【試合詳細】7・19 アイスリボン道場マッチ 炎華 vs 若菜きらり 柳川澄樺&Lil Marz vs 松下楓歩&しのせ愛梨紗 星いぶき vs 叶ミク トトロさつき vs りこ

『アイスリボン1431~7月生まれプロデュース大会~』
日程:2025年7月19日(土)
開始:12:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:64人
▼学校ルール シングルマッチ10分1本勝負
○トトロさつき[2ポイント]
7分15秒 ボストンバッグ
●りこ[3ポイント]
※通常ルールに加え、試合中チャイムが鳴ると授業が始まる(試合中断)各教科で成績優秀と見なされれば 1ポイント獲得。5ポイント獲得でも勝利出来る。
▼敬語ルール シングルマッチ10分1本勝負
●星いぶき[−10ポイント]
7分46秒 ポイント判定
○叶ミク(T-HEARTS)[−8ポイント]
※通常ルールに加え、試合中は常に丁寧な言葉遣いをしなければならず、乱暴な言葉遣いをすると、ハリセンでお仕置きされて「−1ポイント」となり「−10ポイント」でも負けとなる。
▼藤本つかさ なりきりタッグマッチ15分1本勝負
柳川澄樺(JTO)/●Lil Marz
9分1秒 ビーナスクラッチ
○松下楓歩/しのせ愛梨紗(飛鳥/hotシュシュ)
※全員が藤本のコスチュームを着て試合。藤本が使う技でのみフォール、ギブアップが認められる特別ルール
▼若菜きらりデビュー1周年記念試合 20分1本勝負
○炎華(WAVE)
14分00秒 さくら落とし→片エビ固め
●若菜きらり
アイス唯一の7月生まれの藤本がプロデュースする道場マッチが開催!きらりがデビュー1周年記念試合で炎華と対決するも敗北!楓歩がなりきりタッグマッチで藤本のビーナスクラッチを決め勝利!
オープニング
オープニングではアイスリボン唯一の7月生まれである藤本がリングに上がり、観客の声出し練習。「今、リングの上にいる選手の中で一番好きな選手は誰ですかーっ?」と問うも、リングにいるのは藤本のみ。「つっかーっ!」のレスポンスを受け、藤本が笑顔全開で大会スタートを宣言した。
第1試合
トトロとりこのシングル戦。用意された特別ルールは、試合中にチャイムが鳴ると授業が始まる(試合中断)。各教科で成績優秀と見なされれば 1ポイント獲得となり、5ポイント獲得でも勝利できるというもの。現役小学生のりこに有利なルールが用意された。
ロックアップからトトロがヘッドロックを決めたところでチャイムが鳴る。1時間目は家庭科。先に針に糸を通したほうが勝ち。ここはりこがトトロを秒殺し、1ポイントを先取。
試合再開。トトロが怒りの表情でりこの髪を鷲掴みにして持ち上げるとコーナーへ吹っ飛ばす。さらにりこの頭を掴んでコーナーポストに叩きつけたトトロがりこをロープ際に寝かせて100人乗り物置攻撃を仕掛けようとするが、このタイミングでチャイム。
2時間目は算数。藤本の誕生日の7月30日を730とし、730×730の掛け算を先に計算した方が勝ち。りこのみ計算用に紙とペンが渡される。しかし、ここでりこが大苦戦。何度か答えるが、正解を出せず。途中からきらりが助っ人で入るも計算ができず…。さすがに藤本もこれ以上は延ばせないというタイミングでトトロにも計算用紙を渡し、トトロが逆転勝利でポイントをゲット。
試合再開。トトロがロープ際にりこを追い込む。りこがエルボー連打で反撃もトトロがエルボー1発で吹っ飛ばし、コーナーに振っての串刺し攻撃を狙うが、りこがかわし、串刺しドロップキック。りこがボディスラムを狙うが、トトロは動かず。逆にりこを高々と抱え上げたところでチャイム。
3時間目は音楽。りこがリコーダーを吹き、それに合わせてトトロが歌唱。どちらが優秀かを競うが、ここでもりこのリコーダー演奏がグダグダとなり、トトロが2ポイント目をゲットし、ポイントでも上回った。
試合再開。りこがエルボー連打、ドロップキック3連発もトトロにダメージなし。りこがミサイルキックでようやくトトロを倒しカバーもカウント2。ここでチャイム。
4時間目は体育。相手の腕を鉄棒とし逆上がりを決めるという課題。ロープを掴んだトトロの腕を持って、きれいに逆上がりを決めたりこ。続いてトトロが挑戦も、りこの腕を掴んで蹴り上げた瞬間、マットに落ち失敗。りこがポイントを2とした。
試合再開。エルボーの打ち合いから、りこがクリスト。ここでチャイム。
5時間目は図画工作。藤本をモデルにしたデッサン画。紙一面に藤本の顔を描いたトトロに対して、りこは紙の真ん中に小さい藤本の顔を描き、観客が判定。結果はりこが勝利し、ポイントを3に伸ばすも勝利には至らず。
試合再開。トトロがボディスラムでカバーもカウント2。
トトロがりこを抱え上げるが、りこが逃れる。トトロがエルボー。かわしたりこが逆さ押さえ込みを狙うが、逆にトトロに抱え上げられ、トトロがボストンバックでりこからギブアップを奪った。
第2試合
いぶきとミクのシングル戦の特別ルールは試合中常に丁寧な言葉遣いをしなければならず、乱暴な言葉遣いをしたら藤本にハリセンでお仕置きされマイナス1ポイント。マイナス10ポイントになった時点で負けとなる。
開始早々にミクがハリセンを食らう。ロックアップでいぶきがロープに追い込むもクリーンブレイク。中央に戻っての力比べから腕の決め合い、そしていぶきがヘッドロックを決める。ミクがいぶきをロープに振るがいぶきがカウンターのタックルを決める。いぶきがミクをコーナーに投げ踏みつけ。さらに中央に戻してキャメルクラッチ。ロックを外し、ミクをコーナーに振っての飛び込みはミクがかわし、丸め込みからミクが低空ドロップキックでカバーもカウント2。
ミクがエルボー、いぶきが逆水平チョップ。お互いが敬語を使いながらの打ちあいもミクの強烈な顔面エルボーに怒ったいぶきが暴言を吐いてのチョップを決め、同時にハリセンを受ける。エルボーで返すミクの暴言にもハリセンが飛ぶ。いぶきがダブルチョップでカバーも、その際の暴言に藤本がハリセン。これがフォールをカットする形となり、カウントは2。
いぶきが逆片エビ固め。暴言にハリセンを浴びるも、今度はロックを離さずに絞め上げるいぶき。その間2度、3度とハリセンを受けまくる。ロープに逃れたミクにいぶきが飛び込み顔面ウォッシュ。カバーもカウント2。
ロープに飛んだいぶきに、ミクが飛び込みドロップキック。ここでハリセンを浴びたミクだが、続けてドロップキック3連発でカバーもカウント2。
コーナーに上がったミクをいぶきが抱え上げるが、ミクが後方回転エビ固めで切り返す。カウントは2。
ミクが続けて丸め込みもカウントは2。
いぶきがカウンターのトラースキック。続けてダブルチョップでカバーもカウント2。
いぶきがランニングニーアタックでカバーもここで10回目のハリセンを浴び、カウントが入る前にいぶきがマイナス10カウントで負け。
ルールはどうあれ、ミクがいぶきからシングルでの勝利を飾った。
第3試合
藤本なりきりマッチは藤本の持ち技でのみ3カウント、ギブアップが認められる特別ルール。藤本の持ち技かどうかはコーナーの鉄柱に座った藤本自身が「〇」か「×」の用紙で判定する。試合をする4選手とセコンドの海乃が藤本のコスチュームで入場。藤本も中心に記念撮影を行い試合開始。
柳川、マーズが奇襲を仕掛け、マーズが串刺しボディアタックから愛梨紗を捉えてコーナーでの膝蹴りからエースクラッシャーを決めカバーに入ってポーズ。試合前に藤本の大ファンであることをアピールしたマーズが、藤本のムーブを完コピもカウントは2。
愛梨紗が膝立ちのマーズにドロップキックでカバーもカウント2。
愛梨紗がサッカーキックも蹴った足にダメージを受けてしまう。愛梨紗がPKもマーズが蹴り足をキャッチし、愛梨紗を倒してギロチンドロップでカバーも藤本が「×」を出しノーカウント。
代わった柳川が膝立ちの愛梨紗に片足ドロップキック。柳川が愛梨紗を抱え上げようとするが、こらえた愛梨紗がエルボー。これをカットした柳川がバックスピンキック、串刺しジャンピングニー。さらにクラウチングスタートのポーズで串刺しドロップキックを狙うが、ここで愛梨紗が「お前にできるのか!」と挑発。動きの止まった柳川を楓歩がコーナーに叩きつけ、そこに藤本が対角コーナーでクラウチングスタートからの串刺しドロップキックをヒット。愛梨紗がカバーもカウント2。
愛梨紗がタックル3連発でカバーも藤本から「×」。柳川がビーナスクラッチを狙うが愛梨紗が阻止。愛梨紗がダブルチョップでカバーもカウント2。
代わった楓歩が愛梨紗とのダブルタックルを決める。楓歩がドロップキックでカバーもカウントは2。
柳川が片足ドロップキックでカバーもカウント2。
楓歩が柳川をコーナーに振って飛び込むも柳川がかわす。膝立ちの楓歩に柳川が片足ドロップキックでカバーもカウント2。
代わったマーズがフロントキックでカバーも藤本が「×」。マーズがサッカーキック2連発からPKも、蹴り足を刈った楓歩がエビ固め。カウントは2。
楓歩がカサドーラも体勢が崩れる。強引にカバーもカウント2。
マーズがラリアットでカバーも藤本が「×」。楓歩が卍固め。同時に柳川が愛梨紗に卍固めを決めようとするが、入り方がわからず。楓歩がマーズをロープにはりつけ、セコンドの海乃がはりつけドロップキック。楓歩がカバーもカウント2。
愛梨紗がマーズをフィッシャーマンズクラッシャー。楓歩がミサイルキックでカバーもカウント2。
楓歩がコーナーに上がるが柳川が捉え、楓歩をパワーボムの体勢に持ち上げようとする。ここで楓歩が同じコーナーの鉄柱にいた藤本をブレーンバスターの体勢に持ち上げる。それを知らずに柳川が楓歩を前方に叩きつけるが、同時に藤本が雪崩式ブレーンバスターでマットに叩きつけられる。藤本が場外へ。マーズが楓歩をカバーもカウント2。
藤本に代わって、海乃がコーナーに上がり判定役に。マーズがサッカーキック2連発からPKでカバーもカウント2。
マーズが極楽固め。愛梨紗がカット。楓歩と愛梨紗が柳川をロープに振る。柳川が忍者キックで2人を吹っ飛ばす。マーズが楓歩を肩車にし、ジャパニーズ・オーシャン・サイクロンの体勢も楓歩が逃れる。マーズが延髄ハイキックも当たりが浅い。すかさず楓歩がビーナスクラッチを決め、マーズからカウント3を奪った。
第4試合
レスラーにとってデビュー日はそのままレスラーの誕生日を意味している。2024年7月14日に新木場1stRINGでのしのせ愛梨紗戦でデビューしたきらりは、レスラーとして満1歳の誕生日。そのきらりの1周年記念試合の相手として藤本が用意したカードは、レスラーとしては1年年上のWAVE所属の炎華とのシングル。今回が初シングル対決でもある。
試合はロックアップでスタート。腕の決め合いから炎華がヘッドロックもきらりが逃れる。手探りから炎華が膝蹴りを決めヘッドロック。きらりが取り返す。炎華がきらりをロープに振りアームホイップでカバーもカウント2。
きらりが膝立ちの炎華に低空ドロップキックを決め、ボディスラム、ボディシザース。ダイヤル固めを狙うも、炎華がきらりの膝に肘を立てて阻止。そのまま後方に倒れてカバーもカウント2。
反転して起き上がった炎華がきらりの膝裏に蹴りを入れ、レッグロック。きらりが反転して取り返す。炎華が反転してSTFからフェイスロックへ。きらりがロープに逃れる。炎華がきらりをコーナーに叩きつけての踏みつけ。対角コーナーに振ろうとするが、きらりがこらえる。きらりがコーナーに炎華を追い込みエルボー連打。きらりが炎華を対角に振る。きらりの飛び込みをかわした炎華がきらりの足を払い上げ片足ドロップキックでカバーもカウント2。
炎華がキャメルクラッチ、はりつけドロップキック。すぐにきらりが炎華にエルボーを叩き込み、はりつけドロップキック。エルボーの打ち合いから炎華がドロップキック、コーナーに振ってのローリングエルボー、ドロップキックでカバーもカウント2。
炎華がSTF。きらりがロープに逃れる。炎華がミサイルキック4連発でカバーもカウント2。
エルボーの打ち合いからきらりがドロップキック2連発でカバーもカウント2。
コーナーに上がった炎華をきらりが投げ落とす。今度はきらりがミサイルキック4連発でカバーもカウント2。
炎華がカウンターのドロップキック。きらりがローリングネックブリーカードロップでカバーもカウント2。
きらりがロープに炎華を振る。炎華がロープに乗ってのボディアタック、ミサイルキックでカバーもカウント2。
きらりがカサドーラもカウント2。
きらりのドロップキックを炎華が払い落とす。きらりが丸め込みもカウント2。
きらりがレッグロールクラッチもカウント2。
炎華がドロップキック、ミサイルキックでカバーもカウント2。
炎華がさくら落としでカウント3を奪った。
〈試合後のリング上〉
炎華「今日、初めてシングルマッチして…本当に1周年ですか?私が1周年のときは全然できなかったし、3年目でもまだまだだし、でもこれだけできているってことは、絶対に将来、もっともっとトップの選手になっていくと思いました。これからもいっぱい(試合を)やりましょう!」
きらり「私は炎華選手みたいなハイスピードファイターになりたくて、それを目標にしていて、だから、今日、負けたのはすっごい悔しい。でも、これからもっと強くて、ハイスピードの選手に絶対になるので…次、対戦するときは潰しにいく。(炎華の前に立って)最後に炎華さん、きらりの限界突破、見届けろ!(※固まる炎華を無視して)今日は対戦してくださって、ありがとうございました。」
※2人が握手。
きらり「じゃあ、勝ったんで、締め?(と炎華の反応を見て)……ちょっと戸惑っているみたいなんで、今日は私が締めさせていただきたいと思います。あ、藤本さん、締めますか?」
※きらりが「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で締めるも、海乃が「42」の数字のロウソクを立てたケーキを持って入場。藤本がろうそくを入れ替え「24」にするも楓歩に戻される。なお抵抗する藤本に選手、観客から「誕生日、おめでとう!」。
藤本「セコンドで見ていて、アイスリボン面白いなって思ったので、自信を持って、どんどん発信していけたらなと思います。そして、そこに私も一緒に突っ走っていきたいと思います。」
※藤本が改めて「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。