王座奪取した母レスラーに、娘レスラーが母の日のプレゼント
13日、『アイスリボン両国KFCホール大会』のメインイベントにて、星ハム子が松本都の持つICE×∞に挑戦した。
「アイスリボンのため」と言いながら、業界内外に傍若無人な活動を行っていた松本都に星ハム子の怒りが爆発。この日は開幕から都のビンタやローキックを受けきったハム子が強烈な打撃で攻め立てる。
なんとか丸め込もうとする都だったがハム子はすべて切り返し、シャイニング崖ザード3連発も受けきると、デスバレーボムからダイビング・ボディプレスを背中に投下し、改めてダイビング・ボディプレスを投下して3カウント。見事都政権を崩壊させ、ベルト奪取に成功した。
ハム子は「6月30日、7月1日私の北海道地元凱旋があります、やっと北海道にベルト持っていくっていう夢が叶う。10年経ってやっと今夢が叶う」と喜びを顕にするが、そのハム子の実子である星いぶきがマイクを取ると「ハム子さんおめでとうございます!ここからはママと呼ばせてください。ママいつもありがとう!いつも喧嘩してばかりで、朝早くからお弁当作ってくれたり、学校の説明会に来てくれてどうもありがとう!これからも憧れの星ハム子、私のママとしていてください。大好きだよ。いぶきより!」とメッセージを送り、母の日のカーネーションを手渡す。
感動して涙ぐむハム子は「いぶきが私に対して『ありがとう』とか言ったこと無くて、全然話もしてくれなくて、ああやって抱きついてきたこともないので、それが一番嬉しかったかな(笑)リング上にいると素直になれるのかなって。あんな感謝の言葉を言われたこともないし、家でもマトモに会話しないでケンカばっかりなので。これもプロレスのお陰です。ありがとうございます。……お花ももらっちゃいましたね。ありがとうございます」とコメントし、母娘でしっかりと抱き合い喜びを分かち合った。