プロレス界随一のイケメンユニットが方向性の一致から解散

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 18日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『スーパーパワーシリーズ2025』が開催。ELPIDAの解散が発表された。

 【ELPIDA】は安齊勇馬、ライジングHAYATO、綾部蓮、本田竜輝の4名で20代の若い力で全日本を変えていくべく立ち上がったイケメン揃いのユニット。安齊は三冠ヘビー級王座、HAYATOは世界ジュニア王座、本田は世界タッグ王座の戴冠歴があり、綾部は昨年の王道トーナメント優勝を果たすなど全員しっかりと結果を残してきた。また、安齊&HAYATOは今大会の3日前までアジアタッグ王座を戴冠していた。

 この日の第3試合では、【ELPIDA】と【北斗軍】の対抗戦としてライジングHAYATO&安齊勇馬&本田竜輝&綾部蓮vs大森北斗&羆嵐&他花師&タロースの8人タッグマッチが実施。
 試合は“明るく楽しく激しい”を体現する北斗軍が色々な意味でリング内外を支配し、観衆からの支持を集める。しかし、合体技の北斗軍スペシャルが案の定失敗。最後は綾部が羆嵐をデス・ルーレット(※旋回式ファルコンアロー)で叩きつけて3カウントを奪った。

 試合後、マイクを取った綾部は「1つ、決断をしたんだ。今日をもって、綾部蓮、ELPIDAを抜ける。約1年前、同じここ後楽園ホールで3人がリング上に集まってるのを見て、楽しそうだと直感で思って俺もリングに上ってその輪に加わった。ただ、今の俺は、もうこの4人で組んでやっていくこと以上に、対角に立ってどんどんどんどん戦っていくことが楽しいと思えて仕方ないんだ。だから、急だけどELPIDAを抜けるっていう選択をさせてもらうよ」と突然の離脱宣言から先にリングを去る。

 これを聞き、本田も「俺もそう思ってたよ!だったら俺もELPIDAを抜けるわー!これからは、俺1人でやっていく。これからは好き勝手に、暴れさせてもらうわ。まあ綾部、HAYATO、安齊、1年間ありがとう」と離脱を表明してリングをあとに。

 さらにHAYATOも「俺も、この前アジアタッグを落として、まだまだだなって。俺にはまだこの先があるんだって気付いたんだよね。みんなといる時間は楽しいし、頼りになったけど、俺はみんなをちょっと頼りすぎちゃうから、これからは1人でジュニアの道を進んでいくよ。みんな今までありがとう」と離脱。


 1人残された安齊は「元々ELPIDAは、全日本の時代を変えるって、ここを盛り上げるって始めたチーム。それは横に立とうと対角に立とうと、変わんないでしょう。各々がそれぞれのやり方でこの全日本プロレスを盛り上げていくけど、みんなにも、どっか行った3人にも、一つだけ言っておきます。この団体を一番盛り上げるのは安齊勇馬だから。だから、これからも全日本プロレスのことを、そして俺のことを見ててください。俺との約束です。みんな、ELPIDAを、ありがとう」とファンに挨拶。
 バックステージでは「1年前におんなじ考えを持って集まった4人。やっぱり今でもおんなじ考えなのかなって、ちょっと思っちゃったね。全日本を盛り上げたい気持ちは変わらないと思う。そしてなにより対角に立って闘ったほうが面白いって気持ち。4人それぞれがみんな同じ気持ちだと思う。この前の京都でアジアタッグを落として、今日ELPIDAが解散して、1つだけ決めました。俺は自分自身をもっと盛り上げるため、そして全日本プロレスを盛り上げるため、ちょっとの間、このリング外で闘ってきます。安齊勇馬、少しの間、欠場します」と次なる飛躍のために欠場することを明かした。

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