【試合詳細】12・24 アイスリボン道場マッチ 星いぶき&しのせ愛梨紗 vs弓李&芦田美歩 トトロさつき&古川奈苗vs柳川澄樺&松下楓歩
『アイスリボン1318~クリスマスリボン~』
日程:2023年12月24日(日)
開始:12:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:59人
▼シングルマッチ 10分1本勝負
○Aoi(JTO)
8分45秒 ♡さらんらっぷ♡を押し潰す→エビ固め
●咲蘭
▼トライアングルリボン15分1本勝負
○海乃月雫
7分15秒 回転エビ固め
●Yappy
※もう一人は長谷川美子(ガンバレ☆プロレス)
※抽選の結果、Yappyは3カウント、海乃は2カウント、長谷川は4カウントフォールで負けとなる特別ルール
▼タッグマッチ15分1本勝負
トトロさつき/●古川奈苗
11分3秒 横入り式エビ固め
柳川澄樺(JTO)/○松下楓歩
※選手が持ち寄ったクリスマスプレゼントを公認凶器とし、更に公認凶器として風船の使用が認められた特別ルール
▼タッグマッチ20分1本勝負
[H!Fly]星いぶき/●しのせ愛梨紗
14分26秒 腕サソリ固め
[チアベル]○弓李/芦田美歩
大晦日のリボンタッグ戦に臨む弓李&芦田のタッグ名が“チアベル”に決定!いぶき&しのせに挑み快勝し王座戴冠へ弾み!狂気溢れるクリスマスの凶器戦を制したのは楓歩!
入場式
この日はクリスマスリボンとして行われ、入場式ではそれぞれの選手がクリスマスのコスプレで入場。いぶきの「メリークリスマス!」の挨拶で大会がスタート。
第1試合
クリスマスリボンのオープニングマッチはAoiと咲蘭の初シングルマッチ。共に入場式のコスチュームのままリングに上がると、そのまま試合へ。ロックアップからAoiがロープに追い込み、クリーンブレイクも、すぐに反撃に出た咲蘭が手の甲へのフットスタンプ。ロープ際に追い込んでの手の甲へのドロップキックからエプロンにAoiの手を引っ張り出してのフットスタンプでAoiの手に徹底してダメージを与えると、リングに戻ってキャメルクラッチからの鼻フック、ロープにはりつけての鼻フックからのはりつけドロップキックでカバーもカウントは2。
さらにコーナーにAoiを追い込んでの踏みつけとやりたい放題の咲蘭だが、コーナーに振ろうとするもAoiに切り替えされて串刺しチョップを浴びると。さらにダブルチョップでダウンさせカバーもカウント2。さらに咲蘭の腕を取って絞め上げるAoi。マットに腕を叩きつけてダメージを与えると、グランドでの変形アームバーに持ち込む。なんとかロープに逃れた咲蘭はエルボーで反撃。Aoiのチョップもこらえ、カウンターのドロップキック3連発に出るもAoiがこらえる。咲蘭はAoiのつま先を踏みつけ、Aoiが片膝を衝いたタイミングで低空ドロップキックをヒットさせAoiを倒しカバーもカウント2。咲蘭がはりつけドロップキックでカバーもカウントは2。咲蘭が胴締めスリーパー。ロープに逃れたAoiが脇固めからアームバー。ロープに逃れた咲蘭がおんぶスリーパーから再度、胴締めスリーパー。ロープに逃れたAoiがコーナートップに上がった咲蘭を抱え上げるが、咲蘭は回転エビ固めへ。カウントは2。逆さ抑え込みを狙う咲蘭。Aoiがこらえると咲蘭が♡さらんらっぷ♡を狙う。Aoiが上から潰しカウント3を奪った。
第2試合
前回の12月17日SKIPシティ大会で櫻井、ユラとのトライアングル戦を制したYappyがSKIPシティ大会でシングルマッチを行った海乃と長谷川とのトライアングル戦に臨んだ。試合前、MIOレフェリーが3人にクリスマスカードを用意。それぞれが引き選ぶと中から出てきたのはYappyが「3」、海乃が「2」、長谷川が「4」。MIOレフェリーから発表されたルールはそれぞれが手にした数字がフォールのカウントとなり、Yappyが3カウントフォールで負けとなり、海乃は2カウントフォール、長谷川が4カウントフォールで負けとなる変則的なもの。長谷川と握手を交わしたYappyは「ヤッピー!ヨッピー!」と名前の似た長谷川に声を掛けると2人で海乃を急襲。Yappyがタックルで海乃を倒し、長谷川がダブルニーを落とす。さらにYappyがキャメルクラッチを決めると長谷川が肩車の形でYappyの上に乗り、よりウエイトを掛けて海乃を苦しめる。さらに海乃をロープ際に引き込み、はりつけから2人がエプロンに出て海乃の顔面に足で押さえ込む。
さらにサンドイッチヒップアタックを決めるとリングに戻し、順番に海乃をコーナーに叩きつける。Yappyの串刺し攻撃を長谷川と相打ちにさせた海乃がYappyを丸め込むがカウントは2。さらにYappyの足をデスロックに決めた状態で長谷川をフィッシャーマンズ・スープレックスでホールドもカウント3で長谷川がキックアウト。Yappyが海乃をファイナルカットからカバーも長谷川がカット。Yappyが長谷川をスタナーに決めながら、海乃にギロチンドロップを落とし、海乃をロープ際に追い込んでの開脚ヒップアタックも海乃がかわし、Yappyが場外転落。海乃が長谷川にフィッシャーマンズ・スープレックスを仕掛けるが、こらえた長谷川がブレーンバスター、ドラゴンスクリュー、ダブルニードロップを決めストレッチマフラーも海乃がロープに逃れ、そのまま場外に。リングに戻ったYappyが長谷川とエルボーの打ち合い。長谷川がカウンターのドロップキックからカバーもカウントは2。長谷川がダイビングボディアタックからカバーもカウントは2。長谷川がロープ際のYappyに飛び込むもYappyが長谷川を場外に落とす。場外で待機していた海乃が長谷川をパイプ椅子に括りつけ、場外に置き去りにするとエプロンに上がる。そのタイミングでYappyが海乃に飛び掛かるも海乃はもう1脚のパイプ椅子で痛打。棒立ちのYappyを丸め込みカウント3を奪った。
第3試合
11月18日『1313』大会以来、5戦目となる古川がトトロとのタッグで登場。柳川&楓歩と対戦した。第2試合に続き、この第3試合もクリスマスリボンのスペシャルルールを採用。それぞれの選手が入場時にクリスマスプレゼントを用意。リング上に置かれた机の上に置き、選手は場外からビーチフラッグスの要領でリングに足を向けてうつ伏せとなり、MIOレフェリーの合図でリングに駆け上がり、上がった順にプレゼントを手にすると、そのプレゼントがその選手の使用OKの公認凶器となる。最初に入った柳川は楓歩が用意した吹き出し笛とクラッカー。続く楓歩はトトロが用意したハリセン。3番手の古川は柳川が用意した入浴用の桶とタオル。最後にトトロが古川の用意したメガホンを手にした。全員の凶器が決まったところで、MIOレフェリーがアイスリボンからのプレゼントと大量の風船を共通の凶器としてエプロンに持ち込んだ。試合はこの日、サンタカラーの赤い特攻服を着た古川が、柳川と楓歩へメンチを切りながら絡みに行くが、返り討ちに。
柳川が首投げから背中への低空ドロップキックでカバーもカウントは2。さらにロープ際に追い込んだところで楓歩がクラッカーを炸裂。続けて柳川が背中への低空ドロップキック2発目をヒットし楓歩に交代。代わった楓歩は古川をキャメルクラッチ。そこに柳川が入り、顔面に吹き出し笛を吹く。楓歩がカバーもカウントは2。代わった柳川が楓歩に風船をリングに固定するように指示。そこに古川をボディスラムも風船が飛んでしまう。古川がエルボーで反撃。柳川は吹き出し笛攻撃。トトロが風呂桶を柳川に投げつけるアシスト。ボディで抱えた柳川に、古川が串刺しボディアタックを決めカバーもカウントは2。代わったトトロが柳川と楓歩に捕まるも2人をタックルで吹っ飛ばす。さらに倒れた楓歩の上に柳川をボディスラムで落とす。柳川がロープに飛んだトトロを足払いで倒し鎌固め。古川が柳川の腰の下に風呂桶を置き、柳川にストンピング。トトロがボディプレスも柳川がかわす。ダブルニーを入れた柳川は雪ダルマのコスチュームのトトロに持ち込んだバスタオルで熱波を送る。しかし、これは公認凶器ではないため、レフェリーが止める。柳川が回し蹴りからカバーもカウントは2。
トトロをコーナーに振り、柳川が吹き出し笛、楓歩がハリセン攻撃。さらにトトロをリング中央に座らせると、続けて柳川が吹き出し笛、楓歩がハリセンを交互に仕掛ける。楓歩がPKからカバーもカウントは2。楓歩がSTOを狙うもトトロがこらえて楓歩を外掛けで倒すと風船を楓歩の腹の上に置いてボディプレス。風船を破裂させ、自身もダメージも受けながらカバーもカウント2。代わった古川が串刺しニーでカバーもカウントは2。古川が脇固め。楓歩がロープに逃れる。柳川が蹴りのアシストから楓歩がボディスラムでカバーもカウントは2。楓歩がコーナーに上がるとトトロが楓歩にタオルを頭からかぶせる。柳川が助けに入るとトトロがメガホンで2人の頭を叩き、さらに楓歩を肩に抱え上げる。楓歩が逃れるもトトロがボディスラム。古川がサマーソルトからカバーもカウントは2。古川が腕十字固め。柳川がカットに入る。楓歩と古川がエルボーの打ち合い。古川がダブルハンマーでカバーもカウントは2。古川が蹴りを狙うも楓歩がかわす。そこにコーナーの柳川が巨大クラッカーを炸裂。驚きでのけ反った古川を楓歩が横入り式エビ固めに決めカウント3を奪った。
第4試合
12月17日SKIPシティ大会でリボンタッグ王者の[Q.V.]に挑戦表明した芦田。そして芦田が独断でタイトル戦のパートナーに選んだ弓李と、11月5日プリズムホール大会以来、2度目のタッグでいぶき&しのせの[H!Fly]タッグと対戦した。花道から弓李の手を取って入場してきた芦田はゴングと同時に「弓李さん、行きますよ!」と奇襲攻撃を仕掛けようとするが、弓李はコーナーへ。いぶきとしのせに蹴散らされた芦田は、エプロンに引き込まれ、芦田の背中にいぶきが乗っかり、しのせが鼻フックの2人攻撃。さらに2人で芦田をロープに振るも、これをかわした芦田が2人を相打ちにして、ドロップキックで吹っ飛ばす。代わった弓李がいぶきをコーナーに叩きつけ、ロープにはりつけると後ろから飛び乗ってチンロックを決める。さらに腕4の字からの口封じ攻撃。レフェリーに止められて、いぶきをコーナーに振ろうとするが、逆にいぶきに振られ、いぶき、しのせが連続串刺し攻撃。さらにダブルタックルでいぶきがカバーもカウント2。
弓李がいぶきの腕を取り、くるくる回してからのエビ固めもカウント2。代わった芦田が片足ドロップキックでカバーもカウントは2。芦田がダブル攻撃をコールも弓李が拒否。弓李の手を引っ張って中に入れようとする芦田だが弓李が拒否。いぶきが芦田を横入式エビ固めもカウント2。芦田がエルボー連打。いぶきのチョップはかわしてエルボーを打ち込む。さらに側転のフェイントからのジャンピングキックでカバーもカウントは2。いぶきがDDT、正面ドロップキックでカバーもカウントは2。代わったしのせがタックルでカバーもカウントは2。しのせが逆エビ固めから逆片エビ固め。ロープに逃れた芦田はボディスラムから逆エビ固め、逆片エビ固めへ。しのせがロープに逃れ芦田とエルボーの打ち合い。芦田が回し蹴りを決め代わった弓李が側転プレスでカバーもカウントは2。
弓李が脇固め。さらに腕十字、キーロックもしのせがロープエスケープ。弓李が619。しのせをロープにはりつけ芦田がY字バランスの体勢から足スリーパーを決める。さらに弓李を抱え上げてしのせの上にプレスすることにも成功。弓李がカバーもカウントは2。弓李のネックブリーカーをこらえたしのせがいぶきとのダブルのストンピングからダブルのブレーンバスター。しのせがカバーもカウント2。しのせがチンロック。芦田がカットし弓李がネックブリーカードロップでカバーもカウントは2。弓李がフィッシャーマンズ・スープレックスでホールドもカウント2。しのせが逆さ抑え込みもカウント2。しのせがローリング式のスクールボーイも芦田がカット。いぶきが芦田にエルボーも芦田がいぶきをブロックバスターに決める。弓李が払い腰からカバーもカウント2。続けて弓李が腕サソリ固めを決め、しのせからギブアップを奪った。
試合後、マイクを手にした弓李は「勝ちましたーっ!…まあね、初始動だから足りないところもあるけど、いいタッグだったんじゃないでしょうか。10周年という節目ですので、やってやりましょう!」と芦田とのリボンタッグ王座への挑戦を了承。そして「そんな巻き込んでくれた芦田さん!とってもすんばらしいタッグ名、考えてきてくれました?」と促すと、芦田は「もちろんです!弓李さんがきゅうり畑のティンカーベル。私がリング上のチアガール。ということで『チアベル』っていう可愛い名前を考えました!イエーイ!」とチーム名を発表すると「可愛いですよね?」と弓李に振り、弓李がリアクションする前に「可愛いですよね!可愛いと言ってます。」と勝手に話をまとめて、弓李にマイクを渡すと「じゃあ、チアベル、年末のホールでぜひベルトを奪取しましょう!」と芦田に語り掛け、続けて弓李が芦田といっしょに「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で締めるが、直後に選手全員で12月30日が誕生日の古川を祝福。古川は「36歳になります!36歳の抱負はプロレスも映画も成功させて、できれば、あの私色のベルトに挑戦できる日が来たらいいなと思っております!」と語り、改めて古川が「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。