“邪道”大仁田厚が「バリアフリープロレスHERO」9・27板橋に電撃参戦!

『障害があってもなくても楽しめるプロレス団体』をコンセプトとするバリアフリープロレスHEROの『HERO46』(9月27日、東京・TOKYO SQUARE ㏌ Itabashi)に“邪道”大仁田厚が電撃参戦することが決まった。
同団体では同大会に『ビッグネームX』が出場することを発表していたが、10日に、その人物が大仁田であることを明らかにした。
HEROは新日本プロレス黎明期に練習生として在籍しながらも、聴覚にハンデがあるため、デビューがかなわなかったヤミキさん(故人)が設立し、聾レスラーが闘う場として、2010年2月20日に東京・新木場1stRINGで旗揚げ。当初は“聴覚障害者と健常者の架け橋”になるようなプロレスイベントを標榜した。だが、2016年春にヤミキさんが急逝したことを契機に、『バリアフリープロレスHERO』に呼称を改め、健常者のプロレスラーも所属。これに伴い、聴覚障害者にかぎらず、視覚障害者や車イスでの生活を余儀なくされている方を始め、一般のプロレスファン、プロレスを見たことがない方など、誰もが幅広く楽しめるイベント運営に転換。その後、コツコツと大会を重ね、2月23日の新木場大会で旗揚げ15周年を迎えた。
かねて、同団体のコンセプトに共鳴していた大仁田は2016年11月15日、新木場での『ヤミキ追悼興行』に初参戦。2024年4月27日、新木場での『ヤミキ&ワイルド・セブン&ワイルド・シューター追悼大会』に8年ぶりの参戦。今年2月23日、新木場での『旗揚げ15周年記念大会』に3度目の参戦。5月5日、神奈川・鶴見青果市場での『鶴見大爆破~ヤミキ&ワイルド・セブン&保坂秀樹追悼大会』では同団体史上初の電流爆破デスマッチを敢行した。それ以来、通算5度目の出場となる。
今年2月にオープンした新プロレス会場のインイタ(通称)のリングに邪道が降臨するのは初。同会場ではデスマッチの開催がOKなだけに、どんな試合形式になるのか注目されるところ。なお、対戦カードは後日発表となる。