OZAWAが蹴りを頭部に受けレフェリーストップのKO負け!新王者の拳王は12時間後にKENTAと初防衛戦へ!
- 2025-7-20
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19日、後楽園ホールで『ABEMA presentsプロレスリング・ノア25周年記念大会 NEW DEPARTURE day1』が開催。メインイベントではOZAWAの持つGHCヘビー級王座に拳王が挑戦した。
OZAWAは2024年1月に海外遠征に出て10月に帰国すると、清宮率いるスター揃いのユニット【ALL REBELLION】に加入。その数日後に練習で足を骨折し欠場に追い込まれるという憂き目に遭う。しかし欠場中にも関わらず清宮を襲撃し、ヨシ・タツ率いる悪の反体制軍団【TEAM 2000 X】へと加入。
暴露系レスラーへと変貌し、清宮のパワハラ&同棲中の彼女の存在を暴露し、ファンの女性をお持ち帰りしていることを仄めかしたり、キャバクラを満喫中であったり喫煙中であったりの清宮のプレイベート写真をSNS等で公開したりとやりたい放題。こうして嫌がらせを続けながら今年1月1日の日本武道館大会でGHCヘビー級王座に挑戦し、清宮に勝利するとプロレス界全体を巻き込む大ブレイク。OZAWAショックと呼ばれるこの試合は、その後のNOAH後楽園ホール大会を超満員札止めにするほどの影響を保ち続けている。
大人気選手となったOZAWAは5月3日両国国技館大会でKENTA相手に4度目の王座防衛に成功。その後も清宮海斗、遠藤哲哉と着実に防衛を重ねていたが、そこへ6月21日の『25th ANNIVERSARY スペシャルタッグマッチ』で丸藤正道&KENTAを清宮海斗とともに倒した拳王が挑戦表明。これを受けたOZAWAはYouTubeチャンネルを開設して登録者数を急激に伸ばしていった。
完売札止めとなった後楽園ホールは2人が入場するだけで大歓声に包まれる。OZAWAはスマホで撮影を続けなかなか試合を始めず、動きが起きるとその場飛びムーンサルトを決めたOZAWAが拳を伸ばして拳王ポーズ。拳王は場外戦で鉄柵に叩き込むとカメラ目線でOZAWAポーズとお互い挑発をしあう。
OZAWAのブレイクダンスを蹴りつけてカットした拳王は、ブレイクダンス世界王者の風の介さんに教わったブレイクダンスを披露。
踊りきって満足そうな拳王をOZAWAはドロップキックで吹っ飛ばし、キレのあるダンスでバイブスを上げる。
TEAM2000 Xのセコンドが度々介入し、OZAWAは掟破りの拳王スペシャルで絞り上げ、雪崩式ビッグベン・エッジからReal Rebelを狙う。だが拳王が後ろから突き飛ばすと、OZAWAはコーナー上のカメラに顔面を強打。そのまま雪崩式ドラゴンスープレックスで叩きつけ、P.F.Sを投下するもレフェリーのカウントはTEAM2000 Xに妨害されてしまう。
OZAWAは掟破りのP.F.Sを投下し、ビッグベン・エッジからReal Rebel。避けた拳王が旋風脚にカウンターのハイキックをあわせて倒し、朦朧とするOZAWAに超卍蹴りを叩き込んでKOした。

拳王は「25周年記念イヤーの後楽園ホールで、拳王がGHCヘビー級王者になったぞ。まず、これだけのクソ野郎どもが応援してくれて、本当にありがとな!そしてOZAWA、今年に入ってお前のこと、腹立たしいことばっかりだけど、お前は今年本当によくやってると思う。今日は!プロレスのやり方を教えてやって、そして俺が勝った。だが!プロレスは勝ったけど、ブレイクダンスでは完敗だ。おいOZAWA!まだまだお前とはやり足りない!9月から始まるN-1、そこで、予選リーグじゃねーぞ。決勝戦で待ってるからな!プロレス、そしてブレイクダンス、客のクソ野郎どもの喜ばせ方も勝負しようぜ。今日はどうもありがとう」とリスペクトを込めたメッセージ。
そして、「テメーらクソ野郎どもに感謝してる。そしてOZAWAにもすこ~しは感謝してる。だがまだまだ俺の中で感謝する人間がいるんだ。それはKENTA!俺がこのプロレスリングNOAHにやってきたのも、テメーの首を狩るためだ。そしてプロレスリングNOAHが大好きになった、愛してる。俺がNOAHに来た時は、NOAHイコールKENTAだ。そして25周年記念イヤー、KENTA帰ってきてくれて本当にありがとう。感謝の気持ちはあるけど、俺はまだお前の首を狩れてない。このベルトをかけて、25周年記念イヤー、俺と闘ってくれ」と挑戦者に指名する。
KENTAは「断る理由なんかどこにあんだよ?いつでも、どこでもやってやるよ」と即答し、拳王は「それでこそ!俺が越えたいと思うKENTAだ。いつでもどこでもやってやる?おういいぞ!明日!後楽園ホール、このベルトをかけてやってやるぞ!」と、12時間後の後楽園ホールで行われる大会でのタイトルマッチを電撃決定した。
OZAWAは以前「一抹の不安があるのです。もし私がチャンピオンでなくなった時、またお客様はこなくなってしまうのではないか」と語っていたが、この大会も立ち見を含めた完売に。
OZAWAショックから盛り上げを続けたプロレスリングNOAH。後楽園ホール2DAYSは自力が試される新たなスタートとなる。