんかいろんな意見があると思うんですよ。アクトレスガールズに上がるっていうのは。本当にいろんな意味でいろんな意見があると思っていて、それが出るっていうのを多分絶対にわかっている中でも、アクトレスガールズがピンチならって来てくださったももさんの存在っていうのは、なんかこう、頑張らなきゃいけないって思ってる私たちの心を支えてくれたと言いますか、また出てくださったんだから、この団体を潰すわけにはいかないって思うし、この団体を大きくしていきたいなっていう思いが出て、本当に嬉しい限りでした。はい」
未依「はい。谷もも、お尻って呼んでるんですけど、お尻とは同じ日にデビューして、もう毎日毎日パチパチパチパチ、もう一生ライバルだと思ってて。でもやっぱこういうピンチの時に手を差し伸べてくれたのがももでよかったと思うし、やっぱももだなって。こうバチバチしてるからこそ、やっぱ相手のこともわかってるつもりだし、やっぱもも、素敵な人間だなと思いました。戦えたことがすごく嬉しくて、でもやっぱ負けたことがやっぱすごく悔しくて。やっぱももはちゃんとプロレスラーの道を選んで、プロレスラーとしてすごく成長してるんだなと、身をもって体感する機会があってよかったなって思うんですけど、その嬉しさを、ちょっと恥ずかしくて、リングではちょっとできなかった~(苦笑)最後まで、悪態ついちゃったな。まあまあまあ、それでこそ未依とももだと思うのでまあいいです。ありがとうございます」

――プロレスラーとしての、ある意味打撃の強さも含めて成長っていうのは谷ももさんからは感じましたか
未依「感じた~なんだろう、やっぱ昔から使って受けてた技、もちろんあるんですけど、やっぱその威力とか打撃の強さとかもめちゃくちゃ変わってたし。ちょっと初めエルボーで、ちょっと心折れそうになったので、もうほんとに昔からエルボー強いんですけどさらに強くなってて、プロレスラーとして成長して強くなってんだなって思います」

――また、デビュー戦の相手でもあったわけでしたけど、といろさんに関してはいかがでしたか?
未依「なんか、といろちゃんはすっごく真面目で、今日、あれなんすよ、本番前、楽屋で手のひらにね?」
彩乃「人、人、人って3回書いて飲んでってずっとやってました(笑)」
未依「すごく真面目でね、多分1個前の第2試合かな?だったり、またデビューしてるんですけど、その子たちとは違った、こう、その子たちは結構明るく、パーンってこう、外に外に発するエネルギーを持ってるんですけど、多分そこは多分自分も気にしてて。といろちゃんでもそこはやっぱ人それぞれ良さがあるから、といろちゃんは真面目に取り組むわって言って、始まる前に声かけたんですけど、思った以上だった!」
彩乃「いや、すごい」
未依「リングですごくて、もう練習の時はほんとに大丈夫かな?って思ったけど、やっぱりこう、リングに立つ覚悟っていうのがすごく見えて、これからがすごく期待ですね。顔も可愛いし、エースになるんじゃないかなって私は思います」
彩乃「そうですね。すごい普段の練習の時からすごいこう、やっぱり1番なんかひたむきに練習しているイメージがあって、やっぱ練習でも見る機会も多かったですし、すごくなんか真面目にちゃんと1人でも何かを真面目にやってるイメージだったので、なんでしょう、なんかやっぱり私の中では1つ、私の中では1つ、頭はやっぱ抜けてるのでといろちゃんっていう存在は。なんで、ほんとにやっぱ今がどれだけ作れるかだと思うので、ここからどれだけ自分を作っていけるかだと思うので、ほんとに折れずに、めげずに、どんどん上に上を目指して頑張っていってほしいなって思います。はい」

――また2人に関しては、次タックトーナメントがあったら組もうねという話があった上で期せずしてまた組んだわけですけど、またこういう機会があれば組んでいきたい
未依&彩乃「(同時に)そうですね~」
彩乃「でもなんでしょう、う~ん、大切だからこそ、すごく思い入れがあるからこそ、そう簡単には組みたくないし、こう、やっぱりまた出会った時に、いや、またやっぱやっぱ私の隣は未依さんだなって思うためにも、じゃなんでしょう、他ももっとやっていきたいし、自分がもっと、もっと支えられるような人になりたいからこそ、私はタックトーナメントまでは温存したいです」
未依「いや、なんかこんな早くまた会えると思ってなくて、またシャボンディ諸島でって言ってハイタッチしたのがついこないだじゃないですか?でも本当に多分、会社も今回谷ももが来てくれて、こう、スペシャルカードってことで、こう私の隣に彩乃を置いてくれて、私はすごく心強かったし、やっぱ谷ももと戦うからには、やっぱ隣は彩乃でいてほしかったし。だから今日、ほんとに彩乃と後楽園に立てて、私はすっごく嬉しかったです。またシャボンディ諸島で会いましょう(苦笑)」
彩乃「(手を合わせて)会いましょう」

第4試合


 試合前になぎさが「よろしくお願いします!」と握手を求めるも、茉莉は無視。

 なぎさがロックアップで組み合おうとするも、茉莉はヘッドロックからニーアッパー。串刺しバックエルボー連打から水面蹴りで倒してエプロンに蹴り出し、ロープ越しのレッグラリアートで場外に落としてからエプロンを駆けて空対地サッカーボールキック。
 場外戦となり、観客席へと叩き込んだり鉄柱にぶつけたりと茉莉がただひたすらにいたぶっていく。

 茉莉はグロッキー状態のなぎさをリングに放り込み、立ち上がろうとするたびに踏み潰し、なぎさが得意とする逆水平チョップを潰すべく右腕にフットスタンプ。

 なぎさは逆水平チョップを打ち込んでいくも、腕が痛んで全く威力が出ない。茉莉はローキック連打で冷酷に足を潰していき、胸&腹へ逆水平チョップ。

 茉莉はフロントフリップからハイジャック・バックブリーカー。なぎさが背面着地してバッククラッカーからエルボー連打。さらにメイルストロムボムを狙うが、茉莉がバックフリップで切り返す。なぎさはふらふらとエルボーを打ち込んでいくが、茉莉が強烈なスライディングエルボーで黙らせ、腕を掴みながら起き上がり小法師式のサッカーボールキックを連打。カウント2で自ら引き起こして「3だろ!」とレフェリーに抗議するなど徹底的におちょくっていく。

 息が上がって起き上がれないなぎさに対し、茉莉は腹部を蹴り上げるというあまりにも人でなしな追撃。

 茉莉がロープに飛ぶが、なぎさがダブルチョップで迎撃しコードブレイカーを3連打し、メイルストロムボム、低空ブルーサンダー・ボムと連撃。

 引き起こそうとするも、茉莉が下から蹴り上げてふっ飛ばし、レッグラリアートからフォールも2。
 茉莉がハイキックからフォールも2。
 茉莉は座り込んだなぎさの顔面にトラースキックからフォールも2。
 茉莉はマフラーホールドからオモプラッパで捕らえギブアップを奪った。

 試合後も茉莉はなぎさを絞り続け、レフェリーが助けに入るが茉莉はなぎさを場外に蹴落として腕を掲げる。

茉莉「汐風ちゃん、青いなぁ~まだまだ青すぎるな。コスチュームも青いし、今日は、髪まで青いな。このシングル、私が売られた喧嘩を勝った本当の目的、わかるか?わかんねーよな?わかるまでそこで這いつくばってろ。なぁ、お前の本当の正義はどこにあるんだ?」

<試合後コメント>

茉莉
――結果は圧勝だったわけですけど、思いっていうのは感じましたか
「興味ないんで」

――最後の正義はどこにあるんだっていう言葉も、特に興味はなく終わってしまったから
「なんか、アクトレスにヒールはいらないとか、凶器がどうのとか、キラーズ倒すとか言ってるんですけど、なんか、そこじゃねえだろって」

――見えてるダメージからいつもより強いチョップも受けたのかなと
「そうですね、なんてことないっす」

――キラーズとして今後もこの路線で、今日5対5の試合もありますけれど、それとは関係なく茉莉さんは闘っていくと
「はい」

汐月なぎさ
――終わってみてボコボコにされてしまいましたが、思いは伝わりましたか?
「いや、茉莉さんに届けられる、私の全力はまだまだ茉莉さんにも届かないし、私1人じゃ何もできないなっていうのを、なんか痛感したシングルでした。(涙をこらえられず)純粋に悔しいです。後楽園という場で、茉莉さんとシングルをさせていただけたっていうのは個人的にはすごく大きなことだし、それでもやっぱり言われっぱなし、やられっぱなしはほんとに悔しいし、もっと1人でも勝てる、1人でも張り合えるっていう状態になって、またやらせていただけたら、戦わせていただけたらいいな…いや違いますね。こんなに生ぬるいことを言ってるときっと良くないので、私はもっともっと力をつけて、1人で戦えるようになって、また、茉莉さんとシングルをさせていただけるように全力を尽くします」

――ここ最近は真夏の汐風のタッグが多かったですけど、今後は自分の中ではシングルとして力をつけていきたい
「やっぱり、夏葵さんの隣に立つためには、私自身の力がないとダメだなってすごく思うので、 胸を張って夏葵さんの隣に立つためにも、私自身が力をつけていかないといけないなって思いますし、やっぱり個々が力をつけてこそタッグの力がきっと光ると思うので、私自身の力をもっとつけていきたいなと思っています」

――そういう点では自分の足りないところを感じられる試合にはなったんでしょうか?
「そうですね!もう隅から隅まで感じさせていただいた試合でした。足りないところばかりだなっていうのを本当に痛感させられる試合に、試合だったと思います」

――茉莉さんの最後の言葉っていうのは、自分の中ではわかるものはあったんですか?
「やっぱり色々自分の中のつもりが、私の中の整理を多分もっともっと考えて、突き詰めて、それを体現できるようにしていかないといけないなっていう風に思いました」

プリンセス天功ショータイム


 アクトレスガールズのスペシャルオブザーバーに就任したプリンセス天功と、天功とともに『KinG00』で活動するyucatが登場。リング外を一周してから北側ステージへ。
 アクトレスガールズのファイトソングである『Magical Jungle』を熱唱。ステージにはシャボン玉が飛んだ。

 一言挨拶を求められた天功は、持参した“エンターテイメント宣言書”を朗読。

天功「エンターテイメント宣言書。私は世界最高峰のエンターテイメントを目指し、なにかと争い競うのではなく、自分たちの世界を信じ、自分たちの技術力を高め、自分たちの心を守りながら、自分たちを応援してくださる皆様の声で、『世界基準=アクトレスガールズ』と言われるまで突き進んでいきます。ここにアクトレスガールズ新エンターテイメントを宣言致します!2024年8月14日、アクトレスガールズスペシャルオブザーバー、プリンセス天功!」

<バックステージコメント>

プリンセス天功 with yucat
天功「プリンセス天功です。これからもアクトレスガールズ、すごく心から応援します。きっと皆様の心の宝物になると思います。アクトレスガールズ、応援してください。そして、KinGOOの作詞作曲している。yucatさん」
yucat「はい、yucatです。私の作る楽曲で、アクトレスガールズの皆様、そして応援してくださる皆様とどんどんどんどん盛り上げていきたいと思いますので、よろしくお願いします」
天功「KinGOOでした!」

――プリンセス天功さんから見て、アクトレスガールズの魅力っていうのはどこにあって、今回こういう形になられたのでしょうか?
天功「やっぱりエンターテインメント、それから可愛さ?美しさ、可愛さ、全て女性の持っている良いところがいっぱいあると思います。で、すごく感激しましたので、うん、これだったら世界にも通用するなっていう風に思ったので、ぜひ応援しようって思ったんです」

――ここから何人か世界に連れて一緒にっていうような思いもあると
天功「ありますね!是非あのね、一緒にKinGOOとして歌を、アクトレスガールズのファイトソングになりましたので、ね?」
yucat「はい」
天功「それで、世界に行けたら、アクトレスガールズも日本から世界に羽ばたいたっていうことで、すごくいいと思います」

――たくさんのアクトレスガールズがいるんですけど、その中でプリンセス天功さんがこの子はすごいなって思う方だったりはいらっしゃるんでしょうか
天功「1人1人全部リングでリハーサルから皆さんやってることを見たんですけど、お1人お1人全部個性が違うし、それから衣装、それからメイクも全部工夫されているので、あと、可愛いと思ってもすごく力強かったりするので、今度の公演の時には、KINGという私のホワイトライオンがいるんですけど、9月、去年の9月に生まれて」
yucat「そうですね。もうすぐ一歳ですね」
天功「一歳になるんですよ。そのホワイトラインを連れてきます。ですから、ホワイトライオンと、戦うことはないと思いますけれども、ホワイトライオンのKING君もアクトレスガールズを全面的に応援しますので、楽しみにしていただけたらと思います」
yucat「はい。ゆふぁさんが実はtiktokで私たちの『Magical Jungle』を踊ってくださったっていうのもありますので」
天功「ね、さっきもちょっと振りにこれ入れてくれて」
yucat「はい、踊ってくださってるので」

――世界を見られてる方から見て、今のアクトレスガールズにエンターテイメントして足りない部分があるとしたら、どのあたりになるのでしょう?
天功「そうですね。もっと生意気で押しが強くていいかもしれないと思います。なんか、やはり日本人独特の奥ゆかしさとか可愛らしさが前面に出てるので、なんかもうちょっとね、生意気でもいいよね」
yucat「よく言われます(苦笑)」
天功「そうだよね(笑)なんかもう、どんどん押して押して押したら、あの世界にこんな可愛い子たちはいないので、通用すると思います」

――今後の取り組みとしては、10月の後楽園ホール大会に今後は出演される
天功「そうですね。ホワイトライオンのKINGくんと一緒に出演いたします」

――ありがとうございます。じゃあ最後に、今回初めてプリンセス天功さんを生で見られた方々もいらっしゃると思うので、メッセージの方いただいてもよろしいでしょうか。
天功「これからアクトレスガールズの試合には必ず来ますので、もちろんホワイトライオンのKINGくんとyucatと来ます。2人と1頭のユニットですので、それでガンガン応援します。アクトレスガールズ皆さん応援してください」
 

第5試合


 アクトレス5、アクトレスキラーズ両軍の入場後、この試合のプロデューサーであるゆふぁがうろ覚えの様子でイリミネーションマッチのルールを説明。最後の1人まで勝ち残るまで試合が続けられ、通常のルールに加えてトップロープを越えて場外に落下した際にも失格となるオーバー・ザ・トップロープ(OTR)のルールも採用される。

 茉莉乃と杏加の対面でゴング。小刻みなステップからローキックで牽制し合うU系の試合のような立ち上がりから両者タッチ。

 莉子とアンがローの蹴りあい。莉子のミドルをキャッチして倒したアンが、ボディスラムからサッカーボールキック。
 アンは自ら座って蹴るように指示し、莉子がサッカーボールキックから自ら座る。
 アンは容赦なくサッカーボールキック連打からPKも、莉子が避けてスクールボーイも2。
 莉子は走り込むが、アンがビッグブーツで迎撃し、髪を掴んでぶんまわす。
 ぐったりとする莉子を担いでリバースUクラッシュからフォールも2。
 アンは杏加にタッチ。

 杏加はコーナーに叩きつけてからフェイスバスター。ロープに飛んでギロチンドロップも、莉子が避けてPK。莉子はコーナーに振って串刺しバイシクルキックから背中へのスライディングキック。フォールも2。
 莉子はスリーパーも、杏加はそのまま立ち上がるとコーナーに下がって潰す。
 杏加はアレンが遺したカサを持ち出してボディを殴りつけ、さらに背中にフルスイング。座り込んだ莉子の顔面へもフルスイングし、カサを使ったスリーパーもさくらがカット。

 寧々と杏加でさくらをコーナーに振るが、さくらが二人まとめてブーメランクロスボディで迎撃。なるがはるかにDDT。ゆいが杏加に俵投げ、茉莉乃が莉子を担いで杏加に叩きつけると、莉子はローからミドル・ハイと連続蹴り。さらにタイガースープレックスホールドもはるかがカット。
 さくらがはるかに低空ドロップキックも、アンがさくらと茉莉乃をダブルラリアット。なるがアンにドロップキックも、杏加がなるにスタナー。寧々がゆいに大外刈りから、はるかが莉子を肩車して杏加がダブルインパクト式のチョークスラムで叩きつける。

 杏加は莉子にデスバレーボムからフォールし3カウント。莉子は失格。


 朝子となるになり、朝子が毒霧風の水を天に噴射。なるがコーナーに振ってスピアーからボディスラムを狙うも、朝子がチンクラッシャーで迎撃しマウントをとると「ママー!」と叫んでチョーク攻撃も茉莉乃がカット。
 朝子は地獄突きからコーナーに上り、安全式ムーンサルトを投下するがなるが避けてボディへのフットスタンプ。
 なるはコーナーに上りおくるみプレスを投下し3カウント。朝子失格。

 寧々となるがエルボー合戦からなるがエルボー連打。なるはロープに飛ぶが寧々がラリアットで迎撃し、投げようとするがなるは着地。寧々がソバットからコーナーに振って走り込むが、なるがコーナーに駆け上がりミサイルキックで迎撃する。フォールも2。
 なるは走り込むと逆打ちを狙うが、寧々が耐えるとロープに押し込み、はるかが背中にタッチするとロープに飛んでなるをドロップキックで落とす。なるがOTRで失格。

 ゆいがはるかをなげようとするが、はるかが耐えるも莉子が背後からドロップキック。ゆいが天鵞絨ドライバーで突き刺しフォールも2。
 ゆいはリバースゴリーで捕らえるが寧々がカット。
 アンが出てきてラリアットでなぎ倒し。なるにハイキックから茉莉乃、さくら、莉子もハイキックで蹴倒し、改めてゆいにハイキックからかかと落とし。
 アンはボディスラムからコーナーに上り、仏陀シュートからフォールもさくらがカット。

 さくらがアンにエルボー連打からゆいもエルボー連打。朝子がエプロンから毒霧風水を噴射し、杏加がゆいとさくらにイス攻撃、アンが担いでゆいをエプロンに落とすが、ゆいがアンも巻き添えにエプロンに落とすと、莉子が顔面にミドルキックからアクトレス5でドロップキック。アンはギリギリ落下せずに耐えると、ゆいがラリアットを叩き込んで場外に落とす。OTRでアン失格。

 背後から杏加がゆいを丸め込み3カウント。ゆい失格。

 さくらが走り込むが杏加がコーナに振って串刺しバックエルボーからロープに飛んで顔面に低空ドロップキック。フォールもブリッジして抜けたさくらがロープに飛んでクロスボディ。
 さくらが投げようとするが、耐えた杏加が担ぐもさくらが丸め込もうとする。耐えた杏加がストンピングからロープに飛ぶが、茉莉乃がエプロンから羽交い締めにするとさくらがドロップキック。茉莉乃がさくらを巻き投げで杏加にフットスタンプで叩き込み、さくらがノーザンライトスープレックスホールドも寧々がカット。
 さくらは変形ジャックナイフも2。
 さくらはコーナーに上るが、杏加がエルボーから正面に登りエルボー合戦。さくらがエプロンに落下すると、杏加は髪を掴んで引き起こしロープに飛ぶ。さくらがロープをたるませて杏加をエプロンに落とすと、619で場外に叩き落とす。OTRで杏加失格。

 杏加は場外からさくらの足を掴んで引きずり落とそうとするが、茉莉乃が手を掴んで救出しようとする。だがゆふぁがピコピコハンマーでさくらの頭を叩くと、さくらが手を離してしまい場外に落下。さくらがOTRで失格。

 茉莉乃が寧々にローキックも、ガードした寧々がエルボー。茉莉乃はタックルでロープに押し込むが、はるかが出てきて寧々とともに茉莉乃をエプロンに落とす。ロープを掴む茉莉乃の手を寧々が踏みつけるが、茉莉乃は回転してなんとかリングへ。
 寧々はブレーンバスターからフォールも2。
 寧々はロープに飛ぶが、茉莉乃はリバースするとスリーパー。これははるかがカット。
 はるかと寧々がダブルのチョークスラムで叩きつけ、寧々がダイビングセントーンを投下するが茉莉乃が避けてドロップキック。はるかもドロップキックでふっ飛ばし、寧々にSTOから丸め込むも2。
 茉莉乃はテールクラッチで3カウント。寧々失格。


 はるかが茉莉乃にストンピング連打から髪を掴んで引き起こし、ロープに飛んでヒッププレス。フォールも2。再度フォールも2。
 はるかはマウントエルボー連打からロープに振ろうとするが、切り返した茉莉乃をはるかがカニバサミで倒し変形アンクルホールド。茉莉乃はロープを掴みブレイク。
 茉莉乃とはるかはエルボーの打ち合いから、はるかが打ち勝ちリバーススプラッシュ。フォールも2。
 はるかはロープに飛ぶが、茉莉乃は追走ドロップキックからロープに飛んではるかが追走ボディスプラッシュ。
 茉莉乃は左右のローからソバット。さらに一本背負いからフォールも1。
 はるかは横入り式エビ固めも切りかえしあい、お互い2になるとはるかが走り込んでスピアー。さらにセントーンを投下するも茉莉乃が切り返すが2。
 茉莉乃はヒーローキックからフォールし3カウント。はるかが失格となり、1人残りで茉莉乃の勝利となった。

茉莉乃「後楽園にお越しのアクトレスファンの皆さん!5人揃って!5人のキラーズ全員倒しました!皆さんの声援1つ1つが私たちの励みとなり、アクトレス5の頑張る元気になります!ありがとうございます!今日はキラーズ軍が巨大化したり、ジャイアント宇宙人が乱入してくることを心配しましたが、待機させていたアクトレススーパー合体ロボを出動させずに済んで本当に良かったです。ありがとうございます!なんか一言ありますか」
さくら「勝ったぞ~!皆さんアクトレス5の元気、届きましたか?!ありがとうございます!5人で勝ちました!これからもアクトレス5、この5人でもっともっとアクトレスガールズを元気に明るく引っ張っていって、もっともっとアクトレスガールズを大きくしていきたいと思います!これからもよろしくお願いします!」
茉莉乃「今まであまりなにも言ってなかったなる、莉子、ゆい、なにかありますか!」
なる「勝ったぞ~!この仲間がいて、みんながいたからここまで頑張れました!でも私はもっと強くなりたいので、これからも木登りに、ファッションセンスに、裁縫に、そしてヘアメイクとボディメイクを頑張ってもっと進化していきたいと思います!応援よろしくお願いします!」
莉子「皆さんありがとうございました!本当にみんなの勢いが強くて。でも私もアクトレス5のブルーとして本気で修行に出たいと思います。立ってよし、投げてよし、寝てよし!相手を極めるスタイル。格闘の原点、理想を目指していきます!皆さん、中途半端なことは私は求めてないので。これから見逃さないでください。よろしくお願いします」
ゆい「アクトレス5!最高~ッ!ありがとうございます!アクトレスガールズがもっともっと大きくなって、アクトレス5ももっともっと大きくなって、皆さんがアクトレスガールズを大好きになっていただけるように5人で頑張りたいと思います!そして私もアクトレス超スーパー合体ロボに乗るぞ~!うぉおおっ!!ありがとうございました!
茉莉乃「ということで、アクトレス5が揃いました。これからアクトレスガールズの悪を、キラーズたちを私たちが絶対に倒してみせます!これからも応援よろしくお願いします!そして今日卒業で闘ってくれたアンさん、ありがとうございました!よし!みんな!行くぞ!リングに輝く5つの元気!元気戦隊アクトレス5ッ!ありがとうございました!」」

<試合後コメント>

キラ☆アン
――今回ラストマッチを終えましたが、やりきれましたか?
アン「いや、不満。不満っていうかね(苦笑)やり残したということはないですね。特に。そうですね。やりたい、やるだけ、暴れるだけ暴れて、なんか、なんか最後なんで勝てなかったのかよくわかんないですけど、そこはちょっと不満だったんですけど、全然やり残したことはないとは思っています。なんか思ったんですけど、フリーのレスラーってより、今までこう練習したりとか、ここで身につけたりとかを本当に生かす場所じゃないですか?そう思うと、ほんとにここでいろんなものを勉強させてもらったなと思って、なんかめちゃめちゃ感慨深くなりました。なので、すごい感謝の気持ちでいっぱいです。はい、ありがとうございました。ほんとに活躍していけるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」

――今後は
「告知をしていいものはまだないので、またtwitterとかinstagramとかをやっておりますので、そちらの方チェックしていただけたらと思います。はい。そのうち告知します」

――アクトレスガールズの先輩として今日デビューした子たちっていうのに、何かアドバイスとか思ったことっていうのありますか?
「なんか、知ってらっしゃると思うけど、私のデビュー戦、すごい昔なんですよ。なので、なんかその時の気持ちとかをこう思い出そうとするんですけど、なんか、そんな感じだったかな?とか思うんですよね。でも、アクトレスガールズって結構特殊じゃないですか?まだまだ全然プロレスになってなくても、まあデビューはいったんできるというか。だから、すごいビジュアルもいいし、なんか花もあるし、すごいこれからどんどんどんどん上手くなって、すごい実力がついたら、すごい良いレスラーになる可能性がめちゃくちゃあるなと思って。今はね、まだまだもうちょっと練習いっぱい頑張ってねっていうところですね。はい」

――アクトレスガールズを終えてみて、改めてプロレスとの違いっていうのをどこに感じましたか?
「そうですね~なんかよく言うんですけど、プロレスをやってはいると思うんですけど、そうですね、見せ方としての違いというか、ほんとにそういうところだと思うんですよ。で、プロレスの悪いところがあまりないというか、上下関係が厳しいとか、そういったものが良くも悪くもないので、みんな割と仲良しこよしでやっているのがアクトレスガールズなので、すごい精神的にはすごいいいかなとは思うんですけど、その厳しさがちょっと。まあでも今、茉莉さんがしっかり割と厳しく指導してらっしゃるので、今後そういうのをね、また身に着けていかれるんだなと思うんですけど。良い意味でなんか、学生同士のなんかサークルのような、はい、雰囲気でやってるなとは思うんですけど、やってることは基本変わらない、プロレスだと思います」

――最後に応援してくださったファンの方へのメッセージの方お願いします
「今までアクトレスガールズで応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。ここで私の第2章は一旦終了しますけど、また改めて明日から新生・フリーのプロレスラーのキラ☆アンとして、今後いっぱい頑張っていくので応援よろしくお願いします。ありがとうございます」

岩井杏加&石川はるか&荒幡寧々&キラ☆アン&グレート朝子 with ゆふぁ
ゆふぁ「スーパージャンボキラ☆アンとゆふぁマシーンズを用意したんですけど。いや、ちょっと」
アン「監督のせいだろ!それは~」
ゆふぁ「いや、すごい、いや、絶対勝てるっていうところまでは来たんですけど、私の監督ふと、ふとゆ、ちょっと言えないですけど。それなのか。ちょっと今回はまだ少し残念な面もあったので」
全員「いやいやいや」
ゆふぁ「みんなの、待って、みんなのこと大好きなんだけど、ちょっと、なんか、悔しかったのは監督のせいなので、監督の力をつけて、みんなをこうマシーンとして改造して、頑張っていきたいなって思いました。だから、ちょっともう1度、もう1度?(苦笑)何か機会があったらこの、ゆふぁマシーンズを一斉出動させて、今度はアクトレス5をね」
アン「マシーンとして出場するわ」
ゆふぁ「マシーンになってけちょんけちょんにしたいよね」
アン「選手としてじゃなくマシーンとしてね」
ゆふぁ「だからけちょんけちょんにします。よろしくお願いします」

――今後ゆふぁマシーンズは増殖していく可能性っていうのもある
ゆふぁ「あ~そうっすね、やっぱ」
寧々「ほんとにキラーズなの?」
ゆふぁ「デビューした3人もいるので。やっぱそこもキラーズにこう入れて、後には私のマシーンにしていこうとは思っているんで、ただまだ意思がある。想像でしかない。だからどこまで私の意思に染まれるかっていうところだと思います。勝てなかったところは」
寧々「こいつがマシーンになれ」
ゆふぁ「だから、私のせいじゃないです!」
アン「サッカーで負けたら監督のせいだからね。そうでしょ?選手のせいじゃないよね?」
ゆふぁ「(周りの冷たい目を見て)満場一致で私のせいなの?
はるか「さっき自分で監督不行き届きとおっしゃってたんで」
アン「そういうことでしょう」
ゆふぁ「じゃあ、責任を取って私が謝罪をします(苦笑)でもアクトレス5はなんか、ちっちゃいんですけど、思ってた以上になんか、なんかね、正義だとか悪だとか、ちょっとなんか腹立たしいですけど。でもそれをせっかくの後楽園という地なので、場所は違いますけど、ちゃんとヒーローぶっ潰しに行く、悪者でいきたいと思ってますよ(チラッと助けを求めるように寧々を見て)」
寧々「いやリーダーじゃねえよ」
ゆふぁ「これが、これがゆふぁマシーンズだ」

才原茉莉乃&福永莉子&天職ゆい&水嶋さくら&なる
茉莉乃「はい。アストレス5揃いました!ありがとうございます。そして、後楽園という大きなところで、5揃ってイリミネーションマッチを制しましたぞ!やった~!みんなも1人1人頑張って1人1人倒してやっていきましたけども、これからもキラーズ軍団を1人ずつ、立ち向かってきても、なんか喧嘩売ってきても、全員倒してやります!絶対に負けません。アクトレス5、これからも応援よろしくお願いします。皆さん一言どうぞ」
さくら「はい。仲間がいるのがすごい心強いです。これからもアクトレス5で強く大きくなっていって、アクトレスガールズを引っ張っていきます。以上です」
莉子「はい。今日からね、スタートしましたアクトレス5だったんですけどね、5人で初めての試合だったのに、1番最初に負けたのがもうほんとにめちゃくちゃ悔しいです。このね、悔しさを糧にして、絶対に打倒キラーズしていきたいと思います。修行に行ってきます。ありがとうございます」
茉莉乃「すぐ帰ってきてね。じゃあ次」
なる「はい。アクトレス5、初めて集まって、でも私はやっぱファッションセンスとか裁縫とかヘアメイクで頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」
茉莉乃「そういう感じですね。じゃあゆいちゃん」
ゆい「はい。カレーは普通に好きです。アクトレス5はもっと大好きです。頑張っていきます。よろしくお願いします」
茉莉乃「はい。ということで、これからも元気戦隊アクトレス5の応援をよろしくお願いいたします。絶対にキラーズを倒すぞ!おー!」

第6試合


 アクトレスガールズスペシャルオブザーバーのプリンセス天功がベルトを運び、試合前に3人で記念撮影。

 ゴングが鳴るとゆっくりとリングを回り、夏葵がエルボー連打も惡斗が両手を広げて一歩ずつ前に進んでロープ際まで追い込んだうえで強烈なエルボー。
 場外に放りだし、観客席に叩き込んだり鉄柱に叩きつけたりと大暴れ。

 場外乱闘を終えてリングに戻ると、惡斗がロープに飛んでドロップキック。踏みつけフォールも2。

 惡斗はロープに飛ぶが、夏葵がドロップキックで迎撃すると串刺しジャンピングニーからフォールも2。

 夏葵はサッカーボールキック連発からロープに飛んでサッカーボールキック。フォールも2。

 夏葵はリストクラッチ式フロントネックで捕らえるが惡斗はロープに足を伸ばしてブレイク。
 夏葵はロープに飛ぶが、惡斗はスクールボーイも2で返されるとマフラーホールド。夏葵はロープに足を伸ばしブレイク。
 惡斗は足をロープにかけて踏みつけ、レフェリーが注意するとロープに逆さ吊りに。ロープに飛んで足へのドロップキックから、足へのサッカーボールキック連発。さらに足を踏みつけていき、そのままケンカキックからアキレス腱固め。夏葵はロープを掴みブレイク。

 惡斗はボディスラムからコーナーに上るも夏葵はエルボー連打からハイキックで場外に落とす。
 夏葵はコーナーに上ると場外へのプランチャを投下。

 リングに戻ると夏葵がコーナーに上りバレエジャンプ式のダイビングニーからマウントエルボー連打。起き上がった惡斗がガットショットからロープに飛ぶが、夏葵は追走ニーからフランケンで丸め込むが2。

 夏葵は投げようとするが、切り返した惡斗が惡朱螺を狙うも、逃れた夏葵がハイキック。キャッチした惡斗が変形ドラゴンスクリューから惡朱螺。着地した夏葵がジャンピングニーからロープに飛んでスライディングニー。両者ダウン。

 膝立ちでエルボーの打ち合いから夏葵がエルボー連打。惡斗がランニングエルボーで倒し、髪を掴んで引き起こすと夏葵がハイキック。これをキャッチした惡斗がマフラーホールドも、切り返した夏葵がハイキックからキューティースペシャルも2。

 夏葵はコーナーに上り、ダイビングフットスタンプを投下するが、避けた惡斗が低空ドロップキックからコーナーに上りミサイルキック。フォールも2。

 惡斗はACTスペシャルからフィッシャーマンスープレックス。フォールも2。

 惡斗は担ごうとするが、夏葵が着地して顔面に膝蹴り連発。さらにバズソーキックからジャックナイフも2。

 夏葵はコーナーに上り、ダイビングフットスタンプからフォールも2。

 夏葵はシャイニング・ウィザードも、避けた惡斗がマフラーホールド。そのまま大蛇で捕らえる。
 これを離すとACTΩで突き刺し3カウント。

 プリンセス天功が惡斗にベルトを巻く。

惡斗「いやはや、獲っちゃったよ。私が!第4代!AWGチャンピオンだ~!獲ったからにはね、この、時の止まったベルトを、さらに!高みへ連れて行くことを約束する!なあ、夏葵、残念だったな。お前が欲しくて欲しくて仕方なかったベルトが、今、私の腰に巻かれている。運が悪かった。ほんとそれだけだ。こいつには、ベルトを取る資格がある。だが、まだまだ上にあがれってことだ!なにか一言あるか?」
夏葵「私も、そのベルトが欲しかった!私のこと信じて応援してくれてる人たちの気持ちに応えたかった!でも、絶対アンタからそのベルト奪い取って見せる!今よりももっと格を上げて!だから、アメリカから帰ってきたら今度こそもっと面白い景色見せてやるよ!」
惡斗「OKOK、いやー、がむしゃらな、そんな顔できるなら、いいぞ、夏葵だけじゃない。後輩ども、キラーズ、ベビーズ関係ない。このベルトは、キャリアなんて関係ない。欲しいと思ったやつ、手を挙げた奴だけが手に取ることができるベルトだ。お前らも夏葵見習って、じゃんじゃん欲しいってアピールしてこい。このベルトはそうやって、高く高く価値あるものになっていく。だからよ、あたしは明後日からアメリカ行くけど、このベルト、ワールドワイドにしてやるよ!ジャンジャン宣伝してくるからよ、テメーらそれまでに、10月14日の後楽園で、誰がこれにチャレンジするか、自分たちの胸にしっかり叩き込め!夏葵より強い思いでかかってこいよ!でっかいベルトにしてくぞ!以上!OK、じゃあ、ベビー、キラー関係ない、みんな上がってこい。ちょっと長い長い公演になって悪かったな。天功さんもどうぞ。卒業するやつもいれば新しく入ってくるやつらもいる。アクトレスは、まだまだ高みを目指します!皆さん応援よろしくお願いします!じゃあ、最後の締めは、かなみっくとキラ☆アンと、あと3人でかい声で言え!」
かなみっく&アン&絵梨沙&といろ&ありさ「強く!優しく!あなたに一生懸命~!アクトレスーガールズー!」


<試合後コメント>

夏葵
「今年に入って、すごい想像できないようなことがアクトレスガールズに起きて、今はストロング暴力っという新しいストーリーでアクトレスガールズやってるんですけど、その中での1発目の後楽園で、ビッグマッチ。まずは私がそこに選んでいただけたことが、すごく大切だなと思い出した。ただ、やっぱり、そんな時だからこそ、(涙をこらえながら)私みたいなまだまだ全然ぺーぺーがベルト巻きたかった。すごいたくさんの人が、(泣きながら)声援が、聞こえて、勝ちたいって思いました…次こそ絶対にベルト巻きたい。巻かなきゃいけないって思います。人生初のタイトルマッチ、惡斗さんでよかったと思います。惡斗さんが次、アメリカから帰ってくる時は、もっと全然違うアクトレスガールズに成長していて、アメリカなんか行ってずに、早く日本に戻らなきゃって思わせてやろうと思います。はい。これからもまた笑顔で太陽に向かって、明るく毎日進んでいきます。ありがとうございました」

――惡斗さんから最後運が悪かっただけと言葉があり、かつての挑戦者たちはサイコロだけで決まるようなポイントマッチみたいな言葉も色々ありましたけれど、そういう点でポイントマッチとして今回壁が高かったのか、運が悪かっただけなのかでいうとどうなんでしょうか?
「細かい提示は基本的には普段はされないんですけど、同点でした。全部が同点で、ルールとして、キャリアを上の方が、ポイントがさらに追加されるっていう、同点だとそういうルールがあるので、今回は運が悪かった…って言ったら聞こえはいいですけど、いや、でも、もっとやれたと思うし、もっと自分の頑張れる部分があったんじゃないかって思うので、負けは負けです」

――次は惡斗さんが海外に行く分、逆転の1歩には繋がるんではないか
「もちろんそうだと思いますし、やっぱりアクトレスガールズ、今新しい子も増えて、今すごく活気がある団体だと思うので、私もうかうかしてられないので、どんどん下が成長してきて、どんどん上の先輩が上に行くので、私も追いかけ、追い上げられないように、置いていかれないように常に努力していきたいと思います」

惡斗
「第4代AWGチャンピオン、ベルト、こいつは第4代ですが、色々あって時が止まったベルトです。私的に、このベルトは、夏葵が持った方が色々下の奴らが回せるベルトなんじゃないかなって正直思ってました。このベルトはポイントマッチといって、実力、人気、努力、運、それでやるベルトだけど、どっちが勝ってもおかしくない点差で、最後は運で決まりました。サイコロ振って、同点、同点です。つまり、ほんとに夏葵が勝ったかもしれないし、私が負けたかもしれないし。同じこと言ったな。まあまあ、そんなわけでね、逆に最初からこのベルトが運だなって思ってて、点差とか知ってたんで。自分の、もうなんだろうな、アメリカ行きが決まってたし、こいつは日本にあった方がいいんじゃないかなとか色々考えて考えた結果、サイコロだから、運だからこそなんだろ?運で全部決まるなって思ってたからこそ、自分の人生もちょっと賭けてみようかなって思って。これで負けた時の自分と、勝った時の自分と、自分自身の今後をちょっと賭けてみた結果、ベルトが私の腰に来ました。なんで、覚悟を決めて、このベルトを高めるために、もうちょっと現役選手頑張ってみようかなって思います!もっともっと後輩たちは、このベルトに興味持ってもらうように、私自身も、アメリカに行ってさらに高い高い壁になって、10月14日の後楽園、戻ってこようと思います。以上」

――アメリカっていうのは本来無期限で決まっていたような話も前はあったと思うんですけど、今回は一時的に10月までの間っていう期限付きなんでしょうか?
「本当は3月に決まってたんですけど、半年は行く予定だったんですけど、さすがにね、今のアクトレスを半年も開けるほど、私も人でなしではありません。というわけで、代表と話した結果、1か月半で戻ってくることになりました。でも元々行く予定だったので、 あっちとの約束もあるので、1ヶ月半だとしてもちゃんと約束守りに行きたいと思います」

――海外での活躍次第によっては、アメリカと日本を行き来しての今後の活躍になっていく
「行き来したいですね。したいですねっていう自分の欲はありますけど、もう運に任せてます。あれですね、どうなるかなんて行ってみなきゃわかんないし。行ってみてその中でこのベルトが巻ける限り。ほんとに早く来い!取りに来い!早く取りに来い!でも簡単に取らせないです」

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